浄化槽管理士 ④ 浄化槽工事概論

浄化槽の施工と図面の読み方を扱う分野。収録30問では、割栗石、目潰し砂利、捨てコンクリートと進む基礎工事の順序、底版コンクリート、埋め戻し前の水張りの目的、玉掛けとターンバックルによる本体の据え付けが問われる。土木ではヒービング、ウェルポイント工法、PCぐいとRCぐいの違い、がけ下の擁壁、寒冷地での流入管の保温。配管は勾配と点検升の落差を足し合わせる総落差の計算、インバート升とトラップ升の使い分けが出る。図面では線の種類、寸法補助記号、単線結線図のMCCBなどの記号、ブロワの据え付けやFRP製浄化槽を地上に置く際の留意点も対象になる。

この分野の問題30問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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209浄化槽の施工に関連する各種図面に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A図面どおりの施工が困難な場合、浄化槽工事業者の判断で仕様を任意に変更できる。
  2. B各種図面は、正しく施工が行われるように設計図書等とともに設計者が作成する。
  3. C建築確認を伴う施工にあたっては、浄化槽法に基づき届出書類に図面を添付する。
  4. D浄化槽工事業者は、浄化槽管理者の意図に従って図面どおりに施工し完成させる。
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正解:B各種図面は、正しく施工が行われるように設計図書等とともに設計者が作成する。

図面は設計図書とともに設計者が作成し、工事業者は設計者の意図に従って施工する。

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210工場生産浄化槽本体の据え付け工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A吊り込みや吊り降ろしは、大型特殊自動車運転免許の資格を有する者が行う。
  2. Bターンバックルは、時計回りの順序で均等に締める。
  3. Cクレーンなどの機械の配置は、建物の強度を十分考慮して決定する。
  4. D据え付け前後に、内部設備及び機器類における破損の有無等を確認する。
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正解:D据え付け前後に、内部設備及び機器類における破損の有無等を確認する。

吊り降ろしは玉掛け作業主任者が行い、クレーン配置は地盤強度を考慮し、ターンバックルは対角線順に均等に締める。

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211配管勾配が1/100で長さ17000mmの流入管がある。途中に落差10mmの点検升が5つある場合、配管勾配による落差と升の落差を合わせた総落差(mm)はどれか。

  1. A170
  2. B340
  3. C670
  4. D220
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正解:D220

点検升の総落差は10mm×5箇所=50mm。配管勾配の落差は17000mm×1/100=170mm。合計で220mmとなる。

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212浄化槽の周囲の地盤条件により、がけ下など通常の数倍の土圧が側部からかかる場合に設けるべき構造物として、最も適当なものはどれか。

  1. Aピット
  2. B支柱
  3. C鉄筋コンクリート構造の擁壁
  4. Dコンクリートボックス
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正解:C鉄筋コンクリート構造の擁壁

がけ下の土中など側部から大きな土圧がかかる場合には、鉄筋コンクリート構造の擁壁を設ける必要がある。

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213山留め工事で生じる可能性のあるヒービング(heaving)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. Aヒービングが予想される場合、矢板の根入れを予定深さよりも浅くする対策が有効である。
  2. Bヒービングは、掘削底面から硬質地盤までの距離が短いほど生じにくく安全である。
  3. Cヒービングは、掘削底面から硬質地盤までの距離が長いほど生じにくく安全である。
  4. Dヒービングは、掘削幅が大きいほど生じにくく安全である。
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正解:Bヒービングは、掘削底面から硬質地盤までの距離が短いほど生じにくく安全である。

ヒービングは、掘削底面から硬質地盤までの距離が短いほど生じにくく安全となる。

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214浄化槽の埋め戻し工事の前に行う「水張り」の目的として、適当でないものはどれか。

  1. A槽本体を安定させ、埋め戻し時に槽の位置がずれたり、水準が狂ったりするのを防止する。
  2. B埋め戻しの際の土圧による本体と内部設備の変形を防止する。
  3. C槽内に発生する悪臭成分を水に溶解させ、大気への放出を完全に防ぐ。
  4. D水準目安線で水平を確認するとともに、槽から漏水がないことを確認する。
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正解:C槽内に発生する悪臭成分を水に溶解させ、大気への放出を完全に防ぐ。

