第216問「成長性および伸び率の分析」は、財務諸表分析において別の名称でも呼ばれます。その名称として正しいものはどれか。
- A趨勢分析あるいは時系列分析
- B損益分析あるいは利益分析
- C流動性分析あるいは安全性分析
- D構成比分析あるいは百分比分析
企業の伸びと支払能力を測る指標を学ぶ分野です。対前年度比率や伸び率(増減率)による成長性分析、流動比率・当座比率・自己資本比率・固定比率など安全性を測る比率が中心で、計算式と数値の意味を結びつけて理解する必要があります。あわせてキャッシュ・フローを用いた分析も扱います。分母・分子に何を用いるか、比率が高い・低いことが何を示すかが頻出です。実際の数値を当てはめる計算問題が多いので、代表的な指標の公式を暗記したうえで、比率が改善・悪化する要因まで押さえておくと得点が安定します。出題数43問。
この分野の問題43問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.(分析対象年度の金額 - 分析対象年度の前年度の金額) ÷ 分析対象年度の前年度の金額 × 100
伸び率は増減の純額を前年度の金額で割った値を比率で表したものです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.返済不要の資金の割合が高く、財務の安定性が高いといえる
自己資本比率は総資本に占める自己資本(返済不要の資金)の割合であり、高いほど財務の安定性が高いと判断されます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.指標が大きい場合、利益を生まない現金を過剰に保有している可能性がある
現金は利益を生まないため、過剰な保有はコストがかかり、必ずしも大きければ良いというわけではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.本業から継続的に資金を生み出せていることを示すから
営業活動によるキャッシュ・フローは本業による資金獲得力を表し、プラスであることは本業で資金を生み出せている健全な状態を示します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.設備投資などに大きな資金を要するため、マイナス値になることが多い
企業にとって将来の存続・成長を支える活動ですが、資金を投入するため支出超過(マイナス値)になるのが一般的です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.投資活動を営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内で行えば資金の状況が安定する
投資活動を営業活動で稼いだ範囲内で行うことで資金状況が安定するという考え方が反映されています。
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