浄化槽管理士 ③ 浄化槽の構造及び機能

浄化槽の設計と処理原理を扱う分野で、収録問題数は7分野中2番目に多い。収録118問では、昭和55年建設省告示第1292号の構造基準に示される処理方式と処理対象人員の対応、嫌気ろ床槽のろ材充填率と室の容量比、消毒槽やマンホールの規定、JIS A 3302による建築用途別の処理対象人員算定が問われる。計算は流量調整槽の必要容量、水面積負荷、BOD容積負荷とBOD-MLSS負荷、汚泥返送率、ばっ気強度からの必要空気量、酸素要求量と種類が多い。ほかに押し出し流と完全混合、ストークスの式、ベルヌーイの式、エアリフトポンプ、膜の分離対象、無機凝集剤、性能評価型浄化槽が含まれる。

この分野の問題118問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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91生物反応槽における汚濁物質の分解に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. ApHや水温によって、汚濁物質の分解速度は大きく影響を受ける。
  2. B微生物と汚濁物質の接触頻度が増えると、分解速度は上昇する。
  3. C汚濁物質の濃度が2倍に増えると、分解速度は2分の1に低下する。
  4. D汚濁物質の分解に必要な酸素の溶解速度は、溶存酸素不足量に比例する。
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正解:C汚濁物質の濃度が2倍に増えると、分解速度は2分の1に低下する。

汚濁物質の濃度が増えることによって分解速度が低下することはない。

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92汚水処理における物理化学作用に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A凝集反応は、リンの除去方法として有効な方法である。
  2. Bクロスフローろ過方式は、膜分離のファウリング対策として用いられる。
  3. C沈殿によるSSの除去には、ストークスの式が関連する。
  4. Dクロスフローろ過方式は、CODの除去を主な目的とする。
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正解:Dクロスフローろ過方式は、CODの除去を主な目的とする。

クロスフローろ過方式は、膜面上を常に流水状態に保ち、流水による掃流力で洗浄しながらろ過を行い、主にSSの除去に用いられる。

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93浄化槽における空気供給の物理的機能に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. Aばっ気槽において、活性汚泥を流動させる。
  2. B流量調整槽において、固形物の沈殿を防止する。
  3. Cばっ気型スクリーンにおいて、腐敗防止のための酸素を供給する。
  4. Dばっ気沈砂槽において、砂と有機性の固形物を分離する。
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正解:Cばっ気型スクリーンにおいて、腐敗防止のための酸素を供給する。

ばっ気型スクリーンでは、ばっ気によって目詰まりを防止するとともに、固形物を細分化することが主な物理的機能である。

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94活性汚泥法と比較した生物膜法の特性に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A生物相が多様である。
  2. B分解性の低い物質を資化する微生物は生育しにくい。
  3. C微小後生動物が出現しやすい。
  4. D好気性微生物と嫌気性微生物が共存しやすい。
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正解:B分解性の低い物質を資化する微生物は生育しにくい。

生物膜法は大型の後生動物が出現しやすいのと同様に、分解性の低い物質を資化する生物群も生育しやすい特性がある。

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95内生呼吸に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A内生呼吸の状態が続くと、微生物量は減少する。
  2. B微生物が細胞外有機物質を消費してエネルギーを得る。
  3. C内生呼吸は自己酸化ともいわれる。
  4. Dこの点を利用し、好気性消化や長時間ばっ気による処理が行われる。
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正解:B微生物が細胞外有機物質を消費してエネルギーを得る。

内生呼吸では、微生物はグリコーゲン等の「細胞内有機物質」を消費してエネルギーを得る。

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96深さが同じ直方体の反応槽において、最も滞留時間が短くなる条件はどれか。

  1. A幅5m、長さ20m、流入汚水量20m3/日
  2. B幅5m、長さ15m、流入汚水量10m3/日
  3. C幅10m、長さ15m、流入汚水量20m3/日
  4. D幅15m、長さ20m、流入汚水量40m3/日
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正解:A幅5m、長さ20m、流入汚水量20m3/日

滞留時間は容量÷流量で求められる。深さが同じため、幅×長さ÷流入汚水量で比較すると、幅5m長さ20m流入20m3/日のものが5で最も短く、他の3つはいずれも7.5となる。

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9792mg/Lのエタノール(C2H5OH)水溶液が生物反応槽に10L/日で連続流入している。炭素の負荷量(mg/日)として正しい値はどれか。(エタノールの分子量46、炭素の原子量12)

  1. A120
  2. B240
  3. C920
  4. D480
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正解:D480

エタノール中の炭素の割合は(12×2)/46=12/23。炭素負荷量は92mg/L × 10L/日 × (12/23) = 480mg/日となる。

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98生物膜法が採用されている浄化槽の処理方式として、最も不適当なものはどれか。

  1. A回転板接触方式
  2. B散水ろ床方式
  3. C接触ばっ気方式
  4. D長時間ばっ気方式
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正解:D長時間ばっ気方式

長時間ばっ気方式は、生物膜法ではなく活性汚泥法の変法である。

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99処理対象人員算定基準において、処理対象人員の算定に便器数を用いる建築用途として、最も不適当なものはどれか。

  1. Aプール・スケート場
  2. B遊園地・海水浴場
  3. C百貨店
  4. D公衆便所
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正解:C百貨店

百貨店の処理対象人員の算定には便器数ではなく、延べ面積を用いる。

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100構造基準に示された処理方式と処理対象人員の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. A長時間ばっ気方式 - 101人以上
  2. B標準活性汚泥方式 - 101人以上
  3. C接触ばっ気方式 - 51人以上
  4. D回転板接触方式 - 51人以上
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正解:B標準活性汚泥方式 - 101人以上

標準活性汚泥方式の処理対象人員は、501人以上が正しい。

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101浄化槽周辺の環境に及ぼす影響を少なくするための対策として、最も不適当なものはどれか。

  1. A昆虫類が発生するおそれのある部分の開口部には、防虫網を設ける。
  2. B臭気はばっ気に伴い大気中に拡散されるため、ばっ気が行われる単位装置にのみ臭突管を接続する。
  3. C悪臭が発生する単位装置は密閉するか、自然拡散等による防臭対策を行う。
  4. D機器類は、振動及び騒音を防止することができる構造とする。
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正解:B臭気はばっ気に伴い大気中に拡散されるため、ばっ気が行われる単位装置にのみ臭突管を接続する。

悪臭が発生する単位装置には沈殿分離槽や嫌気ろ床槽等も考えられ、ばっ気が行われる単位装置だけではない。

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102流量調整槽において、24時間平均汚水量を上回る時間帯における単位時間当たりの汚水量と平均汚水量の差を合計した値が33m3であった。流量調整比を1とした場合、流量調整槽の最小必要容量(m3)として適当なものはどれか。

  1. A16
  2. B23
  3. C33
  4. D26
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正解:C33

流量調整槽の必要容量は、24時間平均汚水量を上回る時間帯の単位時間当たりの汚水量と24時間平均汚水量の差を合計した値そのものである。

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103構造例示型浄化槽の各単位装置における有効水深の記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A流量調整槽の有効水深は、底面から高水位の水面までの距離をいう。
  2. B沈殿分離槽の有効水深は、底面から水面までの距離をいう。
  3. Cスロット型沈殿槽の有効水深は、接触ばっ気槽と沈殿槽との隔壁下端から水面までの距離をいう。
  4. Dホッパー型沈殿槽の有効水深は、ホッパーの高さの半分から水面までの距離をいう。
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正解:A流量調整槽の有効水深は、底面から高水位の水面までの距離をいう。

流量調整槽の有効水深には、槽の底部から50cmまでの部分は含まない。

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104脱窒ろ床接触ばっ気方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A接触材の表面には、好気性及び通性嫌気性微生物が付着し、処理が行われる。
  2. B接触ばっ気槽のばっ気強度は、嫌気ろ床接触ばっ気方式に比べて高い。
  3. C接触ばっ気槽内の硝化液を、脱窒ろ床槽の流入部に安定して循環させる装置がある。
  4. D水素供与体としてメタノールを添加するための注入設備が設けられている。
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正解:D水素供与体としてメタノールを添加するための注入設備が設けられている。