水張りの主な目的は、槽本体の安定、土圧による変形防止、水平確認、漏水確認であり、悪臭防止ではない。

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215宅地内の排水管の施工に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A排水管の管径や勾配は、流速を抑えるために極力小さく設定する。
  2. B臭気の侵入を確実にするため、衛生器具のトラップの有無に関わらず、屋外配管始点に必ずトラップ升を設ける。
  3. C二重トラップとならないよう、衛生器具にトラップが付いている場合は屋外配管始点にトラップ升を設けてはならない。
  4. D排水管の破損を防止するため、土かぶりは設けず地表に露出させて配管する。
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正解:C二重トラップとならないよう、衛生器具にトラップが付いている場合は屋外配管始点にトラップ升を設けてはならない。

配管内の通気を妨げる二重トラップとならないよう、衛生器具にトラップがある場合は屋外配管始点にトラップ升を設けてはならない。

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216浄化槽工事の図面において、寸法線や寸法補助線、引出し線などに用いられる線の種類はどれか。

  1. A細い破線
  2. B太い実線
  3. C細い実線
  4. D細い一点鎖線
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正解:C細い実線

細い実線は、寸法線や寸法補助線、引出し線などに用いられる。見える部分の外形線は太い実線で表す。

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217小型浄化槽の基礎工事における捨てコンクリートの役割として最も適切なものはどれか。

  1. A基礎の墨出しを行うために打設する。
  2. B浄化槽の浮上を防止するためのおもりとして打設する。
  3. C掘削時の法面崩壊を防ぐために打設する。
  4. D割栗石の隙間に目潰し用の砂利を定着させるために打設する。
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正解:A基礎の墨出しを行うために打設する。

捨てコンクリートの打設は、基礎の正確な位置を記す墨出しを行うために必要である。

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218浄化槽の工事に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. Aウェルポイント工法は、透水性が低い粘土層の地盤に適用する。
  2. Bピット構造とする場合は、ピット内に雨水の排水管を設け、流入側の升に接続する。
  3. C駐車場など上部荷重がかかる場合は、上部スラブを鉄筋コンクリートにする。
  4. Dくい打ち工事は、地盤の許容応力度が小さい場合に浄化槽の重量を地盤に伝える杭を設置する。
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正解:Aウェルポイント工法は、透水性が低い粘土層の地盤に適用する。

ウェルポイント工法は、砂質粘土層などの透水性が高い地盤に適用する。

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219気温が低下する地域における浄化槽の流入管の施工方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A流入管の土被りは凍結深度より浅くする。
  2. B凍結を防止するため管路内に常時温水を循環させる。
  3. C保温材を巻くか透水性のよい砂などで埋め戻しを行う。
  4. D土圧に耐えるためコンクリートで完全に埋め戻しを行う。
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正解:C保温材を巻くか透水性のよい砂などで埋め戻しを行う。

土被りを凍結深度に合わせるのが難しいため、流入管上部に保温材を巻くか、透水性のよい砂等で埋め戻す施工が多く行われる。

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220浄化槽の図面表示に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A同じ形の形体が繰り返される場合でも途中の形体を省略してはならない。
  2. B同じ図面内で縮尺や現尺などの異なる尺度を用いてはならない。
  3. C寸法をミリメートル単位で表示する場合には単位記号を付けない。
  4. D寸法は原則としてセンチメートル単位で記入する。
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正解:C寸法をミリメートル単位で表示する場合には単位記号を付けない。

図面の寸法はミリメートル単位で記入し、単位記号は付けない。他の単位を用いる場合のみ単位が明示される。

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221図面に付記される寸法補助記号とその意味の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. AC:半径
  2. Bφ:円弧の長さ
  3. Ct:板の厚さ
  4. DR:直径
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正解:Ct:板の厚さ

寸法補助記号において、Cは面取り、Rは半径、φは直径、tは板の厚さを意味する。

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222浄化槽の単線結線図において、「MCCB」が表す機器の名称として正しいものはどれか。

  1. A配線用遮断器
  2. B変圧器
  3. C変流器
  4. Dサーマルリレー
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正解:A配線用遮断器

MCCBは配線用遮断器を表す。ちなみにTRは変圧器、CTは変流器を表す。

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223工場生産浄化槽の設置工事において、埋め戻し前に水張りを行う目的として該当しないものはどれか。

  1. A槽本体を重くし槽の安定性や水平を確認する。
  2. B埋め戻し時に槽の位置がずれないようにする。
  3. C埋め戻し時の土圧による槽本体の変形を軽減する。
  4. D埋め戻し土の量を軽減する。
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正解:D埋め戻し土の量を軽減する。

