1級土木施工管理技士(第一次検定) ⑬ 施工計画・工程管理

工事全体の段取りと進捗管理を扱う、施工管理法の中核分野です。施工計画では、事前調査の項目、仮設備計画、建設機械の選定と組合せ効率、施工体制台帳と施工体系図の作成が対象になります。工程管理では、各種工程表(バーチャート・ネットワーク式・曲線式)の特徴と使い分け、ネットワーク工程表のクリティカルパスと所要日数の計算、工程と原価の関係が頻出です。ネットワーク計算は毎年のように問われるため、確実に得点したい領域です。

この分野の問題46問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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534施工計画策定において検討すべき「資源調達方法」に含まれる事項として適切なものはどれか。

  1. A現場管理計画の決定
  2. B労務・材料・機械の計画
  3. C詳細工程計画の作成
  4. D仮設備計画の立案
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正解:B労務・材料・機械の計画

資源調達計画では施工方法を決定した工種別の実施工程表をもとに機械・資材・労務などの予定表を作成する。

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535施工計画策定の主な重要事項と手順において「施工方法とその順序の検討」を行う段階として正しいものはどれか。

  1. A手順1(基本計画)
  2. B手順2(事前調査)
  3. C手順3(詳細計画)
  4. D手順4(管理計画)
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正解:A手順1(基本計画)

施工方法とその順序の検討は手順1の基本計画において全体工程や概略工程の検討と共に行う。

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536施工計画策定時の留意事項として現場担当者がとるべき対応として適切なものはどれか。

  1. A関係する現場技術者のみで検討する
  2. B全社的な技術水準を活用する
  3. C過去の経験や技術を最優先する
  4. D発注者の指示工程を絶対とする
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正解:B全社的な技術水準を活用する

現場担当者は社内の他組織も活用して全社的な高度な技術水準を活用するように検討する必要がある。

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537発注者から指示された工程に対する施工計画上の考え方として適切なものはどれか。

  1. A指示工程が常に最適工期である
  2. B指示工程を短縮してはならない
  3. C範囲内で経済的な工程を探し出す
  4. D指示工程の変更を前提に計画する
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正解:C範囲内で経済的な工程を探し出す

発注者から指示された工程が最適工期とは限らないため指示された範囲内でさらに経済的な工程を探し出すことが大切である。

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538施工計画の立案において全体工程の遅延を防ぐために最も留意すべき事項はどれか。

  1. A重要工種に影響する従作業も検討する
  2. B従作業の検討を簡略化する
  3. C重要工種のみを徹底的に検討する
  4. D主要な工種の施工順序を固定する
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正解:A重要工種に影響する従作業も検討する

重要工種に影響を及ぼす従作業の検討を軽視すると従作業の遅延により全体工程が遅延する危険性がある。

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539資材計画において無駄な費用の発生を最小限にするために把握すべき事項として適切でないものはどれか。

  1. A資材の納期
  2. B資材の調達先
  3. C資材の調達価格
  4. D資材の製造工程
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正解:D資材の製造工程

資材計画では種類別・月別にまとめ納期・調達先・調達価格などを把握して無駄な費用を最小限にする必要がある。

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540施工計画書に記載する調達計画について記載規定がないものはどれか。

  1. A機械予定表
  2. B資材予定表
  3. C労務予定表
  4. D下請発注計画
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正解:C労務予定表

資材や機械の予定表は作成するが施工計画書に労務調達計画を記載する規定は無い。

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541仮設工事計画における「任意仮設」の定義として正しいものはどれか。

  1. A請負者が計画立案し責任を持つもの
  2. B変更時に設計変更の対象となるもの
  3. C発注者が構造や品質を指定するもの
  4. D重要な仮設物として価格が指定されるもの
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正解:A請負者が計画立案し責任を持つもの

請負者が任意にその計画立案を行い実施されるものでそのすべての責任は請負者が有するものである。

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542仮設構造物の設計において使用期間が短い場合の安全率の取り方として適切なものはどれか。