脱窒ろ床接触ばっ気方式の構造基準では、メタノールを添加するための注入設備は設けない。

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105嫌気ろ床槽の有効容量算定式において、処理対象人員が5〜10人の場合の加算量(m3)と、11〜50人の場合の加算量(m3)の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A5〜10人の加算量:0.2 / 11〜50人の加算量:0.4
  2. B5〜10人の加算量:0.5 / 11〜50人の加算量:0.3
  3. C5〜10人の加算量:0.3 / 11〜50人の加算量:0.5
  4. D5〜10人の加算量:0.4 / 11〜50人の加算量:0.2
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正解:D5〜10人の加算量:0.4 / 11〜50人の加算量:0.2

嫌気ろ床槽では、1人当たりの加算量が処理対象人員10人以下で0.4m3、11人以上で0.2m3と異なる。

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1061人当たりの日平均汚水量が200L、処理対象人員が630人の条件で、直径4.0mの円形沈殿槽を設計した場合、水面積負荷(m3/(m2・日))に最も近い値はどれか。(円周率3.14)

  1. A6
  2. B10
  3. C13
  4. D18
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正解:B10

日平均汚水量は200L×630人=126m3/日。面積は3.14×2m×2m=12.56m2。126÷12.56≒10.03となる。

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107破砕装置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. Aドラム型の破砕装置では、円筒型の切断歯と櫛状の固定歯を用いて、夾雑物を細断する。
  2. B夾雑物の細断・破砕能力は、時間平均汚水量に見合った処理能力とする。
  3. C活性汚泥法では、微細目スクリーンの代わりに破砕装置を設ける場合がある。
  4. D故障や点検補修時に備えて、細目スクリーンを設けた副水路を設ける。
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正解:B夾雑物の細断・破砕能力は、時間平均汚水量に見合った処理能力とする。

破砕装置の処理能力は、時間平均汚水量ではなく時間最大汚水量に見合った能力のものを選択する。

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108接触ばっ気・ろ過方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. Aろ過装置のろ材が閉塞すると、ろ過圧が低下する。
  2. Bろ過原水槽とろ過処理水槽を設ける。
  3. Cろ過装置内に蓄積した浮遊物質を流量調整槽に移送できる構造とする。
  4. D沈殿槽の後段に接触ばっ気槽及び沈殿槽を設ける。
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正解:Aろ過装置のろ材が閉塞すると、ろ過圧が低下する。

ろ過装置のろ材が閉塞すると、ろ過を続けることによって損失水頭(ろ過圧)が増大する。

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109汚水量50L/(人・日)のみなし浄化槽(分離接触ばっ気方式)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A沈殿分離室の基礎容量0.75m3は、5人で使用した場合、滞留時間3日に相当する。
  2. B接触ばっ気室の接触材充填率は、おおむね50%とする。
  3. C5人槽の総容量は、合併処理浄化槽の分離接触ばっ気方式の2分の1に相当する。
  4. D接触ばっ気室の溶存酸素濃度は、おおむね0.3mg/L以上に保持する。
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正解:C5人槽の総容量は、合併処理浄化槽の分離接触ばっ気方式の2分の1に相当する。

5人槽の場合、みなし浄化槽は約1.15m3、合併処理浄化槽は約3.811m3となり、合併処理の3分の1弱に相当する。

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110ブロワに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A電磁式ダイアフラムブロワは、同一性能のロータリ型ブロワと比較して、消費電力が大きい。
  2. Bロータリ型ブロワは、ケーシング内の容積変化によって気体を吐出する。
  3. Cルーツ型ブロワは、ターボ型ブロワと比較して安価で主に中型の浄化槽に用いられる。
  4. D水中ブロワは、モータとブロワが一体で水中に設置でき、防音対策の必要性が低い。
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正解:A電磁式ダイアフラムブロワは、同一性能のロータリ型ブロワと比較して、消費電力が大きい。

電磁式ダイアフラムブロワは、同一性能のロータリ型ブロワに比べて消費電力が少ないことが特徴である。

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111性能評価型浄化槽の一次処理装置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A一部の型式では、多数の孔が設けられた整流板で仕切られた一次処理装置が使用されている。
  2. Bばっ気撹拌によって流入水中に含まれる大きな夾雑物・固形物の破砕を図っている型式がある。
  3. C嫌気ろ床槽には、循環水や逆洗水が流入するものや、夾雑物除去槽と組み合わせた型式がある。
  4. D浮上担体が充填された浮上ろ過槽によって固形物の捕捉性を高めた型式がある。
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正解:Bばっ気撹拌によって流入水中に含まれる大きな夾雑物・固形物の破砕を図っている型式がある。

一次処理装置でのばっ気撹拌は貯留汚泥の好気性消化の促進やスカムの生成抑制を図るものであり、破砕を図るものではない。

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112性能評価型浄化槽に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A生物ろ過槽の自動逆洗など、構造例示型にはない機能を有する型式もある。
  2. B構造例示型浄化槽とは異なり、浄化槽メーカーが独自に開発・設計することが可能である。
  3. C性能評価試験に合格し、国土交通大臣の認定を受けた浄化槽である。
  4. D性能評価試験では、流入汚水のBOD濃度を変えて省エネルギー性能を確認する。
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正解:D性能評価試験では、流入汚水のBOD濃度を変えて省エネルギー性能を確認する。

省エネルギー性能の評価は水量負荷を変えた試験や低温負荷試験などを行い、BOD濃度を変えて行う試験はない。

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113嫌気ろ床接触ばっ気方式の浄化槽における標準的な水処理の順序として、正しいものはどれか。

  1. A嫌気ろ床槽第1室 → 嫌気ろ床槽第2室 → 接触ばっ気槽 → 沈殿槽
  2. B嫌気ろ床槽第1室 → 接触ばっ気槽 → 嫌気ろ床槽第2室 → 沈殿槽
  3. C嫌気ろ床槽第1室 → 嫌気ろ床槽第2室 → 沈殿槽 → 接触ばっ気槽
  4. D接触ばっ気槽 → 嫌気ろ床槽第1室 → 嫌気ろ床槽第2室 → 沈殿槽
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正解:A嫌気ろ床槽第1室 → 嫌気ろ床槽第2室 → 接触ばっ気槽 → 沈殿槽

一般的な構造では、嫌気ろ床槽第1室、第2室を経た後、接触ばっ気槽で好気処理され、沈殿槽に至る順序となる。

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114硝化液循環活性汚泥方式の流量調整槽に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A流量調整槽の撹拌装置は、ポンプ撹拌が標準とされている。
  2. B流量調整槽が好気的になると、BOD/N比が低下し、脱窒槽での脱窒反応に悪影響を及ぼす。
  3. C槽内水のBOD/N比が低下した場合には、脱窒槽にメタノール等を添加する。
  4. D流入負荷が低い場合には、返送水により槽内のDOが低下する場合がある。
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正解:D流入負荷が低い場合には、返送水により槽内のDOが低下する場合がある。

流入負荷が低い場合には、撹拌や計量装置からの返送水でのDO持ち込みにより、槽内のDOが上昇する場合がある。

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115標準活性汚泥方式のばっ気槽において、BOD容積負荷が0.5kg/(m3・日)、BOD-MLSS負荷が0.4kg/(kg・日)の条件で運転されている。このばっ気槽のMLSS濃度(mg/L)として正しい値はどれか。

  1. A1000
  2. B1750
  3. C1250
  4. D1500
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正解:C1250

MLSS濃度(g/m3) = (BOD容積負荷×1000) ÷ BOD-MLSS負荷 = (0.5×1000) ÷ 0.4 = 1250(mg/L)となる。

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116硝化液循環活性汚泥方式の流量調整槽の撹拌装置として、標準とされているものはどれか。

  1. A機械撹拌
  2. Bポンプ撹拌
  3. C散気撹拌
  4. D水流撹拌
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正解:Bポンプ撹拌

硝化液循環活性汚泥方式の流量調整槽の撹拌装置は、ポンプ撹拌が標準とされている。

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117粒状活性炭を用いた活性炭吸着装置において、吸着除去されない物質はどれか。

  1. A溶解性の有機物質
  2. B色度成分
  3. C臭気成分
  4. Dアンモニア性窒素や硝酸性窒素などの無機イオン
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正解:Dアンモニア性窒素や硝酸性窒素などの無機イオン

