日本城郭検定 ⑦ 準1級 第25回

準1級レベルの専門知識を問う1回分(40問)です。築城三名人の事績、算木積・野面積など石垣技法の厳密な理解、横矢掛かりや虎口の防御構成に加え、懸魚や華頭窓といった建築装飾、廻縁、土塁、雁木、堀切など、より細かな城郭用語が並びます。名称を知っているだけでなく、部材や構造の役割・由来まで踏み込んで問われるのが準1級の特徴です。3級・2級で積み上げた基礎を前提に、城郭建築と土木の専門用語を精密に押さえる分野で、上級者向けの得点源になります。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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241築城の名手として「築城三名人」に数えられる人物のうち今治城や宇和島城を手がけたのは誰か

  1. A加藤清正
  2. B藤堂高虎
  3. C黒田孝高
  4. D蒲生氏郷
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正解:B藤堂高虎

藤堂高虎は今治城や宇和島城など多くの城を手がけ高石垣と層塔型天守を得意とした築城の名手である。

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242石垣の隅角部を強固にするため長方形の石材を長辺と短辺が交互になるよう積む技法を何と呼ぶか

  1. A谷積
  2. B亀甲積
  3. C算木積
  4. D布積
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正解:C算木積

算木積は長辺と短辺を交互に重ねて隅角の強度を高める技法で江戸期に完成度が高まった。

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243城壁に取り付いた敵を側面から攻撃するため塁線を折れ曲げて設ける防御の工夫を何というか

  1. A武者返し
  2. B犬走り
  3. C雁木
  4. D横矢掛かり
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正解:D横矢掛かり

横矢掛かりは塁線を屈曲させ敵の側面に矢や鉄砲を浴びせる縄張り上の基本的な防御技法である。

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244天守や櫓の破風の妻飾りとして拝みに取り付けられる装飾部材はどれか

  1. A
  2. B華頭窓
  3. C懸魚
  4. D廻縁
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正解:C懸魚

懸魚は破風の拝みに下げる妻飾りで火災除けの意味も込められた装飾部材である。

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245自然石をほとんど加工せずそのまま積み上げる最も古い石垣の積み方を何と呼ぶか

  1. A打込接
  2. B切込接
  3. C間知積
  4. D野面積
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正解:D野面積

野面積は自然石をほぼ加工せず積む古い技法で排水性に優れるが隙間が多く見た目は粗い。

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246城内で多数の兵が一斉に石垣や土塁の上へ昇り降りするために設けた階段状の構造を何というか

  1. A虎口
  2. B雁木
  3. C馬出
  4. D土塁
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正解:B雁木

雁木は土塁や石垣の内側に設けた階段で兵が素早く塁上に展開するための構造である。

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247城や曲輪の出入口を防御的に構成した部分を指す城郭用語はどれか

  1. A虎口
  2. B切岸
  3. C腰曲輪
  4. D堀切
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正解:A虎口

虎口は城や曲輪の出入口で防御上の要であり枡形や馬出と組み合わせて固められた。

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248天守の最上階の外側を巡る縁とその手すりを総称して何と呼ぶか

  1. A華頭窓
  2. B出格子
  3. C蔀戸
  4. D廻縁高欄
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正解:D廻縁高欄

廻縁高欄は天守最上階の外周を巡る縁と欄干で初期天守に多く後に装飾化した。

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249曲輪の周囲を土を盛り上げて築いた防御施設を何と呼ぶか

  1. A切岸
  2. B堀切
  3. C土塁
  4. D竪堀
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正解:C土塁

土塁は土を盛り固めた防壁で石垣より古くから用いられ中世城郭の基本的な防御設備である。

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250鉄砲や矢を放つために城壁や塀に設けられた小窓を何というか

  1. A石落
  2. B武者窓
  3. C蔀戸
  4. D狭間
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正解:D狭間

狭間は塀や櫓の壁に開けた射撃用の小窓で形状により矢狭間や鉄砲狭間に区別される。

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251寺院建築の窓に由来し天守や櫓の装飾窓として用いられた上部が尖頭形の窓はどれか

