介護福祉士 ⑧ 障害の理解/医療的ケア/介護過程

三つの領域が同居する分野です。障害の理解では、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳それぞれの根拠と対象、合理的配慮の考え方、視覚・聴覚・内部障害・肢体不自由・知的障害・精神障害それぞれの特性と介護の留意点を扱います。医療的ケアでは、バイタルサインの見方、喀痰吸引と経管栄養の手順や留意点、一次救命処置が対象です。介護過程では、アセスメントから計画・実施・評価までの流れ、生活課題の優先順位、記録やサービス担当者会議での役割を押さえます。手帳ごとの根拠法と内部障害に含まれる範囲が混同しやすい点です。収録616問のうち77問がこの分野です。

この分野の問題77問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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540身体障害者手帳の交付対象となる障害程度等級として正しいものはどれか。

  1. A1級から6級まで
  2. B1級から7級まで
  3. C1級から3級まで
  4. DA度からB度まで
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正解:A1級から6級まで

身体障害者手帳は、身体障害者障害程度等級表の6級までに交付される。7級のみでは原則交付されない。

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541療育手帳の交付対象となる障害はどれか。

  1. A身体障害
  2. B発達障害
  3. C精神障害
  4. D知的障害
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正解:D知的障害

療育手帳は、児童相談所または知的障害者更生相談所において知的障害と判定された者に交付される。

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542精神障害者保健福祉手帳の交付の根拠となる法律はどれか。

  1. A精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
  2. B障害者総合支援法
  3. C障害者基本法
  4. D心身障害者対策基本法
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正解:A精神保健及び精神障害者福祉に関する法律

精神障害者保健福祉手帳は、精神保健福祉法に基づいて交付される。

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543障害者が権利を行使するために必要かつ適当な変更や調整を行うことを指す用語はどれか。

  1. A合理的配慮
  2. Bバリアフリー
  3. Cソーシャルインクルージョン
  4. Dエンパワメント
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正解:A合理的配慮

個別のニーズに応じた必要かつ適当な変更や調整を行うことを合理的配慮という。

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544糖尿病の合併症の一つであり、網膜の血管に異常が生じて視力低下が起こる疾患はどれか。

  1. A加齢黄斑変性症
  2. B網膜色素変性症
  3. C正常眼圧緑内障
  4. D糖尿病性網膜症
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正解:D糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症は、糖尿病の合併症として網膜の血管異常から視力低下を引き起こす。

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545構音障害と失語症の違いに関する説明で正しいものはどれか。

  1. A構音障害は脳の言語機能中枢の障害である
  2. B失語症は発声器官の障害により語音が作れない状態である
  3. C構音障害は言葉の理解はできるが発音がうまくできない状態である
  4. D失語症は話すことはできるが、聞くことだけができない状態である
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正解:C構音障害は言葉の理解はできるが発音がうまくできない状態である

構音障害は発声器官の障害であり言葉の理解は保たれる。失語症は脳の言語機能中枢の障害である。

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546盲ろう重複障害のある人へ話しかける際の対応として適切なものはどれか。

  1. Aそっと手で肩や腕に触れ、名乗ってから話しかける
  2. B突然手を強く握って注意を引く
  3. C少し離れた場所から大きな声で名前を呼ぶ
  4. D視界に入るように目の前で手を振る
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正解:Aそっと手で肩や腕に触れ、名乗ってから話しかける

盲ろう者はそばに人がいてもわからないため、そっと手で触れ、名乗ってから話しかける。

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547脳性麻痺の病型のうち、筋緊張が亢進し関節が固定化し変形を起こす、最も多い病型はどれか。

  1. Aアテトーゼ型
  2. B痙直型
  3. C失調型
  4. D強直型
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正解:B痙直型

痙直型は筋緊張が亢進し関節が固定化する特徴があり、脳性麻痺で最も多い。

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548脊髄損傷のある人が急に起き上がった際、血圧が低下してめまいを訴えた場合の対応として適切なものはどれか。

  1. Aさらに頭部を高くして座らせる
  2. Bただちに水分を多量に摂取させる
  3. C頭部を心臓と同じ高さかそれより低くする
  4. D全身を毛布で強く圧迫する
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正解:C頭部を心臓と同じ高さかそれより低くする

起立性低血圧では、頭部を心臓と同じ高さかそれより低くして脳への血流を確保する。

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549身体障害者福祉法に定める「内部障害」に含まれないものはどれか。

