日本城郭検定 ⑧ 準1級 第26回

準1級レベルで築城史と高度な意匠を扱う1回分(40問)です。織田信長の安土城、豊臣秀吉の天下普請、徳川家康による江戸城の大改修といった政権と城の関係、鏡石や矢穴の列(矢穴痕)など石材加工の痕跡、花頭窓や廻縁を備えた格式高い天守形式、切妻破風などの破風、枡形門や土塁を用いる中世的な城の形式まで踏み込みます。加藤清正・藤堂高虎の築城の細部も問われます。歴史的背景と建築様式を結びつけて理解する力が試される、準1級らしい応用分野です。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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281織田信長が天下統一の拠点として築き安土山に金箔瓦と壮麗な天主を備えた城はどれか

  1. A小牧山城
  2. B岐阜城
  3. C清洲城
  4. D安土城
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正解:D安土城

安土城は信長が琵琶湖畔の安土山に築いた城で五層七階の天主を持つ近世城郭の先駆けとされる

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282豊臣秀吉が天下普請を全国の大名に課して築かせた政権の中枢となった城はどれか

  1. A伏見城
  2. B聚楽第
  3. C大坂城
  4. D淀城
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正解:C大坂城

大坂城は秀吉が石山本願寺跡に築いた巨大城郭で諸大名の動員による天下普請の代表例である

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283虎口や石垣の正面に据えた特に大きな石で権威を示したものを何と呼ぶか。

  1. A根石
  2. B間知石
  3. C飼石
  4. D鏡石
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正解:D鏡石

鏡石は虎口正面などに据えた巨石で権威の誇示を狙った。

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284天守の屋根に用いられる三角形の妻飾りで直線的な輪郭を持つ破風はどれか

  1. A唐破風
  2. B入母屋破風
  3. C比翼破風
  4. D千鳥破風
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正解:D千鳥破風

千鳥破風は屋根面に取り付けられた三角形の破風で外観に変化と格式を与える

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285城の出入口を防御するため枡形に囲い込んだ空間を持つ門の形式を何と呼ぶか

  1. A高麗門
  2. B薬医門
  3. C埋門
  4. D枡形虎口
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正解:D枡形虎口

枡形虎口は内外に二つの門を設けて方形の空間で敵を足止めし横矢を浴びせる防御施設である

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286石垣に積む石材の表面に残る楔を打ち込んだ穴の列を何と呼ぶか

  1. A矢穴
  2. B刻印
  3. C合端
  4. D化粧
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正解:A矢穴

矢穴は石を割る際に楔を打ち込んだ痕跡で割石の縁に並んで残る

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287近世城郭の天守で最上重に花頭窓や廻縁を備えた格式の高い形式を何と呼ぶか

  1. A望楼型
  2. B層塔型
  3. C独立式
  4. D複合式
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正解:A望楼型

望楼型天守は入母屋造の建物の上に望楼を載せた初期の形式で安土城や姫路城に見られる

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288徳川家康が江戸の地に幕府を開き諸大名を動員して大改修した城はどれか

  1. A駿府城
  2. B江戸城
  3. C小田原城
  4. D川越城
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正解:B江戸城

江戸城は家康が入府後に天下普請で大拡張した将軍家の居城である

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289石垣を用いず土を盛り上げ堀を巡らせて築く中世以来の城の形式を何と呼ぶか

  1. A石垣造
  2. B土造の城
  3. C礎石建
  4. D版築造
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正解:B土造の城

土造の城は土塁と空堀を主体とする防御で東国の中世城郭に多く見られる

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290熊本城を築き精緻な石垣と多数の櫓を整えた築城の名手として知られる大名は誰か

  1. A藤堂高虎
  2. B黒田官兵衛
  3. C加藤清正
  4. D蒲生氏郷
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正解:C加藤清正

加藤清正は熊本城を築いた大名で反りの強い石垣や多重の防御で築城の名手と称される

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291藤堂高虎が築城に関わった城として知られないのはどれか

  1. A今治城
  2. B伊賀上野城
  3. C松本城
  4. D津城
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正解:C松本城

松本城は石川数正らによって整備された城で高虎の手は入っておらず他の三城は高虎が関与した

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292直線的な層を積み上げ各重を規則的に逓減させる近世後期に多い天守形式はどれか

  1. A層塔型
  2. B望楼型
  3. C連立式
  4. D複合式
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正解:A層塔型

層塔型天守は各階を均等に逓減させて積み上げる形式で構造が合理的で工期も短い

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293石垣の加工度が低く自然石をほぼそのまま積む最も古い積み方はどれか

  1. A切込接
  2. B打込接
  3. C野面積
  4. D亀甲積
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正解:C野面積

野面積は自然石をほとんど加工せず積む技法で隙間が多いが排水性に優れ古い城に見られる

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294城の防御で側面から敵を射撃するため塁線を屈曲させる工夫を何と呼ぶか