  1. A武者窓
  2. B連子窓
  3. C出窓
  4. D華頭窓
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正解:D華頭窓

華頭窓は上辺が花形に曲線を描く窓で禅宗様建築に由来し天守の格式を高める装飾とされた。

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252山城において尾根を断ち切り敵の尾根伝いの侵攻を防ぐために掘られた空堀を何と呼ぶか

  1. A横堀
  2. B竪堀
  3. C水堀
  4. D堀切
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正解:D堀切

堀切は尾根を横方向に断ち切る空堀で山城において敵の尾根伝いの侵入を遮断する。

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253加藤清正が手がけた熊本城に見られる下部は緩く上部に向かい垂直に反る形状の石垣を何と呼ぶか

  1. A算木積
  2. B谷積
  3. C武者返し
  4. D亀甲積
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正解:C武者返し

武者返しは上部ほど勾配を急にして敵がよじ登れないようにした反りのある石垣で熊本城が代表例である。

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254連立式天守の典型例として大天守と小天守を渡櫓でつなぎ中庭を囲む構成をもつ城はどれか

  1. A松本城
  2. B姫路城
  3. C彦根城
  4. D犬山城
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正解:B姫路城

姫路城は大天守と三つの小天守を渡櫓で連結した連立式天守で中庭を囲む厳重な構成をもつ。

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255層塔型天守の特徴を正しく述べたものはどれか

  1. A入母屋造の建物上に望楼を載せる
  2. B最上重のみ大きく張り出す
  3. C屋根の数が階数より少ない
  4. D各重をほぼ同じ平面比で規則的に逓減させて積む
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正解:D各重をほぼ同じ平面比で規則的に逓減させて積む

層塔型は各階を規則的に逓減させ積む形式で構造が単純化し短期間で築けたため近世に普及した。

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256石垣に見られる刻印について正しい説明はどれか

  1. A装飾のため後世に彫られた文様である
  2. B排水用に設けられた溝の印である
  3. C石材の重さを示す数値の記録である
  4. D普請を分担した大名や石工集団の目印である
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正解:D普請を分担した大名や石工集団の目印である

刻印は天下普請などで石垣の担当区分を示すため大名や石工が刻んだ印で帰属を明らかにする目的があった。

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257二つの門を直角に配置し間に四角い空間を設けて防御を厚くした城門の構造を何というか

  1. A薬医門
  2. B埋門
  3. C高麗門
  4. D枡形虎口
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正解:D枡形虎口

枡形虎口は高麗門と櫓門を直角に組み合わせ四角い空間で敵を足止めし横矢を掛ける厳重な構造である。

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258近江の穴太衆について正しい説明はどれか

  1. A天守の意匠を担った大工集団である
  2. B堀の測量を担った技術者集団である
  3. C石垣構築を専門とした石工集団である
  4. D瓦の製造を担った職人集団である
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正解:C石垣構築を専門とした石工集団である

穴太衆は近江坂本を本拠とする石工集団で安土城以降の城郭石垣構築に広く関わった。

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259公儀が諸大名に石高に応じて労役や費用を割り当てて城を築かせた方式を何というか

  1. A検地
  2. B刀狩
  3. C天下普請
  4. D惣構
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正解:C天下普請

天下普請は公儀が諸大名に石高に応じて労役や費用を課して城を築かせた方式で大坂城や江戸城に用いられた。

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260山城の斜面を人工的に削って急傾斜とし敵の登攀を防いだ防御施設を何と呼ぶか

  1. A犬走り
  2. B切岸
  3. C腰曲輪
  4. D土橋
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正解:B切岸

切岸は斜面を削って人工的な急崖とする防御施設で中世山城において堀や土塁と併用された。

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261姫山という丘陵上に築かれ平地と丘陵の両方を利用した平山城に分類される城はどれか