  1. A本体構造物と同等とする
  2. B常に長期荷重で算定する
  3. C重要度に関わらず一定とする
  4. D本体構造物より多少割り引く
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正解:D本体構造物より多少割り引く

使用期間が短い場合は本体構造物よりも安全率を多少割り引いて設計することがある。

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543型枠支保工の設計荷重においてコンクリート・型枠・支柱の重量に加算すべき鉛直荷重はいくらか。

  1. A50kg/m2
  2. B150kg/m2
  3. C100kg/m2
  4. D200kg/m2
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正解:B150kg/m2

コンクリートおよび型枠の重量と支柱などの自重のほかに型枠に対し150kg/m2を加えたものを設計荷重とする。

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544現地事前調査においてその土地の隠れた災害状況などを把握するために有効な手法はどれか。

  1. A文献図書のみで調査する
  2. B発注者の資料のみを分析する
  3. C市町村の各種条例を精査する
  4. D地元の古老などの意見を聞く
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正解:D地元の古老などの意見を聞く

過去の災害状況など土地の隠れた面は地元の古老などの意見を聞くことも必要である。

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545資機材の輸送調査において輸送ルートの交通規制などに不明な点がある場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A現場技術者の判断で決定する
  2. B発注者にすべての解決を委ねる
  3. C道路管理者や所轄警察署に相談する
  4. D過去の近隣工事の実績をそのまま用いる
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正解:C道路管理者や所轄警察署に相談する

輸送ルートの道路状況や交通規制で不明な点がある場合は道路管理者や所轄警察署に相談して解決しておく。

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546下請負業者の選定にあたって調査すべき項目として適切でないものはどれか。

  1. A過去の施工実績
  2. B福利厚生施設の充実度
  3. C労働力の供給能力
  4. D安全管理能力
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正解:B福利厚生施設の充実度

下請負業者の選定では技術力・実績・労働力・信用度・安全管理能力について調査することが重要である。

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547土工事の掘削作業において「主機械」が担う役割として正しいものはどれか。

  1. A運搬作業
  2. B敷き均し作業
  3. C締固め作業
  4. D掘削や積込み作業
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正解:D掘削や積込み作業

主機械は土工事での掘削や積込みなどの中心的作業を担う機械のことである。

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548建設機械の作業能率に関連する要素として適切でないものはどれか。

  1. A機械の購入価格
  2. B運転手の熟練度
  3. C機械の整備程度
  4. D作業場所の広さ
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正解:A機械の購入価格

作業能率は地形・地質・気象・広さ・環境・組合せ・整備・熟練度などの要素が関連している。

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549機械施工における「施工単価」を求める計算式として正しいものはどれか。

  1. A運転1時間当たり作業量 ÷ 運転1時間当たり機械経費
  2. B運転1時間当たり機械経費 ÷ 運転1時間当たり作業量
  3. C運転1時間当たり機械経費 × 運転1時間当たり作業量
  4. D工事量 ÷ 運転1時間当たり作業量
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正解:B運転1時間当たり機械経費 ÷ 運転1時間当たり作業量

施工単価は機械の運転1時間当たりの機械経費を運転1時間当たりの作業量で除することで求められる。

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550組合せ機械による一連の作業能力を決定する要素として正しいものはどれか。

  1. A最小の作業能力の機械
  2. B従機械の合計作業能力
  3. C主機械の最大作業能力
  4. D全ての機械の平均作業能力
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正解:A最小の作業能力の機械

組合せ機械による一連の作業能力は組み合わせた各建設機械の中で最小の作業能力の機械によって決定される。

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551施工計画における建設機械の能力設定としてリスク管理上適切なものはどれか。

  1. Aカタログスペックの最大値
  2. B常に一定の平均的な作業量
  3. C最大限の能率をやや下回る程度
  4. D損失時間を考慮しない最大能力
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正解:C最大限の能率をやや下回る程度

最大限の能率を前提とすると達成できなかった場合に工程遅れのリスクを負うためやや下回る程度に設定する。

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552締固め機械を選定する上で最も重要なポイントとなる条件はどれか。