  1. A肢体不自由
  2. B腎臓機能障害
  3. C心臓機能障害
  4. D呼吸器機能障害
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正解:A肢体不自由

内部障害は心臓、腎臓、呼吸器、膀胱・直腸、小腸、肝臓の機能障害とHIVによる免疫機能障害を指し、肢体不自由は含まれない。

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550心臓機能障害のある人への介護として適切なものはどれか。

  1. A人工弁置換手術を受けた人は出血に注意しなくてよい
  2. B入浴時は熱めの湯で短時間で済ませる
  3. C塩分や動物性脂肪を積極的に摂取する
  4. D便秘の際のいきみによる心臓への負担に注意する
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正解:D便秘の際のいきみによる心臓への負担に注意する

排便時のいきみは心臓に負担をかけるため、便秘に注意する必要がある。

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551腎機能障害における人工透析に関する説明で正しいものはどれか。

  1. A血液透析は月に1〜2回の通院で済む
  2. B腹膜透析は腹膜カテーテルが挿入されているため感染に注意が必要である
  3. C血液透析は一度治療を始めてもいつでもやめることができる
  4. D連続携行式腹膜透析は週に2〜3回の通院が必要である
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正解:B腹膜透析は腹膜カテーテルが挿入されているため感染に注意が必要である

腹膜透析はカテーテルが挿入されているため感染への注意が必要である。血液透析は週2〜3回の通院が必要である。

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552慢性呼吸不全のある人が呼吸を楽にするための体位として適切なものはどれか。

  1. A仰臥位
  2. B腹臥位
  3. C起座位
  4. D側臥位
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正解:C起座位

慢性呼吸不全では、仰臥位よりも起座位のほうが楽に呼吸ができる。

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553ストーマを造設した人の便の性状について、正しい組み合わせはどれか。

  1. A回腸ストーマ ー 硬便
  2. B上行結腸ストーマ ー 固形便
  3. C下行結腸ストーマ ー 液状便
  4. DS状結腸ストーマ ー 硬便
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正解:DS状結腸ストーマ ー 硬便

S状結腸ストーマは硬便に近く、回腸ストーマは液状便である。

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554HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者への介護の留意点として適切なものはどれか。

  1. A感染力が強いため常に個室隔離とする
  2. B血液や体液に触れる際は手袋を着用し標準予防策を用いる
  3. C日常的な会話でもマスクを必ず二重に着用する
  4. D入浴介助は他の利用者の後に限定する
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正解:B血液や体液に触れる際は手袋を着用し標準予防策を用いる

HIV感染防御のため、血液や体液に触れる際は標準予防策(スタンダード・プリコーション)を採用する。

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555統合失調症の陽性症状に該当するものはどれか。

  1. A幻覚や妄想
  2. B感情の平板化
  3. C意欲の欠如
  4. D集中力の低下
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正解:A幻覚や妄想

幻覚や妄想は、健康な心理状態では認められない陽性症状である。

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556うつ病の人への対応として適切なものはどれか。

  1. A励ましや元気づけを積極的に行う
  2. B行動が緩慢な場合は急がせるように指導する
  3. C緊急性が高い状態ではかかりつけ医などに連絡する
  4. D自殺をほのめかした場合は聞き流して話題を変える
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正解:C緊急性が高い状態ではかかりつけ医などに連絡する

うつ病の人に対する励ましは症状を悪化させることがある。緊急時は医療機関と連携する。

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557高次脳機能障害の症状である「遂行(実行)機能障害」の説明として適切なものはどれか。

  1. A物の置き場所や新しい出来事を忘れる
  2. B2つのことを同時にしようとすると混乱する
  3. C欲求や感情がコントロールできない
  4. D自分で計画を立てて実行することや状況に応じた判断ができない
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正解:D自分で計画を立てて実行することや状況に応じた判断ができない

自分で計画を立てて実行することや状況に応じた判断が困難になるのが遂行機能障害である。

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558知的障害の分類において、おおむね自立可能とされる軽度のIQの範囲はどれか。

  1. AIQ 69〜50
  2. BIQ 49〜35
  3. CIQ 34〜20
  4. DIQ 20未満
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正解:AIQ 69〜50

軽度の知的障害はIQ69〜50の範囲とされ、おおむね自立可能である。

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559自閉スペクトラム症の特徴として適切なものはどれか。

  1. A読み書きや計算だけが極端に苦手である
  2. B不注意や多動性が顕著である
  3. C対人関係の構築が苦手で強いこだわりがある
  4. D幻聴などの精神症状が主である
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正解:C対人関係の構築が苦手で強いこだわりがある

