浄化槽管理士 ⑤ 浄化槽の点検、調整及び修理

収録178問と7分野で最も多い、保守点検の実務を扱う分野。点検を放流側から流入側へ進める順序、使用開始直前の点検、保守点検の技術上の基準が単位装置ごとに求める事項が起点になる。水処理ではSV30・SVI・MLSSからの状態判断、脱窒による沈殿槽の汚泥浮上、放線菌による発泡、接触ばっ気槽の逆洗手順とはく離汚泥の移送、循環比や流量調整比からの移送水量の計算、メタノール添加量の算出が問われる。機器ではルーツ式・電磁式ブロワやフロートスイッチの異常と原因、FRP製浄化槽の応力白化と浮上事故、安全衛生では硫化水素と酸素欠乏、換気方式、衛生害虫、塩素消毒も含まれる。

この分野の問題178問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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239単位装置と点検内容の組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。

  1. A接触ばっ気槽 - MLSS濃度
  2. Bスクリーン - 閉塞の状況
  3. C嫌気ろ床槽 - スカムの生成状況
  4. D消毒槽 - 沈殿物の堆積状況
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正解:A接触ばっ気槽 - MLSS濃度

接触ばっ気槽では溶存酸素や生物膜の量を観察する。MLSS濃度の測定は活性汚泥法における点検項目である。

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240分離ばっ気方式のばっ気室で、pH5.8、SV30が70%、MLSSが5000mg/L、SVIが140、DOが7mg/Lの点検結果が得られた。この状態から判断される事項として、最も不適当なものはどれか。

  1. A活性汚泥はバルキング状態にある。
  2. B過ばっ気状態にある。
  3. C硝化反応が進行している。
  4. DSSが流出しやすい状態にある。
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正解:A活性汚泥はバルキング状態にある。

バルキングはSVIが200以上を示す現象といわれており、SVI140ではバルキング状態にあるとは判断できない。

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241保守点検の記録に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A受託者は、記録を交付しようとするとき、管理者に対してその内容を説明しなければならない。
  2. B管理者は、交付された保守点検の記録を3年間保存しなければならない。
  3. C受託者は、作成した保守点検の記録を3年間保存しなければならない。
  4. D保守点検記録の作成に当たっては、浄化槽法施行規則に規定する様式の記録票を使用しなければならない。
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正解:D保守点検記録の作成に当たっては、浄化槽法施行規則に規定する様式の記録票を使用しなければならない。

保守点検記録票の様式は浄化槽法施行規則には規定されておらず、メーカー独自様式や地域統一の様式が使用される。

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242沈殿分離槽及び嫌気ろ床槽の流出水における溶解性BODの経日変化に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A沈殿分離槽流出水の溶解性BODは、経過日数とともに上昇する傾向がある。
  2. B清掃直後の流出水の溶解性BODは、沈殿分離槽も嫌気ろ床槽も同程度である。
  3. C一定期間経過後、二次処理装置への負荷は、嫌気ろ床槽よりも沈殿分離槽の方が低くなる。
  4. D嫌気ろ床槽流出水の溶解性BODは、一時的に上昇する傾向がある。
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正解:C一定期間経過後、二次処理装置への負荷は、嫌気ろ床槽よりも沈殿分離槽の方が低くなる。

一定期間経過後に嫌気ろ床槽流出水の溶解性BODは低下するため、二次処理装置への負荷は沈殿分離槽よりも嫌気ろ床槽の方が低くなる。

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243使用開始直前に行う保守点検における作業内容として、最も不適当なものはどれか。

  1. A消毒剤の消費量の確認
  2. B浄化槽周辺の状況の確認
  3. C浄化槽管理者への報告と使用方法の注意
  4. D計画設計条件と使用条件の相違の検討
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正解:A消毒剤の消費量の確認

まだ汚水が流入していないため消毒剤の消費量を確認する必要はない。充填状況や接触状況を確認する。

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244性能評価型小型浄化槽における異常な水位の上昇の原因として、最も不適当なものはどれか。

  1. A一次処理装置の流出部に設けられたスリットの閉塞
  2. B処理水移送用エアリフトポンプの閉塞
  3. C循環用エアリフトポンプの閉塞
  4. D担体流動槽の担体受け面の閉塞
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正解:C循環用エアリフトポンプの閉塞

循環用エアリフトポンプが閉塞しても、水が次工程へ流れる経路自体が塞がるわけではないため水位上昇は発生しない。

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245粒状活性炭を用いた活性炭吸着装置の保守点検に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. A流出水の塩化物イオン濃度が高い場合には、活性炭の交換を行う。
  2. B流出水の外観を観察し、着色、臭気、濁りのないことを確認する。
  3. C流入水と流出水のCOD濃度の差及び通水量から、飽和吸着量に達するまでの時間を推定する。
  4. D活性炭交換直後の流出水のpHが適正であることを確認する。
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正解:A流出水の塩化物イオン濃度が高い場合には、活性炭の交換を行う。

活性炭吸着法では塩化物イオンなどの無機イオンは吸着除去されないため、それを交換の指標とするのは不適切である。

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246接触ばっ気室の逆洗時期の判断指標として、最も不適当なものはどれか。

  1. A各部位の溶存酸素濃度の差
  2. B室内水の透視度
  3. C生物膜の色
  4. D各部位のpHの差
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正解:D各部位のpHの差

接触ばっ気槽でpHが低下する原因としては硝化反応の進行が考えられ、これを逆洗時期の判断指標とするのは不適当である。

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247活性汚泥の分散や圧密性の悪化などにより固液分離が正常に行われなくなる現象を何というか。

  1. Aバルキング
  2. Bピンフロック
  3. Cキャビテーション
  4. Dチャネリング
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正解:Aバルキング

バルキングは、活性汚泥の分散や圧密性の悪化により、固液分離が正常に行われなくなる現象である。

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248汚泥濃縮貯留槽と汚泥濃縮槽の特有の点検項目として適当なものはどれか。

  1. A汚泥の蓄積状況からの清掃時期の判断
  2. Bスカム及び堆積汚泥の厚さの測定
  3. C撹拌用散気装置の稼働状況の確認
  4. D脱離液への浮遊物質混入の程度の点検
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正解:D脱離液への浮遊物質混入の程度の点検

脱離液への浮遊物質混入の程度は、汚泥濃縮貯留槽と汚泥濃縮槽での点検項目である。

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249沈殿槽で汚泥浮上が認められる場合、その原因として確認すべき事項はどれか。

  1. Aばっ気槽の硝化の進行状況
  2. B沈殿槽の汚泥かき寄せ機の回転速度
  3. C流量調整槽のポンプ稼働時間
  4. D消毒槽の越流堰の高さ
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正解:Aばっ気槽の硝化の進行状況

ばっ気槽の硝化が進行している場合、沈殿槽底部の酸素不足によって脱窒が生じ汚泥が浮上することがある。

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250浄化槽の標準的な保守点検作業の順序に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A最初に槽底部の汚泥引き抜きから行う
  2. B汚水が流れる方向と同じ順序で流入管から行う
  3. C点検しやすい付属機器類から最後に行う
  4. D汚水の処理工程の順序を逆にたどって行う
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正解:D汚水の処理工程の順序を逆にたどって行う

点検順序は、汚水の処理工程の順序を逆にたどって、放流水と消毒槽から流入管に向かって行うのが原則である。

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251脱窒ろ床接触ばっ気方式の接触ばっ気槽において、種汚泥を添加する場所と添加濃度の目安の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A第1室に対して200〜500 mg/L
  2. B第1室に対して100〜200 mg/L
  3. C第2室に対して100〜200 mg/L
  4. D第2室に対して200〜500 mg/L
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正解:B第1室に対して100〜200 mg/L

接触ばっ気槽では第1室に対して添加濃度100〜200 mg/Lを目安とする。

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2521日当たりの流入汚水量が50 m³、余剰汚泥の移送が1日4回(1回500 L)である流量調整槽において、流入汚水を16時間で移送する場合の移送水量(m³/時)はいくらか。

  1. A3.25 m³/時
  2. B4.25 m³/時
  3. C3.125 m³/時
  4. D4.5 m³/時
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正解:A3.25 m³/時

移送水量 = {50 + (0.5 × 4)} ÷ 16 = 52 ÷ 16 = 3.25 m³/時 である。

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253ポンプ設備の全揚程を求める計算式において、含まれない要素はどれか。

  1. A吸込み側損失水頭
  2. B吐出し側配管の口径
  3. C吐出し側実揚程
  4. D吸込み側実揚程
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正解:B吐出し側配管の口径

全揚程は吸込み・吐出し側の実揚程と損失水頭の合計で求められ、配管口径そのものを足し合わせることはない。

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254吸込み側損失水頭0.4m、吸込み側実揚程2.0m、吐出し側実揚程6.0m、吐出し側損失水頭0.6mの場合のポンプ設備の全揚程は何mか。

  1. A8.0 m
  2. B8.4 m
  3. C7.6 m
  4. D9.0 m
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正解:D9.0 m

全揚程 = 0.4 + 2.0 + 6.0 + 0.6 = 9.0 m である。

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255北海道の商用電源周波数として適当なものはどれか。

  1. A60 Hz
  2. B50 Hz
  3. C200 Hz
  4. D100 Hz
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正解:B50 Hz

北海道の商用電源周波数は50Hzである。

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256水中ポンプの羽根車の摩耗によって生じる異常な現象として、最も適当なものはどれか。

  1. A揚水量の低下や電流値の異常
  2. Bサーマルスイッチの動作
  3. C起動不良
  4. Dケーブルの断線
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正解:A揚水量の低下や電流値の異常

水中ポンプの羽根車の摩耗による異常な現象には、性能低下(揚水量低下)や電流値の異常がある。

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257水中ポンプが起動しない原因に該当しないものはどれか。

  1. A異物による閉塞
  2. Bケーブルの断線
  3. C逆止弁の破損
  4. Dサーマルスイッチの動作
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正解:C逆止弁の破損

逆止弁の破損は配管部からの異音などの原因になるが、ポンプ自体が起動しない直接の原因ではない。

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258ルーツブロワにおいて、タイミングギヤーの損傷が原因で発生する現象はどれか。

  1. Aモーターの絶縁不良
  2. B吐出空気量が少ないなどの異常
  3. Cベルトの断裂
  4. D逆止弁の破損
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正解:B吐出空気量が少ないなどの異常

タイミングギヤーの損傷は、ルーツブロワにおける異常(吐出空気量の減少など)の原因である。

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259FRP製浄化槽において、部材に引張応力や曲げ応力などが加わった場合に、その部分に微細なクラックが生じて白変する現象を何というか。