水張りは槽の安定性確認や土圧への対抗などを目的とするが、埋め戻し土の量を軽減する効果はない。

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224くい打ち工事におけるPC(プレストレスト・コンクリート)ぐいとRC(鉄筋コンクリート)ぐいの比較として正しいものはどれか。

  1. A両者の曲げモーメントへの抵抗力は等しい。
  2. BRCぐいはPCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい。
  3. CPCぐいはRCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい。
  4. DPCぐいはRCぐいに比べて作業スペースを極端に狭くできる。
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正解:CPCぐいはRCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい。

PC(プレストレスト・コンクリート)ぐいは、RCぐいよりも曲げモーメントへの抵抗力が大きい特徴がある。

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225浄化槽の設置工事における基礎工事の工程順序として、正しいものはどれか。

  1. A目潰し砂利地業 → 割栗石地業 → 捨てコンクリートの打設
  2. B割栗石地業 → 目潰し砂利地業 → 捨てコンクリートの打設
  3. C捨てコンクリートの打設 → 割栗石地業 → 目潰し砂利地業
  4. D割栗石地業 → 捨てコンクリートの打設 → 目潰し砂利地業
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正解:B割栗石地業 → 目潰し砂利地業 → 捨てコンクリートの打設

地盤を強固にするため割栗石を敷き、その隙間に目潰し砂利を敷きつめ、最後に墨出し・高さ調整用の捨てコンクリートを打設する順序となる。

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226配管図に用いられる図示記号で、通常の実線(または単純な線)で表される配管はどれか。

  1. A通気管
  2. B厨房排水管
  3. C雨水排水管
  4. D汚水排水管
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正解:D汚水排水管

汚水排水管は通常の実線等で図示され、厨房や雨水などはそれぞれ固有のアルファベット記号を伴う。

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227製図用語における「工程図」の定義として、正しいものはどれか。

  1. A構造物の平面図・立面図等によって形式・一般構造を表す図面。
  2. B部品の相対的な位置関係や組立てられた形状を示す図面。
  3. C製作工程の途中の状態または一連の工程全体を表す製作図。
  4. D各装置の配置、管の接続の実態を示す系統図。
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正解:C製作工程の途中の状態または一連の工程全体を表す製作図。

工程図は、製作工程の途中の状態または一連の工程全体を表す製作図のことである。

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228管の勾配1/100で、No.1升から浄化槽本体の流入管まで距離が13000mmある。No.1升の土被り200mm、管径100mm、途中の5箇所の升でそれぞれ10mmの落差がある場合、GLから流入管底までの深さは何mmか。

  1. A480mm
  2. B380mm
  3. C430mm
  4. D530mm
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正解:A480mm

配管の高低差13000×(1/100)=130mm。130+土被り200+管径100+落差(10×5)=480mmとなる。

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229底版コンクリート工事に関する記述で、誤っているものはどれか。

  1. A浄化槽が2槽以上になる場合、底版は一体構造とする。
  2. B掘り過ぎた場合、高さの調整は底版コンクリートで行う。
  3. Cコンクリートの打設後は急激な乾燥を避けるよう養生する。
  4. D底版は、上部の荷重を地盤に伝える役割がある。
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正解:B掘り過ぎた場合、高さの調整は底版コンクリートで行う。

掘り過ぎた場合の高さの調整は、底版コンクリートではなく捨てコンクリートで行うのが正しい。

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230構造例示型の小型浄化槽に設けられる水準目安線の目的として、誤っているものはどれか。

  1. A漏水の有無の確認
  2. B適正なばっ気量の確認
  3. C異常な流入汚水量の有無の確認
  4. D浄化槽本体の水平の確認
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正解:B適正なばっ気量の確認

水準目安線は水位の確認に用いるものであり、適正なばっ気量の確認はできない(ばっ気量は空気の出方等で確認する)。

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231浄化槽工事の試運転時におけるチェック事項として、行うべきでないものはどれか。

  1. A管底と水面との落差が適切であるか確認する。
  2. B空気の出方や水流に片寄りがないか確認する。
  3. C接触ばっ気槽の稼働状況を確認するため、槽内水のMLSS濃度を調整する。
  4. D起点や屈曲点に適切な升が設置されているか確認する。
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正解:C接触ばっ気槽の稼働状況を確認するため、槽内水のMLSS濃度を調整する。