自閉スペクトラム症は、社会的なコミュニケーションの障害と、限定された反復的な行動(こだわり)が特徴である。

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560障害受容の過程における「否認期」の状態として適切なものはどれか。

  1. A自分の障害に気づくが、障害を認めず抑圧しようとする
  2. B障害が残ることを告知され、混乱して抑うつ症状を示す
  3. C現実を理解し、前向きに努力を始める
  4. D現状を認め、残存機能の活用を図る
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正解:A自分の障害に気づくが、障害を認めず抑圧しようとする

否認期は、治療が一段落し障害に気づくが、それを認めず意識下に抑圧しようとする時期である。

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561介護福祉職が医師の指示のもとで実施できる口腔内・鼻腔内の喀痰吸引の範囲として正しいものはどれか。

  1. A気管分岐部まで
  2. B咽頭の手前まで
  3. C肺胞の手前まで
  4. D食道の入り口まで
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正解:B咽頭の手前まで

介護福祉職が行う口腔内・鼻腔内の喀痰吸引は、咽頭の手前までを限度とする。

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562介護福祉職が医療的ケアを実施するための要件として正しいものはどれか。

  1. A介護福祉士の国家資格があれば無条件で実施できる
  2. B医師の口頭指示のみで実施できる
  3. C実地研修を受けなくても筆記試験に合格すれば実施できる
  4. D都道府県知事から認定特定行為業務従事者認定証の交付を受ける必要がある
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正解:D都道府県知事から認定特定行為業務従事者認定証の交付を受ける必要がある

医療的ケアを行うには、研修を修了し都道府県から認定特定行為業務従事者認定証の交付を受ける必要がある。

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563カーラーの救命曲線において、心停止後3分間放置された場合の死亡率はおよそどれくらいか。

  1. A約10%
  2. B約30%
  3. C約50%
  4. D約90%
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正解:C約50%

カーラーの救命曲線によると、心停止後3分で死亡率は約50%となる。

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564一次救命処置における成人の胸骨圧迫の深さとして適切なものはどれか。

  1. A2〜3cm沈む程度
  2. B5〜6cm沈む程度
  3. C7〜8cm沈む程度
  4. D10cm以上沈む程度
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正解:B5〜6cm沈む程度

成人の胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む程度(6cmを超えない)の深さで行う。

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565意識がない傷病者の舌根沈下による気道閉塞を防ぐための気道確保の方法はどれか。

  1. Aハイムリック法
  2. B背部叩打法
  3. C頭部後屈顎先挙上法
  4. D指交差法
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正解:C頭部後屈顎先挙上法

舌根沈下などによる気道閉塞には、頭部後屈顎先挙上法を用いる。

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566標準予防策に基づき、喀痰に触れる可能性があるケアを行うときの対応として最も適切なものはどれか。

  1. A手袋を着用し、外した後に手指衛生を行う
  2. B素手で行い、終了後に手を洗えばよい
  3. C感染症の診断がなければ防護具は必要ない
  4. D手袋を着けたまま別の利用者のケアに移る
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正解:A手袋を着用し、外した後に手指衛生を行う

標準予防策では、感染症の有無にかかわらず湿性生体物質に触れる際は手袋を着用し、外した後に手指衛生を行う。

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567「滅菌」の定義として正しいものはどれか。

  1. A病原性の微生物の活動を一時的に弱めること
  2. Bすべての微生物を死滅させること、除去すること
  3. C目に見える汚れだけを水で洗い流すこと
  4. D皮膚の表面の細菌を減らすこと
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正解:Bすべての微生物を死滅させること、除去すること

滅菌とは、すべての微生物を死滅させる、あるいは除去することである。

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568体温測定において、最も高く測定される部位はどれか。

  1. A腋窩
  2. B口腔内
  3. C外耳
  4. D直腸
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正解:D直腸

体温の高い順に並べると、直腸、外耳、口腔内、腋窩となる。

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569成人の正常な脈拍の目安として適切なものはどれか。

  1. A1分間に60〜80回
  2. B1分間に30〜50回
  3. C1分間に100〜120回
  4. D1分間に120〜140回
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正解:A1分間に60〜80回

成人の正常な脈拍は1分間に60〜80回程度である。

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570バイタルサインに含まれないものはどれか。

  1. A体温
  2. B体重
  3. C呼吸
  4. D脈拍
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正解:B体重

バイタルサインは生命の維持を示す指標で、体温、脈拍、呼吸、血圧を指す。体重は含まれない。

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571利用者の急変を発見した際の対応として最も適切なものはどれか。

