第51問常時使用する労働者数が800人で、製造業に属する事業場における総括安全衛生管理者の選任に関する記述として適切なものはどれか。
- A衛生管理者の中から総括安全衛生管理者を指名する。
- B総括安全衛生管理者の選任は任意である。
- C所轄労働基準監督署長の許可を得て選任を免除できる。
- D総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
作業環境測定に関わる労働安全衛生法・作業環境測定法とその関係政省令を学ぶ共通科目です。総括安全衛生管理者・衛生管理者・産業医など安全衛生管理体制の選任要件(労働者数や業種による違い)、衛生工学衛生管理者を要する業務、健康診断、作業環境測定の義務がかかる指定作業場が頻出です。数値要件が多く混同しやすいため、選任人数・専任要件・実施頻度などを条文単位で表に整理して覚えるのが得点のコツです。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.衛生管理者のうち1人を衛生工学衛生管理者免許を受けた者のうちから選任しなければならない。
エックス線にさらされる業務に常時30人以上の労働者を従事させる場合は、衛生管理者のうち1人を衛生工学衛生管理者免許を受けた者から選任しなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.医師による健康診断を受けた後3か月を経過しない者が結果を証明する書面を提出したときは、相当する項目を省略できる。
雇入時の健康診断は原則省略できませんが、3ヶ月以内の健康診断結果を提出した場合はその項目を省略できます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.事業場の規模にかかわらず、その結果を所轄労働基準監督署長に報告しなければならない。
有害な業務に伴う歯科医師による健康診断の結果は、事業場の規模に関係なく報告義務があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.労働者が従事する業務に関する安全又は衛生のため必要な事項についての教育を行わなければならない。
雇入れ時は、その労働者が従事する業務に関する安全又は衛生のため必要な事項の教育を行う義務があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.第1種作業環境測定士又は第2種作業環境測定士
特定粉じん作業に該当するずい道等の建設作業の測定は、指定作業場であるため第1種または第2種測定士に行わせる必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.第1種作業環境測定士が置かれなければ、作業環境測定機関としての登録を受けることができない。
作業環境測定機関としての登録を受けるには、第1種作業環境測定士が置かれていることが要件となります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.指定作業場の種類ごとに、少なくとも1人、個人サンプリング法について登録を受けた作業環境測定士が置かれなければならない。
指定作業場の種類ごとに少なくとも1人の登録を受けた作業環境測定士が必要ですが、第1種である必要はありません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.個人サンプリング法について登録を受けていなくても、登録を受けている指定作業場について、個人サンプリング法に係る分析の業務は行うことができる。
個人サンプリング法によるサンプリングの実施には登録が必要ですが、分析業務自体は通常の登録範囲内で行うことができます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.当該作業が行われる時間のうち、測定対象物質の濃度が最も高くなると思われる連続した15分間
D測定(B測定に相当)は、濃度が最も高くなると思われる時間に行い、その試料空気の採取等の時間は連続した15分間です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.C測定とD測定を行った場合は、A測定とB測定を行った場合と同様の方法により管理区分を決定する。
C測定(A測定に相当)およびD測定(B測定に相当)を行った場合、A測定・B測定と同様の算定方法で管理区分を決定します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.定常作業ではないため、個人サンプリング法について登録を受けていない第1種作業環境測定士であっても行うことができる。
作業方法の変更時などは定常作業ではないため、登録を受けていない第1種測定士でも個人サンプリングによる採取が可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.単位作業場所の床面の大きさが縦横ともに6メートル以下であっても、5以上とする。
単位作業場所が縦横6m以下であっても、有害物質のA測定における測定点の数は原則として5点以上とする必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.検知管方式を使用する場合等には、10分間以上の継続した時間としなくてもよい。
検知管方式による測定機器を使用する場合などは、例外的に10分間以上の継続した採取時間としなくてもよいと規定されています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.鉱物性粉じんを捕集する場合と同じ特性を有する分粒装置は用いない。
ベリリウムの捕集にはろ過捕集方式を用いますが、鉱物性粉じんと同様の分粒装置を用いる規定はありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.当該定量下限の値をその測定点の測定値とみなして、管理区分の区分を行う。
測定値が定量下限未満の場合は、当該定量下限の値をその測定点の測定値とみなして評価を行います。
この問題の解説ページを開く →正解:D.当該粉じんの遊離けい酸含有率が高いほど、管理濃度は小さくなる。
鉱物性粉じんの管理濃度(E)は E = 3.0 / (1.19Q + 1) で算出されるため、遊離けい酸含有率(Q)が高いほど低くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.定められた算定式により求めた換算値を測定値とみなし、管理濃度に相当する値を1として管理区分を行う。
混合有機溶剤の評価は、成分ごとの濃度と管理濃度の比を用いた換算値を算出し、その値を1として評価します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.5年間につき100mSvを超えず、かつ、1年間につき50mSvを超えないようにする。
電離放射線障害防止規則により、男性の実効線量は5年間で100mSv、1年間で50mSvが上限とされています。
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