浄化槽管理士 問題一覧

541問を7の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。

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① 浄化槽概論

43

水環境と生活排水処理の基礎をまとめた分野。収録43問では、水資源賦存量の定義と国際比較、河川水の平均滞留時間の計算、自浄作用や富栄養化とアオコ、河川・湖沼・海域のBODやCODの推移が問われる。計算は、し尿と生活雑排水のBOD負荷量を足して除去率を掛ける放流負荷の算出、みなし浄化槽から合併処理浄化槽へ切り替えたときの削減量、混合後の河川BODから許容される放流濃度を逆算する形で出る。ほかに独立栄養細菌と従属栄養細菌、異化と同化、原虫による水系感染症、水俣病やイタイイタイ病の原因物質、メタンの地球温暖化係数も含まれる。

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② 浄化槽行政

47

浄化槽法を中心に、関連する法令との役割分担を扱う分野。収録47問では、第1条の目的に書かれている事項と書かれていない事項、浄化槽の定義から除かれる排水、清掃の定義に汚泥の運搬が含まれない点が問われる。設置後等の水質検査(第7条検査)と定期検査(第11条検査)の時期、特定既存単独処理浄化槽への措置、型式認定の有効期間、保守点検記録の保存が主な論点。処理方式ごとの保守点検回数、清掃業の許可に必要な器具、構造基準を定めるのが建築基準法である点、令和元年改正の内容、都道府県知事と市町村長の権限の区別も出る。

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③ 浄化槽の構造及び機能

118

浄化槽の設計と処理原理を扱う分野で、収録問題数は7分野中2番目に多い。収録118問では、昭和55年建設省告示第1292号の構造基準に示される処理方式と処理対象人員の対応、嫌気ろ床槽のろ材充填率と室の容量比、消毒槽やマンホールの規定、JIS A 3302による建築用途別の処理対象人員算定が問われる。計算は流量調整槽の必要容量、水面積負荷、BOD容積負荷とBOD-MLSS負荷、汚泥返送率、ばっ気強度からの必要空気量、酸素要求量と種類が多い。ほかに押し出し流と完全混合、ストークスの式、ベルヌーイの式、エアリフトポンプ、膜の分離対象、無機凝集剤、性能評価型浄化槽が含まれる。

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④ 浄化槽工事概論

30

浄化槽の施工と図面の読み方を扱う分野。収録30問では、割栗石、目潰し砂利、捨てコンクリートと進む基礎工事の順序、底版コンクリート、埋め戻し前の水張りの目的、玉掛けとターンバックルによる本体の据え付けが問われる。土木ではヒービング、ウェルポイント工法、PCぐいとRCぐいの違い、がけ下の擁壁、寒冷地での流入管の保温。配管は勾配と点検升の落差を足し合わせる総落差の計算、インバート升とトラップ升の使い分けが出る。図面では線の種類、寸法補助記号、単線結線図のMCCBなどの記号、ブロワの据え付けやFRP製浄化槽を地上に置く際の留意点も対象になる。

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⑤ 浄化槽の点検、調整及び修理

178

収録178問と7分野で最も多い、保守点検の実務を扱う分野。点検を放流側から流入側へ進める順序、使用開始直前の点検、保守点検の技術上の基準が単位装置ごとに求める事項が起点になる。水処理ではSV30・SVI・MLSSからの状態判断、脱窒による沈殿槽の汚泥浮上、放線菌による発泡、接触ばっ気槽の逆洗手順とはく離汚泥の移送、循環比や流量調整比からの移送水量の計算、メタノール添加量の算出が問われる。機器ではルーツ式・電磁式ブロワやフロートスイッチの異常と原因、FRP製浄化槽の応力白化と浮上事故、安全衛生では硫化水素と酸素欠乏、換気方式、衛生害虫、塩素消毒も含まれる。

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⑥ 水質管理

75

浄化槽の水質項目の意味と測り方を扱う分野。収録75問では、BODの測定と硝化抑制剤を加えるATU-BOD、COD、TOC、SSの粒径範囲、総アルカリ度の炭酸カルシウム換算、大腸菌群の性質が問われる。現場測定では透視度計の扱い、隔膜電極法によるDO測定、pH計のガラス電極の保管、比色試験管法、DPD法の妨害物質、採取後ただちに測る項目とコンポジットサンプルに向かない項目の区別が論点になる。計算は塩化物イオン濃度からのし尿の希釈倍率、SV30とMLSSからのSVI、分子量や硝化に要る酸素量、ポンプ槽の水位変化からの流入汚水量。硝化・脱窒に伴うpHとアルカリ度の変化も出る。

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⑦ 浄化槽の清掃概論

50

清掃の技術上の基準と、引き出した汚泥の行き先を扱う分野。収録50問では、単位装置ごとに全量を引き出すか適正量にとどめるか、洗浄に使った水を張り水に再使用できない槽、嫌気ろ床槽と沈殿分離槽を清掃する順序、清掃時期の判断目安が問われる。計算はばっ気室のSV30を下げるための引き出し量、張り水の不足量、除去BOD量と汚泥転換率・含水率から出す搬出汚泥量。ほかに浄化槽汚泥濃縮車やバキューム車の仕組み、清掃記録票の記載事項、槽内作業での硫化水素と酸素欠乏への備え、し尿処理施設や汚泥再生処理センターでの受け入れと資源化、コンポスト化が好気性発酵である点も含まれる。

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