危険物乙1・2・3・5・6類 ⑧ 第6類 酸化性液体

第6類(酸化性液体)を扱う分野です。第6類はそれ自体は不燃性ですが強い酸化力を持ち、可燃物の燃焼を助けます。過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物などが含まれ、腐食性があって皮膚をおかし、蒸気も有毒である点が共通します。可燃物や有機物との接触を避ける火災予防、多くに水(注水)が有効な一方でハロゲン間化合物は水と反応するなど、物質による消火方法の違いが頻出です。本アプリでは39問を収録しています。

この分野の問題39問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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264第6類危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。

  1. Aいずれも可燃性の液体である
  2. Bいずれも不燃性の液体である
  3. Cいずれも有機化合物である
  4. D水に浮くものが多い
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正解:Bいずれも不燃性の液体である

第6類は酸化性液体であり、いずれも無機化合物で不燃性の液体です。

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265第6類危険物の性状について、誤っているものはどれか。

  1. A比重は1より大きい
  2. B腐食性があり皮膚を侵す
  3. C常温で固体のものも存在する
  4. D蒸気は有毒である
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正解:C常温で固体のものも存在する

第6類は「酸化性液体」であるため、常温常圧ですべて液体です。

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266第6類危険物の火災予防について、最も重要なのは次のうちどれか。

  1. A可燃物や還元性物質との接触を避ける
  2. B水との接触を避ける
  3. C容器に通気口を設ける
  4. D空気との接触を避ける
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正解:A可燃物や還元性物質との接触を避ける

第6類は強酸化剤であり、可燃物や還元剤と接触すると発火する恐れがあるため接触を避けることが最も重要です。

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267第6類のすべての危険物の消火に有効な消火剤はどれか。

  1. A乾燥砂
  2. B泡消火剤
  3. C霧状の水
  4. D二酸化炭素消火剤
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正解:A乾燥砂

第6類すべてに有効なのは乾燥砂や粉末消火剤(リン酸塩類)です。水系はハロゲン間化合物には使えません。

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268第6類危険物の火災に対して、一般的に適応しない消火方法はどれか。

  1. A乾燥砂による消火
  2. B大量の水による冷却消火
  3. Cリン酸塩類の粉末消火剤
  4. D二酸化炭素による窒息消火
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正解:D二酸化炭素による窒息消火

第6類自体が酸素を供給する強酸化剤であるため、二酸化炭素などの窒息消火は効果がありません。

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269過塩素酸の性状として、正しいものはどれか。

  1. A赤褐色の液体である
  2. B水と接触すると音を出しながら発熱する
  3. C有機化合物である
  4. D不安定なため無水状態で貯蔵する
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正解:B水と接触すると音を出しながら発熱する

過塩素酸は無色の液体で、水と接触すると音を出しながら発熱します。

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270過塩素酸の流出事故発生時における中和剤として適切なものはどれか。

  1. A乾燥砂
  2. Bリン酸
  3. Cチオ硫酸ナトリウム
  4. Dアセトアニリド
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正解:Cチオ硫酸ナトリウム

流出した際は、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)やソーダ灰などで中和してから水で洗い流します。

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271過酸化水素の性状として、誤っているものはどれか。

  1. A水に溶ける
  2. B分解防止の安定剤として金属粉を用いる
  3. C無色で粘性のある液体である
  4. D濃度3%の水溶液をオキシドールという
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正解:B分解防止の安定剤として金属粉を用いる

金属粉と接触すると発火・爆発の恐れがあります。安定剤には尿酸やリン酸を用います。

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272過酸化水素の貯蔵における注意点として、正しいものはどれか。

  1. A容器は密栓せず通気性を持たせる
  2. B容器は完全密閉して通気口をふさぐ
  3. C分解防止のため金属粉を添加する
  4. D安定剤として二酸化マンガンを加える
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正解:A容器は密栓せず通気性を持たせる

分解して生じる酸素で容器が破裂するのを防ぐため、第6類の中で唯一、容器に通気性を持たせます。

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273次の中で過酸化水素の安定剤として用いられないものはどれか。

