証券外務員二種 ③ 債券業務

債券の種類・発行・流通・計算を学ぶ分野です。国債(特例国債・変動利付国債・個人向け国債など)や社債の仕組み、社債管理者、一般担保債といった基礎から、アンダー・パー/オーバー・パーの価格状態、利回りと価格が逆に動く関係、償還差益、現先取引・着地取引などの実務までカバーします。ラダー型・ダンベル型といったポートフォリオ運用や、金利・為替と債券価格の関係も頻出です。「利回り低下=価格上昇」という基本を軸に、利回り計算と用語をセットで整理すると理解が進みます。全40問収録しています。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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82債券の特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A発行者は一時に多額の資金を調達できる。
  2. B有価証券として規格化されており、流通市場で売却し換金できる。
  3. C発行から償還に至るまでの全期間中、あらかじめ約束された一定の利子が支払われる。
  4. Dインフレや金利の上昇には強いという特性がある。
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正解:Dインフレや金利の上昇には強いという特性がある。

債券は金利低下には強いですが、インフレや金利上昇には弱い特性があります。

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83国債の種類について、税収等に加えて建設国債を発行してもなお歳入不足が見込まれる場合に発行される国債を何というか。

  1. A特例国債(赤字国債)
  2. B建設国債
  3. C借換国債
  4. D財投債
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正解:A特例国債(赤字国債)

特例国債(赤字国債)は、公共事業費等以外の歳出にあてる資金を調達する目的で特別の法律により発行されます。

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84変動利付国債の期間として正しいものはどれか。

  1. A15年
  2. B10年
  3. C5年
  4. D20年
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正解:A15年

変動利付国債の期間は15年で、利率が年2回の利払日ごとに市場実勢に応じて変化します。

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85個人向け国債に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A購入者は個人に限定されている。
  2. B変動金利型10年、固定金利型5年、固定金利型3年の3種類がある。
  3. C購入単位は額面10万円から10万円単位となっている。
  4. D発行から1年間は中途換金が制限されている。
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正解:C購入単位は額面10万円から10万円単位となっている。

個人向け国債の購入単位は、額面1万円から1万円単位です。

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86一般担保債の説明として正しいものはどれか。

  1. A特定の財産を担保に付けた債券
  2. B他の債権者に優先して弁済を受けられる一種の優先弁済権が付いた債券
  3. C政府の保証が付いた債券
  4. D何の担保も付されていない債券
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正解:B他の債権者に優先して弁済を受けられる一種の優先弁済権が付いた債券

一般担保債は、発行者の全財産から他の債権者に優先して弁済を受けられる債券です。

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87債券の価格が額面金額(100円)を下回っている状態を何というか。

  1. Aパー
  2. Bディスカウント・パー
  3. Cオーバー・パー
  4. Dアンダー・パー
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正解:Dアンダー・パー

債券価格が100円未満の状態をアンダー・パーといいます。

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88債券の流通市場において、利回りが低下したときの意味として正しいものはどれか。

  1. A債券価格の上昇であり、市況の好転を意味する。
  2. B債券価格の下落であり、市況の好転を意味する。
  3. C債券価格の上昇であり、市況の悪化を意味する。
  4. D債券価格の下落であり、市況の悪化を意味する。
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正解:A債券価格の上昇であり、市況の好転を意味する。

流通市場での利回り低下は債券価格の上昇であり、市況の好転を意味します。

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89国債取引(店頭取引のリテール向けなどを除く)の受渡日として正しいものはどれか。

  1. A約定日から起算して3営業日目
  2. B約定日から起算して2営業日目
  3. C約定日の翌営業日
  4. D約定日から起算して4営業日目
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正解:B約定日から起算して2営業日目

国債取引(リテール等除く)の受渡日は、約定日から起算して2営業日目です。

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90アンダー・パーの99円で購入した債券が、満期時に100円で償還された。このときに発生する利益を何というか。

  1. A償還差損
  2. B償還差益
  3. C経過利子
  4. Dクーポン収益
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正解:B償還差益

アンダー・パーで購入した債券において償還時に発生する差益を償還差益といいます。

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91社債管理者となることができない者はどれか。

  1. A銀行
  2. B信託銀行
  3. C担保付社債信託法による免許を受けた会社
  4. D証券会社
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正解:D証券会社

社債管理者となることができるのは銀行、信託銀行等に限られ、証券会社はなることができません。

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92社債管理者を設置しなくてもよい例外ケースとして、各社債の金額がいくら以上の場合か。