  1. A落ち着いて自己判断で救急処置を完結させる
  2. B他の職員には知らせず一人で迅速に対応する
  3. C家族が到着するまで一切からだに触れずに待つ
  4. Dわずかな変化であっても必ず医師や看護職に連絡する
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正解:Dわずかな変化であっても必ず医師や看護職に連絡する

急変時は自己判断せず、わずかな変化でも医師や看護職に連絡し、複数の職員で対応する。

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572喀痰吸引において、透明色でサラサラした痰が大量に出る場合に考えられる状態はどれか。

  1. A体内の水分不足
  2. B気道からの古い出血
  3. C急性の気道の炎症
  4. D緑膿菌などの感染
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正解:C急性の気道の炎症

サラサラして透明な痰の量が増える場合は急性の気道の炎症が疑われる。

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573喀痰吸引が必要な状態を判断する際の観察ポイントとして不適切なものはどれか。

  1. A食欲が増進している
  2. B呼吸時にゴロゴロという音が聞こえる
  3. C咳をする力が弱く痰を排出できていない
  4. D顔色が青紫色っぽくなっている
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正解:A食欲が増進している

喀痰吸引の必要性は、痰の貯留音、チアノーゼ、咳の力などから判断する。食欲は直接の指標ではない。

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574介護福祉職が喀痰吸引を実施する際の注意点として正しいものはどれか。

  1. A鼻腔内吸引をした場合は、口腔内吸引は絶対に行わない
  2. B利用者ごとに決められた吸引圧と挿入時間を守る
  3. C実施するたびに医師から新たな指示書をもらう必要がある
  4. D気道奥深くの痰を取るためチューブを可能な限り深く挿入する
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正解:B利用者ごとに決められた吸引圧と挿入時間を守る

利用者ごとに決められた吸引圧や吸引チューブの挿入時間を厳守することが重要である。

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575気管カニューレ内部の吸引を行う際、吸引チューブを挿入する深さの限度はどこか。

  1. A左右の気管支の入り口まで
  2. B気管分岐部まで
  3. C気管カニューレの先端を超えない深さまで
  4. D咽頭の手前まで
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正解:C気管カニューレの先端を超えない深さまで

気管カニューレ内部の吸引は、チューブが気管カニューレの先端を超えないようにする。

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576喀痰吸引の実施手順において、吸引圧の確認はどのように行うか。

  1. A水の入った容器にチューブを入れて吸引器の電源を入れ確認する
  2. B利用者の口腔内にチューブを入れた状態で行う
  3. Cチューブを指で塞いでメーターの最大値を確認する
  4. Dチューブを接続する前に本体の目盛りだけで確認する
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正解:A水の入った容器にチューブを入れて吸引器の電源を入れ確認する

水の入った容器に吸引チューブを入れて水を吸い、適切な吸引圧になっているか確認する。

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577喀痰吸引の実施中に利用者が嘔吐した場合の対応として最も適切なものはどれか。

  1. Aそのまま吸引を完了させる
  2. B仰向けのまま頭部を高くして様子を見る
  3. C吸引圧を強くして嘔吐物も一緒に吸い取る
  4. Dただちに吸引を中止し、誤嚥を防ぐため顔を横に向ける
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正解:Dただちに吸引を中止し、誤嚥を防ぐため顔を横に向ける

嘔吐した場合はただちに吸引を中止し、嘔吐物が気道に入らないよう顔を横に向ける。

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578気管カニューレ内部の吸引を行う際の利用者の姿勢として適切なものはどれか。

  1. A頸部を強く前屈した姿勢
  2. B頸部を前屈しない姿勢
  3. C完全にうつ伏せの姿勢
  4. D顎を極端に突き出した姿勢
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正解:B頸部を前屈しない姿勢

気管カニューレ内部の吸引では、頸部を前屈しない姿勢で行う。

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579胃ろうによる経管栄養の利点として正しいものはどれか。

  1. A利用者本人がチューブの挿入や抜去を行える
  2. B鼻腔や喉に違和感を感じやすい
  3. Cチューブが抜けにくく交換頻度が数か月に1回でよい
  4. D胃や食道からの逆流が絶対に起こらない
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正解:Cチューブが抜けにくく交換頻度が数か月に1回でよい

胃ろうはチューブが抜けにくく、交換が数か月ごとで済むという利点がある。

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580経管栄養の栄養剤の温度として最も適切なものはどれか。

  1. A冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態
  2. B45度以上の熱い状態
  3. C体温より常に10度低い状態
  4. D常温に近い状態
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正解:D常温に近い状態