活性炭吸着法では、塩素イオンやアンモニア性窒素、リン酸イオンなどの無機イオンは吸着除去されない。

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118小型浄化槽の接触ばっ気槽において必要なばっ気強度の下限値(50人槽の場合)として、適当なものはどれか。

  1. A1.67 m³/(m³・時)
  2. B0.50 m³/(m³・時)
  3. C1.00 m³/(m³・時)
  4. D2.50 m³/(m³・時)
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正解:A1.67 m³/(m³・時)

ばっ気強度は、最も少ない50人槽でも 1.67 m³/(m³・時) 以上必要である。

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119流量調整槽の役割について、誤っている記述はどれか。

  1. A流入汚水の流量変動を定量化する
  2. B移送用ポンプの最大能力で全量を一気に二次処理装置へ送る
  3. C二次処理装置の機能を安定化する
  4. D計量調整移送装置を経て流入汚水を移送する
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正解:B移送用ポンプの最大能力で全量を一気に二次処理装置へ送る

流量調整槽は流入汚水を定量化して二次処理装置へ送るものであり、全量を一気に送るのではない。

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120槽全体が激しく撹拌されている「完全混合槽」における水の流れに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A流入した水が瞬時に槽内水と混合されるため、流入した水の一部は瞬時に流出側に達する。
  2. B流入した水は、滞留時間が経過するまで一切流出することはない。
  3. C流入した水は、滞留時間を過ぎれば全量が完全に排出され、残留することはない。
  4. D滞留時間が短いほど、完全混合の状態に近づきやすくなる。
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正解:A流入した水が瞬時に槽内水と混合されるため、流入した水の一部は瞬時に流出側に達する。

完全混合槽では、流入した水塊の一部は瞬時に流出側に達し、滞留時間を過ぎても一部は残留する。

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121浄化槽の沈殿分離槽に関する設計上の取り扱いとして、最も適当なものはどれか。

  1. A生物処理装置の設計に際しては、沈殿分離槽のBOD除去率を常に30%として計算する。
  2. B生物処理装置の設計に際しては、沈殿分離槽のBOD除去率を常に50%として計算する。
  3. C長期間貯留すると固形物の沈殿分離が促進されるため、BOD除去率を高めに設定する。
  4. D汚泥の可溶化反応の進行により除去効果が期待できなくなるため、BOD除去率を0%として扱う。
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正解:D汚泥の可溶化反応の進行により除去効果が期待できなくなるため、BOD除去率を0%として扱う。

貯留期間が長くなると汚泥の可溶化反応の進行に伴って除去効果が期待できなくなるため、生物処理装置の設計に際してはBOD除去率を0%として扱う。

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122回分式の好気性生物反応槽における汚水処理の進行に伴う変化として、最も適当なものはどれか。

  1. Aばっ気時間の経過とともに、累積酸素消費量は増加し、残留有機物質量は減少する。
  2. Bばっ気時間の経過とともに、残留有機物質量は増加し、微生物量は一貫して減少する。
  3. Cばっ気時間の経過とともに、累積酸素消費量は減少し、残留有機物質量が増加する。
  4. Dばっ気時間の経過に関わらず、累積酸素消費量と残留有機物質量は常に一定に保たれる。
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正解:Aばっ気時間の経過とともに、累積酸素消費量は増加し、残留有機物質量は減少する。

ばっ気時間の経過とともに、累積酸素消費量は増加し、残留有機物質量は減少し、汚泥(微生物量)の増減が生じる。

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123接触ばっ気槽の接触材に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A負荷条件が等しい場合、接触材の空隙率が低いほど損失水頭が小さくなる。
  2. B負荷条件が等しい場合、接触材の空隙率が低いほど損失水頭が大きくなり、目詰まりしやすくなる。
  3. C接触材には、微生物による分解を受けやすい材質のものが推奨される。
  4. D板状の接触材は、ピッチが大きいほど体積当たりの表面積が大きくなる。
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正解:B負荷条件が等しい場合、接触材の空隙率が低いほど損失水頭が大きくなり、目詰まりしやすくなる。

負荷条件が等しい場合、空隙率が低いほど損失水頭が大きくなり、目詰まり(閉塞)しやすくなる。

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124散水ろ床方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A汚水中の有機物質が生物膜面に吸着されて除去される処理原理であり、砕石にろ過効果は期待していない。
  2. Bろ材による物理的なろ過作用が処理原理の主体であり、生物膜の役割は副次的なものである。
  3. C砕石のろ材を小さくすることでろ過効果が増大するため、できる限り小さいろ材を使用する。
  4. Dろ床内の通気は、強力なブロワを用いた強制送風によってのみ行われる。
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正解:A汚水中の有機物質が生物膜面に吸着されて除去される処理原理であり、砕石にろ過効果は期待していない。

散水ろ床方式は有機物質が生物膜面に吸着されて除去される処理原理であり、砕石にろ過効果は期待していない。

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125回分式活性汚泥法の特徴として、正しいものはどれか。

  1. Aタイマーによりばっ気とばっ気停止を交互に行うが、汚泥返送装置の連続運転が必須である。
  2. B処理水を連続的に得るため、必ず複数の沈殿槽を直列に配置しなければならない。
  3. C単一の槽で処理工程を行うため、独立した沈殿槽や汚泥返送装置が不要である。
  4. D硝化液を常時循環させるため、専用の硝化液循環ポンプと大容量の配管が必要である。
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正解:C単一の槽で処理工程を行うため、独立した沈殿槽や汚泥返送装置が不要である。

回分式活性汚泥法は一つの反応槽内でばっ気と沈殿を行うため、沈殿槽や汚泥返送装置が不要である。

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126構造例示型小型浄化槽における消毒槽の構造に関する規定として、正しいものはどれか。

  1. A消毒槽は、ピーク流入時において5分間程度の滞留時間が確保できる容量と定められている。
  2. B消毒槽は、日平均汚水量の15分間以上に相当する容量と定められている。
  3. C消毒槽は、日平均汚水量の60分間以上に相当する容量と定められている。
  4. D消毒槽は、処理対象人員にかかわらず一律で0.5m3の容量を確保しなければならない。
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正解:B消毒槽は、日平均汚水量の15分間以上に相当する容量と定められている。

構造基準において、消毒槽は日平均汚水量の15分間以上に相当する容量と定められている。

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127浄化槽の一般構造における配管の設計について、最も適当なものはどれか。

  1. A処理対象人員が大きくなるほど、流入管の管径は細くなり、勾配は急になる。
  2. B処理対象人員が大きくなるほど、流入管の管径は太くなり、勾配は緩くなる。
  3. C処理対象人員にかかわらず、流入管の管径と勾配は常に一定の基準値を用いる。
  4. D処理対象人員が大きくなるほど、流入管の管径は太くなり、勾配は急になる。
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正解:B処理対象人員が大きくなるほど、流入管の管径は太くなり、勾配は緩くなる。

処理対象人員が大きくなる(人口が大きくなる)ほど、流入管の管径は太くなり、勾配は緩くなる。

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128エアリフトポンプの一般的な性質として、正しいものはどれか。

  1. A揚程が高いほど、揚水量は大きくなる。
  2. B空気量が少ないほど、揚水量は大きくなる。
  3. C浸水深さが深いほど、揚水量は大きくなる。
  4. D浸水深さが深いほど、揚水量は小さくなる。
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正解:C浸水深さが深いほど、揚水量は大きくなる。

エアリフトポンプは、水中に沈んでいる部分(浸水深さ)が深いほど揚水量は大きくなる。

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129膜分離型浄化槽に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A膜透過処理水であっても、浄化槽法に基づく水質検査の項目に定められているため消毒する必要がある。
  2. B膜透過処理水には大腸菌群などが含まれないため、処理水の消毒は不要である。
  3. C生物反応槽の容量を極端に大きくしなければならない。
  4. D膜の目詰まりを促進させるため、連続吸引ろ過のみが行われる。
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正解:A膜透過処理水であっても、浄化槽法に基づく水質検査の項目に定められているため消毒する必要がある。

膜透過処理水にSSや大腸菌群は含まれませんが、浄化槽法の規定に基づき処理水は消毒する必要がある。

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130標準活性汚泥方式のばっ気槽の運転条件として、適当なBOD-MLSS負荷の範囲はどれか。