  1. A1,000万円以上
  2. B5,000万円以上
  3. C5億円以上
  4. D1億円以上
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正解:D1億円以上

各社債の金額が1億円以上の場合は、社債管理者を設置しないでよい例外となります。

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93コンベンショナル方式の入札に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A各落札者の入札価格にかかわらず均一の発行条件となる。
  2. B各落札者自らが入札した価格(または利回り)が発行条件となる。
  3. C落札希望額の多い順に発行条件が決定される。
  4. D引受シンジケート団が事前に決めた価格で発行される。
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正解:B各落札者自らが入札した価格(または利回り)が発行条件となる。

コンベンショナル方式では、各落札者自らが入札した価格または利回りがそのまま発行条件となります。

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94債券の店頭市場での売買シェアは、全売買量のうちどの程度を占めているか。

  1. A約50%
  2. B約70%
  3. C約80%
  4. D99%以上
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正解:D99%以上

債券の売買は、全売買量の99%以上が店頭市場での取引となっています。

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95発行体の信用度とクレジット・スプレッドの関係について正しいものはどれか。

  1. A信用度が上昇するとスプレッドは拡大し、債券価格は下落する。
  2. B信用度が下落するとスプレッドは縮小し、債券価格は下落する。
  3. C信用度が上昇するとスプレッドは縮小し、債券価格は上昇する。
  4. D信用度が下落するとスプレッドは拡大し、債券価格は上昇する。
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正解:C信用度が上昇するとスプレッドは縮小し、債券価格は上昇する。

発行体の信用度が上がればクレジット・スプレッドは縮小し、債券価格は上昇します。

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96為替相場が円高になった場合の一般的な債券価格への影響として正しいものはどれか。

  1. A輸入物価の上昇から金利が引き上げられ、債券価格は下落する。
  2. B金利には影響せず、債券需給のみが緩和され債券価格は下落する。
  3. C輸入物価の下落からインフレが沈静化し、金利が低下して債券価格は上昇する。
  4. D輸出企業の業績悪化により金利が上昇し、債券価格は上昇する。
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正解:C輸入物価の下落からインフレが沈静化し、金利が低下して債券価格は上昇する。

円高は通常、輸入物価の下落によるインフレ沈静化を招き、金利低下につながるため債券価格は上昇します。

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97固定的ポートフォリオ運用において、短期から長期までの債券を各年度ごとに均等に保有する手法を何というか。

  1. Aラダー型
  2. Bダンベル型
  3. Cバーベル型
  4. Dスプレッド型
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正解:Aラダー型

毎期同じ満期構成を維持するように均等に保有するポートフォリオをラダー型といいます。

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98流動性確保のための短期債と、収益性追求のための長期債のみを保有するポートフォリオを何というか。

  1. Aラダー型
  2. Bピラミッド型
  3. Cバルーン型
  4. Dダンベル型
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正解:Dダンベル型

短期債と長期債のみを保有するポートフォリオをダンベル型(バーベル型)といいます。

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99将来、金利の低下が予測される場合の入替売買として最も有利なものはどれか。

  1. A長期債から短期債への入替え
  2. B流動性の高い国債から価格変動リスクの小さい短期債への入替え
  3. C短中期債から価格変動性の大きい中長期債への入替え
  4. D高クーポンの短期債への入替え
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正解:C短中期債から価格変動性の大きい中長期債への入替え

金利低下局面では価格上昇幅が大きくなるため、価格変動性の大きい中長期債への長期化入替えが有利です。

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100売買に際し同種・同量の債券等を、所定期日に所定の価額で反対売買することをあらかじめ取り決めて行う債券の売買を何というか。

  1. A着地取引
  2. B信用取引
  3. C貸借取引
  4. D現先取引
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正解:D現先取引

買戻しまたは売戻しを条件として行う債券の売買を現先取引といいます。

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101着地取引の期間に関するルールとして正しいものはどれか。