経管栄養剤は原則として常温に近い状態で使用し、冷たい場合は人肌程度に温める。

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581半固形化栄養剤を使用する際の留意点として適切なものはどれか。

  1. A注入時は仰向けの姿勢をとる
  2. B注入速度が速いため医師の指示に従い状態を観察する
  3. C経鼻経管栄養で日常的に用いられる
  4. D注入後は水で洗い流さずそのままにしておく
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正解:B注入速度が速いため医師の指示に従い状態を観察する

半固形化栄養剤は短時間で注入するため腸のぜん動が亢進しやすく、医師の指示のもとで注意して行う。

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582子どもの経管栄養における留意点として適切なものはどれか。

  1. A嘔吐や誤嚥を防ぐため、注入前に排便を十分に行っておく
  2. B成人と全く同じサイズのチューブを使用する
  3. Cだっこしたまま注入することが常に望ましい
  4. D余った栄養剤は次回の注入まで常温で保存する
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正解:A嘔吐や誤嚥を防ぐため、注入前に排便を十分に行っておく

子どもの胃の形は嘔吐しやすいため、注入前に排便を十分に行い呼吸状態を整える。

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583経管栄養を実施するうえで多くみられる合併症である「下痢」の原因として考えられるものはどれか。

  1. A注入速度が遅すぎる
  2. B栄養剤の温度が高すぎる
  3. C浸透圧の高い栄養剤を希釈せずに使用した
  4. D器具を滅菌処理した
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正解:C浸透圧の高い栄養剤を希釈せずに使用した

浸透圧の高い栄養剤を使用すると、腸管内の浸透圧が高まり体液が移行して高浸透圧性の下痢を起こす。

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584経管栄養の実施手順で、栄養剤を注入する前に確認すべきこととして不適切なものはどれか。

  1. A栄養剤と利用者の本人確認
  2. B栄養チューブがねじれたり折れたりしていないか
  3. Cろう孔の周囲の皮膚状態
  4. D経鼻経管栄養のチューブが胃の中にあるかを介護福祉職自身が確認する
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正解:D経鼻経管栄養のチューブが胃の中にあるかを介護福祉職自身が確認する

経鼻経管栄養チューブが胃に挿入されているかの確認は、医行為にあたるため医師や看護職が行う。

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585経管栄養の注入後の対応として適切なものはどれか。

  1. A嘔吐や逆流を防ぐため、30分〜1時間は上半身を起こした姿勢を保つ
  2. Bすぐに仰向けに寝かせる
  3. C消化を促すためすぐに腹部マッサージを行う
  4. D注入直後に口腔ケアを実施する
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正解:A嘔吐や逆流を防ぐため、30分〜1時間は上半身を起こした姿勢を保つ

注入後は逆流防止のために半座位などの上半身を起こした姿勢を30分〜1時間保つ。

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586経管栄養を受けている利用者の入浴や清拭後のケアとして適切なものはどれか。

  1. A胃ろう部は乾燥させるため何も行わない
  2. Bチューブ固定部のテープを毎日剥がして消毒する
  3. C医師や看護職の指示のもと保湿クリームを塗るなどのケアを行う
  4. D入浴は感染予防のため週に1回に制限する
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正解:C医師や看護職の指示のもと保湿クリームを塗るなどのケアを行う

入浴後や清拭後は、皮膚状態を保つため医師・看護職の指示のもと保湿などのケアを行う。

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587経管栄養を行う際の口腔ケアのタイミングとして適切なものはどれか。

  1. A栄養剤の注入と同時並行で行う
  2. B注入直後には行わない
  3. C注入直後に行う
  4. D栄養剤の注入前のみに行い後は一切行わない
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正解:B注入直後には行わない

注入直後の口腔ケアは嘔吐を誘発するおそれがあるため行わない。

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588介護過程を展開する主な目的として最も適切なものはどれか。

  1. A介護福祉職の業務時間を短縮するため
  2. B施設側の利益を最大化するため
  3. C家族の経済的負担をなくすため
  4. D利用者が望む「よりよい生活」を実現するため
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正解:D利用者が望む「よりよい生活」を実現するため

介護過程は、利用者が望む「よりよい生活」「よりよい人生」を実現するという目的を達成するために展開される。

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589介護過程の展開プロセスの正しい順序はどれか。

  1. Aアセスメント → 目標と計画の立案 → 実施 → 評価
  2. B目標と計画の立案 → アセスメント → 評価 → 実施
  3. C実施 → アセスメント → 評価 → 目標と計画の立案
  4. D評価 → 実施 → 目標と計画の立案 → アセスメント
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正解:Aアセスメント → 目標と計画の立案 → 実施 → 評価