  1. A不等沈下
  2. Bパンチング
  3. C応力白化
  4. Dクリープ
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正解:C応力白化

応力白化とは、部材に引張応力や曲げ応力などが加わった場合に、微細なクラックが生じて白変する現象をいう。

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260FRP製浄化槽の修理作業において、樹脂の硬化を速めるために行う方法として不適当なものはどれか。

  1. A指定された硬化促進剤を適量用いる
  2. B扇風機で風を強く当てる
  3. Cヒーターで加熱する
  4. D赤外線ランプで加熱する
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正解:B扇風機で風を強く当てる

樹脂の硬化を速めるには赤外線ランプやヒーターで加熱する。扇風機で風を当てるのは不適当である。

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261FRP製浄化槽の修理作業の手順として、誤っているものはどれか。

  1. Aガラス繊維に樹脂を十分含浸させ、加圧して気泡を抜きながら成型する
  2. B修理箇所の油分をシンナーやアセトンなどの溶剤で除去する
  3. C修理面の水分を完全に除去する
  4. Dグラインダで修理面を平滑にする
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正解:Dグラインダで修理面を平滑にする

修理する前に、グラインダで修理面を「粗」にし、水分を完全に除去する必要がある。平滑にするのではない。

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262浄化槽における流入汚水の時間変動が大きい場合の影響として、正しいものはどれか。

  1. A沈殿分離槽に蓄積するスカムや汚泥が常に多くなる
  2. Bばっ気槽の溶存酸素濃度が常に一定に保たれる
  3. C固液分離機能が十分に発揮されず、スカムや堆積汚泥の蓄積量が少なくなることがある
  4. D流量調整槽の必要容量が小さくなる
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正解:C固液分離機能が十分に発揮されず、スカムや堆積汚泥の蓄積量が少なくなることがある

流入汚水の時間変動が大きいほど、固液分離機能が十分に発揮されず、結果として汚泥等の蓄積量が少なくなることがある。

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263散水ろ床において、BOD流入負荷が過大な場合に発生しやすい状態はどれか。

  1. Aろ床表面の生物膜が薄くなる
  2. B処理水中の溶存酸素濃度が異常に高くなる
  3. C通気がある程度確保されても酸素不足になりがちである
  4. Dろ材の目詰まりが全く起こらなくなる
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正解:C通気がある程度確保されても酸素不足になりがちである

散水ろ床でBOD流入負荷が過大な場合、通気がある程度確保されても酸素不足になりがちである。

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264担体流動槽において、スライムの生成が多くなり処理機能が不安定になる原因となる物質はどれか。

  1. A残存有機物質およびSS
  2. Bアンモニア性窒素
  3. C硝酸性窒素
  4. D塩化物イオン
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正解:A残存有機物質およびSS

担体流動槽などでは、残存有機物質およびSSの増加に伴って循環装置のスライム生成が多くなる。

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265生物ろ過槽の点検において、手動運転により確認し、必要に応じて再調整を行う項目はどれか。

  1. Aばっ気空気量およびpH
  2. B逆洗の時間および移送水量
  3. C汚泥返送比およびMLSS
  4. Dメタノール添加量およびDO
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正解:B逆洗の時間および移送水量

生物ろ過槽にあっては、逆洗の時間および移送水量について手動運転により確認し再調整を行う。

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266接触ばっ気槽のBOD負荷が高い場合の対応として、最も適当なものはどれか。

  1. A生物膜の生成速度が速くなるため、逆洗頻度を高くする
  2. B生物膜が剥がれやすくなるため、逆洗頻度を低くする
  3. C汚泥の沈降性を高めるため、MLSS濃度を極端に低く設定する
  4. Dばっ気槽を分割し、一部の室のみを使用する
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正解:A生物膜の生成速度が速くなるため、逆洗頻度を高くする

接触ばっ気槽のBOD負荷が高い場合、生物膜の生成速度も速くなるため、逆洗頻度を高くする。

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267流量調整槽の常用ポンプの起動水位と停止水位の間隔を狭く設定した場合の結果として正しいものはどれか。

  1. A水位差がすぐ回復し、長時間の連続運転がしやすくなる。
  2. B発停回数が増え、ポンプの連続運転時間が短くなる。
  3. C槽内水位が常に高水位に保たれ、移送量が安定する。
  4. D撹拌機能が強まり、汚泥の沈降が完全に防止される。
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正解:B発停回数が増え、ポンプの連続運転時間が短くなる。

起動水位と停止水位の間隔が狭いと、わずかな水位変化でポンプが発停する。連続運転させたい場合は水位間隔を広く設定する。

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268流量調整槽に流入する脱離液に汚泥が混入した場合に懸念される事象はどれか。

  1. A流量調整槽内のDO濃度が急激に上昇する
  2. B脱離液中の有機物濃度や浮遊物質濃度が上昇し、放流水質の悪化につながる
  3. C脱窒反応が促進され水質が改善する
  4. Dポンプの移送水量が自動的に増加する
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正解:B脱離液中の有機物濃度や浮遊物質濃度が上昇し、放流水質の悪化につながる

脱離液に汚泥が混入すると、有機物濃度や浮遊物質濃度が上昇し、放流水質の悪化につながる。

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269ノロウイルスの消毒に効果的なものとして適当なものはどれか。

  1. A逆性石けん
  2. B消毒用エタノール
  3. C次亜塩素酸ナトリウム
  4. Dクロルヘキシジン
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正解:C次亜塩素酸ナトリウム

ノロウイルスは消毒用エタノールでは不活化せず、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効である。

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270第3種換気法の特徴として正しい記述はどれか。

  1. A給気を機械的に行う方法であり、室内は正圧となる
  2. B給気と排気の両方を機械的に行う方法である
  3. C排気を機械的に行う方法であり、室内は負圧となる
  4. D給気と排気の両方を自然換気で行う方法である
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正解:C排気を機械的に行う方法であり、室内は負圧となる

第3種換気法は、排気を機械的に行う方法であり、室内は負圧となる。

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271ユスリカ類による被害に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A吸血により日本脳炎の原因ウイルスを媒介する
  2. B喘息等のアレルギー性疾患の主な原因となる
  3. C不快害虫として問題になるが、吸血はせず日本脳炎を媒介することはない
  4. D食品を汚染させて消化器系感染症を媒介する
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正解:C不快害虫として問題になるが、吸血はせず日本脳炎を媒介することはない

ユスリカ類は体形が蚊に類似しているが、吸血はしないため日本脳炎を媒介することはない。

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272水中の塩素に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A次亜塩素酸は、次亜塩素酸イオンよりも消毒効果が著しく低い。
  2. Bクロラミンとして水中に存在する塩素は、遊離型有効塩素よりも消毒効果が低い。
  3. C塩素は水に溶解しても次亜塩素酸を生じることはない。
  4. Dアンモニア性窒素は次亜塩素酸と反応せず、そのまま排出される。
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正解:Bクロラミンとして水中に存在する塩素は、遊離型有効塩素よりも消毒効果が低い。

クロラミン(結合型有効塩素)は、次亜塩素酸のような遊離型有効塩素よりも消毒効果が低いである。

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273管きょの点検に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A管きょに設けられた升の蓋は、雨水の流入を防ぐために地表面から適切な高さに設けられているか確認する。
  2. B管きょの起点の勾配は点検するが、消毒槽流出部から放流管開口部までの勾配は点検不要である。
  3. C管きょに設けられた升の蓋は、雨水を集めるために周辺の地面より低い位置にあることを確認する。
  4. D管きょ内にスケールやスライムが形成されると、汚水の流れが促進される。
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正解:A管きょに設けられた升の蓋は、雨水の流入を防ぐために地表面から適切な高さに設けられているか確認する。

升の蓋が低い位置にあると雨水が流入するおそれがあるため、地表面から適切な高さに設けられているか確認する。

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274ばっ気槽で活性汚泥が黒く変色し、臭気が発生している場合に考えられる主な原因として、最も適当なものはどれか。

  1. A溶存酸素が過剰になり、好気性微生物が異常に活性化したため。
  2. B硝化が過度に進行し、処理水質が極めて良好になったため。
  3. C糸状性細菌が異常増殖し、膨化(バルキング)状態になったため。
  4. D溶存酸素の不足により、呼吸できなくなった微生物が死滅したため。
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正解:D溶存酸素の不足により、呼吸できなくなった微生物が死滅したため。

溶存酸素が不足すると微生物が死滅し、汚泥が黒く変色して処理水質の悪化や臭気の発生に至りる。

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275回転板接触槽の保守点検において、槽内水の溶存酸素(DO)が低い場合の対応として最も適当なものはどれか。

  1. A回転板の回転速度を遅くして、酸素溶解効率を低下させる。
  2. B回転板の回転を完全に停止させ、嫌気状態を保持する。
  3. C槽内のはく離汚泥をそのまま放置し、微生物の増殖を促す。
  4. D回転板の円周速度を速くして、酸素溶解効率を向上させる。
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正解:D回転板の円周速度を速くして、酸素溶解効率を向上させる。

回転板の円周速度が遅すぎると酸素溶解効率が低下するため、DOが低い場合は円周速度を速くする必要がある。

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276二次処理水の流量が400m3/日、COD除去量が30mg/Lから10mg/Lへの低減(差引20mg/L除去)であるとする。活性炭のCOD吸着量が100g-COD/kg-活性炭、活性炭充填量が8000kgのとき、活性炭交換までの通水日数として正しい値はどれか。

  1. A125日
  2. B150日
  3. C100日
  4. D50日
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正解:C100日

1日の除去量は 400m3 × 20mg/L = 8kg/日。総吸着能力は 8000kg × 0.1kg/kg = 800kg。800 ÷ 8 = 100日となる。

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277ジャーテストの結果、リン濃度を目標値にするための「流入リン量(モル)に対する凝集剤のアルミニウム量(モル)の比」が2.5であった。1日当たりの流入リン量を10モルとする場合、1日当たりに必要な凝集剤のアルミニウム量(モル)はどれか。

  1. A10モル
  2. B15モル
  3. C50モル
  4. D25モル
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正解:D25モル

必要な凝集剤のアルミニウム量は、10モル(リン) × 2.5(比率) = 25モルとなる。

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278脱窒ろ床接触ばっ気方式の循環比の設定に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A循環比が過小であると、脱窒の進行度合いが向上し、処理水中のpHが上昇しやすくなる。
  2. B循環比が過大であると、処理水中の総窒素(T-N)がゼロになる。
  3. C循環比が過大であると、脱窒ろ床槽の脱窒率が飛躍的に向上する。
  4. D循環比が過小であると、脱窒の進行度合いが悪化し、処理水中のpHが低下しやすくなる。
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正解:D循環比が過小であると、脱窒の進行度合いが悪化し、処理水中のpHが低下しやすくなる。

