2級造園施工管理技士(第一次検定) ⑦ 施工管理法Ⅰ

工事全体の段取りと進捗管理を扱う分野です。施工計画では事前調査の項目、仮設計画、資材や植物材料の搬入計画、施工体制台帳、各種届出書類と提出先が対象になります。工程管理では各種工程表(バーチャート・ネットワーク式・曲線式)の特徴と使い分け、ネットワーク工程表のクリティカルパスと所要日数の計算、工程と原価の関係が頻出です。出題数が最も多い分野であり、ネットワーク計算は確実に得点したい定番論点になります。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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200土木請負工事において「純工事費」に含まれないものは次のうちどれか。

  1. A材料費
  2. B労務費
  3. C一般管理費
  4. D共通仮設費
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正解:C一般管理費

純工事費は直接工事費(材料費・労務費・直接経費)と共通仮設費の合計であり、一般管理費は含まれません。

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201工期と建設費の関係において、一般に工期の延長に伴ってほぼ直線的に増加する費用はどれか。

  1. A直接経費
  2. B材料費
  3. C現場管理費
  4. D労務費
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正解:C現場管理費

現場管理費や共通仮設費などの「間接費」は、工期の延長に伴って増加する傾向があります。

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202施工速度を極端に速め、工期を短縮した場合の直接費の傾向として正しいものはどれか。

  1. A減少する
  2. B増加する
  3. C変わらない
  4. D最初は減少し後に増加する
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正解:B増加する

工期の短縮に伴い、超過勤務や多人数同時作業の非能率などが発生するため直接費は増加します。

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203総建設費(直接費+間接費)が最小となる工期のことを何と呼ぶか。

  1. A最小工期
  2. B限界工期
  3. C経済工期
  4. D最適工期
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正解:D最適工期

直接費と間接費の合計である総建設費が最小となる点を「最適工期」と呼びます。

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204経済的な工程計画を立案する際の留意点として、適当でないものはどれか。

  1. A稼動作業員が一時期に集中しないようにする
  2. B施工用機械設備はできるだけ反復使用を避ける
  3. C材料の搬入待ちなどの損失時間をなくす
  4. D現場諸経費が合理的な範囲で最小限となるようにする
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正解:B施工用機械設備はできるだけ反復使用を避ける

施工用機械設備や仮設資材は必要最小限とし、できるだけ「反復使用する」のが適切な計画です。

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2051日平均作業時間が8時間、1時間平均施工量が5m3の機械がある。工事量200m3を完了するための所要作業日数は何日か。

  1. A4日
  2. B10日
  3. C8日
  4. D5日
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正解:D5日

1日平均施工量は5×8=40m3。所要作業日数は200÷40=5日となります。

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206歩掛りが「100m2当たり2人・日」の張芝工事において、面積750m2を3人/日で施工した場合、完了までに何日かかるか。

  1. A3日
  2. B5日
  3. C4日
  4. D6日
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正解:B5日

100m2で2人なので1人1日50m2。3人で1日150m2施工できるため、750÷150=5日かかります。

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207工程・原価・品質の一般的な関係について、正しい記述はどれか。

  1. A工程を極端に速めると原価は安くなる
  2. B原価と品質は全く無関係である
  3. C工程を遅くすると原価は安くなり続ける
  4. D品質の良いものを得ようとすると原価は高くなる
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正解:D品質の良いものを得ようとすると原価は高くなる

一般に品質の良いものを得ようとすると原価は高くなり、工程を極端に速めても原価は高くなります。

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208ネットワーク式工程表の特徴として、誤っているものはどれか。

  1. A横線式工程表に比べて作成が容易である
  2. B工期に影響する作業(クリティカルパス)が特定できる
  3. C各作業の順序や因果関係が明確になる
  4. D重点管理すべき作業が明確になる
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正解:A横線式工程表に比べて作成が容易である

ネットワーク式工程表は順序や工期への影響が明確ですが、作成には費用と労力を要し複雑です。

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209バーチャート(横線式工程表)の特徴として、適当なものはどれか。