介護過程は「情報収集とアセスメント→目標と計画の立案→実施→評価」の順で繰り返される。

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590介護過程におけるアセスメントの説明として正しいものはどれか。

  1. A利用者の状態を評価し介護を終了すること
  2. B情報収集、情報の解釈・関連づけ、生活課題の明確化を行うこと
  3. C立案した計画どおりに介護を実施すること
  4. D家族に対して支援内容を説明し同意を得ること
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正解:B情報収集、情報の解釈・関連づけ、生活課題の明確化を行うこと

アセスメントとは、利用者について情報収集、解釈・統合化、生活課題の明確化を行うことである。

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591アセスメントで収集する「主観的情報」に該当するものはどれか。

  1. A体温が36.3度であったという測定値
  2. B他職種が作成した記録の内容
  3. C食事を全量摂取したという事実
  4. D本人が「とても楽しかった」と話した内容
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正解:D本人が「とても楽しかった」と話した内容

主観的情報は本人が語った感情や希望、訴えであり、測定値や観察された事実は客観的情報である。

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592収集した情報を解釈・関連づけする際のアセスメントの視点として不適切なものはどれか。

  1. A健康状態が悪化するような点はないか
  2. B日常生活の自立、継続ができていない点はないか
  3. C施設にとって管理しやすい状態であるか
  4. Dその人らしく生活できていない点はないか
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正解:C施設にとって管理しやすい状態であるか

アセスメントの視点は生命の安全、生活の安定、人生の豊かさであり、施設側の都合は含まれない。

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593顕在的課題から予測される二次的な課題を何というか。

  1. A潜在的課題
  2. B優先的課題
  3. C主観的課題
  4. D長期課題
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正解:A潜在的課題

現在現れている顕在的課題から予測される二次的な課題を潜在的課題という。

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594生活課題の優先順位を決定する際の考え方として適切なものはどれか。

  1. A利用者の希望より介護福祉職のやりやすさを優先する
  2. B生命の安全に関わる課題を最優先に検討する
  3. C潜在的課題は後回しにして顕在的課題のみを順位付けする
  4. Dすべての課題を同時に解決するよう計画する
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正解:B生命の安全に関わる課題を最優先に検討する

優先順位の決定では、健康状態の悪化を防ぐ「生命の安全」などの視点で考える。

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595長期目標と短期目標の設定に関する留意点として適切なものはどれか。

  1. A長期目標と短期目標はまったく別個のものとして設定する
  2. B長期目標は介護福祉職が達成したい内容にする
  3. C短期目標は長期目標を実現するために段階を踏んで連動させて設定する
  4. D短期目標の達成期限はあえて不明確にしておく
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正解:C短期目標は長期目標を実現するために段階を踏んで連動させて設定する

短期目標が達成できたら長期目標の達成に近づくよう、両者は連動させて設定する。

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596介護計画の目標の書き方として適切なものはどれか。

  1. A実施した介護を評価できるよう、観察や測定が可能な表現にする
  2. B抽象的な表現を用いて柔軟に対応できるようにする
  3. C介護福祉職を主語にして記述する
  4. D期限を定めず、利用者のペースに合わせる
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正解:A実施した介護を評価できるよう、観察や測定が可能な表現にする

目標は評価の基準となるよう、観察あるいは測定可能な表現にし、到達時期を明記する。

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597介護計画を作成する際のポイントとして適切なものはどれか。

  1. A専門用語を多用し、高度な計画に見せる
  2. B利用者の現状のADLのみを記載し、QOLは考慮しない
  3. C評価の基準は実施後に決めるため計画には記載しない
  4. D利用者や家族、複数の職種が共有できるよう、わかりやすく具体的に記述する
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正解:D利用者や家族、複数の職種が共有できるよう、わかりやすく具体的に記述する

全員が共有できるよう個別的・具体的に記述し、わかりやすくすることが重要である。

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598支援の内容を決定する際の条件として不適切なものはどれか。

  1. A利用者の自己決定や家族の考えを尊重する
  2. B介護福祉職の個人的な経験のみに基づいて決定すること
  3. C介護福祉職の業務範囲内の活動であること
  4. D危険がなく、効率的、経済的であること
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正解:B介護福祉職の個人的な経験のみに基づいて決定すること