  1. A松本城
  2. B姫路城
  3. C竹田城
  4. D松江城
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正解:B姫路城

姫路城は姫山という丘陵上に築かれた平山城で平地と丘陵の両方の地形を利用している。

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262織田信長が築いた安土城の天主について正しいとされる説明はどれか

  1. A五重五階で地下はなかった
  2. B黒漆塗りで装飾は質素であった
  3. C現存し当時の姿を伝えている
  4. D地上六階地下一階の構造であった
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正解:D地上六階地下一階の構造であった

安土城天主は記録や復元研究から地上六階地下一階とされ最上階を金で飾るなど壮麗であったと伝わる。

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263塀や櫓の床を外へ張り出させ石垣に取り付いた敵に石や弾を落とすために設けた設備を何というか

  1. A狭間
  2. B武者窓
  3. C蔀戸
  4. D石落
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正解:D石落

石落は塀や櫓の床を外へ張り出させ石垣に取り付いた敵を真上から攻撃するための設備である。

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264山麓と山頂を結ぶ斜面に沿って石垣を縦に築き斜面からの侵入を防ぐ技法を何と呼ぶか

  1. A登り石垣
  2. B腰巻石垣
  3. C算木積
  4. D武者返し
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正解:A登り石垣

登り石垣は斜面を縦方向に石垣で固め敵の横移動を阻む技法で松山城や彦根城に例が見られる。

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265石垣や土塁の足元に沿って設けられた幅の狭い通路状の平坦地を何と呼ぶか

  1. A雁木
  2. B土橋
  3. C犬走り
  4. D腰曲輪
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正解:C犬走り

犬走りは石垣や土塁の足元に設けた細い平坦地で石垣の崩落防止や巡視に用いられた。

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266本丸二の丸などの曲輪を一直線に並べて配置する縄張りの形式を何というか

  1. A輪郭式
  2. B梯郭式
  3. C連郭式
  4. D渦郭式
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正解:C連郭式

連郭式は本丸二の丸などを直線的に連ねる縄張りで尾根上の山城に多く見られる。

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267本丸を中心に二の丸三の丸が同心円状に取り囲む縄張りの形式を何というか

  1. A連郭式
  2. B梯郭式
  3. C輪郭式
  4. D並郭式
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正解:C輪郭式

輪郭式は本丸を中央に置き周囲を二の丸三の丸が囲む形式で平城に適し防御を全周に配せる。

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268黒田孝高が築城に着手したと伝わり後に細川氏らが整備した大分県の水城はどれか

  1. A福岡城
  2. B小倉城
  3. C中津城
  4. D佐賀城
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正解:C中津城

中津城は黒田孝高が築城に着手したと伝わる城で水城として知られ後に細川氏らが整備した。

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269次のうち望楼型天守に分類されるものはどれか

  1. A弘前城
  2. B丸亀城
  3. C宇和島城
  4. D犬山城
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正解:D犬山城

犬山城天守は入母屋造の建物の上に望楼を載せた望楼型で古式の天守形式を今に伝える。

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270石垣の積み方に関する次の説明のうち正しくないものはどれか

  1. A野面積は自然石をほぼそのまま積む
  2. B切込接は石を一切加工しない技法である
  3. C打込接は合端を加工して積む
  4. D算木積は隅角を強化する技法である
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正解:B切込接は石を一切加工しない技法である

切込接は石材を方形に整形して隙間なく積む最も加工度の高い技法であり加工しないという説明は誤りである。

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271城門の名称と特徴の組合せとして正しくないものはどれか

  1. A埋門は石垣を高く貫き楼を載せた壮大な門である
  2. B高麗門は本柱の背後に控柱を立てた門である
  3. C薬医門は本柱と控柱に切妻屋根を架けた門である
  4. D櫓門は門上に櫓を載せた門である
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正解:A埋門は石垣を高く貫き楼を載せた壮大な門である