  1. A各作業の手順や因果関係を明確に表示できる
  2. B工期に影響する作業が特定しやすい
  3. C各作業の所要日数がよくわかる
  4. D工事途中の計画変更に速やかに対処できる
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正解:C各作業の所要日数がよくわかる

バーチャートは作成が簡単で各作業の所要日数はよく分かりますが、作業間の関連性やクリティカルパスの特定には不向きです。

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210出来高累計曲線(Sカーブ)において、毎日の出来高が最も大きくなるのは通常どの時期か。

  1. A工事の初期
  2. B工事の中期(最盛期)
  3. C工事の終期
  4. D全期間を通じて一定
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正解:B工事の中期(最盛期)

初期(段取り)と終期(片付け)は出来高が少なく、中期(最盛期)に最大となるためS型の曲線になります。

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211ネットワーク工程表における「クリティカルパス」の説明として正しいものはどれか。

  1. A最も作業日数が短い経路
  2. B最も作業人数が多い経路
  3. C全体の工期を決定する最長日数の経路
  4. D費用が最もかかる経路
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正解:C全体の工期を決定する最長日数の経路

クリティカルパスは、開始から終了までの経路のうち最も日数がかかる(最長)経路であり、全体工期に直結します。

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212あるネットワーク工程表において、クリティカルパス上の作業Aの所要日数を2日短縮した。全体工期はどうなるか。

  1. A必ず2日短縮される
  2. B短縮されない場合もある
  3. C必ず1日短縮される
  4. D変化しない
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正解:B短縮されない場合もある

作業Aを短縮しても、他の経路が新たなクリティカルパスになる可能性があるため、必ずしも全体工期がそのまま短縮されるとは限りません。

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213作業遅延の要因のうち、「施工管理の不備」に該当しないものはどれか。

  1. A異常気象や災害発生による遅延
  2. B建設機械の機種選定の不適
  3. C不注意の事故による遅延
  4. D材料資材の現場到着の遅れ
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正解:A異常気象や災害発生による遅延

異常気象や災害発生は不可抗力であり、施工管理の不備による遅延とは区別されます。

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214労働安全衛生規則に基づく足場の作業床の基準について、正しい寸法はどれか。

  1. A幅40cm以上・すき間3cm以下
  2. B幅30cm以上・すき間5cm以下
  3. C幅50cm以上・すき間3cm以下
  4. D幅40cm以上・すき間5cm以下
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正解:A幅40cm以上・すき間3cm以下

足場の作業床は、幅40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下とする必要があります。

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215足場からの墜落防止のための手すりの基準として、正しいものはどれか。

  1. A高さ75cm以上の手すりを設置する
  2. B高さ60cm以上の手すりと幅木を設置する
  3. C高さ90cm以上の手すりのみを設置する
  4. D高さ85cm以上の手すりと、35〜50cmの位置に中さん等を設置する
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正解:D高さ85cm以上の手すりと、35〜50cmの位置に中さん等を設置する

法令改正により、手すりの高さは85cm以上とし、併せて35〜50cmの位置に中さん等の設置が義務付けられています。

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216移動はしごを使用する際の基準として、誤っているものはどれか。

  1. A幅は30cm以上とする
  2. B上端は作業床から60cm以上突出させる
  3. C踏みさんは等間隔に設ける
  4. Dやむを得ず継いで用いる場合は全長を12m以下とする
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正解:Dやむを得ず継いで用いる場合は全長を12m以下とする

移動はしごはやむを得ず継いで用いる場合でも「9m以下」とする必要があります。

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217折りたたみ式の脚立を使用する際の、脚と水平面との角度の基準はどれか。

  1. A75度以下
  2. B70度以下
  3. C60度以下
  4. D85度以下
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正解:A75度以下

脚立の脚と水平面との角度は75度以下とし、確実に保つための止め金具を備える必要があります。

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218高さまたは深さが何メートルを超える箇所で作業を行う場合、安全に昇降するための設備を設けなければならないか。

