第488問セキュリティを実装するAAAの概念のうち、ユーザが「どの操作を実行できるか」「どこにアクセスできるか」を制御するプロセスはどれか。
- AAuthentication(認証)
- BAccounting(アカウンティング)
- CAuthorization(認可)
- DAuditing(監査)
階層型のネットワーク設計、仮想化とクラウド利用の考え方に加えて、認証と認可の仕組み、ポートの制御、許可していない機器の接続を防ぐ対策までを扱います。脅威の種類と対策を結びつける問題、パスワードの運用や権限管理の基本方針を問う問題が定番です。設計分野では、規模が大きくなるほど階層を分けて役割を明確にする理由を説明できるようにしておくと、応用的な出題にも対応しやすくなります。
この分野の問題80問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.動的に学習したMACアドレスの保持時間の制限が無効(無期限)である。
Aging Timeが0の場合はエージングが無効であり、一度学習されたセキュアMACアドレスは自動的には削除されないことを意味する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.PPPは異なるベンダーの機器間でも互換性のある通信が可能である。
PPPは標準化されたプロトコルであり、プロトコルフィールドを持つため異機種間でも互換性のある通信が可能である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.認証と認可が明確に分離されていない。
RADIUSはUDPを使用し、認証と認可が組み合わさっており明確に分離されておらず、パスワード部分のみを暗号化する標準化プロトコルである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.RADIUSサーバで認証を行い、サーバに接続できないなどのエラー時にローカルデータベースを使用する。
認証方式を複数指定した場合、前の方式(RADIUS)で接続できない場合に自動的に後ろの方式(ローカル)に切り替わって認証が行われる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.login authentication LoginList1
作成した認証方式リストをラインに適用するには、ラインコンフィギュレーションモードで login authentication <リスト名> コマンドを実行する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.IPsecは単体でマルチキャストパケットをカプセル化できないため。
IPsec単体ではマルチキャスト通信をカプセル化できないため、GREでユニキャストにカプセル化した後、IPsecで暗号化する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.1つのユーザ名に対して平文形式と暗号化形式のパスワードを同時に設定できる。
1つのユーザ名に対して、平文形式と暗号化形式のパスワードを同時に設定することはできず、コマンドはエラーになる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ソフトウェアの修正パッチが提供される前の期間に行われる攻撃。
ゼロデイ攻撃は、未知の脆弱性が発見されてから対策プログラムが提供されるまでの無防備な期間に行われる攻撃である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.異常な通信を検出した際に、即座にその通信をブロックできる。
IDSは攻撃の検知と通知のみを行うが、IPSはそれに加えて攻撃パケットを即座にブロック(遮断)する機能を持つ。
この問題の解説ページを開く →正解:C.インターフェイスを手動でアクセスポートまたはトランクポートに設定する。
ポートセキュリティを有効にするには、ポートが動的モード(dynamic)ではなく、手動でアクセスポートまたはトランクポートに設定されている必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.元のパケットをすべて暗号化し、新たなIPヘッダを付加する。
ESPトンネルモードでは、元のIPヘッダを含むパケット全体を暗号化し、その上に新たなIPヘッダを付加して送信する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.違反フレームを破棄するが、ログ生成や違反カウンタの増加は行わない。
protectモードは違反通信を単にブロック(破棄)するだけで、カウンタの増加やSyslogの生成、SNMPトラップの送信は行わない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.単一のPCから大量のSYNメッセージを送信し続ける。
単一のPCから攻撃を行うのはDoS攻撃であり、複数の機器に分散して一斉に攻撃を仕掛けるのがDDoS攻撃である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.MACアドレス
ポートセキュリティは、フレームの送信元MACアドレスをチェックし、あらかじめ登録されたMACアドレス(セキュアMACアドレス)のみ通信を許可する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.インターネットVPNと異なり、ネットワーク層のプロトコルにIP以外も使用できる。
IP-VPNは通信事業者の閉域IP網を使用するため、ネットワーク層のプロトコルはIPのみしか使用できない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ホストOSを介してハードウェアを制御するためリソース操作の効率が落ちる。
ホスト型仮想化はホストOS上で動作するため、ハードウェアを直接制御するハイパーバイザ型に比べてリソースのオーバーヘッドが大きい。
この問題の解説ページを開く →正解:A.各端末に割り当てられたIPアドレス
show port-securityコマンドはMACアドレスに基づくポートセキュリティの情報を表示するものであり、IPアドレスは表示されない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.建物の数が増えても構成の複雑化やケーブル費用を抑えるため
大規模ネットワークではディストリビューション層とコア層を分離することで、物理的なリンク数を減らし構成の複雑化を防ぐ。
この問題の解説ページを開く →正解:B.内部からの通信を記録し、それに対する戻りの通信を自動で判断して許可する。
ステートフルインスペクションは、内部から出ていく通信の状態を記録し、その応答パケットのみを動的に許可する機能である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.インターフェイス設定モードで shutdown を実行後、no shutdown を実行する。
エラーディセーブル状態になったポートをアップさせるには、一度手動でshutdownコマンドを入力し、その後にno shutdownコマンドを入力する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.物理マシンに直接インストールされ、ホストOSを必要としない。
ハイパーバイザ型仮想化(タイプ1)は、物理マシンに直接インストールされ、ホストOSを介さずにハードウェアを制御する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.端末にVPN接続用のソフトウェアをインストールして暗号化を行う。
リモートアクセスVPNでは、外出先の端末にVPN接続用ソフトウェアをインストールし、端末とVPNゲートウェイ間で暗号化通信を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:D.DHCPスヌーピングバインディングデータベース