支援内容は介護の理論や研究結果、経験などを活かし、根拠に基づいて決定する。

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599介護過程の「実施」の段階で意識すべき3つの視点はどれか。

  1. A効率、経済性、一律性
  2. B迅速、正確、管理
  3. C自立支援、安全と安心、快適さ
  4. D監視、指導、訓練
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正解:C自立支援、安全と安心、快適さ

実施の際は「自立支援」「安全と安心」「快適さ」を意識しながら関わることが大切である。

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600介護記録を書く際の留意点として適切なものはどれか。

  1. A客観的事実と介護福祉職の判断を混同して記述する
  2. B家族の言動は記録の対象外とする
  3. C記録は介護終結の日から1か月間のみ保存する
  4. D5W1Hを念頭に、実施経過における客観的事実を正確に記す
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正解:D5W1Hを念頭に、実施経過における客観的事実を正確に記す

記録は5W1Hを念頭に事実を正確に記し、主観的な判断とは区別して書く。

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601介護過程の「評価」における視点として適切なものはどれか。

  1. A他の利用者の達成度と比較して優れているか
  2. B計画どおりに実施しているか、目標に対する達成度はどうか
  3. C介護福祉職の業務負担が軽減されたか
  4. D施設長が満足しているか
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正解:B計画どおりに実施しているか、目標に対する達成度はどうか

評価は計画どおりの実施状況、目標の達成度、支援内容の適切さなどの視点で行う。

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602計画の修正を検討すべき状況として適切なものはどれか。

  1. A目標を達成していない、または達成していても継続が困難と判断された場合
  2. B目標が完全に達成され、新しい課題もない場合
  3. C利用者が計画どおりにケアを受け入れている場合
  4. D家族から特に意見がない場合
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正解:A目標を達成していない、または達成していても継続が困難と判断された場合

未達成の場合や、達成していても継続が困難な場合は、計画の修正や再アセスメントを検討する。

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603「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」において、ランクBの状態はどれか。

  1. A屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
  2. B1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する
  3. C日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ
  4. D独力で外出する
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正解:C日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ

ランクBは「屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ」状態である。

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604「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」において、ランクIIIの状態はどれか。

  1. A家庭内でも日常生活に支障をきたす症状がみられるが誰かが注意していれば自立できる
  2. B何らかの認知症を有するが、日常生活はほぼ自立している
  3. C著しい精神症状や重篤な身体疾患がみられ専門医療を必要とする
  4. D日常生活に支障をきたすような症状・行動等がときどきみられ、介護を必要とする
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正解:D日常生活に支障をきたすような症状・行動等がときどきみられ、介護を必要とする

ランクIIIは日常生活に支障をきたす症状・行動や意思疎通の困難さがときどきみられ、介護を必要とする状態である。

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605ケアマネジメントにおけるケアプランと、介護過程における介護計画の関係について正しいものはどれか。

  1. A介護計画はケアプランに基づいて介護福祉職が作成するものである
  2. B両者はまったく同一のものである
  3. C介護計画は医師が作成し、ケアプランは介護福祉職が作成する
  4. Dケアプランが作成されれば介護計画は作成しなくてよい
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正解:A介護計画はケアプランに基づいて介護福祉職が作成するものである

介護過程はケアマネジメントで決定した方針(ケアプラン)に基づいて展開されるものであり、両者は同一ではない。

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606サービス担当者会議における介護福祉職の役割として最も適切なものはどれか。

  1. A会議の進行を務め、ケアプランを最終決定する
  2. B医療的な処置の指示を医師の代わりに出す
  3. C利用者の最も身近な専門職として、日常生活に関する情報を提供する
  4. D他の専門職の意見を退け、介護の意見のみを反映させる
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正解:C利用者の最も身近な専門職として、日常生活に関する情報を提供する

介護福祉職は利用者の生活に最も近い立場から日常生活の情報を提供し、利用者の意向を代弁する役割がある。

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607モニタリングで確認する項目として不適切なものはどれか。

  1. A計画どおりに支援が実施されているか
  2. B他の利用者の目標達成度と比較して劣っていないか
  3. C利用者に新しい課題や可能性が生じていないか
  4. D目標に対する到達度はどうか
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正解:B他の利用者の目標達成度と比較して劣っていないか

モニタリングや評価において、他の利用者の目標達成度と比較した評価は行わない。

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608介護計画の評価におけるポイントとして正しいものはどれか。

  1. A評価の結果は利用者が落ち込むため本人には伝えない
  2. B目標が達成された場合は評価を行う必要はない
  3. C評価は介護福祉職一人の判断のみで行う
  4. D計画を立てて実施しなかったものに関しても評価する
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正解:D計画を立てて実施しなかったものに関しても評価する