  1. A登り石垣
  2. B武者走り
  3. C横矢掛り
  4. D犬走り
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正解:C横矢掛り

横矢掛りは塁線や石垣を折れ曲げて側面から攻め手に射撃を加える縄張りの技法である

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295虎口の前面に設けて敵の直進を防ぎ出撃の拠点ともなる小区画を何と呼ぶか

  1. A腰曲輪
  2. B帯曲輪
  3. C捨曲輪
  4. D馬出
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正解:D馬出

馬出は虎口の外に築いた小さな区画で防御と出撃の両機能を併せ持つ

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296山麓と山頂を石垣で結ぶ登り石垣をもつことで知られる城はどれか。

  1. A名古屋城
  2. B大阪城
  3. C江戸城
  4. D松山城
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正解:D松山城

伊予松山城や彦根城には斜面を縦に走る登り石垣が残る。

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297石垣に大名や石工の集団を示す記号を刻んだものを何と呼ぶか

  1. A刻印
  2. B矢穴
  3. C合端
  4. D築石
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正解:A刻印

刻印は普請を分担した大名や石工集団が責任の所在を示すため石材に刻んだ印である

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298穴太衆が石垣築造の技術集団として活躍した地として知られる地域はどこか

  1. A大和
  2. B加賀
  3. C土佐
  4. D近江
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正解:D近江

穴太衆は近江坂本を本拠とした石工集団で野面積などの石垣技術で諸大名に重用された

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299蒲生氏郷が会津に築き七層の天守を構えたと伝わる城はどれか

  1. A白河小峰城
  2. B二本松城
  3. C米沢城
  4. D会津若松城
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正解:D会津若松城

会津若松城は蒲生氏郷が黒川を若松と改め大改修した城で当時七層の天守を備えたと伝わる

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300城下町の防御で道を意図的に屈曲させ見通しを悪くする工夫を何と呼ぶか

  1. A惣構
  2. B鉤の手
  3. C町割
  4. D枡形
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正解:B鉤の手

鉤の手は城下の道を直角に折り曲げて敵の進軍を妨げ見通しを断つための工夫である

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301城絵図のうち江戸幕府が諸藩に命じて作成提出させた城郭の図はどれか

  1. A洛中洛外図
  2. B正保城絵図
  3. C聚楽第図屏風
  4. D江戸図屏風
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正解:B正保城絵図

正保城絵図は幕府が正保年間に諸藩へ提出を命じた城郭絵図で縄張りや石垣の規模が詳細に描かれる

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302姫路城の白漆喰総塗籠の外観から付けられた異称はどれか

  1. A白鷺城
  2. B烏城
  3. C鶴ヶ城
  4. D金亀城
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正解:A白鷺城

姫路城は白漆喰で塗り込めた優美な外観から白鷺城の異称で呼ばれる

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303複数の天守や櫓を渡櫓でつなぎ一体の防御構造とする天守の形式を何と呼ぶか

  1. A連立式
  2. B独立式
  3. C複合式
  4. D望楼式
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正解:A連立式

連立式天守は大天守と小天守を渡櫓で環状につなぐ形式で姫路城がその代表である

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304松本城の天守群のうち戦国期の実戦的構造を残す部分と平和な時代に増築された部分の組合せとして正しいのはどれか

  1. A辰巳附櫓と渡櫓
  2. B乾小天守と月見櫓
  3. C大天守と埋門
  4. D本丸御殿と二の丸
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正解:B乾小天守と月見櫓

松本城は戦国期の乾小天守に対し泰平期に風雅な月見櫓が増築され時代の差が一棟に同居する

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305丸亀城の石垣が三段に高く積み上げられ総高で日本一とされることで知られる特徴はどれか

  1. A登り石垣の連続
  2. B刻印の多さ
  3. C亀甲積の壁面
  4. D扇の勾配の高石垣
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正解:D扇の勾配の高石垣

丸亀城は扇の勾配と呼ばれる反りを持つ石垣を三段に積み総高で日本屈指の高さを誇る

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306懸魚が破風に取り付けられた意味として伝えられるものはどれか。

  1. A採光のため
  2. B排水のため
  3. C火除けの願い
  4. D換気のため
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正解:C火除けの願い

懸魚は魚をかたどり火除けの願いを込めたとされる。

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307石垣の積み方で打込接と切込接の違いの説明として正しいのはどれか

  1. A打込接は自然石をそのまま用い切込接は加工しない
  2. B打込接は石の接合部を加工し切込接は隙間なく整形する
  3. C打込接は隙間なく整形し切込接は自然石を用いる
  4. D両者に加工度の違いはない
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正解:B打込接は石の接合部を加工し切込接は隙間なく整形する

