ビジネス会計検定2級 ④ 連結損益計算書

企業集団の経営成績を示す連結損益計算書を学ぶ分野です。売上総利益から営業利益・経常利益・税金等調整前当期純利益・当期純利益へと段階的に利益が計算される構造、発生主義・実現主義・費用収益対応の原則、総額主義といった損益計算の基本概念が頻出です。営業損益・営業外損益・特別損益の区分や、持分法による投資損益、親会社株主に帰属する当期純利益など連結特有の項目も問われます。利益の並び順とそれぞれが何を意味するかを結びつけて理解しましょう。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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101連結損益計算書において、上から順に表示される利益の正しい並び順はどれか。

  1. A売上総利益、営業利益、税金等調整前当期純利益、経常利益、当期純利益
  2. B売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益、税金等調整前当期純利益
  3. C売上総利益、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益、当期純利益
  4. D営業利益、売上総利益、経常利益、税金等調整前当期純利益、当期純利益
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正解:C売上総利益、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益、当期純利益

連結損益計算書では、上から売上総利益、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益、当期純利益の順に表示されるため。

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102経済的価値の増加や減少に応じて費用を計上する考え方を何というか。

  1. A実現主義の原則
  2. B発生主義の原則
  3. C総額主義の原則
  4. D費用収益対応の原則
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正解:B発生主義の原則

発生主義の原則は、すべての費用をその発生した期間に正しく割り当てるよう処理することをいうため。

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103収益を、商品等の販売やサービスの提供によって対価の受取りが確実になった時点で計上する考え方を何というか。

  1. A発生主義の原則
  2. B費用収益対応の原則
  3. C実現主義の原則
  4. D明瞭性の原則
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正解:C実現主義の原則

実現主義の原則は、客観性と確実性を重視して、収益を実現した時点で計上する考え方であるため。

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104当期の成果である収益に、それを獲得するのに貢献した努力である費用を対応させ、当期の利益を計算する考え方を何というか。

  1. A発生主義の原則
  2. B実現主義の原則
  3. C費用収益対応の原則
  4. D総額主義の原則
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正解:C費用収益対応の原則

費用と収益の期間対応の考え方であり、当期の利益を適切に計算するための原則であるため。

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105損益計算書において、収益と費用を相殺して差額だけを記載するのではなく、両方の総額をそれぞれ記載しなければならないとする原則を何というか。

  1. A区分表示の原則
  2. B総額主義の原則
  3. C実現主義の原則
  4. D費用収益の対応表示
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正解:B総額主義の原則

収益と費用の各項目の総額が記載されていなければ、取引の規模や内容がわからないため、総額主義の原則が適用される。

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106損益計算書において、収益や費用の発生源泉による区分として該当しないものはどれか。

  1. A営業活動
  2. B財務活動
  3. Cその他の臨時的な経済活動・事象
  4. D投資活動
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正解:D投資活動

収益や費用の発生源泉は、当期の営業活動、財務活動、その他の臨時的な経済活動・事象に大きく区分される。

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107収益認識の5つのステップのうち、ステップ1に該当するものはどれか。

  1. A履行義務の識別
  2. B契約の識別
  3. C取引価格の算定
  4. D取引価格の配分
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正解:B契約の識別

収益認識の5つのステップのステップ1は、顧客との契約内容を把握する「契約の識別」であるため。

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108当期総製造費用を構成する3つの要素の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A材料費、労務費、販売費
  2. B材料費、労務費、経費
  3. C原料費、買入部品費、労務費
  4. D労務費、経費、一般管理費
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正解:B材料費、労務費、経費

製造原価明細書に示される当期総製造費用は、材料費、労務費、経費(間接費)を合計したものであるため。

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109売上総利益から、商品や製品の販売に要した費用や管理部門でかかった費用を差し引いた、本業で稼いだ利益を何というか。

  1. A経常利益
  2. B営業利益
  3. C税金等調整前当期純利益
  4. D当期純利益
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正解:B営業利益

営業利益とは、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業で稼いだ利益をいうため。

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110次のうち、販売費及び一般管理費に含まれる項目はどれか。

  1. A受取利息
  2. B支払利息
  3. C広告宣伝費
  4. D固定資産売却損
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正解:C広告宣伝費

広告宣伝費は、商品や製品を広く売り込むための費用であり、販売費及び一般管理費に分類される。

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111営業利益に、本業以外で継続的に生じる投資収益や資金調達コストなどを加味した利益を何というか。