実施しなかったものに関しても評価し、目標が達成されても評価を行う。結果は本人にも伝える。

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609パーキンソン病のホーエン・ヤール重症度分類において、ステージIIIの状態はどれか。

  1. A小刻み歩行・すくみ足があり、日常生活に支障はあるが介助は不要
  2. B体の両側にふるえがあり、日常生活にやや不便を感じる
  3. C体の片側にふるえがみられる
  4. D立ち上がりや歩行が困難で生活の多くで介助が必要
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正解:A小刻み歩行・すくみ足があり、日常生活に支障はあるが介助は不要

ステージIIIは小刻み歩行・すくみ足があり、日常生活に支障はあるが介助は不要な状態である。

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610筋萎縮性側索硬化症(ALS)の特徴として適切なものはどれか。

  1. A筋肉自体の病気であり、神経には異常がない
  2. B運動ニューロンが障害を受け、筋肉を動かす命令が伝わらなくなる病気である
  3. C視力や聴力などの感覚は必ず障害される
  4. D知能の低下が初期症状として必ず現れる
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正解:B運動ニューロンが障害を受け、筋肉を動かす命令が伝わらなくなる病気である

ALSは筋肉の病気ではなく、運動ニューロンが障害を受けることで筋肉に命令が伝わらなくなる病気である。

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611子どもに喀痰吸引を行う際の留意点として適切なものはどれか。

  1. A子どもが泣いて手足をばたつかせても力で押さえつけて実施する
  2. B説明を理解できない場合は無言で素早く実施する
  3. C吸引圧は成人よりも高く設定して短時間で終わらせる
  4. D子どもの理解力に応じた説明をし、心理的準備(プレパレーション)が行えるようにする
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正解:D子どもの理解力に応じた説明をし、心理的準備(プレパレーション)が行えるようにする

子どもには理解力に応じた説明で心理的準備(プレパレーション)を行い、泣いているときは落ち着くのを待つ。

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612精神障害のある人の介護の原則として適切なものはどれか。

  1. A被害的な訴えは事実ではないため無視する
  2. B服薬を拒否した場合は無理やり服用させる
  3. C助け合いの必要性を理解してもらいながら援助する
  4. Dありのままに受容せず、常に間違いを正すよう指導する
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正解:C助け合いの必要性を理解してもらいながら援助する

何もかも一人で行いがちなので、助け合いの必要性を理解してもらい援助する。被害的な訴えも重く受け止める。

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613適応機制の一つである「合理化」の例として最も適切なものはどれか。

  1. A自分の欲求を抑え込んで何も感じないようにする
  2. Bリハビリをしても無駄だと思い込み、訓練に参加しない理由をつくる
  3. C他人のせいにばかりして怒りをぶつける
  4. D幼児期のような甘えた行動をとる
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正解:Bリハビリをしても無駄だと思い込み、訓練に参加しない理由をつくる

訓練を「やっても無駄だ」と思ってしまうのは、心理的満足を得ようとする合理化の心理である。

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614障害のある人の家族への支援として、ピアサポートの説明で適切なものはどれか。

  1. A専門職が家族に技術指導を行うこと
  2. B同じ障害や立場にある人同士が支え合うこと
  3. C家族に代わって行政が意思決定すること
  4. D障害のある人を施設に入所させること
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正解:B同じ障害や立場にある人同士が支え合うこと

ピアサポートは、同じ障害や立場にある人同士が体験を分かち合い、支え合う取り組みである。

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615障害福祉における相談支援専門員の役割として適切なものはどれか。

  1. A障害支援区分を判定する
  2. B医学的診断を行う
  3. Cサービス等利用計画を作成し、関係機関と調整する
  4. D障害年金の支給決定を行う
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正解:Cサービス等利用計画を作成し、関係機関と調整する

相談支援専門員は、サービス等利用計画を作成し、関係機関との連絡調整を担う。

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616医療的ケアを安全に実施するための記録と報告について、適切なものはどれか。

  1. A実施した内容は記憶にとどめ記録は不要である
  2. B記録は利用者本人には一切開示しない
  3. C異常がなければ報告しなくてよい
  4. D実施した時刻や内容、利用者の状態を記録し、医師や看護職へ報告する
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正解:D実施した時刻や内容、利用者の状態を記録し、医師や看護職へ報告する

医療的ケアの実施後は、時刻・内容・利用者の状態を記録し、医師や看護職へ報告する。

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