循環比が過小だと脱窒の進行度合いが悪化し、アルカリ度が回復しないため処理水中のpHが低下しやすくなる。

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279ポンプ槽の水位自動制御において、自動制御装置(転倒スイッチ等)の故障か、稼働装置(ポンプ等)の故障かを判断する方法として、最も適当なものはどれか。

  1. A稼働装置を手動で運転し、作動すれば稼働装置は正常であり、自動制御装置が故障していると判断する。
  2. B自動制御装置を取り外し、稼働装置が自動で動くかを確認する。
  3. C稼働装置を自動で運転し、作動しなければ自動制御装置のみが正常であると判断する。
  4. D自動制御装置を手動で強制起動し、稼働装置が停止すれば両方とも正常であると判断する。
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正解:A稼働装置を手動で運転し、作動すれば稼働装置は正常であり、自動制御装置が故障していると判断する。

稼働装置を手動で運転して作動すればポンプ等は正常であり、転倒スイッチなどの自動制御装置が故障しているとわかる。

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280ルーツ型ブロワにおいて、フィルタの目詰まりを原因として発生する異常現象として、最も適当なものはどれか。

  1. Aダイアフラムが破損し、完全に停止する。
  2. Bモーターが逆回転し、オイルが逆流する。
  3. C吐出空気量が異常に増加する。
  4. D吐出空気量の減少、振動・異音の発生、異常な発熱が起こる。
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正解:D吐出空気量の減少、振動・異音の発生、異常な発熱が起こる。

フィルタの目詰まりにより吸込み抵抗が増加し、吐出空気量の減少や振動・異音、異常な発熱などが発生する。

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281モーターが逆回転する原因として、最も適当なものはどれか。

  1. A端子の接続不良や結線間違いがある。
  2. B固定子と回転子が接触している。
  3. Cヒューズの容量が不足している。
  4. D軸受が摩耗してゴロゴロ音がしている。
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正解:A端子の接続不良や結線間違いがある。

モーターが逆回転する主な原因は、端子の接続不良や電源の相順の間違い(結線不良)である。

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282流量調整槽から二次処理装置への移送水量の設定において、最も望ましい稼働状態はどれか。

  1. A施設ごとの実流入水量に関わらず、常にメーカーの初期設定値のまま運転する。
  2. B流入ピーク時に全量を一度に移送し、夜間はポンプを完全に停止させる。
  3. C昼間のみポンプを稼働させ、12時間で1日分の水量をすべて移送しきるように設定する。
  4. D24時間を通じてできるだけ均等に水量が移流するようにポンプの移送水量を設定する。
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正解:D24時間を通じてできるだけ均等に水量が移流するようにポンプの移送水量を設定する。

二次処理装置への負荷を安定させるため、移送水量をできるだけ24時間均等に移流させることが望ましいである。

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283労働安全衛生における酸素欠乏症に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A酸素欠乏空気(酸素濃度18%未満)の吸入により発生するもので、致死率が高い。
  2. B酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が21%未満である状態をいい、直ちに死に至る。
  3. Cピット等の換気は、1時間に1回程度の換気回数で空気が置換できれば安全である。
  4. D浄化槽内で発生するメタンガスの吸入によってのみ引き起こされる症状である。
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正解:A酸素欠乏空気(酸素濃度18%未満)の吸入により発生するもので、致死率が高い。

酸素欠乏は酸素濃度18%未満の状態を指し、その空気を吸入すると酸素欠乏症となり致死率が高くなる。

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284浄化槽の管きょの点検において、升の蓋の設置状態として最も適切なものはどれか。

  1. A車両通行を考慮して地表面より5cm以上低くすること
  2. B周辺の地表面より低くならない適切な高さにあること
  3. C常に土砂で覆われて見えない状態になっていること
  4. D雨水が流入しやすいように地表面より低くすること
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正解:B周辺の地表面より低くならない適切な高さにあること

升の蓋が周辺の地表面より低い位置にあると雨水が流入するおそれがあるため、適切な高さに設ける必要がある。

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285管きょの点検に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A放流管開口部までの勾配が適正であるかを点検する。
  2. B土砂の流出により配管が露出していないかを確認する。
  3. C必要な箇所にトラップ升が設けられているか確認する。
  4. D管きょ内のスケールやスライムは汚水の流れを促進する。
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正解:D管きょ内のスケールやスライムは汚水の流れを促進する。

管きょ内にスケール、スライム、空気だまりが形成されると、汚水の流れが阻害されることがある。

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286ばっ気槽で発泡現象が生じ、後段の沈殿槽で活性汚泥と同色のスカムが多量に発生した場合、原因として最も考えられるものはどれか。

  1. A硝化反応の異常な進行
  2. B糸状性細菌の異常増殖
  3. C溶存酸素の極端な不足
  4. D放線菌の異常増殖
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正解:D放線菌の異常増殖

放線菌が異常増殖すると、ばっ気槽での発泡や、沈殿槽において活性汚泥と同色のスカムが多量に発生する原因となる。

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287長時間ばっ気方式の沈殿槽から汚泥が流出する原因を究明するための点検項目として、直接的な関連性が最も低いものはどれか。

  1. A流入汚水量
  2. Bばっ気槽内液のSV30
  3. Cばっ気槽の散気管の水平
  4. D沈殿槽の越流せきの水平
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正解:Cばっ気槽の散気管の水平

沈殿槽からの汚泥流出の原因究明においては、沈殿槽の越流せきの水平が重要であり、ばっ気槽の散気管の水平は直接の点検項目としては不適当である。

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288嫌気ろ床槽内の蓄積汚泥を透明な硬質プラスチックパイプを用いて測定する際の確認事項として、誤っているものはどれか。

  1. Aろ材受けまで達したら指を解放し水位上昇を確認する。
  2. Bパイプを引き抜いた後、汚泥の量や色相を観察する。
  3. Cパイプ内の汚泥を別容器に移し、粘性や臭気を観察する。
  4. D汚水の流れ方向による汚泥の性状や外観の違いを確認する。
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正解:D汚水の流れ方向による汚泥の性状や外観の違いを確認する。

汚泥の測定は複数箇所で行い量や色相を確認しますが、パイプ一本の観察で汚水の流れ方向の違いを確認するものではない。

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289有効容量2.0m3の接触ばっ気槽で逆洗を実施した。逆洗中の槽内水SSが3300mg/L、沈殿後の移送水のSSが6500mg/L、移送量が300Lであった。はく離した汚泥量に対する移送した汚泥量の割合に最も近いものはどれか。

  1. A18%
  2. B30%
  3. C24%
  4. D42%
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正解:B30%

はく離汚泥量=3300mg/L×2.0m3=6.6kg。移送汚泥量=6500mg/L×300L=1.95kg。1.95÷6.6×100≒29.5%(約30%)となる。

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290自動掻き上げ式荒目スクリーンの点検項目として、適切でないものはどれか。

  1. A排砂装置の稼働状況
  2. Bし渣の蓄積状況
  3. Cスクリーンの固定状況
  4. D臭気の発生状況
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正解:A排砂装置の稼働状況

排砂装置はばっ気沈砂槽を構成する設備であり、荒目スクリーンの点検項目としては不適当である。

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291ルーツ型ブロワが起動しない原因として、最も考えにくいものはどれか。

  1. A軸受の破損
  2. Bフィルタの目詰まり
  3. Cモータの絶縁不良
  4. Dケーブルの断線
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正解:Bフィルタの目詰まり

フィルタの目詰まりは吐出空気量の減少や異常な発熱の原因にはなりますが、起動そのものができなくなる直接の原因とは考えにくいである。

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292電磁式ブロワにおいて発生する異常とその原因について、誤っているものはどれか。

  1. Aダイアフラムの破損により、送風量が減少する。
  2. Bブロワと建築物との接触により、振動が発生する。
  3. Cケーブルの接続不良により、起動しない。
  4. Dオイルの不足により、吐出圧力が極端に上昇する。
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正解:Dオイルの不足により、吐出圧力が極端に上昇する。

電磁式ブロワでは作動にオイルを使用しないため、オイル不足による異常は発生しない。

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293接触ばっ気槽において、前回測定時(20℃)から今回測定時(18℃)へと水温が変化した。この水温低下が溶存酸素(DO)の低下をもたらす主因といえるか。

  1. A水温が低いほど飽和溶存酸素量は増えるため、主因とはいえない。
  2. B微生物の呼吸速度が急増するため、主因といえる。
  3. C空気中の酸素濃度が水温低下で減少するため、主因といえる。
  4. D水温低下により酸素の溶解度が大きく下がるため主因といえる。
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正解:A水温が低いほど飽和溶存酸素量は増えるため、主因とはいえない。

水温が低いほど水に溶ける飽和溶存酸素量は増える傾向にあるため、2℃程度の水温低下がDO低下の主因とは言えない。

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294流量調整槽の保守点検において、二次処理装置への移送水量の設定方法として最も適切なものはどれか。

  1. A常に設計水量と同一の数値を厳密に設定する。
  2. B実流入汚水量に基づき、最適な移送水量をその都度設定する。
  3. C実際の流入水量に関わらず、ポンプの最大能力に設定する。
  4. D昼間の流入ピーク時のみ移送するように設定する。
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正解:B実流入汚水量に基づき、最適な移送水量をその都度設定する。

流入汚水量は設計時の予測通りに変動するとは限らないため、施設ごとに実流入汚水量から最適な移送水量を設定する必要がある。

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295膜分離型小型浄化槽の保守点検において、膜の閉塞を防止するために管理すべき最も重要な指標はどれか。

  1. A汚泥容量指標(SVI)
  2. B活性汚泥沈殿率(SV30)
  3. C透視度
  4. DMLSS濃度
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正解:DMLSS濃度

膜分離型では汚泥の沈降性を把握するSV30よりも、膜表面の閉塞を防止するためにMLSS濃度を適正に管理することが重要である。

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296FRP製浄化槽本体の浮上事故防止対策として、不適当なものはどれか。

  1. A地下水位を考慮した適切な基礎工事を行う。
  2. B清掃時に槽を空にする時間を極力短くする。
  3. C浄化槽の周囲に強固な擁壁工事を行う。
  4. D埋め戻し時に槽内に適切な水張りを行う。
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正解:C浄化槽の周囲に強固な擁壁工事を行う。