  1. A経常利益
  2. B売上総利益
  3. C特別利益
  4. D親会社株主に帰属する当期純利益
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正解:A経常利益

経常利益とは、営業利益に営業外収益を加算し、営業外費用を減算した利益であり、企業の経常的な業績を示すため。

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112次のうち、営業外収益に分類される項目はどれか。

  1. A有価証券売却損
  2. B固定資産売却益
  3. C為替差益
  4. D研究開発費
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正解:C為替差益

為替差益は、外貨建債権・債務の為替レート変動による利益であり、営業外収益に分類されるため。

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113企業の経常的な活動とは直接関係しない、臨時的に発生した特別利益に該当するものはどれか。

  1. A受取配当金
  2. B負ののれん発生益
  3. C仕入割引
  4. D持分法による投資利益
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正解:B負ののれん発生益

負ののれん発生益は、会社買収の際に発生する差額であり、特別利益に分類されるため。

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114次のうち、特別損失に分類される項目はどれか。

  1. A手形売却損
  2. B社債発行費償却
  3. C減損損失
  4. D有価証券評価損
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正解:C減損損失

減損損失は、収益性の低下による固定資産の価値下落を示す臨時的な損失であり、特別損失に分類される。

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115当期純利益から非支配株主に帰属する当期純利益を控除したものを何というか。

  1. A親会社株主に帰属する当期純利益
  2. B税金等調整前当期純利益
  3. C経常利益
  4. D営業利益
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正解:A親会社株主に帰属する当期純利益

連結グループの当期純利益から、親会社以外の非支配株主にかかる利益を控除したものが親会社株主に帰属する当期純利益となるため。

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116税効果会計が対象とする、会計上と税務上の差異はどれか。

  1. A永久差異のみ
  2. B一時差異のみ
  3. C永久差異と一時差異の両方
  4. D益金不算入項目のみ
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正解:B一時差異のみ

税効果会計は、収益・益金、費用・損金の認識されるタイミングのずれによって生じる一時差異のみが対象となるため。

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117次の資料から当期製品製造原価を計算した数値として正しいものはどれか。当期総製造費用:40,000、仕掛品期首棚卸高:5,000、仕掛品期末棚卸高:8,000

  1. A37,000
  2. B43,000
  3. C45,000
  4. D53,000
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正解:A37,000

当期製品製造原価=仕掛品期首棚卸高5,000+当期総製造費用40,000-仕掛品期末棚卸高8,000=37,000となるため。

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118次の資料から売上原価を計算した数値として正しいものはどれか。当期製品製造原価:60,000、製品期首棚卸高:10,000、製品期末棚卸高:15,000

  1. A55,000
  2. B60,000
  3. C65,000
  4. D85,000
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正解:A55,000

売上原価=製品期首棚卸高10,000+当期製品製造原価60,000-製品期末棚卸高15,000=55,000となるため。

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119次の資料から材料費の合計を計算した数値として正しいものはどれか。原料費:15,000、買入部品費:8,000、外注加工費:4,000、工場消耗品費:2,000

  1. A23,000
  2. B25,000
  3. C27,000
  4. D29,000
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正解:B25,000

材料費は原料費15,000+買入部品費8,000+工場消耗品費2,000=25,000。外注加工費は経費に含まれるため。

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120次の費用のうち、当期総製造費用の「経費(間接費)」に分類されるものの合計はいくらか。工場従業員賃金:12,000、業務委託費:5,000、工場電力料:3,000、工場減価償却費:4,000

  1. A8,000
  2. B12,000
  3. C20,000
  4. D24,000
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正解:B12,000

経費(間接費)は、業務委託費5,000+工場電力料3,000+工場減価償却費4,000=12,000。賃金は労務費であるため。

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121工事契約など、一定の期間にわたり充足される履行義務についての収益の認識方法として正しいものはどれか。

  1. A契約締結時に全額を収益として認識する
  2. B完成・引渡し時に全額を収益として認識する
  3. C代金を受領した時点で収益として認識する
  4. D進捗度を合理的に見積もり、一定の期間にわたって認識する
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正解:D進捗度を合理的に見積もり、一定の期間にわたって認識する

契約締結から引渡しまでの期間が長いものは、進捗度に基づき収益を一定の期間にわたって認識するため。

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122売上総利益が50,000、広告宣伝費が8,000、受取利息が2,000、給料が15,000、減価償却費(販売費及び一般管理費)が5,000のとき、営業利益はいくらか。

  1. A20,000
  2. B22,000
  3. C24,000
  4. D30,000
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正解:B22,000

営業利益=売上総利益50,000-販売費及び一般管理費(広告宣伝費8,000+給料15,000+減価償却費5,000)=22,000。受取利息は営業外収益。

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123営業利益が30,000、受取配当金が4,000、支払利息が6,000、固定資産売却益が2,000、持分法による投資利益が3,000のとき、経常利益はいくらか。