  1. A約定日から1週間以上先で、原則として3か月を超えないもの
  2. B約定日から3か月以上先で、原則として1年を超えないもの
  3. C約定日から1か月以上先で、原則として6か月を超えないもの
  4. D約定日から6か月以上先で、期間の上限はない
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正解:C約定日から1か月以上先で、原則として6か月を超えないもの

着地取引は、約定日から受渡日までの期間が1か月以上で原則として6か月を超えないものとされています。

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102着地取引の売買対象債券に含まれないものはどれか。

  1. A国債
  2. B地方債
  3. C特定社債
  4. D新株予約権付社債
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正解:D新株予約権付社債

着地取引の対象債券に新株予約権付社債は含まれません。

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103現金担保付債券貸借取引(貸借レポ取引)に関する説明として誤っているものはどれか。

  1. A債券の借入者は資金の出し手となる。
  2. B貸借の対象債券に対しては金利を、担保金に対しては貸借料を支払う。
  3. C債券の貸出者は債券を貸し出すと同時に担保金を受け入れる。
  4. D決済日には債券の貸出者は債券の返済を受けると同時に担保金を返還する。
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正解:B貸借の対象債券に対しては金利を、担保金に対しては貸借料を支払う。

正しくは、貸借の対象債券に対しては「貸借料」を、担保金に対しては「金利」を支払います。

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104転換社債を株式に転換した場合に取得できる株数の計算式として正しいものはどれか。

  1. A額面金額 ÷ 転換価額
  2. B額面金額 × 転換価額
  3. C転換価額 ÷ 額面金額
  4. D時価 ÷ 転換価額
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正解:A額面金額 ÷ 転換価額

取得株数は、額面金額を転換価額で割ることで計算されます。

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105転換価額300円、額面100万円の転換社債を転換したときの取得株数はいくらか(端数切り捨て)。

  1. A3,333株
  2. B3,000株
  3. C300株
  4. D3,334株
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正解:A3,333株

1,000,000円 ÷ 300円 = 3,333.33…株となり、端数を切り捨てて3,333株となります。

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106転換社債のパリティ価格の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(株価 ÷ 転換価額) × 100円
  2. B(転換価額 ÷ 株価) × 100円
  3. C(株価 − 転換価額) ÷ 100円
  4. D(株価 × 転換価額) ÷ 100円
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正解:A(株価 ÷ 転換価額) × 100円

パリティ価格は、株価を転換価額で割り、100円を掛けて計算します。

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107転換価額1,000円、株式の時価が1,200円のとき、パリティ価格はいくらか。

  1. A83.3円
  2. B120円
  3. C100円
  4. D200円
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正解:B120円

(1,200円 ÷ 1,000円) × 100円 = 120円となります。

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108転換社債の時価がパリティ価格を下回っている(マイナス乖離)場合、一般的にどちらが有利か。

  1. A転換社債のまま売却したほうが有利
  2. Bマイナス乖離の時は転換できない
  3. C償還まで保有したほうが有利
  4. D株式に転換して売却したほうが有利
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正解:D株式に転換して売却したほうが有利

マイナス乖離の場合は、株式に転換して売却したほうが有利になります。

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109転換社債の価格変動要因について、株価変動率(ボラティリティ)が低下した場合、転換社債の価格はどうなるか。

  1. A上昇する
  2. B変わらない
  3. C下落する
  4. Dパリティ価格のみ上昇し時価は下落する
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正解:C下落する

ボラティリティが低下すると将来的な株価上昇の可能性が小さいと判断され、転換社債の価格は下落します。

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110投資者が最終償還期限まで債券を保有した場合の、投資元本に対する年当たりの収益の割合を何というか。

  1. A最終利回り
  2. B応募者利回り
  3. C所有期間利回り
  4. D直接利回り
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正解:A最終利回り

最終償還期限まで保有した場合の投資元本に対する割合を最終利回りといいます。

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111利率年2.0%、残存期間4年、購入価格101円の利付債券の最終利回りはいくらか(小数第4位以下切捨て)。

  1. A2.000%
  2. B1.980%
  3. C1.732%
  4. D2.227%
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正解:C1.732%

(2.0 + (100−101)÷4) ÷ 101 × 100 = 1.732…% となります。

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112投資者が新発債を発行価格で買付け、最終償還期限まで保有した場合の利回りを何というか。