  1. A0.6〜0.8kg/(kg・日)
  2. B0.2〜0.4kg/(kg・日)
  3. C0.05〜0.1kg/(kg・日)
  4. D1.0〜1.5kg/(kg・日)
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正解:B0.2〜0.4kg/(kg・日)

標準活性汚泥方式のBOD-MLSS負荷は、通常 0.2〜0.4kg/(kg・日) の範囲で運転される。

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131処理対象人員500人の長時間ばっ気方式において、1人1日当たりの汚水量を200L、汚泥返送率を140%とする。このときの汚泥返送量(m3/時)に最も近い値はどれか。

  1. A2.4
  2. B5.8
  3. C7.2
  4. D14.0
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正解:B5.8

流入汚水量は 500人 × 200L = 100m3/日。返送量は 100 × 1.4 = 140m3/日となり、24で割ると約5.83m3/時である。

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132浄化槽に前置される油脂分離槽の主な役割として、最も適当なものはどれか。

  1. A温排水によって液状となった油脂類を一時貯留して冷却し、固形化させて分離する。
  2. B多量の油脂類に化学薬品を添加し、水と二酸化炭素に完全分解する。
  3. C温排水によって液状となった油脂類を加熱し続け、常に液状を保ったまま浄化槽へ送る。
  4. D厨房排水中のアンモニアを気化させ、大気中に放出する。
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正解:A温排水によって液状となった油脂類を一時貯留して冷却し、固形化させて分離する。

油脂分離槽は、液状となった油脂類を一時貯留して冷却し、固形化させて分離することを目的としている。

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133生物処理装置を設計する際、前段にある沈殿分離槽のBOD除去率はどのように扱うのが最も適切か。

  1. A汚泥の可溶化を考慮し、BOD除去率を0%として扱う。
  2. B沈殿効果を最大限に見込み、BOD除去率を30%として扱う。
  3. C嫌気性分解を期待し、BOD除去率を50%として扱う。
  4. D浮遊物質の完全除去を前提とし、BOD除去率を80%として扱う。
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正解:A汚泥の可溶化を考慮し、BOD除去率を0%として扱う。

清掃後しばらくはBOD除去が認められますが、貯留が長引くと汚泥の可溶化に伴い除去効果が期待できなくなるため、設計時は0%として扱う。

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134砂ろ過におけるろ過速度の性質として、正しくないものはどれか。

  1. A砂層の空隙率が小さいほど、ろ過速度は遅くなる。
  2. Bろ過速度は、ろ層両端の圧力差に比例する。
  3. Cろ過速度は、砂層の厚さ(層高)に比例する。
  4. D砂の粒径が小さいほど、ろ過速度は遅くなる。
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正解:Cろ過速度は、砂層の厚さ(層高)に比例する。

ろ過速度は、砂層の厚さ(層高)に反比例する。

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135汚濁物質中のコロイド粒子が水中に分散している主な理由はどれか。

  1. A粒子表面が正に帯電しており、相互に反発するため。
  2. B粒子表面が負に帯電しており、相互に反発するため。
  3. C粒子表面の電荷が中和されており、沈降しにくいため。
  4. D粒子表面が粘性を持ち、周囲の水分子と結合するため。
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正解:B粒子表面が負に帯電しており、相互に反発するため。

コロイド粒子は表面が負に帯電していることが多く、相互に反発して水中に分散している。

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136浄化槽を構成する単位操作のうち、人体に有害な病原微生物を殺滅する役割を持つものはどれか。

  1. A汚泥濃縮槽
  2. Bばっ気槽
  3. C消毒槽
  4. D沈殿槽
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正解:C消毒槽

消毒槽は、人体に有害な病原微生物を殺滅する役割を担っている。

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137容量2.0立方メートルの浄化槽において、1日の流入BOD量が200g、流出BOD量が20g、蓄積BOD量が20gであった。この浄化槽のBOD消滅速度(kg/(m3・日))はいくらか。

  1. A0.18
  2. B0.10
  3. C0.08
  4. D0.16
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正解:C0.08

消滅BOD量は160g/日。消滅速度は160÷2.0=80g/(m3・日)となり、単位換算して0.08kg/(m3・日)である。

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138浄化槽の生物反応槽等の混合状態に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A砂ろ過装置は、完全混合とみなすことができる。
  2. B沈殿槽は、押し出し流とみなすことができる。
  3. C接触ばっ気槽は、完全混合とみなすことができる。
  4. D消毒槽は、押し出し流とみなすことができる。
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正解:A砂ろ過装置は、完全混合とみなすことができる。

砂ろ過装置は押し出し流とみなせる。完全混合とみなせるのは接触ばっ気槽などである。

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139生物膜法の特徴に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A汚水中の汚濁物質を物理的なろ過のみによって除去する。
  2. B汚泥の生成量が非常に多く、頻繁な汚泥引き抜きが必要となる。
  3. C活性汚泥法の生物相と比較して、微生物の多様性が著しく低い。
  4. D生物相が多様性に富んでおり、微小後生動物のような大型の生物が多量に存在する。
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正解:D生物相が多様性に富んでおり、微小後生動物のような大型の生物が多量に存在する。

生物膜法では生物相が多様性に富んでおり、微小後生動物のような大型の生物が多量に存在する。

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140浄化槽の構造基準に関する平成18年の改正で削除されたものはどれか。

  1. A単独処理浄化槽の構造
  2. B告示第1から第3までの構造
  3. C高度処理型浄化槽の構造
  4. D小型浄化槽の基準
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正解:B告示第1から第3までの構造

平成18年施行の昭和55年建設省告示第1292号の改正では、放流水BOD90mg/L以下・60mg/L以下・30mg/L以下の性能を定めていた旧告示第1から第3までが削除された。

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141店舗やマーケットの処理対象人員を算定する際の留意事項として、正しくないものはどれか。

  1. A家具専門店など客数が非常に少ないことが明らかな場合は、人員を減らしてよい。
  2. B建築物の床面積に対しておおむね20%以上を飲食店が占める場合は複合用途扱いとする。
  3. C24時間営業の店舗の場合、常に12時間営業の店舗の2倍の算定人員を適用する。
  4. D処理対象人員には、客数だけでなく従業員数も含まれる。
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正解:C24時間営業の店舗の場合、常に12時間営業の店舗の2倍の算定人員を適用する。

24時間営業でも夜間に著しく水量が増加しなければそのまま適用し、実態に合わせて加算する。

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142嫌気ろ床接触ばっ気方式において、嫌気ろ床槽のろ材の汚泥捕捉性が強い場合の適切な構造はどれか。

  1. A汚泥が底部に沈殿しやすくなるため、ろ材を比較的浅い位置に充填する。
  2. Bスカムとして蓄積する量が多くなるため、ろ材を比較的深い位置に充填する。
  3. C接触ばっ気槽の接触材充填率を著しく低下させる。
  4. D嫌気ろ床槽を1室構造に変更し、容積を最大化する。
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正解:Bスカムとして蓄積する量が多くなるため、ろ材を比較的深い位置に充填する。

ろ材の汚泥捕捉性が強い場合は上部にスカムが蓄積しやすいため、ろ材を比較的深く充填する。

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143計画汚水量96m3/日、汚水の排出時間8時間、流量調整比1.0の場合、流量調整槽の必要容量(m3)はいくらか。式は V = (Q/T - K×Q/24)×T とする。

  1. A16
  2. B32
  3. C64
  4. D96
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正解:C64

V = (96/8 - 1.0×96/24)×8 = (12 - 4)×8 = 64m3となる。

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144回転板接触方式の構造基準として、正しくないものはどれか。

  1. A回転板の円周速度は20m/秒以下とする。
  2. B流量調整槽を設けない場合、回転板接触槽の有効容量は日平均汚水量の4分の1以上とする。
  3. C回転板は、その表面積のおおむね40%を汚水に接触させる。
  4. D回転板相互の間隔は20mm以上とする。
正解と解説を見る

正解:A回転板の円周速度は20m/秒以下とする。

回転板の円周速度は20m/分以下とするのが正しい。

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145活性汚泥の単位重量当たりの体積が増加し、沈降しにくくなる現象を何というか。