  1. A28,000
  2. B31,000
  3. C33,000
  4. D35,000
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正解:B31,000

経常利益=営業利益30,000+営業外収益(受取配当金4,000+持分法による投資利益3,000)-営業外費用(支払利息6,000)=31,000。固定資産売却益は特別利益。

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124経常利益が40,000、固定資産除却損が5,000、投資有価証券売却益が7,000、為替差損が2,000のとき、税金等調整前当期純利益はいくらか。

  1. A40,000
  2. B42,000
  3. C45,000
  4. D49,000
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正解:B42,000

税金等調整前当期純利益=経常利益40,000+特別利益(投資有価証券売却益7,000)-特別損失(固定資産除却損5,000)=42,000。為替差損は経常利益計算済みの営業外費用。

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125税金等調整前当期純利益が100,000、法人税等が25,000、法人税等調整額が5,000(加算)、非支配株主に帰属する当期純利益が10,000のとき、親会社株主に帰属する当期純利益はいくらか。

  1. A60,000
  2. B70,000
  3. C80,000
  4. D90,000
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正解:A60,000

当期純利益=100,000-(25,000+5,000)=70,000。親会社株主帰属=70,000-10,000=60,000となる。法人税等合計は25,000+5,000=30,000。

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126売上高100,000、売上原価60,000、販売費及び一般管理費20,000、営業外収益5,000、営業外費用8,000のとき、経常利益はいくらか。

  1. A17,000
  2. B20,000
  3. C23,000
  4. D40,000
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正解:A17,000

売上総利益=100,000-60,000=40,000。営業利益=40,000-20,000=20,000。経常利益=20,000+5,000-8,000=17,000。

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127次の資料から営業利益を計算しなさい。売上総利益30,000、販売手数料2,000、のれん償却額1,000、受取配当金3,000、貸倒引当金繰入額4,000。

  1. A20,000
  2. B23,000
  3. C26,000
  4. D27,000
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正解:B23,000

営業利益=売上総利益30,000-販管費(販売手数料2,000+のれん償却額1,000+貸倒引当金繰入額4,000)=23,000。受取配当金は営業外収益。

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128減価償却費のうち、製造原価明細書中の経費(間接費)となるものと、損益計算書中の販売費及び一般管理費となるものの区別の基準として正しいものはどれか。

  1. A有形固定資産か無形固定資産か
  2. B金額が大きいか小さいか
  3. C本社等の部門でかかるか工場等の製造現場でかかるか
  4. D当期に取得した資産か過去に取得した資産か
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正解:C本社等の部門でかかるか工場等の製造現場でかかるか

工場などの製造現場で消費されるものが製造原価となり、本社などの販売・管理部門でかかるものが販売費及び一般管理費となるため。

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129税金等調整前当期純利益が50,000、損金不算入となる一時差異が10,000、法定実効税率が30%の場合、計上される法人税等調整額はいくらか。

  1. A3,000(減算)
  2. B3,000(加算)
  3. C15,000(減算)
  4. D18,000(加算)
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正解:A3,000(減算)

課税所得は50,000+10,000=60,000で、支払うべき法人税等は18,000。会計上の税金は50,000×30%=15,000なので、差額の3,000を法人税等調整額(減算項目)として調整する。

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130損金不算入の一時差異によって生じた法人税等調整額に対応し、次期以降に計上されるべき税金を先払いしたものとして貸借対照表に計上される項目は何か。

  1. A繰延税金負債
  2. B前払法人税等
  3. C繰延税金資産
  4. D未収法人税等
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正解:C繰延税金資産

損金不算入などで税金を先払いしたと考えられる場合、貸借対照表に繰延税金資産として計上されるため。

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131次の項目のうち、個別損益計算書には現れず、連結損益計算書にのみ現れる営業外収益の項目はどれか。

  1. A仕入割引
  2. B持分法による投資利益
  3. C有価証券売却益
  4. D為替差益
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正解:B持分法による投資利益

持分法による投資利益は、非連結子会社や関連会社に持分法を適用して生じた利益であり、連結損益計算書にのみ現れる項目であるため。

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132進捗度を合理的に見積もることができなくなった工事契約において、発生費用の回収が見込まれる場合に適用される、回収見込額で収益を計上する基準を何というか。