  1. A現場の地形
  2. B掘削高さ
  3. C運搬距離
  4. D土質条件
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正解:D土質条件

締固め機械は施工条件と特性を考慮して選定するが特に土質条件が選定上の重要なポイントになる。

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553建設機械が沿道環境に与える影響を考慮して検討すべき事項として適切なものはどれか。

  1. A稼働台数の最大化
  2. B最大限の能率での常時稼働
  3. C最も影響の少ない稼働時間帯の選択
  4. D低騒音型機械の採用見送り
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正解:C最も影響の少ない稼働時間帯の選択

低騒音・低振動型などの採用と共に沿道環境に最も影響の少ない稼働時間帯を選択する等の検討を行う。

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554原価管理の目的として適切なものはどれか。

  1. A発生原価を実行予算より低く抑える
  2. B実行予算を発生原価より低くする
  3. C実行予算と発生原価を一致させる
  4. D見積価格をそのまま実行予算とする
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正解:A発生原価を実行予算より低く抑える

発生原価(実際原価)と実行予算を比較して差異を分析し発生原価を実行予算よりも低めに抑えることが目的である。

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555原価管理を有効に実施するための「重点管理」の考え方として適切なものはどれか。

  1. A全工種を一律に細かく管理する
  2. B重点管理対象工種と管理精度を適切に設定する
  3. C管理レベルを過度に細かく設定する
  4. D管理精度を最大限に高めて管理する
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正解:B重点管理対象工種と管理精度を適切に設定する

過度に細かい管理レベルを設定すると大本を見失うため重点管理対象工種と管理精度を適切に設定する必要がある。

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556原価管理における「実行予算」に考慮しないリスクはどれか。

  1. A資材価格の一般的な変動
  2. B施工効率の低下による損失
  3. C物価や労賃の急激な変動に伴う設計変更対象
  4. D労務者の確保不足による遅延
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正解:C物価や労賃の急激な変動に伴う設計変更対象

条件変更・工事中止・物価や労賃の変動が設計変更の対象となる場合などのリスクは実行予算に考慮しない。

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557原価管理のPDCAサイクルにおいて「実際の施工で発生したデータを整理・分析する」段階はどれか。

  1. APlan(計画)
  2. BCheck(点検・評価)
  3. CDo(実施)
  4. DAct(処置・改善)
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正解:BCheck(点検・評価)

実際の施工に即して発生した原価に関連する各種データを整理・分析することはCheck(点検・評価)に該当する。

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558工程管理の改善機能として行われる是正措置として適切なものはどれか。

  1. A作業の改善や工程の促進
  2. B進捗報告の作成
  3. C施工監督の強化
  4. D工事の指示の徹底
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正解:A作業の改善や工程の促進

改善機能では計画と実績を評価し欠陥や不具合があれば是正措置として作業の改善・工程の促進・再計画を行う。

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559工程管理における「作業可能日数」を推定する計算式として正しいものはどれか。

  1. A暦日による日数 + 作業不能日数
  2. B暦日による日数 - 作業不能日数
  3. C実稼働日数 + 定休日
  4. D工事量 ÷ 1日平均施工量
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正解:B暦日による日数 - 作業不能日数

作業可能日数は暦日による日数から定休日や天候その他に基づく作業不能日数を差し引いて推定する。

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5601日平均施工量の算出において達成すべき条件として正しいものはどれか。

  1. A1日の施工量 = 1日平均作業時間
  2. B1日の施工量 < 工事量 ÷ 作業可能日数
  3. C1日の施工量 = 作業可能日数 ÷ 工事量
  4. D1日の施工量 > 工事量 ÷ 作業可能日数
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正解:D1日の施工量 > 工事量 ÷ 作業可能日数

1日平均施工量は工事量を作業可能日数で除して得られる1日の施工量よりも多くなるようにしなければならない。

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561品質・工程・原価の一般的関連性を示すグラフにおいて「品質を良くした場合」の傾向として正しいものはどれか。

  1. A原価は高くなる
  2. B工程は早くなる
  3. C原価は安くなる
  4. D工程に影響はない
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正解:A原価は高くなる

品質を良くすると原価も上がり品質の良いものを施工すれば工程は遅くなる。

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562ガントチャート工程表の欠点として正しいものはどれか。