  1. Aアセトアニリド
  2. Bリン酸
  3. C金属粉
  4. D尿酸
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正解:C金属粉

金属粉は過酸化水素の分解を促進し、爆発の恐れがあるため安定剤にはなりません。

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274硝酸の性状として、正しいものはどれか。

  1. A分解すると無害な酸素と窒素を生じる
  2. B純粋なものは無色透明の液体である
  3. C水とは反応せず溶けない
  4. D安定剤として尿酸を加える
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正解:B純粋なものは無色透明の液体である

純粋な硝酸は無色透明の液体ですが、光などで分解すると有毒な二酸化窒素を生じて黄褐色になります。

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275発煙硝酸についての説明として、正しいものはどれか。

  1. A無色透明の粘性液体である
  2. B酸化力は硝酸より劣る
  3. C濃硝酸に二酸化窒素を加圧飽和させたものである
  4. D第6類の危険物の中で唯一の固体である
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正解:C濃硝酸に二酸化窒素を加圧飽和させたものである

発煙硝酸は赤または赤褐色の液体で、濃硝酸に二酸化窒素を加圧飽和させたものであり酸化力は非常に強いです。

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276硝酸が金属を腐食する性質についての記述で、正しいものはどれか。

  1. A濃硝酸はアルミニウムや鉄とは不動態を作り侵さない
  2. B希硝酸はアルミニウムや鉄とは不動態を作り侵さない
  3. Cステンレス容器は硝酸によって激しく侵される
  4. D水素よりイオン化傾向の小さな銅や銀は侵さない
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正解:A濃硝酸はアルミニウムや鉄とは不動態を作り侵さない

鉄やアルミニウムは、希硝酸には激しく侵されますが、濃硝酸には不動態を作り侵されません。

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277王水に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A濃塩酸と濃硝酸を3:1で混合したものである
  2. B濃硝酸と濃硫酸を1:3で混合したものである
  3. C濃硝酸と濃塩酸を3:1で混合したものである
  4. D通常の酸には溶けないアルミニウムを溶かす液である
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正解:A濃塩酸と濃硝酸を3:1で混合したものである

王水は濃塩酸と濃硝酸を体積比3:1で混合したもので、金や白金をも溶かします。混合比の引っかけに注意。

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278ハロゲン間化合物の性状について、正しいものはどれか。

  1. A分子内に酸素を含むため分解して酸素を放出する
  2. B反応性が低く可燃物と接触しても発熱しない
  3. C水による冷却消火が最も有効である
  4. D水と激しく反応し、猛毒なフッ化水素を生じる
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正解:D水と激しく反応し、猛毒なフッ化水素を生じる

ハロゲン間化合物は水と激しく反応し、猛毒のフッ化水素を生じるため注水消火は厳禁です。

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279ハロゲン間化合物の性質に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A不燃性なので可燃物と混合しても安全である
  2. B分子内に酸素を含み分解して酸素を放出する
  3. C水とは反応せず化学的に安定である
  4. Dいずれも強い酸化力をもち可燃物と接触すると発火の危険がある
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正解:Dいずれも強い酸化力をもち可燃物と接触すると発火の危険がある

ハロゲン間化合物は強い酸化剤で可燃物と接触すると発火の危険があります。

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280ハロゲン間化合物に関わる火災の消火方法として、不適切なものはどれか。

  1. A水を大量に放射する
  2. B乾燥砂で覆う
  3. C膨張ひる石で覆う
  4. Dリン酸塩の粉末消火剤をかける
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正解:A水を大量に放射する

水と激しく反応して猛毒なフッ化水素を発生するため、水系の消火剤は使用できません。

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281第6類の危険物で、色が赤または赤褐色を呈するものはどれか。

  1. A過塩素酸
  2. B硝酸
  3. C発煙硝酸
  4. D過酸化水素
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正解:C発煙硝酸

第6類は多くが無色の液体ですが、発煙硝酸だけは赤または赤褐色を呈します。

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282硝酸が加熱や日光により分解した際に生じる有毒な気体はどれか。

  1. A塩素ガス
  2. Bフッ化水素
  3. C二酸化窒素
  4. D二酸化硫黄
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正解:C二酸化窒素

硝酸は加熱や日光により分解し、酸素と有毒な二酸化窒素(NO2)を発生します。

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283硝酸の保存容器に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aステンレス製の容器は侵されにくい
  2. B濃硝酸は鉄やアルミニウム容器には不動態を作る
  3. C希硝酸の保存にはアルミニウム容器が適している
  4. D銅や銀の容器は腐食されるため不適である
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正解:C希硝酸の保存にはアルミニウム容器が適している

