フードコーディネーター3級 ③健康と栄養

栄養学の基礎を学ぶ分野です。五大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)の働き、エネルギー代謝、推奨摂取量、食事バランスガイド、生活習慣病と食事の関係、ライフステージ別の栄養(乳幼児・妊婦・高齢者)、健康食品の種類などを整理。健康に貢献する食を提案するための科学的根拠となる重要分野です。

この分野の問題25問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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第62問炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミンに加え、5大栄養素に含まれるもう一つの栄養素はどれか。

  1. A食物繊維
  2. Bミネラル(無機質)
  3. C酵素
  4. D水分
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正解:B.ミネラル(無機質)

5大栄養素とは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル(無機質)の5つを指します。

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第63問5大栄養素のうち、1gあたりの発生エネルギーが「約9kcal」と最も高いものはどれか。

  1. A炭水化物
  2. Bタンパク質
  3. C脂質
  4. Dビタミン
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正解:C.脂質

炭水化物とタンパク質は1gあたり約4kcalですが、脂質は約9kcalと最も高いエネルギー源となります。

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第64問タンパク質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できないため、食事から摂取しなければならないものを何と呼ぶか。

  1. A必須アミノ酸
  2. B遊離アミノ酸
  3. Cグルタミン酸
  4. D核酸
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正解:A.必須アミノ酸

体内で合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼び、食品からバランスよく摂取する必要があります。

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第65問油に溶けやすく、摂りすぎると体内に蓄積されて過剰症を起こす可能性がある「脂溶性ビタミン」の組み合わせはどれか。

  1. AビタミンB1・B2
  2. BビタミンC・B12
  3. CビタミンA・D
  4. DビタミンB6・葉酸
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正解:C.ビタミンA・D

ビタミンは水溶性と脂溶性に分かれます。脂溶性ビタミン(A, D, E, K)は排出されにくいため、サプリメントなどによる過剰摂取に注意が必要です。

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第66問糖質の代謝に関わり、不足すると「脚気(かっけ)」などの症状を引き起こすビタミンはどれか。

  1. AビタミンA
  2. BビタミンB1
  3. CビタミンC
  4. DビタミンD
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正解:B.ビタミンB1

ビタミンB1は糖質の代謝を助ける栄養素で、不足すると脚気や疲労感の原因となります。豚肉や玄米などに多く含まれます。

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第67問「壊血病(かいけつびょう)」の予防に役立ち、コラーゲンの生成や鉄の吸収を助けるビタミンはどれか。

  1. AビタミンA
  2. BビタミンB1
  3. CビタミンC
  4. DビタミンE
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正解:C.ビタミンC

ビタミンC(アスコルビン酸)が不足すると血管がもろくなり、壊血病になります。野菜や果物に多く含まれます。

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第68問人体のミネラルの中で最も量が多く、その99%が骨や歯に存在している成分はどれか。

  1. A鉄
  2. Bナトリウム
  3. Cカリウム
  4. Dカルシウム
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正解:D.カルシウム

カルシウムは体内で最も多いミネラルで、骨や歯の主要な構成成分です。不足すると骨粗鬆症のリスクが高まります。

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第69問血液中の赤血球(ヘモグロビン)の成分となり、酸素を全身に運ぶ重要な役割を持つミネラルはどれか。

  1. A亜鉛
  2. B鉄
  3. Cマグネシウム
  4. D銅
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正解:B.鉄

鉄は赤血球のヘモグロビンの構成成分として、酸素の運搬に関わります。不足すると鉄欠乏性貧血になります。

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第70問食品を栄養成分の類似性で分類した「6つの基礎食品群」において、ニンジンやホウレン草などの「緑黄色野菜」が属するのは第何群か。

  1. A第1群
  2. B第2群
  3. C第3群
  4. D第4群
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正解:C.第3群

第3群は「緑黄色野菜」で、カロテン(ビタミンA)などの供給源となり、体の調子を整える働きがあります。

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第71問食事の望ましい組み合わせとおおよその量をコマの形で示した「食事バランスガイド」において、料理の量を表す単位はどれか。

  1. Akcal(キロカロリー)
  2. Bg(グラム)
  3. C皿(さら)
  4. Dつ(SV:サービング)
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正解:D.つ(SV:サービング)

食事バランスガイドでは、料理の量を「1つ、2つ」という単位(SV:サービング)で数え、コマの大きさで適量を表現しています。

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第72問肥満判定の指標であるBMI(BodyMassIndex)を求める計算式として正しいものはどれか。

  1. A体重(kg) ÷ 身長(m)
  2. B体重(kg) ÷ {身長(m) × 身長(m)}
  3. C{身長(m) × 身長(m)} ÷ 体重(kg)
  4. D体重(kg) × 身長(m)
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正解:B.体重(kg) ÷ {身長(m) × 身長(m)}

BMIは「体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗」で求められ、体格の目安として用いられます。

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第73問2005年(平成17年)に制定された、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目的とした法律はどれか。

  1. A健康増進法
  2. B食品衛生法
  3. C食育基本法
  4. DJAS法
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正解:C.食育基本法

「食育基本法」は、生きる上での基本である「食」に関する知識と選択力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目的としています。