  1. A1.0m
  2. B3.0m
  3. C2.0m
  4. D1.5m
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正解:D1.5m

高さまたは深さが1.5mを超える箇所には、はしご等の安全に昇降するための設備を設ける義務があります。

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219高所からの物体投下に関する基準で、投下設備と監視人を設ける必要があるのは高さ何メートル以上か。

  1. A2m以上
  2. B4m以上
  3. C3m以上
  4. D5m以上
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正解:C3m以上

3m以上の高所から物体を投下するときは、投下設備を設け、監視人を置くなどの措置が必要です。

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220架設通路(登り桟橋など)の勾配に関する基準として、正しいものはどれか。

  1. A勾配は20度以下とし、10度を超える場合は滑り止めを設ける
  2. B勾配は40度以下とし、20度を超える場合は滑り止めを設ける
  3. C勾配は30度以下とし、15度を超える場合は滑り止めを設ける
  4. D勾配は45度以下とし、30度を超える場合は滑り止めを設ける
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正解:C勾配は30度以下とし、15度を超える場合は滑り止めを設ける

架設通路の勾配は原則30度以下とし、15度を超えるものには踏さんや滑り止めを設ける必要があります。

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221地山の明り掘削作業において、事業者が講ずべき措置として誤っているものはどれか。

  1. A機械の運転者と作業員を連絡させるため機械のすぐ横で作業させる
  2. B後進する機械には誘導員を配置する
  3. C掘削機械の作業範囲内には労働者を立ち入らせない
  4. D地山の掘削作業主任者を作業の直接指揮にあたらせる
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正解:A機械の運転者と作業員を連絡させるため機械のすぐ横で作業させる

機械と作業員の混在作業は危険なため、作業範囲への立ち入りは原則禁止し、区画や監視員を設けるべきです。

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222常時20人の労働者を使用する造園工事の現場で、労働安全衛生法に基づき選任が義務付けられる安全管理担当者はどれか。

  1. A総括安全衛生管理者
  2. B安全衛生推進者
  3. C安全管理者
  4. D産業医
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正解:B安全衛生推進者

常時10人以上50人未満の事業場においては「安全衛生推進者」の選任が義務付けられています。

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223事故発生時の初動措置として、作業現場にあらかじめ準備・確認しておく必要が「ない」ものはどれか。

  1. A産業医の選任
  2. B緊急連絡表の作成と掲示
  3. C消防署や警察署への通報方法の確認
  4. D応急手当や救急方法の救護訓練
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正解:A産業医の選任

産業医の選任は常時50人以上の事業場に対する平時の義務であり、現場での「事故の初動措置のための準備」とは異なります。

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224車両系建設機械(パワーショベル等)を主たる用途以外(クレーン代わりなど)で使用する場合の例外条件として、誤っているものはどれか。

  1. A作業の性質上やむを得ないか安全上必要なとき
  2. B十分な強度を持った吊り上げ用金具を用いるとき
  3. C外れ止めを使用し荷が落下しない措置を講じているとき
  4. D制限荷重を超えても短時間であれば作業可能とするとき
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正解:D制限荷重を超えても短時間であれば作業可能とするとき

いかなる場合でも、構造や材料に応じて定められた最大の負荷荷重(制限荷重)を超えて使用してはいけません。

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225吊り上げ荷重が0.5t(1t未満)の移動式クレーンの運転業務に就くために必要な資格はどれか。

  1. A玉掛け技能講習修了
  2. B特別教育の受講(またはそれ以上の資格)
  3. C移動式クレーン運転士免許
  4. Dクレーン・デリック運転士免許
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正解:B特別教育の受講(またはそれ以上の資格)

吊り上げ荷重1t未満の移動式クレーンの運転は、当該業務に関する特別教育を受けた者等が行うことができます。

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226吊り上げ荷重が3t(1t以上5t未満)の移動式クレーンの運転業務に就くために必要な資格はどれか。

  1. A特別教育の受講
  2. B小型移動式クレーン運転技能講習修了
  3. C玉掛け技能講習修了
  4. D大型特殊自動車免許
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正解:B小型移動式クレーン運転技能講習修了