  1. A解体
  2. B膨化
  3. C腐敗
  4. D内生呼吸
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正解:B膨化

活性汚泥の単位重量当たりの体積が増加し、沈降しにくくなる現象を膨化(バルキング)という。

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146沈殿槽からの返送汚泥量を、ばっ気槽への流入汚水量で割った値を何というか。

  1. A汚泥沈殿率
  2. BBOD-MLSS負荷
  3. C汚泥容量指標
  4. D汚泥返送率
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正解:D汚泥返送率

汚泥返送率は、沈殿槽からの汚泥返送量をばっ気槽への流入汚水量で割った値である。

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147腐敗タンク方式を構成する二次処理装置として、存在しない構造はどれか。

  1. A地下砂ろ過型
  2. B接触ばっ気型
  3. C散水ろ床型
  4. D平面酸化型
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正解:B接触ばっ気型

腐敗タンク方式の二次処理装置に接触ばっ気型はない。散水ろ床型、平面酸化型、単純ばっ気型、地下砂ろ過型がある。

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148槽容量400m3のばっ気槽において、ばっ気強度を1.5m3/(m3・時間)とする場合、1分間当たりの必要空気量(m3/分)はいくらか。

  1. A25
  2. B13
  3. C10
  4. D17
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正解:C10

必要空気量は400 × 1.5 ÷ 60 = 10m3/分となる。

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149浄化槽内の汚泥あるいは汚水の移送・返送用として用いられ、機械的な故障が少ないポンプはどれか。

  1. Aダイヤフラムポンプ
  2. B渦巻ポンプ
  3. Cプランジャーポンプ
  4. Dエアリフトポンプ
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正解:Dエアリフトポンプ

エアリフトポンプはブロワの空気を利用し、機械的な故障が少ないため汚泥移送などに用いられる。

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150性能評価型浄化槽の現場評価試験2に関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A試験現場には低負荷、中負荷、高負荷の条件が含まれる。
  2. B低負荷、中負荷、高負荷の現場に各3基以上の浄化槽を設置して試験を行う。
  3. C構造例示型と維持管理方法が大きく異なる型式が存在する。
  4. D各現場に各1基以上の浄化槽を設置して試験を行う。
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正解:B低負荷、中負荷、高負荷の現場に各3基以上の浄化槽を設置して試験を行う。

現場評価試験2では、各現場に各1基以上の浄化槽を設置して試験を行う。

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151含油排水の多い建築物に油脂分離槽を設ける際の留意事項として正しいものはどれか。

  1. A排水系統を分けて、厨房などの含油排水だけを流入させるようにする。
  2. B建築物内のすべての排水が合流した後、浄化槽の直前に設置する。
  3. C阻集グリースを流出させるため、槽内を常にばっ気する。
  4. D流入する油脂を沈降分離し、槽の底部に貯留できる構造にする。
正解と解説を見る

正解:A排水系統を分けて、厨房などの含油排水だけを流入させるようにする。

油脂分離槽を設ける際は排水系統を分け、厨房などの含油排水だけを流入させるようにする。

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152汚泥濃縮装置において、汚泥中の固形物濃度はおおむね何パーセントに濃縮できるか。

  1. A85%
  2. B4%
  3. C50%
  4. D15%
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正解:B4%

汚泥濃縮装置では、汚泥中の固形物濃度をおおむね4%に濃縮できる。

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153嫌気ろ床槽と生物ろ過槽を組み合わせた窒素除去型小型浄化槽における、脱窒のための循環経路として正しいものはどれか。

  1. A嫌気ろ床槽から生物ろ過槽へ循環装置により移送する。
  2. B流量調整装置から処理水槽へ循環装置により移送する。
  3. C処理水槽から生物ろ過槽へ循環装置により移送する。
  4. D生物ろ過槽から嫌気ろ床槽へ循環装置により移送する。
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正解:D生物ろ過槽から嫌気ろ床槽へ循環装置により移送する。

脱窒のため、生物ろ過槽から嫌気ろ床槽へ循環装置により水が移送される。

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154生物ろ過槽の逆洗に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. A逆洗はタイマー設定によって自動的に行われるのが一般的である。
  2. B逆洗水は一次処理装置に移送される。
  3. C担体に付着した生物膜による生物酸化と物理ろ過の機能維持に必要である。
  4. D逆洗は一般に手動で行われ、逆洗水は消毒槽に移送する。
正解と解説を見る

正解:D逆洗は一般に手動で行われ、逆洗水は消毒槽に移送する。

一般に逆洗はタイマー設定により自動で行われ、逆洗水は一次処理装置に移送される。

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155凝集分離装置で使用される無機凝集剤として適切なものはどれか。

  1. Aヒドロキシアパタイト
  2. B水酸化ナトリウム
  3. C硫酸アルミニウム水和物
  4. D次亜塩素酸ナトリウム
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正解:C硫酸アルミニウム水和物

凝集分離装置では、硫酸アルミニウム水和物などのAI系やFe系の無機凝集剤が使用される。

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156汚水中の色度成分や臭気などの溶解性有機物質を吸着除去することを主たる目的とする処理法はどれか。

  1. A生物ろ過法
  2. B砂ろ過法
  3. C活性炭吸着法
  4. D膜分離法
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正解:C活性炭吸着法

活性炭吸着法は、色度成分や臭気などの溶解性有機物質を吸着除去する目的で用いられる。

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157凝集分離装置で使用する無機凝集剤として、誤っているものはどれか。

  1. A硫酸アルミニウム水和物
  2. Bポリ塩化アルミニウム
  3. Cヒドロキシアパタイト
  4. Dポリ硫酸第二鉄
正解と解説を見る

正解:Cヒドロキシアパタイト

ヒドロキシアパタイトは歯や骨の主成分であり、水処理に用いる凝集剤ではない。

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158活性汚泥法において、流入汚水のSS濃度が200mg/L、ばっ気槽のMLSS濃度が3,000mg/L、返送汚泥のSS濃度が10,000mg/Lであるとき、汚泥返送率として正しい値はどれか。

  1. A40%
  2. B30%
  3. C20%
  4. D50%
正解と解説を見る

正解:A40%

3000=(100×200+R×10000)/(100+R)を解くと、280000=7000Rとなり、R=40%となる。

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159凝集分離装置で使用される薬剤に関する説明として、最も適当なものはどれか。

  1. A凝集剤としては主に高分子凝集剤が単独で使用される
  2. B凝集剤は常に一定量を注入し、水質による調整は行わない
  3. C必要に応じて凝集に適正なpHに調整するためのpH調整剤を添加する
  4. Dヒドロキシアパタイトは強力な無機凝集剤として用いられる
正解と解説を見る

正解:C必要に応じて凝集に適正なpHに調整するためのpH調整剤を添加する

主にアルミニウム系や鉄系の無機凝集剤が用いられ、必要に応じてpH調整剤や高分子凝集剤が併用される。

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160ベルヌーイの式において、「全水頭」を構成する3つの水頭の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A密度水頭・摩擦水頭・位置水頭
  2. B密度水頭・位置水頭・圧力水頭
  3. C速度水頭・摩擦水頭・圧力水頭
  4. D速度水頭・位置水頭・圧力水頭
正解と解説を見る

正解:D速度水頭・位置水頭・圧力水頭

ベルヌーイの式では、速度水頭、位置水頭、圧力水頭の和が全水頭として一定になることが示されている。

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161逆浸透膜の分離対象物質と操作圧力の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A懸濁粒子と1〜10kPa
  2. B無機イオンと1〜10MPa
  3. C無機イオンと1〜10kPa
  4. D懸濁粒子と1〜10MPa
正解と解説を見る

正解:B無機イオンと1〜10MPa

逆浸透膜は無機イオンを分離対象とし、浸透圧より大きな1〜10MPaの操作圧力を必要とする。

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162限外ろ過膜の主な分離対象物質として、最も適当なものはどれか。

  1. A無機イオン
  2. B懸濁粒子
  3. C二価イオン(硬度成分など)
  4. D溶解性高分子(タンパク質など)
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正解:D溶解性高分子(タンパク質など)

限外ろ過膜の分離対象物質はタンパク質やデンプンなどの溶解性高分子である。懸濁粒子は精密ろ過膜の対象となる。

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163汚水処理における懸濁粒子の沈降速度を示すストークスの式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A粒子の密度が水より小さいとき沈降速度は大きくなる。
  2. B水の粘度が大きくなるほど沈降速度は大きくなる。
  3. C粒子の直径が2倍になると沈降速度は4倍になる。
  4. D重力加速度は沈降速度の変化に関与しない。
正解と解説を見る