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第74問「夜盲症(鳥目)」の予防や、皮膚・粘膜の健康維持に関わる脂溶性ビタミンはどれか。

  1. AビタミンA
  2. BビタミンD
  3. CビタミンE
  4. DビタミンK
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正解:A.ビタミンA

ビタミンA(レチノール)は視覚作用に関わり、不足すると暗いところで見えにくくなる「夜盲症」を引き起こします。

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第75問カルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助けるビタミンで、日光浴によって皮膚でも生成されるものはどれか。

  1. AビタミンA
  2. BビタミンB1
  3. CビタミンC
  4. DビタミンD
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正解:D.ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。食品からの摂取のほか、紫外線を浴びることで体内でも合成されます。

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第76問血液凝固に関わるビタミンで、血液をサラサラにする薬(ワルファリン)を服用している人が摂取を制限される(納豆など)栄養素はどれか。

  1. AビタミンA
  2. BビタミンE
  3. CビタミンK
  4. DビタミンB12
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正解:C.ビタミンK

ビタミンKは血液の凝固に関与します。納豆に多く含まれ、ワルファリンの効果を弱めてしまうため、服用者は摂取を控える必要があります。

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第77問妊娠初期の女性が十分に摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害などの発症リスクを低減できるとされるビタミンはどれか。

  1. A葉酸
  2. Bナイアシン
  3. Cビオチン
  4. Dパントテン酸
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正解:A.葉酸

葉酸(ビタミンB群の一種)は、赤血球の形成や細胞増殖に関わり、妊娠初期に不足すると胎児の発育障害のリスクが高まります。

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第78問「味覚障害」の原因となり、味蕾(みらい)の形成に関わる重要なミネラルはどれか。

  1. A鉄
  2. B亜鉛
  3. C銅
  4. Dセレン
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正解:B.亜鉛

亜鉛は細胞の再生に関わり、不足すると味を感じにくくなる「味覚障害」を引き起こすことがあります。

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第79問高血圧の予防において、過剰摂取を控えるべき「ナトリウム(食塩)」の排出を促す働きがあるミネラルはどれか。

  1. Aカルシウム
  2. Bリン
  3. Cカリウム
  4. Dマグネシウム
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正解:C.カリウム

カリウムは余分なナトリウム(塩分)を体外に排出する働きがあり、血圧を下げる効果が期待できます。野菜や果物に多く含まれます。

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第80問甲状腺ホルモンの構成成分となり、海藻類(コンブ、ワカメなど)に多く含まれるミネラルはどれか。

  1. Aヨウ素
  2. Bクロム
  3. Cモリブデン
  4. Dフッ素
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正解:A.ヨウ素

ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料となり、発育や代謝を促進します。海藻類に豊富に含まれています。

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第81問「6つの基礎食品群」において、ご飯、パン、麺、イモ類など「主としてエネルギー源(糖質)になる」食品が含まれるのは第何群か。

  1. A第1群
  2. B第3群
  3. C第5群
  4. D第6群
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正解:C.第5群

第5群は穀類やイモ類などで、炭水化物を多く含み、主にエネルギー源となります。

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第82問「6つの基礎食品群」において、「体の調子を整える(ビタミン・ミネラル)」働きをする「緑(みどり)」のグループに分類されるのはどの群の組み合わせか。

  1. A第1群と第2群
  2. B第3群と第4群
  3. C第5群と第6群
  4. D第2群と第3群
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正解:B.第3群と第4群

3色食品群の「緑」に対応するのは、第3群(緑黄色野菜)と第4群(淡色野菜・果物)です。これらは主に体の調子を整えます。

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第83問「食事バランスガイド」のコマのイラストにおいて、コマの回転(運動)とともに、食事の中で欠かせないものとして「軸」で表現されているものはどれか。

  1. Aお茶・水
  2. Bお菓子・嗜好飲料
  3. C油・調味料
  4. Dサプリメント
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正解:A.お茶・水

コマの「軸」は「水・お茶」を表しており、食事の中で水分補給が不可欠であることを示しています。

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第84問「食事バランスガイド」において、お菓子やアルコールなどの「楽しみ」として摂取するものは、コマのどの部分で表現されているか。

  1. Aコマの軸
  2. Bコマのヒモ(回すための紐)
  3. Cコマの側面
  4. Dコマの底
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正解:B.コマのヒモ(回すための紐)

菓子・嗜好飲料などの「楽しみ」は、コマを回すための「ヒモ」として表現され、適度にとることで食生活全体のバランス(回転)を安定させるという意味があります。

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第85問炭水化物のうち、体内で消化・吸収されてエネルギー源になる「糖質」に対し、消化されずに体外へ排出される成分を何と呼ぶか。

  1. Aグリコーゲン
  2. Bブドウ糖
  3. C食物繊維
  4. Dアミノ酸
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正解:C.食物繊維

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられます。食物繊維はエネルギーにはなりにくいですが、整腸作用など重要な働きをします。

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第86問タンパク質が体内で分解されてできる最小単位の成分はどれか。

  1. Aブドウ糖
  2. B脂肪酸
  3. Cアミノ酸
  4. Dグリセリン
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正解:C.アミノ酸

タンパク質は消化酵素によって分解され、最終的に「アミノ酸」となって吸収されます。

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