1t以上5t未満の移動式クレーンの運転は、「小型移動式クレーン運転技能講習」の修了者等が行う必要があります。

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227吊り上げ荷重が2tの移動式クレーンを用いて荷を吊る「玉掛け作業」を行うために必要な資格はどれか。

  1. A特別教育の受講
  2. B小型移動式クレーン運転技能講習修了
  3. C玉掛け技能講習修了
  4. D移動式クレーン運転士免許
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正解:C玉掛け技能講習修了

クレーンの吊り上げ荷重が「1t以上」の場合、玉掛け業務は「玉掛け技能講習」を修了した者でなければ行えません。

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228移動式クレーンの作業中の安全措置として、誤っているものはどれか。

  1. A合図者を指名し、一定の合図を行わせる
  2. B吊り荷の直下や移動範囲内への立ち入りを禁止する
  3. C強風で危険が予想される場合は作業を中止する
  4. D安全が確認できれば、荷を吊り上げたまま運転席を離れてよい
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正解:D安全が確認できれば、荷を吊り上げたまま運転席を離れてよい

運転者は、安全が確認できる場合であっても、荷を吊り上げたままで運転席を離れてはならないと規定されています。

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229移動式クレーンの転倒防止措置として、適切でないものはどれか。

  1. A軟弱地盤では鉄板を敷設し強度を確保する
  2. Bアウトリガーは原則として最大限に張り出して使用する
  3. C強風時はジブを固定した上で吊り上げ作業を強行する
  4. D定格荷重を超える荷重をかけて使用しない
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正解:C強風時はジブを固定した上で吊り上げ作業を強行する

強風のため危険が予想されるときは「作業を中止」し、転倒防止のためにジブを固定するなどの措置を講ずるのが正解です。作業の継続は不適切です。

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230移動式クレーンで作業員を吊り上げて作業させる(搭乗設備の使用)場合の条件として、誤っているものはどれか。

  1. A作業の性質上やむを得ない場合等に限る
  2. B搭乗設備と搭乗者の総重量が定格荷重の範囲内であれば自由に昇降してよい
  3. C要求性能墜落制止用器具(安全帯)を使用させる
  4. D設備を下降させるときは動力下降の方法による
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正解:B搭乗設備と搭乗者の総重量が定格荷重の範囲内であれば自由に昇降してよい

搭乗設備と人の総重量の「1.3倍に500kgを加えた値」が定格荷重を超えない等の厳しい条件を満たす必要があります。

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231移動式クレーンの点検について、その日の作業を開始する前に行うべき「始業前点検」に含まれないものはどれか。

  1. A巻過防止装置の機能
  2. B設置後1年ごとの全体的な自主検査
  3. C過負荷警報装置の機能
  4. Dワイヤロープ等の吊り具の損傷の有無
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正解:B設置後1年ごとの全体的な自主検査

1年ごとの自主検査は「年次点検」であり、毎日の作業前に行う「始業前点検(ブレーキや警報装置等の機能確認)」とは異なります。

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232玉掛け用具であるワイヤロープ等を用いて荷を吊る際の「吊り角度」として、安全上推奨される上限角度はどれか。

  1. A60度以内
  2. B45度以内
  3. C30度以内
  4. D90度以内
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正解:A60度以内

玉掛けの吊り角度は、ワイヤロープにかかる張力を抑えるため「60度以内」とすることが原則です。

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233単管足場(鋼管足場)を組み立てる際の建地(支柱)の間隔として、正しい基準はどれか。

  1. Aけた行方向2.0m以下・はり間方向1.5m以下
  2. Bけた行方向1.5m以下・はり間方向1.85m以下
  3. Cけた行方向1.85m以下・はり間方向1.5m以下
  4. Dけた行方向1.85m以下・はり間方向2.0m以下
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正解:Cけた行方向1.85m以下・はり間方向1.5m以下