正解:C粒子の直径が2倍になると沈降速度は4倍になる。

沈降速度は粒子径の2乗に比例するため、直径が2倍になれば沈降速度は4倍になる。

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164浄化槽の処理工程における「二次処理」に該当する操作として、最も適当なものはどれか。

  1. A大きな固形物や夾雑物の分離
  2. B溶解性汚濁物質の微生物による分解とフロックの分離
  3. C処理水と消毒剤の接触による病原微生物の死滅
  4. D汚泥の引き出しと処理施設への運搬
正解と解説を見る

正解:B溶解性汚濁物質の微生物による分解とフロックの分離

一次処理は固形物の分離、二次処理は微生物による溶解性汚濁物質の分解やフロック分離、三次処理は消毒等を指す。

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165汚水処理における分離技術と除去対象の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. A精密ろ過膜と色度
  2. B沈殿法と汚泥
  3. C浮上分離と油分
  4. Dスクリーンと夾雑物
正解と解説を見る

正解:A精密ろ過膜と色度

色度の除去には活性炭吸着装置などが用いられ、精密ろ過膜の主な分離対象は懸濁粒子である。

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166生物反応槽の有効容量が50立方メートル、水理学的滞留時間(HRT)が6時間である。この槽に1日あたり30kgのBOD量の汚水が流入し、BOD除去率が95パーセントである場合、処理水のBOD濃度(mg/L)はいくらか。

  1. A5.0
  2. B7.5
  3. C10.0
  4. D15.0
正解と解説を見る

正解:B7.5

滞留時間6時間より1日の流入量は200立方メートル。流入BOD濃度は30kg÷200m3=150mg/L。95%除去されるため処理水は7.5mg/Lとなる。

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167建築物の用途別による処理対象人員の算定に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A幼稚園の処理対象人員は定員から算定する。
  2. B小学校の処理対象人員には教職員等の従業員は含まれない。
  3. C高等学校の類似用途として予備校は含まれない。
  4. D幼稚園の処理対象人員は建物の延べ面積から算定する。
正解と解説を見る

正解:A幼稚園の処理対象人員は定員から算定する。

幼稚園の処理対象人員は定員から算定される。小学校にはあらかじめ教職員も含まれており、高校の類似用途には予備校も含まれる。

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168沈殿槽の設計諸元として用いられる「水面積負荷」の単位として、正しいものはどれか。

  1. Akg/(m3・日)
  2. Bm3/(m2・日)
  3. Cm3/(m3・日)
  4. Dg/(m2・日)
正解と解説を見る

正解:Bm3/(m2・日)

水面積負荷は、沈殿槽の水面積1平方メートル当たりに1日に流入する日平均汚水量を表すため、単位は m3/(m2・日) となる。

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169荒目スクリーンにおける汚水の通過速度の標準として、正しいものはどれか。

  1. A流入時間最大汚水量に対し0.3〜0.4m/秒程度
  2. B日平均汚水量に対し0.3〜0.4m/秒程度
  3. C流入時間最大汚水量に対し0.5〜1.0m/秒程度
  4. D日平均汚水量に対し0.5〜1.0m/秒程度
正解と解説を見る

正解:A流入時間最大汚水量に対し0.3〜0.4m/秒程度

荒目スクリーンの汚水通過速度は、流入時間最大汚水量に対して0.3〜0.4m/秒程度とするのが標準である。

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170生物ろ過槽に充填する担体を選定する際、考慮する必要がない特性はどれか。

  1. A耐摩耗性
  2. B生物の付着性
  3. C比熱
  4. D強度
正解と解説を見る

正解:C比熱

担体の選定において比熱は考慮する必要がない。耐久性や生物付着性などが重要視される。

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171時間最大流入汚水量が281L/時、24時間平均流入汚水量が55L/時の場合、時間変動の大きさを表すピーク係数はおよそいくらか。

  1. A4.1
  2. B6.1
  3. C3.1
  4. D5.1
正解と解説を見る

正解:D5.1

ピーク係数は時間最大流入汚水量を24時間平均流入汚水量で割った値であり、281÷55で約5.1となる。

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172処理対象人員算定基準において、遊園地・海水浴場の処理対象人員を算定する方法として正しいものはどれか。

  1. A延べ面積から算定する。
  2. B総便器数を用いて算定する。
  3. C駐車場の駐車台数から算定する。
  4. D大便器数と小便器数のそれぞれを用いて算定する。
正解と解説を見る

正解:B総便器数を用いて算定する。

遊園地・海水浴場の算定式は総便器数を用いる方法(A)が規定されている。

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173ばっ気槽の酸素要求量(kg-O2/日)を求める式「O2 = 0.5×Lr + 0.07×Sa」を用いる。設計人員1000人、流入汚水量200L/(人・日)、流入BOD濃度200mg/L、BOD除去率90%、槽内MLVSS量250kgであるとき、酸素要求量として最も近い値はどれか。

  1. A25.5
  2. B30.5
  3. C40.5
  4. D35.5
正解と解説を見る

正解:D35.5

除去BOD量(Lr)は36kg/日。酸素要求量は0.5×36 + 0.07×250 = 18 + 17.5 = 35.5(kg-O2/日)となる。

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174建築物の用途別による処理対象人員算定基準において、「汚濁負荷が高い場合」の算定式を用いる飲食店として適当なものはどれか。

  1. Aファストフード店
  2. Bビヤホール
  3. Cラーメン専門店
  4. D焼き肉店
正解と解説を見る

正解:D焼き肉店

汚濁負荷が高い場合の算定式を用いる店舗には、中華料理専門店、焼き肉店、洋食系料理専門店などがある。

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175流量調整槽に設置する撹拌用ブロワに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A二次処理装置用のブロワと兼用することが推奨される。
  2. Bエアリフトポンプの動力源としてのみ使用される。
  3. C槽内の水位変動による悪影響を防ぐため専用のブロワを設ける必要がある。
  4. D流量調整比を大きくするためには複数台を直列に接続する。
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正解:C槽内の水位変動による悪影響を防ぐため専用のブロワを設ける必要がある。

ブロワを二次処理用と兼用すると水位変動によりばっ気装置等に影響を及ぼすため、専用のブロワを設ける必要がある。

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176嫌気ろ床槽の構造基準における、ろ材の充填率の規定として正しいものはどれか。

  1. A第1室がおおむね40%、第2室以降がおおむね60%とする。
  2. B全室ともおおむね50%とする。
  3. C全室ともおおむね20%以下とする。
  4. D第1室がおおむね60%、第2室以降がおおむね40%とする。
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正解:A第1室がおおむね40%、第2室以降がおおむね60%とする。

夾雑物の除去と貯留機能を付加させるため、ろ材の充填率は第1室がおおむね40%、第2室以降はおおむね60%と定められている。

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177放流ポンプ槽を設ける主な理由として、正しいものはどれか。

  1. A流入汚水の流量変動を緩和するため
  2. B消毒後の処理水が自然流下で放流できないため
  3. C処理水質をさらに安定化させるため
  4. D処理水の消毒をより確実に行うため
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正解:B消毒後の処理水が自然流下で放流できないため

放流ポンプ槽は、水位の関係等で消毒後の処理水が自然流下で放流先に排出できない場合に設けられる。

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178二つの水槽をパイプで結んで水が流れる際に生じる損失水頭に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A流速が大きくなるほど損失水頭は小さくなる。
  2. B水位差が大きいほど損失水頭は小さくなる。
  3. Cパイプが太いほど損失水頭は大きくなる。
  4. Dパイプが細いほど損失水頭は大きくなる。
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正解:Dパイプが細いほど損失水頭は大きくなる。

損失水頭は、管が細いほど大きくなり、太いほど小さくなる。また流速が大きいほど損失水頭は大きくなる。

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179標準活性汚泥方式と長時間ばっ気方式の比較として、誤っているものはどれか。

  1. A標準活性汚泥方式は、BOD容積負荷が小さい。
  2. B長時間ばっ気方式は、余剰汚泥の生成量が少ない。
  3. C長時間ばっ気方式は、送風量が多い。
  4. D標準活性汚泥方式は、ばっ気時間が短い。
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正解:A標準活性汚泥方式は、BOD容積負荷が小さい。