  1. A各作業の進捗度合いが把握できない
  2. B図表の作成が非常に複雑である
  3. C各作業の開始日や終了日がわからない
  4. D作業の流れが左右に移行しない
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正解:C各作業の開始日や終了日がわからない

ガントチャートは進捗度はよくわかるが各作業の開始日・終了日・所要日数がわからない。

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563トンネル工事のように工事区間が線上に長く進行方向が一定の工事に適した工程表はどれか。

  1. Aバーチャート工程表
  2. Bガントチャート工程表
  3. C曲線式工程表
  4. D斜線式工程表
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正解:D斜線式工程表

斜線式工程表は工事の進行方向が一定方向にしか進捗できないトンネル工事などによく用いられる。

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564出来高累計曲線(Sカーブ)において理想的な工程で完了したことを示す形状はどれか。

  1. AS字形となる曲線
  2. B左上がりの直線
  3. C右下がりの直線
  4. D山形の曲線
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正解:AS字形となる曲線

工事初期と終期は出来高が抑えられ中期にマックスを迎えるため理想的な工程ではS字形となる。

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565工程管理曲線(バナナ曲線)において実施工程曲線が下方許容限界を下回る場合の判断として適切なものはどれか。

  1. A工程が進みすぎているため不経済である
  2. B許容範囲内なので現状のまま進める
  3. C大型機械を投入して曲線の勾配を緩やかにする
  4. D突貫工事が不可避なため施工計画を再検討する
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正解:D突貫工事が不可避なため施工計画を再検討する

下方許容限界を下回るときは工程遅延による突貫工事が不可避となるので根本的な施工計画の再検討が必要である。

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566実施工程曲線がバナナ曲線の上方許容限界を超えた場合に検討すべき事項はどれか。

  1. A突貫工事の準備
  2. B必要以上の大型機械による不経済
  3. C工程の加速
  4. D全作業の中止
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正解:B必要以上の大型機械による不経済

上方許容限界を超えたときは工程が進みすぎているため必要以上に大型機械を入れている等の不経済を検討する。

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567ネットワーク式工程表を作成する際の結合点(イベント)番号のルールとして正しいものはどれか。

  1. A番号を重複して使用できる
  2. B先行結合点より後続結合点を小さくする
  3. C逆方向へのサイクル(輪)をつくらない
  4. D必ず1番からの連続番号でなければならない
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正解:C逆方向へのサイクル(輪)をつくらない

イベント番号にサイクルがあってはならない。また番号の重複は禁止で後続を大きくすれば飛び番号も可能である。

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568ネットワーク式工程表における「ダミー」の説明として正しいものはどれか。

  1. A所要時間を持つ架空の作業
  2. B所要時間0の疑似作業
  3. C実線で表示される主要な作業
  4. D後続作業のない終了作業
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正解:B所要時間0の疑似作業

ダミーとは所要時間を持たない疑似作業で破線の矢印で表示される。

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569ある結合点に複数の先行作業が入ってくる場合の「最早開始時刻(EST)」の求め方はどれか。

  1. A各先行作業の最早終了時刻のうち最大の値を採用する
  2. B各先行作業の最早終了時刻のうち最小の値を採用する
  3. C各先行作業の最早終了時刻の平均値を採用する
  4. D各先行作業の最早終了時刻の合計値を採用する
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正解:A各先行作業の最早終了時刻のうち最大の値を採用する

結合点に先行作業が複数ある場合はその最早開始時刻(EST)のうち最も大きいものを示す。

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570クリティカルパス(CP)の説明として正しいものはどれか。

  1. A余裕日数が最大となる経路
  2. B最も少ない日数を要するルート
  3. C開始から終了までで最も長い日数を要するルート
  4. Dダミーを含まない経路
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正解:C開始から終了までで最も長い日数を要するルート

クリティカルパスとは工事開始から終了までの間の各作業のルートで最も長い日数を要するルートのことである。

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571クリティカルパス以外のアクティビティ(作業)に関する留意事項として正しいものはどれか。