  1. A応募者利回り
  2. B最終利回り
  3. C所有期間利回り
  4. D直接利回り
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正解:A応募者利回り

新発債を発行価格で買付け、最終償還期限まで保有した場合の利回りを応募者利回りといいます。

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113利率年1.5%、償還期限5年、発行価格99円の利付債券の応募者利回りはいくらか(小数第4位以下切捨て)。

  1. A1.717%
  2. B1.686%
  3. C1.515%
  4. D1.800%
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正解:A1.717%

(1.5 + (100−99)÷5) ÷ 99 × 100 = 1.717…% となります。

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114既発債を時価で買付け、償還期限まで保有せず中途売却する場合の利回りを何というか。

  1. A応募者利回り
  2. B最終利回り
  3. C所有期間利回り
  4. D直接利回り
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正解:C所有期間利回り

償還期限まで保有せず中途売却する場合の利回りを所有期間利回りといいます。

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115購入価格に対して1年間にどれだけの利子が受け取れるかの割合を示し、償還差損益を無視した利回りを何というか。

  1. A最終利回り
  2. B直接利回り
  3. C応募者利回り
  4. D所有期間利回り
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正解:B直接利回り

クーポン収入のみに着目した利回りを直接利回りといいます。

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116利率年3.0%、購入価格105円の利付債券の直接利回りはいくらか(小数第4位以下切捨て)。

  1. A3.000%
  2. B2.857%
  3. C3.150%
  4. D3.333%
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正解:B2.857%

3.0 ÷ 105 × 100 = 2.857…% となります。

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117経過利子を計算する場合の経過日数の数え方として正しいものはどれか。

  1. A直前の利払日から受渡日まで(土日祝日は除く)
  2. B直前の利払日の翌日から受渡日の前日まで(土日祝日を含む)
  3. C直前の利払日の翌日から受渡日まで(土日祝日を含む)
  4. D約定日から受渡日まで(土日祝日を含む)
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正解:C直前の利払日の翌日から受渡日まで(土日祝日を含む)

経過日数は直前の利払日の翌日から受渡日までとし、土日祝日もカウントします。

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118次の条件における経過利子の計算期間は何日間か。直前の利払日:3月20日、受渡日:3月29日。

  1. A8日間
  2. B10日間
  3. C9日間
  4. D11日間
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正解:C9日間

3月21日から3月29日までの日数を数えるため、9日間となります。

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119取引所取引において債券を売却したときの受渡代金の計算式として正しいものはどれか。

  1. A約定代金 + 経過利子 + (委託手数料+消費税相当額)
  2. B約定代金 + 経過利子 − (委託手数料+消費税相当額)
  3. C約定代金 − 経過利子 + (委託手数料+消費税相当額)
  4. D約定代金 − 経過利子 − (委託手数料+消費税相当額)
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正解:B約定代金 + 経過利子 − (委託手数料+消費税相当額)

売り代金は、約定代金に経過利子を加え、委託手数料等を差し引いて計算します。

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120債券価格と利回り、残存期間の関係について正しい記述はどれか。

  1. A利率と残存期間が一定の場合、債券価格が高くなれば利回りは上昇する。
  2. B利回りと残存期間が一定の場合、利率が高いほど債券価格も高くなる。
  3. C利回りと残存期間が一定の場合、利率が高いほど債券価格は安くなる。
  4. D利率と残存期間が一定の場合、債券価格が安くなれば利回りは低下する。
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正解:B利回りと残存期間が一定の場合、利率が高いほど債券価格も高くなる。

利回りと残存期間が一定の場合、利率が高いほど債券価格も高くなります。

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121日本銀行の金融政策による債券市場への影響として正しいものはどれか。

  1. A金融引締め(金利の引上げ)は債券価格を上昇させ、市況の好転を意味する。
  2. B金融緩和(資金供給量の増加)は金利を上昇させ、債券市況のマイナス要因となる。
  3. C金融引締め(金利の引上げ)は金利を低下させ、債券市況のプラス要因となる。
  4. D金融緩和(資金供給量の増加)は金利を低下させ、債券市況のプラス要因となる。
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正解:D金融緩和(資金供給量の増加)は金利を低下させ、債券市況のプラス要因となる。

金融緩和により金利は低下し、債券価格が上昇するため債券市況のプラス要因となります。

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