標準活性汚泥方式はばっ気槽の容量が少なくBOD容積負荷が大きい。長時間ばっ気方式はBOD容積負荷が小さい。

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180槽内の混合特性に関する説明で、誤っているものはどれか。

  1. A槽内全体で混合が激しく濃度が均一になる流れを完全混合流と呼ぶ。
  2. Bピストン流では、入口に投入したトレーサーは瞬時に流出側で検出される。
  3. C完全混合流では、入口にトレーサーを投入した瞬間に流出側でも最大濃度となる。
  4. D流れに垂直な断面全体で流速が均一な流れをピストン流と呼ぶ。
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正解:Bピストン流では、入口に投入したトレーサーは瞬時に流出側で検出される。

ピストン流(押し出し流)では、計算上の滞留時間が経過した時点ですべて流出するため、瞬時には検出されない。

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181エアリフトポンプの特性について、揚程と全損失水頭が一定の場合、浸水深さが減少すると必要空気量はどうなるか。

  1. A増加させる必要がある
  2. B減少させることができる
  3. C変化しない
  4. D揚水量がゼロになる
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正解:A増加させる必要がある

揚程と全損失水頭が一定の場合、浸水深さが減少すると揚水量を維持するために必要空気量を増加させる必要がある。

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182マンホールの大きさの規定について、正しいものはどれか。

  1. A処理対象人員50人以下の場合は、内接する円の直径が45cm以上とする。
  2. B処理対象人員にかかわらず、内接する円の直径は60cm以上とする。
  3. C処理対象人員51人以上の場合は、内接する円の直径が45cm以上とする。
  4. D処理対象人員にかかわらず、内接する円の直径は30cm以上とする。
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正解:A処理対象人員50人以下の場合は、内接する円の直径が45cm以上とする。

処理対象人員が50人以下の場合は内径45cm以上、51人以上の場合は内径60cm以上と規定されている。

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183嫌気ろ床槽に使用されるろ材の特性として、清掃時の作業性から最も適しているものはどれか。

  1. A汚泥を捕捉しにくく、水流が短絡しやすいもの。
  2. Bろ材同士が密着して空隙が全くない形状のもの。
  3. C比表面積が極端に大きく、汚泥が強固に付着して剥がれないもの。
  4. Dろ床底部から間隙水を引き抜くだけで捕捉された汚泥が脱落しやすいもの。
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正解:Dろ床底部から間隙水を引き抜くだけで捕捉された汚泥が脱落しやすいもの。

嫌気ろ床槽のろ材は、汚泥を捕捉しやすいと同時に、間隙水を引き抜くだけで汚泥が脱落しやすいものが清掃上好都合である。

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184構造基準に基づく嫌気ろ床槽を2室に区分する場合、第1室と第2室の有効容量の比率はおおむねどのようになっているか。

  1. A第1室を全容量の90%とする。
  2. B第1室より第2室を大きくする(1:2)。
  3. C第1室と第2室は同じ容量とする。
  4. D第2室より第1室を大きくする(2:1)。
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正解:D第2室より第1室を大きくする(2:1)。

嫌気ろ床槽を2室に区分する場合、各室の容量比は第1室:第2室 ≒ 2:1 となるように第1室を大きくする。

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185浄化槽における金属の腐食原因として、腐食性がないガスはどれか。

  1. A消毒装置から発生する塩素ガス
  2. B嫌気性分解に伴って発生するメタンガス
  3. C嫌気性分解に伴って発生する硫化水素
  4. D汚水中に含まれる高濃度の塩分が気化したもの
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正解:B嫌気性分解に伴って発生するメタンガス

メタンガスは金属材料に対する腐食性がない。塩素ガスや硫化水素などは強い腐食性を持つ。

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186接触ばっ気槽において、接触材の設置に関して考慮すべき項目として不適当なものはどれか。

  1. A接触材の比重
  2. B散気装置の位置
  3. C水かぶり
  4. D接触材のピッチ
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正解:A接触材の比重

浄化槽本体と接触材は固定されるため、接触材の比重を考慮する必要はなく、十分な強度で固定することが重要である。

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187小型浄化槽における薬剤筒の構造について、誤っているものはどれか。

  1. A点検頻度に見合った期間、消毒剤が保持できる大きさとする。
  2. B消毒剤と接触する水量が調整できる構造とする。
  3. C耐食性、耐久性に優れた材質を使用する。
  4. D消毒剤が流出しない程度に、スリット状の開口部をできるだけ広くする。
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正解:D消毒剤が流出しない程度に、スリット状の開口部をできるだけ広くする。

スリット状の開口部は、汚泥による閉塞を防ぐとともに、消毒剤の過剰溶解が生じないよう水量調整可能な構造とする必要があり、むやみに広くするのは誤り。

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188BOD-MLSS負荷の算出方法として正しいものはどれか。

  1. A流入BOD量 ÷ ばっ気槽内のMLSS量
  2. B流入BOD量 ÷ 沈殿槽の水面積
  3. C日平均汚水量 ÷ ばっ気槽の容量
  4. DMLSS量 ÷ 汚泥返送量
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正解:A流入BOD量 ÷ ばっ気槽内のMLSS量

BOD-MLSS負荷は、流入BOD量(kg/日)をばっ気槽内のMLSS量(kg)で除した値である。

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189小型浄化槽の接触ばっ気方式で、処理対象人員が30人(5.2m3を超える場合)の室区分について、第1室の容量は全容量のおおむねどれくらいとするか。

  1. A3分の5
  2. B2分の1
  3. C5分の3
  4. D3分の2
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正解:C5分の3

5.2m3を超える場合は2室に区分し、第1室の容量は全容量のおおむね5分の3(3/5)とする。

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190ビジネスホテルの処理対象人員算定基準等について、正しい記述はどれか。

  1. A厨房排水が多いため、流入BOD濃度が極めて高い。
  2. B汚水量の中には温泉排水を含めて算定する。
  3. C浴場が共用の場合は汚水量が増加するため、実態に合わせて割増しする。
  4. D主として宿泊が中心であるため、一般に厨房排水量が少なく流入BOD濃度は高くない。
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正解:D主として宿泊が中心であるため、一般に厨房排水量が少なく流入BOD濃度は高くない。

ビジネスホテルは宿泊中心であり、厨房排水が少なく濃度も薄いため流入BOD濃度は高くない。

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191管内を水が流れるときの水頭に関する記述のうち、動水勾配線を示すものとして正しいものはどれか。

  1. A位置水頭と圧力水頭の和を結んだ線
  2. B圧力水頭と速度水頭の和を結んだ線
  3. C位置水頭と速度水頭の和を結んだ線
  4. D位置水頭、圧力水頭、速度水頭のすべての和を結んだ線
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正解:A位置水頭と圧力水頭の和を結んだ線

動水勾配線は、2点の位置水頭と圧力水頭の和を結んだ線である。3つの和を結んだ線はエネルギー線という。

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192汚水処理における生物による反応を利用する操作に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A微生物の同化作用によって固形物(汚泥)が生成する。
  2. B窒素やリンなどの無機栄養塩類も反応に関与する。
  3. C反応に関与するのは有機物質のみであり、無機物質は一切関与しない。
  4. D生物反応の前後には、固形物の分離操作が用いられることが多い。
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正解:C反応に関与するのは有機物質のみであり、無機物質は一切関与しない。

窒素やリンは微生物にとって重要な無機栄養塩類であり、有機物質のみが反応に関与するという記述は誤りである。

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193水の混合状態が「押し出し流」に近いとみなすことができる構造として、最も適当なものはどれか。

  1. A循環流を十分に維持できている接触ばっ気槽
  2. Bトレーサーを投入した瞬間に流出口で最大濃度となる槽
  3. C容量が小さく、滞留時間の極端に長いばっ気槽
  4. Dバッフルによって迂回流構造となっている消毒槽
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正解:Dバッフルによって迂回流構造となっている消毒槽