アルミニウム容器は希硝酸には激しく侵されるため適しません(濃硝酸には不動態を作ります)。

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284第6類の危険物に共通する性質として、誤っているものはどれか。

  1. A自身が燃焼する可燃性物質である
  2. Bいずれも無機化合物である
  3. C常温常圧で液体である
  4. D強力な酸化剤である
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正解:A自身が燃焼する可燃性物質である

第6類は強酸化剤(酸素供給体)ですが、それ自体は不燃性の物質です。

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285過塩素酸と水との関係について、正しいものはどれか。

  1. A水との接触で音を出しながら発熱する
  2. B水に溶けず浮く
  3. C水で薄めると腐食性がなくなる
  4. D水と反応して可燃性ガスを発生する
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正解:A水との接触で音を出しながら発熱する

過塩素酸は水に溶けますが、接触する際に音を出しながら激しく発熱する特性があります。

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286第6類危険物の火災において、マスクや保護具を着用し火災の風上で消火活動を行う主な理由はどれか。

  1. A火炎の熱を避けるため
  2. B危険物が飛散しやすいため
  3. C液体危険物やその蒸気が有毒であるため
  4. D窒息消火の効果を高めるため
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正解:C液体危険物やその蒸気が有毒であるため

第6類の多くは腐食性があり、蒸気や燃焼ガスが有毒であるため、風上から保護具を着けて消火します。

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287過酸化水素が分解したときに発生する物質の組み合わせはどれか。

  1. A水と水素
  2. B水と酸素
  3. C酸素と二酸化窒素
  4. D水とフッ化水素
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正解:B水と酸素

過酸化水素は熱や光により水と酸素に分解し、特に濃度50%以上のものは爆発の危険があります。

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288硝酸が皮膚に触れた場合の変化として、正しいものはどれか。

  1. A赤く腫れ上がりその後青色に変色する
  2. B急激に水分を奪われ炭化する
  3. Cキサントプロテイン反応により黄色に変色する
  4. D何も変化は起こらない
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正解:Cキサントプロテイン反応により黄色に変色する

硝酸は皮膚に触れると薬傷を起こし、キサントプロテイン反応によって黄色に変色します。

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289ハロゲン間化合物の中で、融点が9℃であり低温で固化するものはどれか。

  1. A三フッ化塩素
  2. B五フッ化臭素
  3. Cフッ化水素
  4. D五フッ化ヨウ素
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正解:D五フッ化ヨウ素

五フッ化ヨウ素は融点が約9℃であり低温で固化する性質があります。

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290硝酸に関する記述で、誤っているものはどれか。

  1. A水に任意の割合で溶ける
  2. B濃硝酸を水で希釈すると金属に対する腐食性は低下する
  3. C分解して有毒な二酸化窒素を発生する
  4. D金や白金は硝酸に腐食されない
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正解:B濃硝酸を水で希釈すると金属に対する腐食性は低下する

鉄やアルミは濃硝酸には侵されませんが希硝酸には激しく侵されるため、希釈するとかえって腐食しやすくなります。

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291第6類危険物が流出した場合の措置として、適切でないものはどれか。

  1. A乾燥砂で流出を防止する
  2. Bおがくずやぼろ布に吸収させて回収する
  3. C中和剤で中和する
  4. D大量の水で希釈する(ハロゲン間化合物を除く)
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正解:Bおがくずやぼろ布に吸収させて回収する

酸化性液体におがくずなどの可燃物・有機物を接触させると、発火・爆発の恐れがあり非常に危険です。

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292第6類危険物の消火において、水系の消火剤が使用できないものはどれか。

  1. A過塩素酸
  2. Bハロゲン間化合物
  3. C硝酸
  4. D過酸化水素
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正解:Bハロゲン間化合物

ハロゲン間化合物は水と反応して猛毒のフッ化水素を出すため、水系消火剤は使用厳禁です。

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293過塩素酸の貯蔵における注意点として、誤っているものはどれか。