埋門は石垣の下部などに小さく開けた目立たない門であり高い楼を載せた壮大な門という説明は誤りである。

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272いわゆる築城三名人に数えられる人物として一般に挙げられないものはどれか

  1. A藤堂高虎
  2. B蒲生氏郷
  3. C加藤清正
  4. D黒田孝高
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正解:B蒲生氏郷

一般に築城三名人は藤堂高虎加藤清正黒田孝高を指し蒲生氏郷はそこに含まれないとされる。

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273馬出に関する説明として正しくないものはどれか

  1. A虎口の前面に設けた小曲輪である
  2. B半円形のものを丸馬出と呼ぶ
  3. C城内の居住区を指す呼称である
  4. D方形のものを角馬出と呼ぶ
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正解:C城内の居住区を指す呼称である

馬出は虎口の外側に設けた防御用の小曲輪であり居住区を指すという説明は誤りである。

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274天守の形式に関する説明のうち正しくないものはどれか

  1. A望楼型は入母屋の上に望楼を載せる
  2. B層塔型は望楼型より古い形式で安土城が代表例である
  3. C層塔型は各重を規則的に逓減させる
  4. D連立式は複数の天守を渡櫓でつなぐ
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正解:B層塔型は望楼型より古い形式で安土城が代表例である

層塔型は望楼型より後に成立した新しい形式であり望楼型より古いという説明は誤りである。

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275次の城と所在する旧国名の組合せのうち正しくないものはどれか

  1. A彦根城ー近江
  2. B松本城ー信濃
  3. C姫路城ー播磨
  4. D丸亀城ー伊予
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正解:D丸亀城ー伊予

丸亀城は讃岐国(現在の香川県)にあり伊予との組合せは誤りである。残る三つの組合せはいずれも正しい。

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276狭間に関する説明のうち正しくないものはどれか

  1. A鉄砲狭間は丸や三角形の小窓である
  2. B狭間は天守の最上階を飾る装飾窓である
  3. C矢狭間は縦長の長方形が多い
  4. D狭間は塀や櫓の壁に設けられる
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正解:B狭間は天守の最上階を飾る装飾窓である

狭間は射撃用の小窓であり天守最上階を飾る装飾窓という説明は誤りである。

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277縄張りの形式に関する説明のうち正しくないものはどれか

  1. A梯郭式は本丸を中央に置き同心円状に囲む
  2. B連郭式は曲輪を直線的に並べる
  3. C輪郭式は本丸を全周が囲む
  4. D渦郭式は曲輪が渦状に巡る
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正解:A梯郭式は本丸を中央に置き同心円状に囲む

梯郭式は本丸を一方や二方に寄せて他方を二の丸などで囲む形式であり同心円状に囲むのは輪郭式であるため誤りである。

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278石垣の刻印について正しくないものはどれか

  1. A刻印は普請の分担を示すことがある
  2. B刻印は天守の高さを記録する目的で刻まれた
  3. C大名家の家紋が刻まれることがある
  4. D石工集団の印が刻まれることがある
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正解:B刻印は天守の高さを記録する目的で刻まれた

刻印は普請分担や帰属を示す目印であり天守の高さを記録する目的という説明は誤りである。

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279現存十二天守に含まれない城はどれか

  1. A松本城
  2. B犬山城
  3. C彦根城
  4. D岡山城
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正解:D岡山城

岡山城天守は戦災で焼失し戦後に再建されたもので現存十二天守には含まれない。

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280惣構について正しくないものはどれか

  1. A城下町を含めて外周を堀や土塁で囲む
  2. B惣構は天守最上階の廻縁を指す
  3. C小田原城の惣構が知られる
  4. D大坂城にも惣構が築かれた
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正解:B惣構は天守最上階の廻縁を指す

惣構は城下町まで含めて外郭を囲む防御線であり天守最上階の廻縁を指すという説明は誤りである。

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