バッフルによる迂回流構造は、水が順次押し出されるように流れるため、押し出し流とみなすことができる。

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194生物処理水に対する無機凝集剤を用いた凝集処理に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A硫酸バンドを添加した場合、水溶性の水酸化アルミニウムが生成され粒子を溶解する。
  2. Bリンを含む水中にアルミニウム塩を添加すると、水溶性のリン酸アルミニウムに変化する。
  3. C水中で正に帯電している微細粒子は、陽イオン性の無機凝集剤を添加すると相互に反発する。
  4. D生物処理水中に残存している色度成分の除去には、凝集処理は全く効果がない。
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正解:C水中で正に帯電している微細粒子は、陽イオン性の無機凝集剤を添加すると相互に反発する。

正に帯電している粒子に陽イオン性の凝集剤を添加しても反発する。リン酸アルミニウムや水酸化アルミニウムは不溶性である。

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19542Lの活性汚泥が入った反応槽に、溶解性BOD1000mg/Lの汚水を8L添加して培養を開始した。添加直後の槽内の溶解性BOD濃度として正しいものはどれか。(添加前の槽内溶解性BODは0mg/Lとする)

  1. A120 mg/L
  2. B250 mg/L
  3. C200 mg/L
  4. D160 mg/L
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正解:D160 mg/L

混合後の濃度は (8L × 1000mg/L + 42L × 0mg/L) ÷ (8L + 42L) = 160mg/L となる。

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196オキシデーション・ディッチ方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A水深が深く設定されるため、設置面積を小さくできる。
  2. B水深が浅く、従来の方式より広い設置面積が必要となる。
  3. C標準活性汚泥方式に比べて汚泥発生量が極端に多い。
  4. D槽内を完全に好気条件に保つため、窒素の除去はできない。
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正解:B水深が浅く、従来の方式より広い設置面積が必要となる。

オキシデーション・ディッチ方式は水深が浅いため、従来の方式よりも広い設置面積が必要となる。

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197流入BOD負荷量30kg/日、送風量2.8m3/分、ばっ気強度1.4m3/(m3・時)で運転されているばっ気槽のBOD容積負荷(kg/(m3・日))として、正しい値はどれか。

  1. A0.12
  2. B0.25
  3. C0.22
  4. D0.18
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正解:B0.25

1時間当たりの送風量は2.8×60=168m3/時。槽容量は168÷1.4=120m3。BOD容積負荷は30÷120=0.25kg/(m3・日)となる。

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198浄化槽に関する用語とその説明の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. A水密構造 —— 水圧に耐えて水を通さない構造
  2. B土かぶり —— 埋設物の上を覆っている土の深さ
  3. C臭突 —— 臭気物質を外へ排出するための管
  4. Dマンホール —— 点検口を密閉するための蓋のみを指す名称
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正解:Dマンホール —— 点検口を密閉するための蓋のみを指す名称

マンホール(人孔)は、点検や清掃を行うために設ける構造物全体を指し、蓋のみを指す言葉ではない。

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199流入汚水のBOD負荷量2kg/日を、BOD面積負荷5g/(m2・日)で処理する回転板接触方式がある。必要となる回転板の総表面積(m2)として、正しい値はどれか。

  1. A40 m2
  2. B400 m2
  3. C250 m2
  4. D100 m2
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正解:B400 m2

2kg/日=2000g/日。必要表面積は 2000g/日 ÷ 5g/(m2・日) = 400m2 となる。

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200処理対象人員算定基準(JIS A 3302)における人員算定の考え方として、最も適当なものはどれか。

  1. ABODの量に基づく人員数を常に基本とする。
  2. B汚水の量に基づく人員数を常に基本とする。
  3. C汚水量の算定結果とBOD量の算定結果のうち、大きい方を採用する。
  4. D汚水量の算定結果とBOD量の算定結果の平均値を採用する。
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正解:C汚水量の算定結果とBOD量の算定結果のうち、大きい方を採用する。

対象建築物から排出される汚水量やBOD負荷量に基づいて計算し、安全側を考慮して大きい方の人員数を採用する。

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201構造例示型浄化槽のホッパー型沈殿槽に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A有効水深は、水面からホッパー部の下端までの水深をいう。
  2. Bスカムスキマが設置されている。
  3. Cホッパーは水平面に対し60度以上の勾配とする。
  4. D処理対象人員31人以上の浄化槽に設置される。
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正解:A有効水深は、水面からホッパー部の下端までの水深をいう。

ホッパー型沈殿槽の有効水深は、水面から「ホッパー部の高さの1/2」までの水深をいう。

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202接触ばっ気槽における「水かぶり」の説明として、正しいものはどれか。

  1. A接触材の見かけの体積1m3当たりの表面積
  2. B接触材押え面とばっ気停止時の水面との距離
  3. C槽の中心部に設ける旋回流形成のための縦型の円筒
  4. D汚泥の引き出しなどのために水槽等の底部に設けるくぼみ
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正解:B接触材押え面とばっ気停止時の水面との距離

水かぶりとは、接触ばっ気槽において接触材押え面とばっ気停止時の水面との距離を指す。

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203エアリフトポンプを利用した間欠定量ポンプに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. Aブロワは連続運転であり、運転・停止のタイマ制御は行われない。
  2. B水面の上に設置しても揚水することができる。
  3. C空気配管途中の調整用バルブの開度を変えることで移送水量を調整する。
  4. D内部のU字状配管の水封が切れることで汚水が流入する。
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正解:B水面の上に設置しても揚水することができる。

エアリフトの原理を利用しているため、水面の上に設置すると揚水することができない。

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204鉄電解方式のリン除去型小型浄化槽における反応プロセスの記述として、正しいものはどれか。

  1. A溶出した2価の鉄イオンは、溶存酸素により酸化され3価の鉄イオンに変わる。
  2. B陰極から鉄イオンが直接溶出する。
  3. C溶出した鉄イオンは還元され、リン酸イオンと反発する。
  4. D鉄電極は半永久的に使用できるため交換作業は不要である。
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正解:A溶出した2価の鉄イオンは、溶存酸素により酸化され3価の鉄イオンに変わる。

陽極から溶出した2価の鉄イオンは、溶存酸素により酸化されて3価の鉄イオンに変わり、リン酸と反応する。

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205ろ布を使用して汚泥を圧搾・脱水する機械の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A遠心濃縮型脱水機 と ベルトプレス
  2. B加圧脱水機 と ロータリードラムスクリーン
  3. C加圧脱水機 と ベルトプレス
  4. D多重円盤型脱水機 と 遠心濃縮型脱水機
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正解:C加圧脱水機 と ベルトプレス

加圧脱水機とベルトプレスは、ともにろ布を用いて汚泥を圧搾し脱水する仕組みを持っている。

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206構造基準告示で示される窒素除去型浄化槽の放流全窒素(T-N)の性能区分として、存在しない基準値はどれか。

  1. AT-N 30 mg/L以下
  2. BT-N 15 mg/L以下
  3. CT-N 10 mg/L以下
  4. DT-N 20 mg/L以下
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正解:AT-N 30 mg/L以下

構造基準告示におけるT-Nの処理性能区分は、20mg/L、15mg/L、10mg/Lであり、30mg/Lの設定はない。

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207MLSS濃度CA、流入汚水SS濃度Ci、返送汚泥SS濃度Crとするとき、汚泥返送率R(%)を正しく表す式はどれか。

  1. AR = 100 × (CA - Ci) / (Cr - CA)
  2. BR = 100 × (Ci - CA) / (CA - Cr)
  3. CR = 100 × (CA - Cr) / (Ci - CA)
  4. DR = (CA - Cr) / (100 × (Ci - CA))
正解と解説を見る

正解:AR = 100 × (CA - Ci) / (Cr - CA)

物質収支の式を展開すると、R=100×(CA-Ci)/(Cr-CA)となる。

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208活性汚泥を用いた回分式反応において、ばっ気時間の経過に伴う有機物質と微生物の変動について正しい記述はどれか。

  1. A内生呼吸期においては、累積酸素消費量が減少に転じる。
  2. B残留有機物質量が減少すると、それに伴って微生物量も増加し続ける。
  3. C残留有機物質量が増加するにつれて、微生物量も増加する。
  4. Dばっ気時間の経過とともに残留有機物質量が減少し、累積酸素消費量が増加する。
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正解:Dばっ気時間の経過とともに残留有機物質量が減少し、累積酸素消費量が増加する。

ばっ気の経過とともに有機物質が分解されて減少し、それに伴い酸素が消費されるため累積酸素消費量は増加する。

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