打込接は接合面を粗く加工して隙間を減らし切込接はさらに精密に整形して隙間なく積む

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308黒い下見板張りの外観から烏城の異称で呼ばれる城はどれか

  1. A松本城
  2. B広島城
  3. C福山城
  4. D岡山城
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正解:D岡山城

岡山城は黒い下見板張りの外観から烏城と呼ばれ白い姫路城と対比される

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309会津若松城を指す異称として正しいのはどれか

  1. A鶴ヶ城
  2. B白鷺城
  3. C金亀城
  4. D烏城
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正解:A鶴ヶ城

会津若松城は鶴ヶ城の異称で知られ白鷺城は姫路城金亀城は彦根城を指す

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310城郭用語で本丸を囲む第二の区画を指す語として正しいのはどれか

  1. A腰曲輪
  2. B馬出
  3. C二の丸
  4. D捨曲輪
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正解:C二の丸

二の丸は本丸の外側を囲む区画で三の丸とともに防御の階層を構成する

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311築城の名手として高虎と清正を比べた説明のうち誤っているのはどれか

  1. A清正は江戸城天守の縄張りを単独で担った
  2. B清正は反りの強い石垣を得意とした
  3. C高虎は直線的で高い石垣を多く築いた
  4. D高虎は各地の天下普請に関与した
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正解:A清正は江戸城天守の縄張りを単独で担った

江戸城は複数の大名による天下普請であり清正が天守縄張りを単独で担ったとはいえない

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312彦根城の異称として正しいのはどれか

  1. A白鷺城
  2. B鶴ヶ城
  3. C烏城
  4. D金亀城
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正解:D金亀城

彦根城は金亀城の異称で知られ井伊氏の居城として現存天守を残す

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313石垣の隅角部に関する説明として誤っているのはどれか

  1. A算木積は長短の石を交互に積む
  2. B隅角は石垣の中で最も崩れやすい弱点となる
  3. C算木積は石を加工せず自然石のまま積む技法である
  4. D算木積以前は隅角の処理が未発達であった
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正解:C算木積は石を加工せず自然石のまま積む技法である

算木積は直方体に加工した石を交互に組む技法であり自然石のまま積むという記述は誤りである

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314土塁の上部にのみ石垣を巻いた構造を何と呼ぶか。

  1. A鉢巻石垣
  2. B腰巻石垣
  3. C登り石垣
  4. D亀甲積
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正解:A鉢巻石垣

鉢巻石垣は土塁の上部だけを石で巻く構造である。

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315天守の最上重に廻縁と高欄を巡らせていない城はどれか。

  1. A高知城
  2. B姫路城
  3. C犬山城
  4. D丸岡城
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正解:B姫路城

姫路城天守は最上重に廻縁をもたず、高知城・犬山城・丸岡城は外に廻縁高欄を巡らせる。

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316城絵図に関する説明のうち正しいのはどれか

  1. A正保城絵図は明治政府が作成を命じた
  2. B正保城絵図は石垣の高さを描かない決まりだった
  3. C正保城絵図は天守の内部構造のみを記した
  4. D正保城絵図は江戸幕府が諸藩に提出させた
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正解:D正保城絵図は江戸幕府が諸藩に提出させた

正保城絵図は江戸幕府が正保年間に諸藩へ作成提出を命じた絵図で縄張りや石垣規模が描かれる

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317城の堀のうち海水を引き込んで防御とする城として知られるのはどれか

  1. A松本城
  2. B今治城
  3. C彦根城
  4. D犬山城
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正解:B今治城

今治城は海に面し海水を堀に引き込んだ海城で藤堂高虎の築城として知られる

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318天守を持たず御殿や櫓を中心に防御を構成した近世の藩庁の城も少なくないが その背景の説明として最も適切なのはどれか

  1. A天守は実戦で役立たないため一切築かれなかった
  2. B法令で天守の建造が全面的に禁止された
  3. C財政や幕府への配慮から再建されない例があった
  4. D天守より櫓のほうが高く築けたため
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正解:C財政や幕府への配慮から再建されない例があった

焼失後の天守は財政負担や幕府への配慮から再建されない例が多く御殿や櫓で機能を代替した

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319城の縄張りで複数の曲輪を直線状に連ねる配置を何と呼ぶか

  1. A連郭式
  2. B輪郭式
  3. C梯郭式
  4. D渦郭式
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正解:A連郭式

連郭式は本丸二の丸などを直線的に並べる縄張りで尾根上の山城に多く見られる

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320本丸を中心に曲輪が渦巻き状に巡る縄張の形式を何というか。

  1. A輪郭式
  2. B連郭式
  3. C渦郭式
  4. D並郭式
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正解:C渦郭式

渦郭式は曲輪が螺旋状に巡る縄張りの形式である。

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