第209問浄化槽の施工に関連する各種図面に関する記述として、正しいものはどれか。
- A図面どおりの施工が困難な場合、浄化槽工事業者の判断で仕様を任意に変更できる。
- B各種図面は、正しく施工が行われるように設計図書等とともに設計者が作成する。
- C建築確認を伴う施工にあたっては、浄化槽法に基づき届出書類に図面を添付する。
- D浄化槽工事業者は、浄化槽管理者の意図に従って図面どおりに施工し完成させる。
浄化槽の施工と図面の読み方を扱う分野。収録30問では、割栗石、目潰し砂利、捨てコンクリートと進む基礎工事の順序、底版コンクリート、埋め戻し前の水張りの目的、玉掛けとターンバックルによる本体の据え付けが問われる。土木ではヒービング、ウェルポイント工法、PCぐいとRCぐいの違い、がけ下の擁壁、寒冷地での流入管の保温。配管は勾配と点検升の落差を足し合わせる総落差の計算、インバート升とトラップ升の使い分けが出る。図面では線の種類、寸法補助記号、単線結線図のMCCBなどの記号、ブロワの据え付けやFRP製浄化槽を地上に置く際の留意点も対象になる。
この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.据え付け前後に、内部設備及び機器類における破損の有無等を確認する。
吊り降ろしは玉掛け作業主任者が行い、クレーン配置は地盤強度を考慮し、ターンバックルは対角線順に均等に締める。
この問題の解説ページを開く →正解:C.槽内に発生する悪臭成分を水に溶解させ、大気への放出を完全に防ぐ。
水張りの主な目的は、槽本体の安定、土圧による変形防止、水平確認、漏水確認であり、悪臭防止ではない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.二重トラップとならないよう、衛生器具にトラップが付いている場合は屋外配管始点にトラップ升を設けてはならない。
配管内の通気を妨げる二重トラップとならないよう、衛生器具にトラップがある場合は屋外配管始点にトラップ升を設けてはならない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.保温材を巻くか透水性のよい砂などで埋め戻しを行う。
土被りを凍結深度に合わせるのが難しいため、流入管上部に保温材を巻くか、透水性のよい砂等で埋め戻す施工が多く行われる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.寸法をミリメートル単位で表示する場合には単位記号を付けない。
図面の寸法はミリメートル単位で記入し、単位記号は付けない。他の単位を用いる場合のみ単位が明示される。
この問題の解説ページを開く →正解:C.PCぐいはRCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい。
PC(プレストレスト・コンクリート)ぐいは、RCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい特徴がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.割栗石地業 → 目潰し砂利地業 → 捨てコンクリートの打設
地盤を強固にするため割栗石を敷き、その隙間に目潰し砂利を敷きつめ、最後に墨出し・高さ調整用の捨てコンクリートを打設する順序となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ピット内部は雨水勾配をとって仕上げ、雨水の排水パイプは放流側の升に接続する。
ピット内部はモルタル等で雨水勾配をとり、雨水の排水パイプ(ドレーン)は放流側の升に接続するのが正しい。
この問題の解説ページを開く →正解:C.屋内への臭気の進入を防止するため、すべてトラップ升にしなければならない。
流入側の点検升は、汚物が停滞しないようにすべてインバート升とする。すべてトラップ升にするという記述は誤りである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.用途によって様々な種類の図面を用意し使い分けるのが一般的である。
浄化槽の場合、すべての構造を1枚にまとめることは困難であるため、用途に応じて様々な図面を使い分ける。
この問題の解説ページを開く →正解:A.基礎工事 → 底版コンクリート工事 → 水張り → 埋戻し
基礎沈下を防ぐため基礎工事の後に底版コンクリートを打ち、埋め戻しの土圧による変形を防ぐため埋戻し前に水張りを行う。
この問題の解説ページを開く →正解:A.長期間紫外線にさらされると劣化するため、耐光性塗料の塗布などが必要である。
FRP製浄化槽が紫外線に長期間さらされると劣化するため、耐光性塗料を塗布するなどの処置を施す必要がある。
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