  1. A水で薄めると不安定になるため完全な無水状態で貯蔵する
  2. B換気のよい冷暗所に貯蔵する
  3. C貯蔵中にも分解爆発の恐れがあるため定期的に点検する
  4. D可燃物との接触を避ける
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正解:A水で薄めると不安定になるため完全な無水状態で貯蔵する

無水状態の過塩素酸は常温でも爆発的に分解する恐れがあり極めて不安定なため、通常は60〜70%の水溶液として扱います。

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294第6類危険物の一般的な火災予防法として、誤っているものはどれか。

  1. A還元性物質との接触を避ける
  2. B直射日光を避け冷暗所に貯蔵する
  3. C耐酸性の容器を使用する
  4. D第6類自体が発火性を持つため空気との接触を完全に断つ
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正解:D第6類自体が発火性を持つため空気との接触を完全に断つ

第6類自体は不燃性であり空気と接触しても燃えません。可燃物との接触を避けることが重要です。

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295過酸化水素は強い酸化剤であるが、ある特定の条件下では異なる働きをすることがある。それはどれか。

  1. A強酸と混合すると可燃性になる
  2. B高温になると不燃性ガスを大量に発生する
  3. C水で希釈すると強アルカリ性になる
  4. D酸化力の強い物質に対しては還元剤として働く場合がある
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正解:D酸化力の強い物質に対しては還元剤として働く場合がある

過酸化水素は一般に強い酸化作用を持ちますが、より酸化力の強い物質に対しては還元剤として働く場合があります。

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296第6類危険物の確認試験の標準物質に定められているものはどれか。

  1. A硝酸の90%水溶液
  2. B過酸化水素の30%水溶液
  3. C過塩素酸の60%水溶液
  4. D五フッ化ヨウ素
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正解:A硝酸の90%水溶液

硝酸は強い酸化力があるため、その90%水溶液が第6類危険物の確認試験の標準物質に定められています。

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297次の組み合わせのうち、混合した際に発火や爆発の危険性が最も低いものはどれか。

  1. A過塩素酸と木くず
  2. B過酸化水素と金属粉
  3. C硝酸とガソリン
  4. D過酸化水素とリン酸
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正解:D過酸化水素とリン酸

リン酸は過酸化水素の安定剤として用いられるため他の組み合わせに比べれば発火・爆発の危険性は低いといえます。

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298発煙硝酸に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A赤または赤褐色の液体である
  2. B濃硝酸に酸素を加圧飽和して生成される
  3. C硝酸よりも酸化力がさらに強い
  4. D皮膚を腐食し蒸気は有毒である
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正解:B濃硝酸に酸素を加圧飽和して生成される

発煙硝酸は濃硝酸に「二酸化窒素」を加圧飽和して生成されるものであり、酸素ではありません。

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299ハロゲン間化合物が分解した時の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A大量の酸素を放出する
  2. B二酸化窒素を発生する
  3. C分子内に酸素を含まないため分解しても酸素を放出しない
  4. D無害な水蒸気を発生する
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正解:C分子内に酸素を含まないため分解しても酸素を放出しない

第6類の多くは分解して酸素を出しますが、ハロゲン間化合物は分子内に酸素原子を含まないため酸素を放出しません。

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300フッ化水素の水溶液を取扱う容器として、不適切なものはどれか。

  1. Aポリエチレン製の容器
  2. B合成樹脂製の容器
  3. Cフッ素樹脂製の容器
  4. Dガラス製の容器
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正解:Dガラス製の容器

フッ化水素の水溶液はガラスを激しく侵すため、ガラス製や金属製の容器は不適切でありポリエチレン製などを用います。

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301過塩素酸が可燃物と接触した際の危険性について、正しい記述はどれか。

  1. Aすぐに自然鎮火する
  2. B自然発火の恐れがある
  3. C吸熱反応が起こり凍結する
  4. D可燃物を不燃性に変化させる
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正解:B自然発火の恐れがある

過塩素酸はおがくずやぼろきれなどの可燃物と接触すると、自然発火する恐れがあります。

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302次の第6類危険物のうち、容器を密栓せずに通気性を持たせる必要があるものはどれか。

  1. A硝酸
  2. B発煙硝酸
  3. C過塩素酸
  4. D過酸化水素
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正解:D過酸化水素

過酸化水素は分解して生じる酸素で内圧が上がるのを防ぐため、第6類の中で唯一容器に通気性を持たせます。

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