家電製品アドバイザー(生活家電) ⑦ 住宅設備・電源(住宅用火災警報器・太陽光発電・電源)

電気を安全に使うための基礎と住宅設備を学ぶ分野です。住宅用火災警報器では設置義務化の背景、熱式・煙式の違い、検定制度、設置場所の基準が頻出です。電源関連では3段階料金制度、電源周波数(東日本50Hz・西日本60Hz)、コンセントやテーブルタップの定格、トラッキング現象・たこ足配線の危険性、分電盤やアンペアブレーカー、ディマンドリスポンスが問われます。太陽光発電の基礎も対象です。感電・火災を防ぐ安全知識は顧客対応で重要なため、原因と対策をセットで確実に押さえましょう。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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240住宅用火災警報器の設置義務化の背景として、住宅火災における死者数の原因で約6割を占めているものはどれか。

  1. Aやけど
  2. B一酸化炭素中毒
  3. C逃げ遅れ
  4. D飛び降り
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正解:C逃げ遅れ

住宅火災で亡くなった人のうち約6割は「逃げ遅れ」が原因とされています。

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241住宅用火災警報器の「熱式」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A周囲の温度変化に関係なく、常に煙の量を監視して作動する
  2. B温度変化を感知する方法の違いにより、定温式と差動式がある
  3. C放射性物質を使って空気をイオン化して感知する
  4. D一般的に、寝室への設置が強く推奨されている
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正解:B温度変化を感知する方法の違いにより、定温式と差動式がある

熱式には定温式と差動式があり、湯気や煙による誤作動を防ぐため台所に一般的に設置されます。

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242住宅用火災警報器の検定制度において、検定適合品に付される「合格の表示」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A消防庁長官が認可した製品には星マークが3つ表示される
  2. B消防法の政省令改正により、検定適合品には合格したことを示す「検定マーク」が付されている
  3. C検定制度は任意であり、合格表示がなくても自由に販売・設置ができる
  4. D合格表示は電池寿命が10年以上であることを保証するマークである
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正解:B消防法の政省令改正により、検定適合品には合格したことを示す「検定マーク」が付されている

2014年4月1日から検定制度が開始され、検定適合品には合格したことを示す表示が付されます。

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243住宅用火災警報器の設置場所の基準について、正しいものはどれか。

  1. A必要最小限で効果の高いと考えられる場所として、寝室に設置することとされた
  2. B火災による死者数は起きている時間帯が多いため、居間に必ず設置しなければならない
  3. C寝室が1階のみにある場合、階段上部にも必ず設置しなければならない
  4. D市町村条例に関わらず、全国一律で台所への設置が義務づけられている
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正解:A必要最小限で効果の高いと考えられる場所として、寝室に設置することとされた

火災による死者数は就寝時間帯が多いため、寝室への設置が定められました。寝室が2階以上にある場合はその階の階段上部にも設置します。

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244住宅用火災警報器を天井に設置する場合の取り付け位置として、正しいものはどれか。

  1. A火災警報器の中心を壁または梁(はり)から15cm以上離して取り付ける
  2. B火災警報器の中心を壁または梁(はり)から60cm以上離して取り付ける
  3. Cエアコンの吹き出し口付近に設置する場合は、吹き出し口から60cm以上離す
  4. Dエアコンの吹き出し口付近に設置する場合は、吹き出し口から50cm以上離す
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正解:B火災警報器の中心を壁または梁(はり)から60cm以上離して取り付ける

天井に設置する場合は、中心を壁または梁から60cm以上離して取り付けます。

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245住宅用火災警報器の「煙式」の動作原理に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A放射性物質を利用したイオン化式が一般的に推奨されている
  2. B水蒸気が警報器内に入っても、光電式であれば誤報が発生することは絶対にない
  3. C光電式は、警報器内に入った煙の粒子にLEDの光が反射し、受光素子が光を検知して警報を発する
  4. Dイオン化式は、発光ダイオードと受光素子を用いて煙を感知する
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正解:C光電式は、警報器内に入った煙の粒子にLEDの光が反射し、受光素子が光を検知して警報を発する

光電式は煙の粒子にLEDの光が反射して受光素子が検知する仕組みで、煙式の中でも推奨されています。

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246住宅用火災警報器を壁面に設置する場合の取り付け位置の制限として、正しいものはどれか。