  1. A常に余裕があるため管理不要である
  2. Bフロートを消化してもCPにはならない
  3. Cトータルフロートが大きいほど重点管理する
  4. Dフロートを消化するとCPになることがある
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正解:Dフロートを消化するとCPになることがある

クリティカルパス以外の作業でもフロートを消化してしまうとクリティカルパスになることがある。

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572「フリーフロート(FF)」を求めるための正しい考え方はどれか。

  1. A後続作業のEST -(先行作業のEST + その作業の所要日数)
  2. B後続作業のLFT -(先行作業のEST + その作業の所要日数)
  3. Cトータルフロート + ディペンデントフロート
  4. D全工期 - 全作業の所要日数
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正解:A後続作業のEST -(先行作業のEST + その作業の所要日数)

フリーフロートは後続作業の最早開始時刻から先行作業の最早開始時刻とその作業の所要日数を差し引いて求める。

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573「ディペンデントフロート(DF)」を求める計算式として正しいものはどれか。

  1. ATF + FF
  2. BTF × FF
  3. CFF - TF
  4. DTF - FF
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正解:DTF - FF

ディペンデントフロートはトータルフロートからフリーフロートを差し引いたものである。

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574作業A(5日)の次に作業B(3日)と作業C(4日)が並行してあり、その両方が終わると作業D(2日)が始まる。この工程の工期は何日か。

  1. A10日
  2. B12日
  3. C11日
  4. D14日
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正解:C11日

経路A-B-Dは5+3+2=10日、経路A-C-Dは5+4+2=11日。最長経路の11日が工期となる。

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575作業A(3日)の後、作業B(5日)が行われる。これとは別に作業C(10日)が作業Aと同時に開始され、作業Bと同時に終了する。クリティカルパスの日数はいくらか。

  1. A8日
  2. B18日
  3. C13日
  4. D10日
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正解:D10日

経路A-Bは3+5=8日、経路Cは10日。最長経路である10日がクリティカルパスとなる。

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576作業A(4日)の後、作業B(3日)と作業C(5日)に分岐する。作業Bの後には作業D(6日)が、作業Cの後には作業E(2日)が続き、最後にDとEが合流して終了する。このネットワークの工期は何日か。

  1. A11日
  2. B13日
  3. C15日
  4. D18日
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正解:B13日

経路A-B-Dは4+3+6=13日。経路A-C-Eは4+5+2=11日。よって工期は13日である。

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577ある工事で、クリティカルパスとなる経路の所要日数が15日、別の経路が12日である。工期を2日短縮する必要がある場合、最も優先して検討すべき対応はどれか。

  1. Aクリティカルパス上にある作業の所要日数を短縮する。
  2. B余裕日数のある経路上の作業に労務を集中させる。
  3. C余裕日数のある経路上の作業の所要日数を短縮する。
  4. Dダミー作業の所要日数を2日に設定する。
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正解:Aクリティカルパス上にある作業の所要日数を短縮する。

全体工期はクリティカルパスの長さで決まるため、短縮はクリティカルパス上の作業に対して行う。余裕のある経路の作業を短縮しても工期は変わらない。

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578山積み・山崩し(資源の平準化)において、工期を延ばさずに労務や機械の投入量を平準化するために利用できるものはどれか。

  1. Aクリティカルパス上の作業の所要日数
  2. B工程表に用いるダミー作業の本数
  3. C非クリティカル作業がもつトータルフロート
  4. D暦日から差し引く作業不能日数
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正解:C非クリティカル作業がもつトータルフロート

非クリティカル作業はトータルフロートの範囲で開始時期をずらせるため、全体工期を変えずに資源の山を崩すことができる。

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579工期と工事費の関係において「最適工期」とはどのような工期か。

  1. A工期を限界まで短縮したときの工期
  2. B総工事費が最小となる工期
  3. C間接費が最小となる工期
  4. D直接費が最小となる工期
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正解:B総工事費が最小となる工期

工期を短縮すると直接費は増加し間接費は減少する。両者の和である総工事費が最小となる工期を最適工期という。

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