擁壁工事は大きな土圧が槽本体に作用するのを防ぐものであり、浮力による浮上事故の直接的な防止対策としては不適当である。

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297処理対象人員5人のみなし浄化槽(単独処理浄化槽)において、1日当たりの流入汚水量が250Lであった。この水量は機能低下の主要な原因となるか。

  1. A1人当たりの想定水量が50Lのため、適正範囲であり原因とはならない。
  2. B1人当たりの想定水量が100Lのため、処理能力を超えており原因となる。
  3. C1人当たりの想定水量が200Lのため、極端な水量不足で原因となる。
  4. D1人当たりの想定水量が10Lのため、過大な水量であり原因となる。
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正解:A1人当たりの想定水量が50Lのため、適正範囲であり原因とはならない。

単独処理浄化槽の処理対象人員1人当たりの計画汚水量は50L/日であるため、5人で250L/日は設計通りの適正範囲内である。

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298労働安全衛生における「酸素欠乏」の定義として正しいものはどれか。

  1. A空気中の酸素濃度が21%未満である状態
  2. B空気中の酸素濃度が10%未満である状態
  3. C空気中の酸素濃度が18%未満である状態
  4. D空気中の酸素濃度が15%未満である状態
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正解:C空気中の酸素濃度が18%未満である状態

酸素欠乏とは、空気中の酸素濃度が18%未満(酸素欠乏空気)である状態を指し、吸引すると酸素欠乏症を引き起こす危険がある。

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299労働安全衛生法において、事業場に産業医を選任しなければならない規模はどれか。

  1. A常時10人以上の労働者を使用する事業場
  2. B常時30人以上の労働者を使用する事業場
  3. C常時50人以上の労働者を使用する事業場
  4. D常時100人以上の労働者を使用する事業場
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正解:C常時50人以上の労働者を使用する事業場

労働安全衛生法施行令により、産業医を選任すべき事業場は、常時50人以上の労働者を使用する事業場と定められている。

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300浄化槽の嫌気工程において発生する硫化水素ガスの特徴として、最も適当なものはどれか。

  1. A空気より軽く、可燃性が高いガスである。
  2. B卵の腐ったような臭気があり、中毒による致死率が高い。
  3. C不燃性であり、人体には全くの無害である。
  4. D無臭であり、気候変動をもたらす温室効果ガスである。
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正解:B卵の腐ったような臭気があり、中毒による致死率が高い。

硫化水素はタンパク質の嫌気性分解によって生じ、特有の腐卵臭を持つ有毒ガスで、中毒時の致死率が非常に高いのが特徴である。

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301生物脱臭法の維持管理に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A嫌気的な微生物が臭気物質を分解するため無酸素環境を維持する。
  2. B生物が保持されている部分の温度や水分を適切に点検する。
  3. C充填層内のpHを測定し、生物活性が低下しないよう管理する。
  4. D臭気成分を微生物が分解吸収することで脱臭効果を得る。
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正解:A嫌気的な微生物が臭気物質を分解するため無酸素環境を維持する。

生物脱臭法では、好気性微生物の代謝作用を利用して臭気物質を分解するため、酸素供給(好気環境の維持)が必要である。

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302ホッパー型沈殿槽の越流せきに関する改善手法として、不適切なものはどれか。

  1. A越流せきの水平が保たれていなかったので、水平に調整した。
  2. B越流せきが片側しかなかったので、全周に設けた。
  3. C越流せきのVノッチの数が多かったので、数を少なくした。
  4. Dスカムの流出を防ぐため、せきの手前にバッフルを設けた。
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正解:C越流せきのVノッチの数が多かったので、数を少なくした。

Vノッチの数を減らすと、1か所当たりの越流水量(部分的な流速)が増加し、汚泥がキャリーオーバーしやすくなるため不適切である。

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303衛生安全対策の用途で使用される呼吸用保護具はどれか。

  1. A溶存酸素計
  2. Bホースマスク
  3. Cメスシリンダー
  4. D透視度計
正解と解説を見る

正解:Bホースマスク

ホースマスクは呼吸用保護具であり、衛生安全対策の用途で使用する。

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304浄化槽のスカムの分布について、室内流速が速くない場合に増加していく順序として正しいものはどれか。

  1. A流入管の周囲から中心部、室の外周部、全面へと増加していく。
  2. B流出管の周囲から室の外周部、中心部、全面へと増加していく。
  3. C流入管の周囲から室の外周部、中心部、全面へと増加していく。
  4. D流出管の周囲から中心部、室の外周部、全面へと増加していく。
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正解:C流入管の周囲から室の外周部、中心部、全面へと増加していく。

室内流速が速くない場合、スカムは流入管の周囲から室の外周部、中心部、全面へと順に増加していく。

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305ばっ気槽容量500m3、返送汚泥のSS濃度10000mg/L、引き抜き前のMLSS濃度5000mg/Lのとき、MLSS濃度を2000mg/Lに調整するための引き抜き汚泥量(m3)はいくらか。

  1. A100
  2. B150
  3. C200
  4. D250
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正解:B150

引き抜き汚泥量 = (5000 - 2000) × 500 ÷ 10000 = 150m3となる。

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306窒素除去型浄化槽において、一次処理装置の水位上昇を生じないようにするための移送水量の調整として、正しくないものはどれか。

  1. A測定誤差を減らすため、移送水量の実測は複数回行う。
  2. B流量調整移送水量が循環水量を上回るように設定する。
  3. C流量調整移送水量が循環水量を下回るように設定する。
  4. D各移送水量を実測する場合は、所定の水位で測定する。
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正解:B流量調整移送水量が循環水量を上回るように設定する。

一次処理装置の水位上昇を防ぐため、「流量調整移送水量 < 循環水量」とするのが正しい。

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307膜分離型小型浄化槽において、6か月に1回程度の頻度で行うべき作業はどれか。

  1. Aシーディングの実施
  2. B膜透過水の外観の確認
  3. C膜透過水量の測定
  4. D次亜塩素酸ナトリウム溶液による膜の洗浄
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正解:D次亜塩素酸ナトリウム溶液による膜の洗浄

良好な膜の透過性を維持するため、6か月に1回程度の頻度で次亜塩素酸ナトリウム溶液による膜の洗浄を行う。

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308長時間ばっ気方式のホッパー型沈殿槽で多くの浮上汚泥が認められた場合、不適切な改善方法はどれか。

  1. ABOD-MLSS負荷を下げて硝化を促進させる。
  2. B流量調整槽からの汚水の移送量が均等になるように調整する。
  3. C余剰汚泥の引き抜き量を増加させる。
  4. Dスカムスキマの作動間隔を短くする。
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正解:ABOD-MLSS負荷を下げて硝化を促進させる。

硝化が進行すると沈殿槽で脱窒が生じて汚泥浮上が起こるおそれがあるため、硝化を促進させるのは不適当である。

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309接触ばっ気槽が2室構成の場合のDO(溶存酸素)の傾向として、正しくないものはどれか。

  1. A負荷が低い第2室の方が第1室よりもDOが高くなる傾向がある。
  2. B生物膜の生成は第2室よりも第1室の方が多いのが正常である。
  3. C負荷が高い第1室の方が第2室よりもDOが高くなる傾向がある。
  4. D両室の生物膜付着量が少ない場合、流入負荷が設計より低いことが考えられる。
正解と解説を見る

正解:C負荷が高い第1室の方が第2室よりもDOが高くなる傾向がある。

接触ばっ気槽は後段の室ほどDOが高くなる傾向があるため、第1室は第2室よりDOが低くなる。

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310戸建て住宅に設置される浄化槽の破損や事故の原因として、正しくないものはどれか。

  1. A駐車場で繰り返し荷重がかかったことによる樹脂の応力白化
  2. B嫌気ろ床槽内に多量のスカムが生成したことによる槽本体の亀裂
  3. C地下水位が高い場所での清掃時における槽の浮上
  4. D豪雪地域での雪下ろし時の衝撃による槽の破損
正解と解説を見る

正解:B嫌気ろ床槽内に多量のスカムが生成したことによる槽本体の亀裂

スカムが多量に生成しても嫌気ろ床の通過を妨げるものではなく、槽本体の亀裂の直接的な原因とはならない。

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311沈殿分離室の室内流速が速くピーク変動が大きい場合の、スカムや堆積汚泥の状態と対応として最も適当なものはどれか。

  1. A流出管付近に片寄り短期間で流出する傾向があるため、清掃頻度の増加を検討する
  2. B室の外周部から中心部へ順に蓄積するため、引き抜き汚泥量を増加させる
  3. C表面が硬化し水面下が軟化するため、ばっ気強度を強めてスカムを破砕する
  4. D流入管の周囲のみに蓄積するため、消毒剤の補充量を増やして悪臭を抑える
正解と解説を見る

正解:A流出管付近に片寄り短期間で流出する傾向があるため、清掃頻度の増加を検討する

室内流速が速い場合、スカムなどが流出管付近に片寄り汚泥が流出しやすくなるため、清掃頻度の増加で対応可能か検討する。

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312スロット型沈殿槽に発生したスカムの保守点検作業として、最も適当なものはどれか。

  1. A可搬式ポンプや柄杓などを用いて一次処理装置へ移送する
  2. Bそのままばっ気槽へ移送し、好気性微生物によって分解させる
  3. C水道水を勢いよく散水して破砕し、越流せきから放流させる
  4. D引き抜き用の専用バキュームカーを手配して全量引き抜く
正解と解説を見る

正解:A可搬式ポンプや柄杓などを用いて一次処理装置へ移送する

スロット型沈殿槽のスカムは、可搬式ポンプや柄杓などで一次処理装置へ移送して処理する。

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313硝化液循環活性汚泥方式の脱窒槽において、溶存酸素(DO)が検出される要因として誤っているものはどれか。

  1. A計量調整移送装置からの移送水量の著しい変動
  2. B流量調整槽や脱窒槽内での過剰な撹拌
  3. Cメタノールの過剰な添加
  4. DDO濃度の高い硝化液の循環
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正解:Cメタノールの過剰な添加

メタノールの過剰添加はBOD濃度を上昇させるが、DOが検出される要因にはならない。

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314接触ばっ気槽で生物膜が過剰に付着した場合に起こりやすい現象として、最も適当なものはどれか。

  1. A槽内の通水抵抗が小さくなり、短絡流が完全に防止される。
  2. B生物膜が厚いほど内部まで好気状態となり、逆洗は不要になる。
  3. C接触材の閉塞やDOの低下が起こり、処理水質が悪化しやすくなる。
  4. D沈殿槽の汚泥堆積がなくなり、清掃頻度を下げられる。
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正解:C接触材の閉塞やDOの低下が起こり、処理水質が悪化しやすくなる。