  1. A工事完成基準
  2. B原価回収基準
  3. C発生主義基準
  4. D実現主義基準
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正解:B原価回収基準

進捗度が見積もれない場合でも、発生費用の回収が見込まれるならば、費用のうち回収できると見込まれる金額で収益を計上する原価回収基準が適用される。

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133損益計算書の作成原則に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A収益と費用を相殺して差額だけを記載してはならない。
  2. B収益と費用を発生源泉に従って分類しなければならない。
  3. C特別利益から特別損失を相殺した純額を特別利益として計上できる。
  4. D収益とそれに関連する費用の各項目を対応表示しなければならない。
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正解:C特別利益から特別損失を相殺した純額を特別利益として計上できる。

総額主義の原則により、収益と費用を相殺して差額だけを記載するのではなく、総額を記載しなければならないためcが誤り。

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134収益認識の5つのステップについて、誤っている記述はどれか。

  1. A1つの契約に複数の履行義務が含まれる場合でも、それらをまとめて1つの取引価格として一時点で認識する。
  2. B契約における別個の履行義務のそれぞれに取引価格を配分する。
  3. C履行義務を果たした(充足した)時に収益を認識する。
  4. D製品保証やポイントなども別個の履行義務として識別される。
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正解:A1つの契約に複数の履行義務が含まれる場合でも、それらをまとめて1つの取引価格として一時点で認識する。

1つの契約に複数の履行義務が含まれる場合は、それらを別個のものと識別し、それぞれに取引価格を配分して認識するためaが誤り。

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135当期総製造費用を構成する項目として、正しいものはどれか。

  1. A本社建物の減価償却費
  2. B販売部門の従業員給料
  3. C工場で消費された電力料
  4. D新製品の広告宣伝費
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正解:C工場で消費された電力料

工場などの製造現場で消費される費用が経費(間接費)として当期総製造費用を構成する。他は販売費及び一般管理費。

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136営業外収益に分類される項目として、正しくないものはどれか。

  1. A受取利息
  2. B投資不動産賃貸料
  3. C固定資産売却益
  4. D有価証券評価益
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正解:C固定資産売却益

固定資産売却益は、企業の経常的な活動とは直接関係しない臨時的な利益であり、特別利益に分類されるため。

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137次のうち、特別損失ではなく営業外費用に分類されるものはどれか。

  1. A災害による損失
  2. B減損損失
  3. C有価証券評価損
  4. D固定資産除却損
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正解:C有価証券評価損

有価証券評価損は決算時に売買目的有価証券の時価が下落した分であり、経常的な財務活動等による営業外費用に分類される。

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138税効果会計に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A会計上の収益・費用と税法上の益金・損金の認識タイミングのずれを調整する。
  2. B交際費の損金不算入のような、永久に解消しない差異(永久差異)も調整の対象となる。
  3. C税効果会計の適用により、税金等調整前当期純利益と法人税等の金額が合理的に対応する。
  4. D次期以降の差異が解消されたときに繰延税金資産や繰延税金負債は取り崩される。
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正解:B交際費の損金不算入のような、永久に解消しない差異(永久差異)も調整の対象となる。

税効果会計は一時差異のみが対象であり、永久に解消しない差異(永久差異)は対象とならないためbが誤り。

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139当期純利益および親会社株主に帰属する当期純利益に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A当期純利益は、企業が稼得したすべての収益からすべての費用や税金を差し引いた後の利益である。
  2. B当期純利益には、親会社以外の非支配株主にかかる利益は含まれない。
  3. C当期純利益から非支配株主に帰属する当期純利益を控除し、親会社株主に帰属する当期純利益を求める。
  4. D1株当たり当期純利益の計算には、親会社株主に帰属する当期純利益が用いられる。
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正解:B当期純利益には、親会社以外の非支配株主にかかる利益は含まれない。

連結の当期純利益には非支配株主にかかる利益も含まれているため、控除して親会社株主分を求める。bが誤り。

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140製造業の売上原価の計算式として、誤っている記述はどれか。

  1. A売上原価は、製品期首棚卸高に当期製品製造原価を加算し、製品期末棚卸高を減算して求める。
  2. B当期製品製造原価は、当期に製造した製品にかかった製造原価のことである。
  3. C売上原価を求める際、仕掛品期首棚卸高と仕掛品期末棚卸高の増減を直接加減算する。
  4. D当期総製造費用から仕掛品の期首・期末の在庫増減を調整して当期製品製造原価を求める。
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正解:C売上原価を求める際、仕掛品期首棚卸高と仕掛品期末棚卸高の増減を直接加減算する。

売上原価の計算は製品の在庫(期首・期末)で調整する。仕掛品の在庫増減は当期製品製造原価を求める際に調整するためcが誤り。

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