  1. A天井から60cm以上離れた位置に火災警報器の中心がくるように取り付ける
  2. B天井から15cm〜50cm以内に火災警報器の中心がくるように取り付ける
  3. C床から1.5m以上の高さに火災警報器の中心がくるように取り付ける
  4. D天井から15cm以内の高い位置に火災警報器の上端がくるように取り付ける
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正解:B天井から15cm〜50cm以内に火災警報器の中心がくるように取り付ける

壁面に設置する場合は、天井から15cm〜50cm以内に中心がくるように取り付けます。

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247住宅用火災警報器の電源と電池寿命に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A供給電源として、内蔵電池方式と家庭用電源(AC100V)方式がある
  2. B内蔵電池方式は電池が切れると無音になるため、定期点検以外に電池切れを知る手段はない
  3. C家庭用電源方式を設置する場合には、電気工事が必要である
  4. D内蔵電池方式の電池寿命は約10年であるが、使用環境により短くなる場合がある
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正解:B内蔵電池方式は電池が切れると無音になるため、定期点検以外に電池切れを知る手段はない

電池容量が少なくなると「電池切れ」を音や光で知らせる機能が付いています。

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248住宅用火災警報システムの連動型に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A火災を感知した警報器だけが鳴り、他の部屋に知らせることはできない
  2. B1つの警報器が火災を感知すれば、接続されたすべての警報器が鳴る
  3. C感知器が火災を感知すると、感知器自体は鳴らずに受信機のみが鳴る
  4. D連動型システムを構成するには、必ず有線で配線しなければならない
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正解:B1つの警報器が火災を感知すれば、接続されたすべての警報器が鳴る

連動型は1つの警報器が感知すればすべての警報器が鳴ります。無線で連動するものもあります。

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249住宅用火災警報器の設置義務の対象となる住宅について、正しいものはどれか。

  1. A新築・改築時のほか、既存住宅についても設置完了期限が2011年6月に設定され義務づけられた
  2. B既存住宅は2011年6月に設置が義務づけられたが、戸建住宅は対象外である
  3. C新築住宅のみが対象であり、既存住宅への設置義務はない
  4. Dアパートやマンションは対象外であり、戸建住宅のみが対象である
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正解:A新築・改築時のほか、既存住宅についても設置完了期限が2011年6月に設定され義務づけられた

新築・改築時のほか、既存住宅についても設置が義務づけられ、完了期限は2011年6月に設定されました。

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250「カーボンニュートラル」の定義として、正しいものはどれか。

  1. A温室効果ガスの排出を完全にゼロにすること
  2. B温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすること
  3. C化石燃料の使用を全廃し、すべて再生可能エネルギーで賄うこと
  4. Dカーボンオフセットにより、自国の排出量を他国に転嫁すること
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正解:B温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすること

「全体としてゼロにする」とは、排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすることを意味します。

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251太陽電池の構成単位を小さい順(基本単位からシステム全体へ)に正しく並べたものはどれか。

  1. Aアレイ → モジュール → セル
  2. Bセル → モジュール → アレイ
  3. Cモジュール → セル → アレイ
  4. Dセル → アレイ → モジュール
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正解:Bセル → モジュール → アレイ

太陽電池は、小さい順にセル、モジュール、アレイで構成されています。

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252太陽光発電システムにおける「パワーコンディショナ」の主な役割はどれか。

  1. A太陽電池で発電した交流電力を、家庭で使える直流電力に変換する
  2. B発電した電力を蓄電し、夜間に使用できるようにする
  3. C太陽電池で発電した直流電力を、電力会社と同じ交流電力に変換する
  4. D電力会社から購入した電力を、各部屋のコンセントに分配する
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正解:C太陽電池で発電した直流電力を、電力会社と同じ交流電力に変換する

パワーコンディショナ(インバーター)は、発電した直流電力を交流電力に変換します。

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253ペロブスカイト太陽電池の特徴に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. Aシリコン太陽電池に比べて厚く重いが、変換効率が非常に高い
  2. B製造時の温度が約1400℃と高く、大量のCO2を排出する
  3. Cレアメタルを大量に使用するため、材料コストがシリコン太陽電池より高い
  4. D塗布や印刷で製造でき、薄く柔らかくて曲がりやすい
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正解:D塗布や印刷で製造でき、薄く柔らかくて曲がりやすい