単管足場の建地の間隔は、けた行方向で1.85m以下、はり間方向で1.5m以下とする必要があります。

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234高木(幹周15cm未満)75本の植栽を人力により5日間で完了させたい。歩掛りが「10本当たり2人・日」の場合、1日に必要な最小作業員数は何人か。

  1. A2人
  2. B5人
  3. C4人
  4. D3人
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正解:D3人

1日あたりの植栽目標は75÷5=15本。歩掛りから1人1日5本植えられるので、15÷5=3人が必要です。

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235「1日平均施工量」を求める計算式として正しいものはどれか。

  1. A所要作業日数 × 1日平均作業時間
  2. B工事量 ÷ 所要作業日数
  3. C工事量 × 1時間平均施工量
  4. D1日当たり運転時間 × 運転時間率
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正解:B工事量 ÷ 所要作業日数

所要作業日数=工事量÷1日平均施工量であるため、1日平均施工量=工事量÷所要作業日数となります。

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236作業遅延が発生した場合に、最初にとるべき最も適切な対応はどれか(工程管理の観点から)。

  1. A直ちに無計画に残業を増やす
  2. B発注者に工期の延長のみを申し出る
  3. C全ての作業に人員を追加投入する
  4. D遅延の真の原因を分析し、対策を検討する
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正解:D遅延の真の原因を分析し、対策を検討する

遅延が発生した場合は、まずその原因(天候、段取り、資材遅れ等)を分析し、クリティカルパスへの影響を考慮した上で合理的な対策を検討することが重要です。

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237足場の作業に伴う「物体落下防止措置」として、足場に新たに設けることが規定されているものはどれか。

  1. A高さ10cm以上の幅木等
  2. B高さ85cm以上の手すり
  3. C幅40cm以上の作業床
  4. D35〜50cmの中さん
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正解:A高さ10cm以上の幅木等

物体落下防止措置として、足場には高さ10cm以上の幅木、メッシュシート、または防網を設ける必要があります。

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238施工管理のデミング・サークル(PDCA)において「C(Check)」の段階で行う作業内容はどれか。

  1. A実施した結果を計画と比較し検討する。
  2. B計画に基づき実施に移る。
  3. C第一段階として計画を立てる。
  4. D計画とのずれに対する是正処置をとる。
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正解:A実施した結果を計画と比較し検討する。

CはCheck(検討)であり、実施した結果を計画と比較し検討する段階です。

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239施工計画における各種計画とその内容の組合せとして、適当でないものはどれか。

  1. A労務計画 - 職種別にいつ何人必要であるかを計画する。
  2. B安全管理計画 - 作業員や第三者への災害防止対策を計画する。
  3. C仮設備計画 - 工事発生品の再利用方法を計画する。
  4. D資材計画 - 材料の必要数量、納期、調達先を計画する。
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正解:C仮設備計画 - 工事発生品の再利用方法を計画する。

工事発生品の再利用方法は建設副産物対策であり、仮設備計画ではありません。

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240仮設備計画に関する記述として適当なものはどれか。

  1. A労働安全衛生規則に合致するように設計計算を行わなければならない。
  2. B設置と維持のみを計画し、撤去や跡片付けは別の計画とする。
  3. C本工事と同様に発注者が厳格な設計図を指定し変更の余地はない。
  4. D使用期間が短いため、重要度が大きくても安全率は常に割り引く。
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正解:A労働安全衛生規則に合致するように設計計算を行わなければならない。

仮設備は労働安全衛生規則に合致するように設計計算を行わなければなりません。

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241施工計画の検討に当たっての心構えとして、適当でないものはどれか。

  1. A現場担当者のみの知識に限定して独自の計画を作成する。
  2. B一つの計画のみでなく代案を作り、長所短所を比較検討する。
  3. C現場担当者のみに頼るのではなく、全社的な技術水準で検討する。
  4. D過去の実績や経験のみによらず、新たな工法や技術を検討する。
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正解:A現場担当者のみの知識に限定して独自の計画を作成する。

現場担当者のみに頼らず、全社的な高度の技術水準で検討することが求められます。

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