生物膜が過剰に付着すると、接触材の閉塞や酸素供給不足により処理機能が低下しやすい。逆洗によって過剰な生物膜をはく離させる必要がある。

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315地下砂ろ過層の保守点検において、主に確認すべき内容として適当なものはどれか。

  1. A汚泥沈殿率の変動
  2. B装置内の目詰まり状況
  3. C均等散水の状況
  4. D生物膜の生成状況
正解と解説を見る

正解:B装置内の目詰まり状況

地下砂ろ過層の点検では、ろ過機能に直結する装置内の目詰まり状況を主に確認する。

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316上部が駐車場となっている戸建て住宅の浄化槽において、繰り返し荷重がかかることで生じる現象として正しいものはどれか。

  1. A積層のはく離により樹脂が黄変し強度が低下する
  2. B槽本体が地下水位の上昇により浮上しやすくなる
  3. C積層のはく離により樹脂が白変し強度が著しく低下する
  4. D槽本体のプラスチックが硬化し弾力性が増大する
正解と解説を見る

正解:C積層のはく離により樹脂が白変し強度が著しく低下する

繰り返し荷重を受ける部分は応力白化を起こして白く変色し、その部分の強度が著しく低下する。

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317空気配管に設けられた電磁弁が作動しなくなった場合の原因として、構造上あり得ない不適当なものはどれか。

  1. Aオイル室の破損
  2. Bコイルの切断
  3. Cケーブルの断線
  4. Dバルブの固着
正解と解説を見る

正解:Aオイル室の破損

電磁弁にはオイル室が存在しないため、オイル室の破損が原因になることはない。

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318浄化槽のポンプ槽に設けられるフロートスイッチが故障した場合の対応として、最も適当なものはどれか。

  1. A内部の水密構造を開封し、摩耗した接点を修理する
  2. Bリレーの設定電圧を変更し、動作不良を補正する
  3. C油の付着を取り除き、接点復活剤を塗布して再利用する
  4. D内部の点検や修理はできないため、新品と交換する
正解と解説を見る

正解:D内部の点検や修理はできないため、新品と交換する

フロートスイッチの内部は水密構造であり接点の点検や修理ができないため、新品と交換する。

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319ルーツ式ブロワで振動や異音が発生した場合の原因として、最も不適当なものはどれか。

  1. Aケーブルの接続不良
  2. Bベアリングの潤滑不足
  3. C防振ゴムの不良や破損
  4. Dギヤオイル切れによる摩耗
正解と解説を見る

正解:Aケーブルの接続不良

ケーブルの接続不良があった場合、ブロワ自体が起動しないため、振動や異音の原因にはならない。

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320嫌気ろ床接触ばっ気方式の浄化槽において、夜間から翌朝にかけて汚水の流入がない時間帯の接触ばっ気槽内の溶存酸素(DO)の推移として最も適当なものはどれか。

  1. A水温が低下して酸素の溶解度が下がるため、DOは低下する
  2. B汚濁負荷がなく微生物による消費が減るため、DOは上昇する
  3. Cばっ気による撹拌が停止するため、DOは急速にゼロになる
  4. D微生物の呼吸量が増加するため、DOは低下する
正解と解説を見る

正解:B汚濁負荷がなく微生物による消費が減るため、DOは上昇する

汚水の流入がなく汚濁負荷がなくなると、微生物による酸素消費が減少するためDOは上昇する。

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321日平均汚水量が1.44立方メートル、流量調整比が2.5、循環比が4.0に設定された流量調整部付き浄化槽において、流量調整部から後段への適正な移送水量として正しいものはどれか。

  1. A2.5 L/分
  2. B8.5 L/分
  3. C4.0 L/分
  4. D6.5 L/分
正解と解説を見る

正解:D6.5 L/分

日平均1.44m3=1L/分。循環水4.0L/分、調整移送水2.5L/分となり、合計の移送水量は6.5L/分となる。

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322窒素除去型小型浄化槽の一次処理装置流出水において、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素が多く残存している場合、施設内で起きている現象として最も適当なものはどれか。

  1. Aばっ気量が過剰であり、一次処理装置で硝化反応が進行している
  2. B二次処理装置における硝化反応が完全に停止している
  3. C一次処理装置における脱窒反応が十分に進行していない
  4. D循環水量が不足しており、一次処理装置が好気状態になっている
正解と解説を見る

正解:C一次処理装置における脱窒反応が十分に進行していない

一次処理流出水に酸化態窒素が多く残存しているのは、一次処理装置での脱窒反応が不十分であることを示している。

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323流量調整が行われていない長時間ばっ気方式の浄化槽におけるピーク流入時の現象として、誤っているものはどれか。

  1. A沈殿槽の汚泥界面が上昇する
  2. B処理水中のSS濃度が低下しやすい
  3. Cばっ気槽の溶存酸素(DO)が低下する
  4. D移送水量が増加し水理学的負荷が高まる
正解と解説を見る

正解:B処理水中のSS濃度が低下しやすい

ピーク流入時は移送水量が増加して沈殿槽の汚泥界面が上昇するため、処理水中のSS濃度は上昇しやすくなる。

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324感染源対策としての煮沸消毒の適切な方法として、正しいものはどれか。

  1. A沸騰水に2分間以上、被消毒物を浸漬させる
  2. B沸騰水に30秒間、被消毒物を浸漬させる
  3. C80℃以上の温水に1分間、被消毒物を浸漬させる
  4. D100℃の水蒸気を10秒間、被消毒物に接触させる
正解と解説を見る

正解:A沸騰水に2分間以上、被消毒物を浸漬させる

煮沸消毒は、沸騰水の中に被消毒物を2分間以上浸漬させて行う。

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325「1件の重大な事故の背後には、29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハット事例が生じている」という労働災害に関する経験則を何というか。

  1. Aマズローの法則
  2. Bストークスの法則
  3. Cパレートの法則
  4. Dハインリッヒの法則
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正解:Dハインリッヒの法則

この割合はハインリッヒの法則(1:29:300の法則)と呼ばれ、ヒヤリ・ハット事例の学習が災害防止に役立てられる。

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326酸素欠乏等防止規則において規定されている、硫化水素の許容濃度として正しいものはどれか。

  1. A1 ppm以下
  2. B10 ppm以下
  3. C100 ppm以下
  4. D30 ppm以下
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正解:B10 ppm以下

同規則において、作業環境における硫化水素の許容濃度は10 ppm以下と規定されている。

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327水蒸気消毒の適切な実施条件として、正しいものはどれか。

  1. A120℃以上の水蒸気を1分間以上接触させる
  2. B80℃以上の水蒸気を10分間以上接触させる
  3. C100℃以上の水蒸気を3分間以上接触させる
  4. D60℃以上の水蒸気を5分間以上接触させる
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正解:B80℃以上の水蒸気を10分間以上接触させる

水蒸気消毒は、80℃以上の水蒸気を10分間以上、被消毒物に接触させて行う。

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328流量調整槽において、水位が警報水位に達する原因として直接的な関連が薄いものはどれか。

  1. A汚水の突発的な過大流入
  2. Bフロートスイッチの作動不良
  3. C槽内の撹拌装置の故障
  4. D計量調整移送装置の移送水量の減少
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正解:C槽内の撹拌装置の故障

撹拌装置の故障は臭気や汚泥堆積の原因となるが、異常な水位上昇の直接的な原因とはなりにくい。

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329鉄電解方式によるリン除去装置の保守点検において、電極の減耗に伴い定期的に実施しなければならない作業はどれか。

  1. A鉄電極の交換
  2. B鉄電極付着物の薬液洗浄
  3. C鉄電極の防食塗装
  4. D陽極と陰極の配線の組み換え
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正解:A鉄電極の交換

鉄電極は鉄イオンが溶出することで常時減耗していくため、定期的な交換が欠かせない。

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330嫌気ろ床槽の保守点検の技術上の基準において、「死水域が生じないようにし、及び( )にすること」と規定されている。空欄に入る内容として正しいものはどれか。

  1. A嫌気性分解が過剰に進行しないよう
  2. B好気性生物の反応が生じないよう
  3. C異常な水位の上昇が生じないよう
  4. D汚泥が浮上しないよう
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正解:C異常な水位の上昇が生じないよう

嫌気ろ床槽の技術上の基準では、「死水域が生じないようにし、および異常な水位の上昇が生じないようにすること」と規定されている。

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331性能評価型浄化槽において、流量調整移送水量や循環水量が過大となった場合に生じる現象として考えにくいものはどれか。

  1. A嫌気ろ床槽に短絡流が形成される
  2. B処理水槽の水位が著しく低下する
  3. C嫌気ろ床槽の水位が著しく上昇する
  4. D分離されていた固形物が流出する
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正解:B処理水槽の水位が著しく低下する

循環水量が過大になると処理水槽の水位は上昇する傾向にあり、低下することは考えにくい。

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332凝集分離装置における急速撹拌槽の点検項目として適切なものはどれか。

  1. A二次処理水と凝集剤の混合状況の確認
  2. B沈降した汚泥の引き抜き
  3. Cフロックの形成状況の確認
  4. D散気装置の空気量の調整
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正解:A二次処理水と凝集剤の混合状況の確認

急速撹拌槽では二次処理水と凝集剤・pH調整剤が十分に混合されているかを点検する。フロックの形成状況は緩速撹拌槽で行う。

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333ばっ気沈砂槽以降の単位装置に土砂が堆積している場合の対策として、最も適切なものはどれか。

  1. A排砂ポンプの稼働時間を長くする
  2. B散気装置への空気供給量を増加させる
  3. C排砂ポンプの吐出量を少なくする
  4. D散気装置への空気供給量を減少させる
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正解:D散気装置への空気供給量を減少させる

土砂の沈殿分離が不十分で流出していると考えられるため、空気供給量を減らして槽内の撹拌流速を低下させる。

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334接触ばっ気槽の接触材が閉塞する原因として誤っているものはどれか。

  1. A槽内のばっ気強度が過大である
  2. B逆洗管が破損している
  3. C逆洗後のはく離汚泥の移送が行われていない
  4. D計画に対して実負荷量が著しく高い
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正解:A槽内のばっ気強度が過大である

ばっ気強度が過大である場合、接触材に生物が付着しにくくなるため閉塞の原因にはならない。

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335活性汚泥の色相が「黒褐色」である場合、ばっ気槽内の溶存酸素の状況として最も推測されるものはどれか。