ペロブスカイト太陽電池は薄く柔らかく、塗布や印刷で量産できるのが特徴です。

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254住宅用太陽光発電システムの「自立運転コンセント」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. Aモーターで動作する製品(冷蔵庫など)は突入電流が流れるため接続を避けるべきである
  2. B停電時でも日射があれば、自立運転モードで最大15kWまで電気が使える
  3. C自立運転での発電で余剰電力が発生した場合、電力会社へ売電することができる
  4. D発電を行わない夜間でも、太陽電池パネル内に蓄電された電力を利用して使用できる
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正解:Aモーターで動作する製品(冷蔵庫など)は突入電流が流れるため接続を避けるべきである

突入電流が流れる機器は接続を避けます。自立運転の最大出力は1.5kW(1500W)です。

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255結晶系太陽電池のパネル温度特性について、正しいものはどれか。

  1. Aパネルの温度が上昇するほど変換効率が向上する(正の温度特性)
  2. Bパネルの温度が低下するほど最大出力が大きく低下する
  3. Cパネル温度が上昇するほど変換効率が低下し、70℃に達すると最大出力は約20%低下する
  4. Dパネルの温度変化は変換効率に一切影響を与えない
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正解:Cパネル温度が上昇するほど変換効率が低下し、70℃に達すると最大出力は約20%低下する

結晶系太陽電池は温度が上昇するほど効率が低下する負の温度特性を持ちます。

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256太陽電池の「モジュール変換効率」の計算式として正しいものはどれか。

  1. A(モジュール公称最大出力 ÷ 1000W/m²) × 100
  2. B(モジュール面積 ÷ (モジュール公称最大出力 × 1000W/m²)) × 100
  3. C(モジュール公称最大出力 × モジュール面積) ÷ 1000W/m² × 100
  4. D(モジュール公称最大出力 ÷ (モジュール面積 × 1000W/m²)) × 100
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正解:D(モジュール公称最大出力 ÷ (モジュール面積 × 1000W/m²)) × 100

モジュール変換効率は、出力電気エネルギーを入射する太陽光エネルギーで割って算出します。

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257FIT(固定価格買取制度)とFIP(Feed-in Premium)制度の違いについて、最も適切なものはどれか。

  1. AFIT制度は市場価格に連動して買取価格が変動し、FIP制度は常に一定の価格で買い取られる
  2. BFIT制度はすべての再生可能エネルギー事業者が対象だが、FIP制度は住宅用太陽光発電のみが対象である
  3. CFIP制度は、市場価格をベースにあらかじめ設定されたプレミアム(補助額)が上乗せされる仕組みである
  4. DFIP制度では、電力需要が少ない時間帯に発電するほど高いプレミアムが支払われる
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正解:CFIP制度は、市場価格をベースにあらかじめ設定されたプレミアム(補助額)が上乗せされる仕組みである

FIP制度は、市場で売電した価格に対して一定のプレミアムが上乗せされる制度です。

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258「卒FIT」を迎えた住宅用太陽光発電の余剰電力の活用方法として、最も不適切なものはどれか。

  1. A余剰電力を国に無償で提供し、固定資産税の減免措置を受ける
  2. Bプラグインハイブリッド自動車(PHV)や電気自動車(EV)に充電する
  3. C家庭用蓄電池に電気を蓄えて夜間に使用する
  4. D小売電気事業者と新たな売電契約を締結して売電する
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正解:A余剰電力を国に無償で提供し、固定資産税の減免措置を受ける

卒FIT後の活用方法として、自家消費、蓄電池やEVへの充電、新たな売電契約などがあります。固定資産税の減免措置は記載されていません。

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259太陽光パネルを設置する際の屋根の種類と特徴について、正しいものはどれか。

  1. A片流れ屋根は、屋根全体にパネルを設置できるが、北向きに傾斜している場合は不向きなことが多い
  2. B寄棟屋根は、傾斜がほとんどなく、強風に耐える基礎が必要である
  3. C陸屋根は、屋根が2方向に開いており、設置面積を確保しやすい
  4. D切妻屋根は、屋根が4方向に開いており、設置面積を確保しづらい
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正解:A片流れ屋根は、屋根全体にパネルを設置できるが、北向きに傾斜している場合は不向きなことが多い

