介護福祉士 問題一覧

616問を8の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。

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① 人間の尊厳と自立/介護の基本

90

介護実践の土台となる理念と職業倫理を扱う分野です。日本国憲法第25条の生存権、社会福祉法第3条の個人の尊厳、介護福祉士の定義と義務規定(誠実義務・信用失墜行為の禁止・秘密保持義務とその罰則)、身体拘束が例外的に認められる切迫性・非代替性・一時性の三要件が中心になります。ICFの構成要素、リハビリテーションの考え方、介護サービスの種類、医行為でないとされる行為、ハインリッヒの法則に代表されるリスクマネジメント、介護職自身の腰痛予防や健康管理も対象です。よく取り違えられるのが、自分で決める「自律」と自分で行う「自立」、そして義務規定ごとの罰則の有無です。収録616問のうち90問がこの分野です。

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② 社会の理解

77

社会保障制度の全体像と関係法令を扱う分野です。介護保険制度では保険者、第1号・第2号被保険者の区分と要介護認定の流れ、住所地特例、施設の種類と入所要件を押さえます。障害者総合支援法の対象と支給決定、生活保護の8種類の扶助と保護の原理、生活困窮者自立支援制度、医療保険と後期高齢者医療制度、精神保健福祉法の入院形態、成年後見制度と日常生活自立支援事業も対象です。家族形態や地域社会の変化、近年の制度改正も問われます。介護保険と障害者福祉のどちらが適用されるか、実施主体が国か都道府県か市町村かの取り違えが起きやすい領域です。収録616問のうち77問がこの分野です。

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③ 人間関係とコミュニケーション/コミュニケーション技術

75

対人援助の関係づくりと伝え方の技術を扱う分野です。自己覚知、ラポール、受容、共感、自己開示といった基本概念から、言語的・非言語的な伝達媒体、対人距離、座る位置関係、傾聴・要約・閉じられた質問などの技法へと進みます。あわせて、失語症の型ごとの特徴、中途失聴や難聴、視覚障害、認知症のある人への具体的な声のかけ方が問われます。記録の書き方、ケアカンファレンス、報告・連絡・相談、個人情報の取り扱いも含まれます。共感と同情、受容と同調、運動性失語と感覚性失語の区別が取り違えやすい点です。収録616問のうち75問がこの分野です。

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④ 生活支援技術1(居住環境・身じたく・移動)

55

暮らしの場を整え、身じたくと移動を支える技術の分野です。自立支援と残存機能の活用、ICFに基づく生活の見方、介護予防と廃用症候群といった考え方が前提になります。そのうえで、採光や照明、室温、手すり、トイレや浴室の環境整備、介護保険の福祉用具貸与と特定福祉用具販売の区分、住宅改修の支給限度額を扱います。整容・洗顔・口腔ケア・衣服の着脱、体位の名称、杖を使った三動作歩行の順序、車いすでの段差や坂の介助、ボディメカニクスも対象です。貸与種目と販売種目の線引き、麻痺のある側をいつ動かすかが混同しやすい点です。収録616問のうち55問がこの分野です。

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⑤ 生活支援技術2(食事・入浴・排泄・家事・睡眠・終末期・緊急時)

80

日常生活の各場面を支える技術を幅広く扱う分野です。食事では誤嚥を防ぐ姿勢と形態、脱水や低栄養、栄養素の欠乏、減塩の目安を扱います。入浴・清潔保持では湯温と入浴時間、片麻痺のある人の浴槽の出入り、ストーマや透析を受けている人への配慮、足浴・清拭・洗髪の手順が中心です。排泄では失禁の種類と便秘の型、家事援助では訪問介護の生活援助に含まれる範囲、睡眠、終末期ケアとエンゼルケア、緊急時の応急手当てまで及びます。生活援助として行えること・行えないことの線引きが最も取り違えやすい点です。収録616問のうち80問がこの分野です。

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⑥ こころとからだのしくみ

80

介護の根拠になる心理と人体のしくみを扱う分野です。こころの側面ではマズローの欲求階層説、退行・昇華・投影・合理化などの適応機制、記憶の過程と分類、動機づけが中心になります。からだの側面では脳の部位ごとの働き、感覚器、内分泌とホルモン、循環と呼吸、消化と排泄のしくみ、皮膚、睡眠のリズムと不眠の型、チアノーゼなど症状の意味を扱います。入浴時の温熱・静水圧・浮力の作用のように、生活場面と生理のつながりを問う出題もあります。名称の似た適応機制どうし、短期記憶とエピソード記憶・手続き記憶の区別が混同しやすい点です。収録616問のうち80問がこの分野です。

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⑦ 発達と老化の理解/認知症の理解

82

人の一生の発達と、加齢や認知症による変化を扱う分野です。前半はエリクソン、ピアジェ、フロイト、ハヴィガーストらの発達段階説と発達課題、乳幼児期の反応、高齢社会を表す用語が対象です。後半は加齢に伴う感覚や身体機能の変化、高齢者に多い疾患と褥瘡の予防、そして認知症の原因疾患ごとの特徴、中核症状と行動・心理症状、パーソン・センタード・ケア、回想法などの非薬物療法へと進みます。加齢による生理的なもの忘れと認知症の記憶障害、認知症とせん妄やうつ状態との区別が取り違えやすい点です。収録616問のうち82問がこの分野です。

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⑧ 障害の理解/医療的ケア/介護過程

77

三つの領域が同居する分野です。障害の理解では、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳それぞれの根拠と対象、合理的配慮の考え方、視覚・聴覚・内部障害・肢体不自由・知的障害・精神障害それぞれの特性と介護の留意点を扱います。医療的ケアでは、バイタルサインの見方、喀痰吸引と経管栄養の手順や留意点、一次救命処置が対象です。介護過程では、アセスメントから計画・実施・評価までの流れ、生活課題の優先順位、記録やサービス担当者会議での役割を押さえます。手帳ごとの根拠法と内部障害に含まれる範囲が混同しやすい点です。収録616問のうち77問がこの分野です。

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