  1. A適量である
  2. B過剰である
  3. C完全に枯渇し嫌気状態である
  4. Dやや不足している
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正解:C完全に枯渇し嫌気状態である

活性汚泥の色は酸化の程度を表し、黒褐色は溶存酸素が枯渇した嫌気状態(0mg/L)を示す。

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336保守点検の技術上の基準において「溶存酸素量が適正に保持されるようにすること」と規定されていない単位装置はどれか。

  1. A回転板接触槽
  2. Bばっ気槽
  3. C接触ばっ気室
  4. D硝化槽
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正解:A回転板接触槽

環境省関係浄化槽法施行規則第2条の保守点検の技術上の基準では、溶存酸素量の保持対象として接触ばっ気槽やばっ気槽、硝化槽等が列挙されているが、回転板接触槽は列挙されていない。

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337原水ポンプ槽等の常用ポンプにおける起動水位と停止水位の間隔の一般的な設定値はどれか。

  1. A30〜40cm程度
  2. B5〜10cm程度
  3. C15〜20cm程度
  4. D50cm以上
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正解:C15〜20cm程度

常用ポンプの起動・停止の水位間隔は、一般に15〜20cm程度に設定される。

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338浄化槽の消毒剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A無機系塩素剤は有機系塩素剤より有効塩素量が多い
  2. B無機系塩素剤と有機系塩素剤を混合すると安全な中和反応が起きる
  3. C有機系塩素剤の有効塩素量は一般に50〜70%程度である
  4. D有機系塩素剤の代表的な成分に塩素化イソシアヌール酸がある
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正解:D有機系塩素剤の代表的な成分に塩素化イソシアヌール酸がある

有機系塩素剤の代表的な成分は塩素化イソシアヌール酸であり、無機系塩素剤に比べて有効塩素量が多い(70〜90%)。

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339計画汚水量100m3/日、流入汚水T-N濃度100mg/L、放流水T-N濃度20mg/Lとする。窒素除去に必要なBOD量を除去T-N量の3倍とする場合、1日に必要な全BOD量はどれか。

  1. A12kg/日
  2. B24kg/日
  3. C30kg/日
  4. D18kg/日
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正解:B24kg/日

除去するT-N濃度は100-20=80mg/L。必要な全BOD量は100m3/日×80mg/L×0.001×3=24kg/日となる。

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3401日に不足するBOD量が4kgであるとき、BOD量0.32kg/Lのメタノール溶液を添加する場合の1日あたりの必要添加量はどれか。

  1. A8.5L
  2. B10.0L
  3. C12.5L
  4. D15.0L
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正解:C12.5L

不足するBOD量4kgを溶液の濃度0.32kg/Lで割ることで、4÷0.32 = 12.5L/日と算出される。

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341浄化槽を新規に運転する場合の保守点検に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A引き継ぐ場合は前任者の立ち会いのもとで施設全体の点検を行う
  2. B使用開始後なるべく早い時期に最初の保守点検を実施する
  3. C大型浄化槽では処理機能が安定するまで工事業者やメーカと共同運転することが望ましい
  4. D竣工検査に合格していても使用開始直前に保守点検を行い稼働の可否を判断する
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正解:B使用開始後なるべく早い時期に最初の保守点検を実施する

新規運転時は、使用開始後ではなく「使用開始直前」に保守点検を行い、使用を開始できるかを判断しなければならない。

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342日平均流入汚水量200m3/日の施設で、流入汚水量100m3あたり0.4m3の汚泥を系外へ搬出する。この汚泥を汚泥濃縮槽で2倍に濃縮して移送する場合、1週間あたりの汚泥移送量はどれか。

  1. A11.2m3/週
  2. B8.4m3/週
  3. C5.6m3/週
  4. D2.8m3/週
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正解:A11.2m3/週

1日の搬出汚泥量は0.8m3。2倍に濃縮するため移送前の余剰汚泥量は1.6m3/日となり、1週間で1.6×7=11.2m3となる。

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343流入管きょの点検や清掃に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A特殊な排水が接続されていないか屋内の給排水設備から水を流して確認する
  2. Bスクリーンが閉塞しても流入汚水がオーバーフローすることはない
  3. C付着した異物等は後段へ悪影響を及ぼさないよう洗い流さずに引き出す
  4. D点検は流入管から放流水に向かって処理工程の順序通りに進める
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正解:A特殊な排水が接続されていないか屋内の給排水設備から水を流して確認する

流入管の点検では屋内設備から水を流すなどして特殊排水の接続を確認する。また点検は放流側から流入側へ逆方向に進める。

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344処理水中の濃度が高い場合でも、消毒時の塩素消費量が増加しない水質項目はどれか。

  1. Aアンモニア性窒素
  2. B亜硝酸性窒素
  3. C硫化物
  4. D硝酸性窒素
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正解:D硝酸性窒素

硝酸性窒素は窒素化合物が完全に酸化されて生じた最終生成物であるため、それ以上塩素を消費して酸化されることはない。

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345工場生産浄化槽の材料である「ジシクロペンタジエン」の特徴として誤っているものはどれか。

  1. Aガラス繊維を含まない樹脂である
  2. B製造上での成形性がよい
  3. C焼却したときの残渣が少ない
  4. DFRPよりも耐衝撃性に劣る
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正解:DFRPよりも耐衝撃性に劣る

ジシクロペンタジエンは耐衝撃性に優れる素材であり、FRPよりも劣るという記述は誤りである。

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346RC製浄化槽の材料であるコンクリートに透水性が生じる原因として、誤っているものはどれか。

  1. A塩化カルシウムの生成による毛管空隙
  2. B蒸発によってできる空隙
  3. C硬化に必要な水分の蒸発
  4. D水酸化カルシウムの生成による毛管空隙
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正解:A塩化カルシウムの生成による毛管空隙

コンクリートの毛管空隙は水酸化カルシウムの生成や水分の蒸発によって生じるものであり、塩化カルシウムではない。

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347FRP製浄化槽の修理に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A修理箇所の油分はシンナーやアセトンなどの溶剤で除去する
  2. B樹脂の硬化に要する時間は常温において20分以上である
  3. C応力白化を生じている面はグラインダで粗くしてから樹脂を含浸したガラスマットを積層する
  4. D硬化を速めるために赤外線ランプで加熱すると強度が低下する
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正解:D硬化を速めるために赤外線ランプで加熱すると強度が低下する

赤外線ランプやヒーターで加熱して樹脂の硬化を速めても、修理箇所の強度が低下することはない。

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348水中ポンプにおいて、回転側と固定側の間の動きを妨げることなく水漏れを制限する装置はどれか。

  1. A羽根車
  2. Bメカニカルシール
  3. C軸受(ベアリング)
  4. Dライナリング
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正解:Bメカニカルシール

メカニカルシールは主軸の回転を妨げずに水漏れを防ぐための重要な軸封装置である。

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349浄化槽の配管設備に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. A塩化ビニル管は軽量で加工しやすい特徴がある
  2. B浄化槽では鋼管が最も多く用いられている
  3. C管形としては円形管に限定して使用しなければならない
  4. D流入管には透水性の高い管を使用することが望ましい
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正解:A塩化ビニル管は軽量で加工しやすい特徴がある

塩化ビニル管は軽量で加工しやすいため浄化槽で最も多く用いられる。管形は円形管や卵形管が使用され円形に限定されない。

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3502室構造の接触ばっ気槽において第1室の処理機能が悪化した場合の対応として、不適切なものはどれか。

  1. A処理機能が悪化した原因を調査する
  2. B空気量の調整を実施する
  3. C流路を切り替えて第2室から第1室の順番で処理を行う
  4. D接触材の逆洗を実施する
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正解:C流路を切り替えて第2室から第1室の順番で処理を行う

第2室から沈殿槽に移流する構造のため流路の切り替えは困難であり、順番を逆にしても処理機能が改善されることはない。

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351ばっ気槽内の褐色の活性汚泥を採取して静置したところ、20分程度で沈殿した汚泥が浮上した。この原因として最も推測される現象はどれか。

  1. Aサカマキ貝の大量発生
  2. Bメタン発酵の進行
  3. Cばっ気不足による腐敗
  4. D硝化反応の進行による脱窒ガスの発生
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正解:D硝化反応の進行による脱窒ガスの発生

いったん沈降した汚泥が浮上するのは、槽内で硝化反応が進行し、静置中に脱窒現象が起きて窒素ガスが発生したためと考えられる。

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352沈殿槽から処理水として透視度の低い水が流出している。このとき、接触ばっ気槽内の透視度も低い場合、最も考えられる状態はどれか。

  1. A流入汚水量が計画値の半分以下になっている
  2. B沈殿槽の汚泥掻き寄せ機が故障している
  3. C消毒槽の塩素剤が不足している
  4. D接触ばっ気槽内の浮遊物質量が過剰になっている
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正解:D接触ばっ気槽内の浮遊物質量が過剰になっている

ばっ気槽と沈殿槽流出水の両方で透視度が低い場合、ばっ気槽内の浮遊汚泥量が多くなり流出していると考えられる。

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353分離ばっ気方式のばっ気室において、MLSS濃度が上昇しない原因として考えにくいものはどれか。

  1. A放流水中に汚泥が混入して流出している
  2. B浄化槽の実使用人員が計画よりきわめて少ない
  3. C沈殿分離室へ活性汚泥が自然移送されていない
  4. Dトイレの洗浄水量が過大である
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正解:C沈殿分離室へ活性汚泥が自然移送されていない

ばっ気室から沈殿分離室へ汚泥が移送されないことは、ばっ気室内のMLSSが上昇しない理由としては矛盾しており不適切である。

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354浄化槽から発生する硫化水素に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A労働安全衛生法上の許容濃度は10ppmである
  2. B特有の腐卵臭を有する無色の気体である
  3. C硫黄を含んだタンパク質の嫌気性分解によって生じる
  4. D空気よりも軽い気体であるため空間の上部に滞留する
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正解:D空気よりも軽い気体であるため空間の上部に滞留する

硫化水素は空気よりも重い気体であるため、浄化槽内やピットの空間の底部に滞留する傾向がある。

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355衛生害虫の駆除に使用される殺虫剤に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A浮遊粉剤はボウフラの再発生を抑制する
  2. Bアカイエカやチャバネゴキブリは一般的な殺虫剤に抵抗性を示すことがある
  3. Cジクロルボス樹脂蒸散剤は槽内水中の微生物に悪影響を及ぼす
  4. Dマイクロカプセル剤は残効性を高めることができる
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正解:Cジクロルボス樹脂蒸散剤は槽内水中の微生物に悪影響を及ぼす