片流れ屋根は屋根全体に設置可能ですが、北側に傾斜している場合は日照の観点から不向きです。

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260シリコン系太陽電池の種類と特徴について、誤っているものはどれか。

  1. A単結晶シリコン太陽電池は、原子が正しく配列した構造で変換効率が高い
  2. B多結晶シリコン太陽電池は、単結晶に比べて変換効率は若干低いが安価に製造できる
  3. C多結晶太陽電池セルでは、小さな結晶の集まりを示す「まだら模様」が見られる
  4. D単結晶太陽電池セルでは、表面に不規則な「まだら模様」がはっきりと見られるのが特徴である
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正解:D単結晶太陽電池セルでは、表面に不規則な「まだら模様」がはっきりと見られるのが特徴である

単結晶太陽電池セルには「まだら模様」は見られません。「まだら模様」は多結晶の特徴です。

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261太陽光発電の原理に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A電子はP型半導体側に、正孔はN型半導体側に引き寄せられる
  2. B光が当たると光のエネルギーにより電子と正孔が発生する
  3. C化学電池のように物質や電解液などの資源を消費しない物理電池である
  4. D光が強い(光のエネルギーが大きい)ほど、たくさんの電気を取り出すことができる
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正解:A電子はP型半導体側に、正孔はN型半導体側に引き寄せられる

光エネルギーにより、電子はN型半導体側に、正孔はP型半導体側に引き寄せられます。

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262初期費用0円ソーラーサービス(PPAなどのビジネスモデル)と自己所有の比較について、誤っているものはどれか。

  1. A自己所有の場合、機器・工事費の初期費用がかかるが、PPAモデルでは初期費用は0円である
  2. BPPAモデルでは、契約期間中の発電した電力はすべて住宅所有者が無料で使い放題になる
  3. C自己所有の場合、メンテナンス費用のリスクは住宅所有者が負うが、PPAモデルではサービス事業者が負う
  4. D自己所有の場合、余剰電力の売電収入は住宅所有者のものになる
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正解:BPPAモデルでは、契約期間中の発電した電力はすべて住宅所有者が無料で使い放題になる

PPA(電力販売モデル)では、発電電力のうち使用した分の電気料金をサービス事業者に支払います。

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263太陽光パネルの設置方法(屋根置き型と屋根材型)に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A勾配屋根型(屋根置き型)は、屋根材とパネルの間に隙間があるため、温度が高くなることによる発電効率の低下が起こりにくい
  2. B屋根材一体型は、パネルと屋根が一体なので統一感があり見栄えが良い
  3. C屋根置き型は、屋根に穴をあけて架台を取り付けるため、施工不良や経年劣化により雨漏りが発生しやすい
  4. D屋根材一体型は、パネルと屋根材の間に隙間があり熱が逃げやすいため、発電効率が下がりにくい
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正解:D屋根材一体型は、パネルと屋根材の間に隙間があり熱が逃げやすいため、発電効率が下がりにくい

屋根材一体型は熱がこもりやすい構造のため、気温が高い地域では発電効率が下がりやすいのがデメリットです。

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264一般家庭に供給される引込線の「単相3線式」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A2本の電線で引き込まれ、100Vの電圧のみが供給される
  2. Bエアコンなどの大型家電を多く使う現代では、単相2線式の方が一般的である
  3. C3本の電線のうち、外側の2本が接地(アース)されている
  4. D3本の電線で引き込まれ、100Vと200Vの電圧が供給される
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正解:D3本の電線で引き込まれ、100Vと200Vの電圧が供給される

単相3線式は3本の電線で引き込まれ、100Vと200Vの両方の電圧を供給できます。

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265分電盤に設置されている「配線用遮断器(ブレーカー)」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A契約電流以上の電流が流れると、家全体の電気を自動的に遮断する主幹ブレーカーのことである
  2. B万が一漏電したときに、その異常を感知して自動的に電気を切る装置である
  3. Cスマートメーター対応の分電盤では不要となり、設置されていない
  4. D分岐回路ごとに付いており、一般的に1つの回路に流すことのできる電流は20Aである
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正解:D分岐回路ごとに付いており、一般的に1つの回路に流すことのできる電流は20Aである