試運転では機器の稼働状況や配管の接合を確認するが、槽内水のMLSS濃度の調整は行わない。

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232戸建て住宅の浄化槽におけるピット工事について、正しいものはどれか。

  1. Aかさ上げの高さが30cmを超える場合は、ピット工事を行わない。
  2. Bピット内部は雨水勾配をとって仕上げ、雨水の排水パイプは放流側の升に接続する。
  3. C雨水の排水パイプは流入側の升に接続しておく。
  4. Dピット内部は雨水勾配をとらず、水平に仕上げる。
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正解:Bピット内部は雨水勾配をとって仕上げ、雨水の排水パイプは放流側の升に接続する。

ピット内部はモルタル等で雨水勾配をとり、雨水の排水パイプ(ドレーン)は放流側の升に接続するのが正しい。

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233流入側の点検升に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A汚物や固形物が停滞しないよう、すべてインバート升にしなければならない。
  2. B起点、屈曲点、合流点に設けなければならない。
  3. C屋内への臭気の進入を防止するため、すべてトラップ升にしなければならない。
  4. D雨水等が入らないように密閉できる蓋を設けなければならない。
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正解:C屋内への臭気の進入を防止するため、すべてトラップ升にしなければならない。

流入側の点検升は、汚物が停滞しないようにすべてインバート升とする。すべてトラップ升にするという記述は誤りである。

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234浄化槽の図面に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A断面の位置を表す線は、太い実線で引かなければならない。
  2. B建築基準法施行規則では、届出書類への図画添付を禁止している。
  3. Cすべての構造が分かるように、必ず1枚の図面にまとめて記載しなければならない。
  4. D用途によって様々な種類の図面を用意し使い分けるのが一般的である。
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正解:D用途によって様々な種類の図面を用意し使い分けるのが一般的である。

浄化槽の場合、すべての構造を1枚にまとめることは困難であるため、用途に応じて様々な図面を使い分ける。

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235工場生産浄化槽の一般的な工事手順において、順序として適当なものはどれか。

  1. A基礎工事 → 底版コンクリート工事 → 水張り → 埋戻し
  2. B基礎工事 → 埋戻し → 底版コンクリート工事 → 水張り
  3. C掘削工事 → 本体据付 → 埋戻し → 水張り
  4. D底版コンクリート工事 → 基礎工事 → 水張り → 本体据付
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正解:A基礎工事 → 底版コンクリート工事 → 水張り → 埋戻し

基礎沈下を防ぐため基礎工事の後に底版コンクリートを打ち、埋め戻しの土圧による変形を防ぐため埋戻し前に水張りを行う。

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236水替え工事において、吸水管を地盤中に多数打ち込み、地下水を吸引して地下水位を低下させる工法はどれか。

  1. A釜場排水工法
  2. Bウェルポイント工法
  3. C矢板工法
  4. D切梁工法
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正解:Bウェルポイント工法

ウェルポイント工法は、小さな井戸のカーテンをつくり真空引きで地下水位を強力に低下させる工法である。

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237ブロワの据え付けに関する注意点として、誤っているものはどれか。

  1. Aなるべく直射日光を避け、風通しがよい場所に設置する。
  2. B地盤の沈下を防ぐため、軽量ブロックの上に設置する。
  3. C浄化槽の水面より高い場所に設置する。
  4. Dなるべく寝室から離れた場所に設置する。
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正解:B地盤の沈下を防ぐため、軽量ブロックの上に設置する。

ブロワは振動を防ぐため、軽量ブロックの上ではなくコンクリート基礎の上に堅固に設置する。

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238FRP製浄化槽を屋外に地上設置する場合の留意点として、正しいものはどれか。

  1. A長期間紫外線にさらされると劣化するため、耐光性塗料の塗布などが必要である。
  2. B紫外線による劣化が生じにくいため、外装の保護は不要である。
  3. C耐久性を高めるため、周囲を必ずコンクリートで密閉しなければならない。
  4. D振動に強いため、地震対策としてのアンカー固定は省略できる。
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正解:A長期間紫外線にさらされると劣化するため、耐光性塗料の塗布などが必要である。

FRP製浄化槽が紫外線に長期間さらされると劣化するため、耐光性塗料を塗布するなどの処置を施す必要がある。

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