ジクロルボス樹脂蒸散剤は、槽内水中の微生物に影響を与えることなく数か月にわたり成虫を駆除することが可能である。

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356浄化槽の臭気発生に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A沈殿槽では蓄積した汚泥が臭気物質を吸着するため異臭は発生しない
  2. B沈殿分離槽では高水温期に臭気物質の発生が多くなる
  3. C有機酸は臭気の原因物質の一種である
  4. D生物反応槽では処理機能の悪化により硫化水素が発生することがある
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正解:A沈殿槽では蓄積した汚泥が臭気物質を吸着するため異臭は発生しない

沈殿槽でも蓄積した汚泥やスカムが嫌気性微生物に分解されることで臭気物質が生成され、異臭が発生する場合がある。

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357浄化槽に前置される油脂分離槽において、行ってはならない操作はどれか。

  1. A沈殿した残渣の引き抜き
  2. B定期的なグリースの引き抜き
  3. C重力分離を原理とした浮上分離
  4. D油脂分解を目的とした槽内のばっ気
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正解:D油脂分解を目的とした槽内のばっ気

油脂分離槽内をばっ気すると、阻集されたグリースや堆積残渣が流出してしまうため、行ってはならない。

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358浄化槽の通常の使用状態における水質管理として、不適当な目安はどれか。

  1. A浄化槽内の水温が適正な範囲に保たれていること。
  2. B計画流入汚水量に見合った流入汚水量で使用されていること。
  3. C処理対象人員に見合った人数で使用されていること。
  4. D処理水の透視度が常に5cm以上であること。
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正解:D処理水の透視度が常に5cm以上であること。

処理水の透視度に関する一律の数値目安はなく、「処理機能が正常な状態で使用されていること」が基準であるため不適当。

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359流量調整槽の移送水量の調整に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A流入汚水量は日々変動するため、点検の都度、せき高を頻繁に調整する。
  2. B移送水量の設定が適切でも、流入が多い時間帯は水位が高くなる。
  3. C移送部と返送部のせき高を調整し、定量かつ連続的に移送できるようにする。
  4. D流入汚水量の変動を抑制し、二次処理装置の機能を安定化するために設ける。
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正解:A流入汚水量は日々変動するため、点検の都度、せき高を頻繁に調整する。

日々の変動に対してせき高を都度調整することはなく、定量かつ連続的な移送ができるよう初期または状況変化時に設定する。

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360活性汚泥法の沈殿槽で、灰褐色から灰白色の汚泥が浮上し臭気を伴わない場合、考えられる原因はどれか。

  1. A放線菌の多量発生
  2. B沈殿槽底部の汚泥の嫌気化
  3. C活性汚泥の解体
  4. D沈殿槽底部での硝化の進行と酸素不足による脱窒
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正解:D沈殿槽底部での硝化の進行と酸素不足による脱窒

硝化が進行している状況で沈殿槽底部が酸素不足になると脱窒が生じ、灰褐色から灰白色の汚泥が浮上する。

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361有効容量10m3のばっ気槽において、400L/分の送風量では過ばっ気であったため、ばっ気強度を1.5m3/(m3・時)に変更した。減少させた空気量は何L/分か。

  1. A150L/分
  2. B200L/分
  3. C100L/分
  4. D250L/分
正解と解説を見る

正解:A150L/分

必要送風量=1.5×10=15m3/時=250L/分。減少量は 400-250=150L/分 となる。

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362みなし浄化槽の散水ろ床の保守点検において、正しい作業方法はどれか。

  1. Aデッキブラシで散水樋の付着汚泥を洗浄し、ろ床に直接洗い落とす。
  2. B一次処理装置の固液分離性の点検は省略してよい。
  3. C散水樋の付着汚泥を洗浄し、サクションホースで吸い上げて系外へ取り除く。
  4. Dろ床内に過剰な汚泥が蓄積しても、通気を確保すれば清掃は不要である。
正解と解説を見る

正解:C散水樋の付着汚泥を洗浄し、サクションホースで吸い上げて系外へ取り除く。

散水樋の付着汚泥を洗い落としてろ床に落としてはならず、サクションホース等で吸い上げるのが正しい。

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363接触ばっ気槽におけるはく離汚泥の移送時の注意点として、誤っているものはどれか。

  1. Aはく離汚泥を多量に次の装置へ流出させないよう注意する。
  2. B移送水と流出水のSS濃度が同じになるまでの時間は、各浄化槽に固有の一定値である。
  3. C移送継続時間が長いと、嫌気ろ床槽の固液分離機能が低下することがある。
  4. D移送先の流出水中に多量の浮遊物質を混入させてはならない。
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正解:B移送水と流出水のSS濃度が同じになるまでの時間は、各浄化槽に固有の一定値である。

移送時の固液分離の状況は汚泥量や移送量に依存し過酷な条件になり得るため、経過時間が固有の一定値であるというのは誤り。

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364ろ過装置の保守点検で、洗浄後に所定のろ過圧力または流量に回復しない場合の対応として適当なものはどれか。

  1. A通水量を無条件に減少させる。
  2. B洗浄時間を長くする。
  3. Cろ材を直ちにすべて廃棄する。
  4. D空気作動弁を取り外す。
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正解:B洗浄時間を長くする。

洗浄後に所定の圧力や流量に回復していない場合は、洗浄時間を長くするなどの対応が必要である。

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365沈殿分離槽の点検を行うのに最も望ましいタイミングはどれか。

  1. A固液分離機能に大きく影響する時間最大流入時
  2. B時間最大流入時を避けた時間帯
  3. C清掃直後の水張りが終わった直後
  4. D深夜の汚水流入が全くない時間帯
正解と解説を見る

正解:A固液分離機能に大きく影響する時間最大流入時

固液分離機能の状況を正確に把握するため、影響の大きい時間最大流入時を選んで行うことが望ましい。

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366脱窒槽や硝化槽で維持すべき混合液浮遊物質濃度(MLSS)のおおむねの範囲はどれか。

  1. A500〜1000 mg/L
  2. B1000〜3000 mg/L
  3. C6000〜8000 mg/L
  4. D3000〜6000 mg/L
正解と解説を見る

正解:D3000〜6000 mg/L

脱窒槽は硝化槽と同じく、MLSSがおおむね3000〜6000mg/Lとなるように維持する。

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367実流入汚水量240L/(人・日)、実使用人員4人の浄化槽で、循環比を3として運転する場合の循環水量として正しいものはどれか。

  1. A1.6 L/分
  2. B3.0 L/分
  3. C2.4 L/分
  4. D2.0 L/分
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正解:D2.0 L/分

日平均汚水量=4×240=960L/日。分あたり=960÷1440=0.666L/分。循環比3なので 0.666×3 ≒ 2.0 L/分 となる。

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3682室構造の接触ばっ気槽の運転管理について、誤っているものはどれか。

  1. A各室の空気供給量の調整は循環水流の流速を指標とする。
  2. B一般に、第1室の方が逆洗頻度が高い。
  3. C第1室のはく離汚泥は第2室で捕捉されるため、第1室の逆洗では汚泥の移送を省略できる。
  4. D頻繁に空気供給量を変化させると生物膜がはく離することがある。
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正解:C第1室のはく離汚泥は第2室で捕捉されるため、第1室の逆洗では汚泥の移送を省略できる。

第1室のはく離汚泥移送が不十分だと第2室の閉塞を招くため、汚泥の移送を省略できるというのは誤りである。

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369電磁式ブロワからの吐出空気量が減少した原因として、最も考えにくいものはどれか。

  1. A散気管の部分的な目詰まり
  2. B軸受けの破損
  3. Cマグネットの破損
  4. Dフィルタの目詰まり
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正解:B軸受けの破損

電磁式ブロワで軸受けが破損した場合はそもそも起動しないため、単なる空気量減少の原因としては不適当である。

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370沈殿槽において、灰褐色から灰白色の汚泥が浮上し臭気を伴わない場合の要因として、もっとも適当なものはどれか。

  1. A活性汚泥の解体
  2. B沈殿槽底部の汚泥の嫌気化
  3. C沈殿槽底部での脱窒の進行
  4. D放線菌の多量発生
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正解:C沈殿槽底部での脱窒の進行

ばっ気槽で硝化が進行している場合、沈殿槽底部が酸素不足となり脱窒が生じ、窒素ガスが付着して汚泥が浮上する。

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371汚泥濃縮貯留槽の点検内容として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A撹拌用散気装置の稼働の必要性を検討する。
  2. B汚泥返送装置の稼働状況を点検する。
  3. C脱離液の浮遊物質混入の程度を点検する。
  4. Dスカム及び堆積汚泥の厚さを測定する。
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正解:B汚泥返送装置の稼働状況を点検する。

汚泥濃縮貯留槽には汚泥返送装置が設置されていないため、その点検は不要である。

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372浄化槽の保守点検の技術上の基準に関する記述として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A駆動装置及びポンプ設備は、常時または一定の時間ごとに作動するようにする。
  2. B悪臭、騒音、振動により周囲の生活環境を損なわないようにする。
  3. C嫌気ろ床槽及び脱窒ろ床槽にあっては、槽の全体にわたって溶存酸素が常に検出されないようにする。
  4. D流量調整タンク等にあっては、ポンプ作動水位及び計量装置の調整を行う。
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正解:C嫌気ろ床槽及び脱窒ろ床槽にあっては、槽の全体にわたって溶存酸素が常に検出されないようにする。

嫌気ろ床槽等では死水域や異常な水位上昇が生じないようにすることが基準であり、DOが常に不検出であることとは定められていない。

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373単独処理浄化槽の散水ろ床の保守点検に関する記述として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. ABOD負荷の増大を防止するため、一次処理装置の固液分離性を点検する。
  2. B散水樋の付着汚泥はデッキブラシで洗い落とし、そのままろ床へ落とす。
  3. C通気を確保するための送気口及び排気管の保守を行う。
  4. Dろ床内にし尿腐敗臭を感じた場合は、通気不良が疑われる。
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正解:B散水樋の付着汚泥はデッキブラシで洗い落とし、そのままろ床へ落とす。

散水樋の付着汚泥は親樋に押し流しながらサクションホースで吸い上げ、ろ床に落としてはならない。

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374接触ばっ気槽で逆洗操作後、はく離汚泥を移送する際の留意点として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A移送水と流出水のSS濃度が同じとなるまでの経過時間は、各浄化槽で定まっている固有の値である。
  2. B嫌気ろ床槽流出水のSS濃度が上昇し始めた場合は、移送を停止することが望ましい。
  3. C移送先の流出水中に多量の浮遊物質を混入させてはならない。
  4. D移送継続時間が長すぎると、嫌気ろ床槽の固液分離機能が低下することがある。
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正解:A移送水と流出水のSS濃度が同じとなるまでの経過時間は、各浄化槽で定まっている固有の値である。