配線用遮断器は各分岐回路の安全を守り、一般的に1回路20Aまで電流を流せます。

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266感電(電気ショック)による人体への影響について、一般的に「耐えられない痛みを生じる」とされる交流電流(50Hz/60Hz)の大きさはどれか。

  1. A1mA
  2. B5mA
  3. C100mA
  4. D10mA
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正解:D10mA

感電の人体への影響として、10mAで「耐えられない痛みを生じる」とされています。

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267家庭内の消費電力量の機器別ウエイト(2019年推計)において、最も消費電力量の割合が大きい電気機器はどれか。

  1. Aテレビ
  2. B照明器具
  3. Cエアコン
  4. D冷蔵庫
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正解:Cエアコン

家庭内の消費電力量の割合は、エアコン(16%)、冷蔵庫(15%)、照明器具(13%)の順に大きくなっています。

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268「避雷器搭載分電盤」の仕組みについて、正しいものはどれか。

  1. A雷サージが侵入すると、避雷器が過電流を熱に変換して完全に消滅させる
  2. B避雷器によって過電圧を抑制し、過電流を地面へ逃がすため、アースを取る必要がある
  3. C家電製品単独で直接地面にアースを取っていれば、避雷器なしでも雷サージから完全に保護できる
  4. D直撃雷やアンテナから侵入する雷サージに対しても、家電製品を完全に保護できる
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正解:B避雷器によって過電圧を抑制し、過電流を地面へ逃がすため、アースを取る必要がある

避雷器で過電流を地面へ逃がす仕組みのため、必ず避雷器とともにアースを取る必要があります。

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269「感震ブレーカー」の主な目的と機能として、最も適切なものはどれか。

  1. A落雷時に発生する雷サージから家電製品を保護するために電気を遮断する
  2. B漏電が発生した際に素早く感知し、感電事故を防ぐために電気を遮断する
  3. C地震発生後の停電復旧時に起こる「通電火災」を防ぐため、設定値以上の揺れで自動的に電気を遮断する
  4. D契約アンペア数を超える過大電流が流れた際に、分電盤の過熱を防ぐために電気を遮断する
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正解:C地震発生後の停電復旧時に起こる「通電火災」を防ぐため、設定値以上の揺れで自動的に電気を遮断する

感震ブレーカーは設定値以上の地震の揺れを感知し、自動で電気を遮断して通電火災を予防します。

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270日本の一般的な電気料金の「3段階料金制度」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A生活必需的な使用量は安くし、平均的な使用量を超える部分は相対的に高くする制度である
  2. B電力の契約アンペア数に応じて、基本料金が3段階に設定されている制度である
  3. C季節(夏・冬・春/秋)に応じて、電力量料金単価が3段階に変更される制度である
  4. D時間帯によって3段階(昼間・夜間・深夜)で料金単価が変動する制度である
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正解:A生活必需的な使用量は安くし、平均的な使用量を超える部分は相対的に高くする制度である

3段階料金制度は、省エネルギーの観点から使用量が多くなるにつれて段階的に単価が高くなる制度です。

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271定格125V・15Aのテーブルタップに複数の電気製品を接続して使用する場合の安全な使い方として、正しいものはどれか。

  1. A消費電力1200Wのドライヤーと600Wの電気ヒーターを同時に使用する
  2. Bテーブルタップの合計消費電力が2000Wになるように組み合わせて使用する
  3. C消費電力1000Wの電子レンジと800Wの電気ケトルを同時に使用する
  4. D消費電力900Wのオーブントースターと550Wのジャーポットを同時に使用する
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正解:D消費電力900Wのオーブントースターと550Wのジャーポットを同時に使用する

15Aのテーブルタップの定格消費電力は1500Wです。合計1450Wとなる組み合わせが安全です。

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272「トラッキング現象」が発生するメカニズムとして、正しいものはどれか。