DAIは、DHCPスヌーピングバインディングデータベースに記録されたIPアドレスとMACアドレスの紐付け情報を使用して、ARPスプーフィングを防止する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ワームは単体で動作可能だが、ウイルスは他のファイルに挿入されることで動作する。
ウイルスは他のプログラムに寄生して動作するが、ワームはネットワークを通じて単体で動作し自己増殖するマルウェアである。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ip dhcp snoopingコマンドに加え、対象のVLANを指定して有効化する。
DHCPスヌーピングは ip dhcp snooping で全体を有効化した後、ip dhcp snooping vlan コマンドでVLAN単位の有効化も必要である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.パスワードを入力する手元をのぞき見する。
ソーシャルエンジニアリングは技術的な手法ではなく、人の隙を突いて情報を盗む手法であり、手元ののぞき見(ショルダーハッキング)などが該当する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ポートを管理的にシャットダウンし、未作成のVLANに割り当てる。
未使用ポートは不正アクセスを防ぐため、shutdownコマンドで無効化し、さらに通信できない未作成のVLANに割り当てることが推奨される。
この問題の解説ページを開く →正解:A.違反フレームが破棄され、違反カウンタが増加しログが生成される。
restrictモードでは違反通信をブロックした上で、違反カウンタを加算し、SNMPトラップやSyslogメッセージを生成する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.柔軟にカスタマイズされた独自の仮想サーバや開発環境を構築できる。
IaaSはサーバやネットワークなどのインフラ部分のみを提供するため、利用者はOSやミドルウェアを自由に構築・カスタマイズできる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ポートが自動的にルーテッドポートに変換されIPアドレスが漏洩する。
未使用ポートをデフォルト設定のまま放置するとレイヤ2の脆弱性(DTPやVLAN1)を突かれる恐れがあるが、自動でルーテッドポートにはならない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.DHCPパケットの最大受信レートを制限する。
大量のDHCPパケットを送信してリソースを枯渇させるDoS攻撃を防ぐため、ip dhcp snooping limit rateコマンドで受信レートを制限できる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.Cisco Secure Endpoints
Cisco Secure Endpointsは、PCやスマートフォンなどの端末で攻撃を検出し、封じ込めや調査を行うセキュリティ製品である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ダブルタギング攻撃
ダブルタギング攻撃は、外側にネイティブVLAN、内側に攻撃対象のVLANタグを付けることで、スイッチにタグを外させて別VLANへパケットを到達させる手法である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.クライアントに不正なデフォルトゲートウェイを割り当てて通信を盗聴する。
DHCPスプーフィングは、不正なDHCPサーバとして振る舞い、クライアントのデフォルトゲートウェイを自身に向けることで中間者攻撃(盗聴)を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:B.コンテナごとに異なるホストOSをインストールできる。
コンテナ型仮想化はゲストOSを持たず、1つのホストOSをすべてのコンテナで共有するため、コンテナごとに異なるOSを入れることはできない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.vlan dot1q tag native
ネイティブVLANでもタグが付加されるようにするには、グローバルコンフィギュレーションモードで vlan dot1q tag native を実行する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.スティッキーラーニングで登録されたMACアドレスはスイッチを再起動すると必ず失われる。
スティッキーラーニングを有効にするとMACアドレスがrunning-configに記録されるため、startup-configに保存すれば再起動後も保持される。
この問題の解説ページを開く →正解:D.カプセル化を解除し、元のパケットを取り出す
トンネリングでは、宛先側のルータが新しく付加されたヘッダを取り外し(カプセル化を解除)、元のパケットを取り出して転送する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中心拠点に障害が発生してもスポーク拠点同士の通信は継続できる。
ハブアンドスポークでは、ハブとなる中心拠点に障害が発生すると、他のすべての拠点間の通信が停止してしまう。
この問題の解説ページを開く →正解:C.侵入したマルウェアを検知した際、過去にさかのぼって感染経路を特定する。
AMPはネットワークを行き来するファイルを継続的に記録し、未知のマルウェアを分析したり過去にさかのぼって感染経路を特定したりする機能である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.no ip dhcp snooping information option
DHCPサーバがオプション82に対応していない場合、割り当てに失敗することがあるため、no ip dhcp snooping information option コマンドで無効化する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.DHCPサーバのIPアドレス
DHCPスヌーピングバインディングデータベースには、クライアントのMACアドレス、IPアドレス、VLAN、リース時間、接続インターフェイスが記録される。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ポートを自動でシャットダウンしエラーディセーブル状態にする
供給可能な最大電力を超えた場合、PoEポリシング機能によりポートをシャットダウンしエラーディセーブル状態にして機器を保護する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.enable algorithm-type sha256 secret <パスワード>
SHA-256アルゴリズムを使用してイネーブルパスワードを暗号化するには、enable algorithm-type sha256 secretコマンドを使用する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.インバウンドとアウトバウンドの方向を指定して適用する。
VACLは方向(インバウンド/アウトバウンド)の指定はなく、そのVLANに届いたすべての通信がチェックされる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.OSのアップデートなどのインフラ管理を自社で行う必要がある。
パブリッククラウドでは、提供範囲内のインフラ管理(OSのアップデートなど)はクラウド事業者が行うため、利用者の負担が軽減される。
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