  1. A長期間プラグを差し込んだままのコンセントにホコリと湿気が加わり、刃の間で放電が起き絶縁部が炭化して発火する現象
  2. B定格を超えた電流を流すことでコードが発熱し、被覆が溶けてショートする現象
  3. C地震による揺れでプラグが半抜け状態になり、接触不良によるスパークで発火する現象
  4. D落雷による異常電圧がコンセントから侵入し、接続された家電製品の基板が発火する現象
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正解:A長期間プラグを差し込んだままのコンセントにホコリと湿気が加わり、刃の間で放電が起き絶縁部が炭化して発火する現象

ホコリと湿気によってプラグの刃の間で放電が起こり、絶縁部が徐々に炭化して発火に至る現象をトラッキング現象といいます。

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273「ディマンドリスポンス」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A電力量に応じて供給量を変動させることにより、需給バランスを一致させる従来の取り組みのことである
  2. B電力供給量に応じて需要量を変動させて需給バランスを一致させる取り組みのことである
  3. Cピーク時の電気料金を高めに設定し、需要家が電気料金の安い時間帯に電気を使うように促す方法がある
  4. Dピーク時などに節電するという契約に基づき、需要家が節電をするネガワット取引がある
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正解:A電力量に応じて供給量を変動させることにより、需給バランスを一致させる従来の取り組みのことである

供給量を変動させるのは従来の方式です。ディマンドリスポンスは需要量側を変動させる取り組みです。

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274家庭用の一般的な100Vコンセント(定格125V 15A)の形状について、正しいものはどれか。

  1. A左右の穴の長さは完全に同一であり、どちらに差し込んでも極性の違いはない
  2. B長い方の穴とアース線間の電圧をテスターで測定すると、常に100Vを示す
  3. C右側の穴がわずかに長く、万が一漏電した際に電流を逃がすアース線として機能する
  4. D左側の穴がわずかに長く、柱上トランスの二次側で大地に接地されている電源線につながっている
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正解:D左側の穴がわずかに長く、柱上トランスの二次側で大地に接地されている電源線につながっている

コンセントの穴は左側(長い方)が接地されており、アース線間の電圧を測定すると0Vを示します。

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275日本の電源周波数に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A周波数が異なる地域へ転居した場合でも、すべての家電製品はそのまま安全に使用できる
  2. B新潟県や群馬県、長野県の一部には、管轄する電力会社の標準周波数とは異なる周波数の地域が存在する
  3. C静岡県の富士川から新潟県の糸魚川付近を境に、東日本が50Hz、西日本が60Hzに分かれている
  4. D周波数の違いは、明治時代に関東にはドイツから50Hz、関西にはアメリカから60Hzの発電機が輸入されたことに起因する
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正解:A周波数が異なる地域へ転居した場合でも、すべての家電製品はそのまま安全に使用できる

周波数が異なる地域へ転居する場合、限定された周波数専用の商品は正常に動作しなくなるため注意が必要です。

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276「たこ足配線」の危険性に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. Aコンセントやテーブルタップの定格電流容量を超えてしまい、発熱や発火の原因となる
  2. B接続箇所が増えることで接触抵抗がある所が増え、コンセントやプラグが発熱しやすくなる
  3. C分電盤の配線用遮断器が20Aの場合、テーブルタップで20Aまで使用してもタップ側は発火しない
  4. D消費電力の大きな機器は、テーブルタップを使用せず壁のコンセントに直接差し込んで使用すべきである
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正解:C分電盤の配線用遮断器が20Aの場合、テーブルタップで20Aまで使用してもタップ側は発火しない

テーブルタップの定格(一般に15A)を超えて使用すると、ブレーカー(20A)が落ちる前にタップが発熱し発火する危険があります。

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277分電盤の「電流制限器(アンペアブレーカー)」に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A契約電流以上の電流が流れると自動的に電気が遮断される
  2. B関西、中国、四国、沖縄の各電力会社管内では、契約電流の区分がないため設置されていない
  3. Cスマートメーター対応の分電盤には、より精密な物理的アンペアブレーカーが必ず搭載されている
  4. D北海道、東北、東京、中部などの管内では、契約電流の大きさによって色分けされたものが設置されている
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正解:Cスマートメーター対応の分電盤には、より精密な物理的アンペアブレーカーが必ず搭載されている

スマートメーター対応の分電盤では遠隔操作で契約容量を変更できるため、アンペアブレーカーは付いていません。

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