移送ポンプの能力やはく離汚泥量によって流入条件が変わるため、経過時間は浄化槽ごとの固有の値ではない。

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375小型浄化槽における種汚泥の添加に関する記述として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A種汚泥の添加は、処理方式にかかわらず必ず運転開始前に実施しなければならない。
  2. B生物処理機能の立ち上がり期間を短縮するために添加する。
  3. CBOD除去型より窒素除去型の方が種汚泥の添加の必要性が高い。
  4. D市販のシーディング剤も利用可能である。
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正解:A種汚泥の添加は、処理方式にかかわらず必ず運転開始前に実施しなければならない。

一般的な浄化槽では使用開始後数週間経過したときが望ましいが、膜分離活性汚泥法のみ運転開始前の添加が必須条件である。

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376脱窒ろ床接触ばっ気方式(循環比3)において、実使用人員が4人、1人1日当たりの汚水量が240Lのときの循環水量(L/分)はいくらか。

  1. A1.5
  2. B3.0
  3. C2.0
  4. D2.5
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正解:C2.0

4人×240L÷1440分×3 = 2.0 L/分となる。

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377沈殿槽の処理水質に影響を及ぼす要因として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A沈殿槽のスカムの生成状況
  2. B沈殿槽底部汚泥の堆積状況
  3. C越流せきの水平の状況
  4. D浄化槽流入汚水の水質
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正解:D浄化槽流入汚水の水質

前段の生物処理状況は影響するが、浄化槽に流入する直前の原水水質が直接沈殿槽の処理水質に影響するわけではないため不適当である。

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378浄化槽の流入管きょにあるインバート升が閉塞する原因として、もっとも適当なものはどれか。

  1. A管の接合部のずれや破損
  2. B流入管きょの誤接合
  3. C水の停滞や固形物の堆積
  4. D配管勾配の過剰な不足
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正解:C水の停滞や固形物の堆積

インバート升の閉塞は、水の停滞や固形物の堆積などによって引き起こされる。

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379FRP製浄化槽において、地下水位が高い地域で清掃時に槽が一時的に空になった場合、もっとも発生しやすい事故はどれか。

  1. A補強リブの変形による破壊
  2. B浮力による浄化槽の浮上
  3. C繰り返しの荷重による応力白化
  4. D槽壁のはらみ出しによる座屈
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正解:B浮力による浄化槽の浮上

地下水面以下にある槽の容量と同量の浮力が底部に作用するため、空になると浮上事故が起きやすい。

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380モータで稼働する換気装置の振動や異音の原因として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A回転体(羽根)の接触
  2. Bダクトの固定不良
  3. Cヒューズの容量不足
  4. D異物の噛み込み
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正解:Cヒューズの容量不足

ヒューズの容量不足は保護装置が働いてモータが停止する原因であり、稼働中の振動や異音の原因にはならない。

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381陸上ポンプの異常とその原因・対処の組み合わせとして、もっとも不適当なものはどれか。

  1. Aフート弁の閉塞 —— 分解清掃
  2. B呼び水の不足 —— 呼び水の供給
  3. Cストレーナの閉塞 —— 分解清掃
  4. D軸芯のずれ —— 呼び水の供給
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正解:D軸芯のずれ —— 呼び水の供給

軸芯のずれはポンプ部の振動や異音の原因であり、対処方法は芯出しを行うことである。

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382ばっ気槽のBOD負荷が高い場合の管理技術として、もっとも適当なものはどれか。

  1. AMLSS濃度を低く維持してBOD-MLSS負荷を高める。
  2. B間欠ばっ気を導入して酸素供給量を制限する。
  3. CMLSS濃度を高めて運転し、BOD-MLSS負荷を小さく維持する。
  4. D移送水量を極端に減少させる。
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正解:CMLSS濃度を高めて運転し、BOD-MLSS負荷を小さく維持する。

BOD負荷が高い場合は、MLSS濃度を高めて運転することでBOD-MLSS負荷を小さく保ち、処理を良好にする。

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383生物ろ過槽で水位上昇が認められろ床部の閉塞が疑われた。このとき実施する作業として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A自動逆洗回数を増やした。
  2. B担体押さえ面を洗浄した。
  3. C手動で逆洗を行った。
  4. D循環水量をさらに増やした。
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正解:D循環水量をさらに増やした。

循環水量を増やすとろ床部における水量負荷がさらに上がり、水位上昇を悪化させるおそれがあるため不適当である。

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384ばっ気槽内の溶存酸素(DO)に影響を及ぼす要因として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A槽内水の水温
  2. B供給酸素量
  3. C汚水の流入変動
  4. D槽内水のpH
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正解:D槽内水のpH

pHの低下が低負荷による硝化の進行で起こることはあるが、pH自体が直接DOの増減に影響を及ぼすわけではない。

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385トイレットペーパー等の多量流入による影響として、もっとも不適当なものはどれか。

  1. A窒素負荷が著しく増加する。
  2. B接触材や散気装置に絡みつき、旋回流に影響を与える。
  3. Cろ材押さえ面や移流口が閉塞し、異常な水位上昇を招く。
  4. D固形物量が著しく多くなり粘性が高くなる。
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正解:A窒素負荷が著しく増加する。

トイレットペーパーが多量に流入しても、それに伴って窒素負荷が増大することはないため不適当である。

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386悪臭物質とそのにおいの表現の組み合わせで、もっとも適当なものはどれか。

  1. Aアンモニア —— 腐った卵のようなにおい
  2. B硫化水素 —— 腐った魚のようなにおい
  3. Cトリメチルアミン —— 刺激的なシンナーのようなにおい
  4. Dノルマル酪酸 —— むれた靴下のようなにおい
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正解:Dノルマル酪酸 —— むれた靴下のようなにおい

ノルマル酪酸はイソ吉草酸と同様に「むれた靴下のようなにおい」や「汗くさいにおい」と表現される。

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387地下に設置された浄化槽でもっとも多く発生する衛生害虫はどれか。

  1. Aチカイエカ
  2. Bオオチョウバエ
  3. Cアカイエカ
  4. Dホシチョウバエ
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正解:Aチカイエカ

浄化槽で発生する蚊の多くはチカイエカやアカイエカだが、地下設置の場合はほとんどがチカイエカである。

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388水中にアンモニアが存在する状態で塩素処理を行った場合に生成される、消毒効果が遊離塩素より弱い物質はどれか。

  1. A硫化水素
  2. Bメタンガス
  3. Cクロラミン
  4. D硝酸性窒素
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正解:Cクロラミン

水中にアンモニアが存在すると、次亜塩素酸と結合してクロラミン(結合塩素)を生成する。

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389消費電力40Wの同一機種のブロワ4台を、61日間連続稼働させた場合の合計消費電力量(kWh)として、最も近い値はどれか。

  1. A60 kWh
  2. B468 kWh
  3. C234 kWh
  4. D120 kWh
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正解:C234 kWh

消費電力量は (40W / 1000) × 4台 × 24時間 × 61日 = 234.24kWh となる。

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390標準活性汚泥法を用いた窒素除去プロセスにおいて、ばっ気槽、硝化槽、脱窒槽の溶存酸素量(DO)の大小関係として、維持が望ましいものはどれか。

  1. Aばっ気槽 > 硝化槽 > 脱窒槽
  2. Bばっ気槽 ≒ 硝化槽 ≒ 脱窒槽
  3. Cばっ気槽 < 硝化槽 < 脱窒槽
  4. Dばっ気槽 ≒ 硝化槽 > 脱窒槽
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正解:Dばっ気槽 ≒ 硝化槽 > 脱窒槽

ばっ気槽と硝化槽は好気条件(DO 1.0mg/L以上)が必要だが、脱窒槽は嫌気条件が必須のため、ばっ気槽≒硝化槽>脱窒槽となる。

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391ばっ気室における異常発泡の原因に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A有機汚濁物質が分解して低分子化したものが蓄積した場合に発泡しやすい。
  2. B空気供給量が少なすぎる場合に発泡しやすい。
  3. CMLSS濃度が極端に低い場合に発泡しやすい。
  4. D汚水中の溶存酸素が完全に枯渇した状態でのみ発泡する。
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正解:A有機汚濁物質が分解して低分子化したものが蓄積した場合に発泡しやすい。

汚濁物質が低分子化して蓄積した場合や、洗浄剤の流入、空気供給量が多い場合などに発泡しやすい。

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392管きょの異常とそれによって生じる障害の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. Aトラップ升の封水がきれている —— 宅内への臭気の侵入
  2. B放流管が逆勾配である —— 地下水や土砂の逆流・流入
  3. Cインバート升から浄化槽本体までの勾配がほとんどない —— 汚物の堆積
  4. D流入管の起点付近の土かぶりが浅い —— 浄化槽の浮上
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正解:D流入管の起点付近の土かぶりが浅い —— 浄化槽の浮上

土かぶりが浅いと配管破損の原因となる。浄化槽の浮上は地下水位が高い場合や埋戻し不良などで生じる。

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393凝集分離装置において、緩速撹拌槽でフロックが微細化してしまう場合の対策として最も適当なものはどれか。

  1. A撹拌強度を下げる。
  2. Bポリマーの注入を完全に停止する。
  3. C撹拌強度をさらに上げる。
  4. D硫酸バンドの濃度を極端に下げる。
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正解:A撹拌強度を下げる。

緩速撹拌槽の撹拌強度が大きすぎる場合、形成されたフロックが破壊されて微細化し成長しないことがあるため、撹拌を弱める。

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394ルーツ式ブロワのモーターが回転しているが、排気口から空気が吐出されない要因として、正しいものはどれか。

  1. A吸気口のフィルタがわずかに目詰まりしている。
  2. B防振ゴムが破損している。
  3. Cタイミングギヤーが摩耗している。
  4. Dモーターの回転方向が逆転している。
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正解:Dモーターの回転方向が逆転している。

ルーツブロワは容積変化により気体を吐出する構造であり、回転方向が逆転していると排気側から吐出されない。

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395流量調整槽の移送ポンプに使われるフロートスイッチの故障原因として、最も多い事象はどれか。

  1. A接点が錆びついて通電しなくなること。
  2. B水密構造が破損し内部が完全に浸水すること。
  3. Cケーブルが断線して漏電すること。
  4. D接点が摩耗して接触不良を起こすこと。
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正解:D接点が摩耗して接触不良を起こすこと。

故障事例として多いのは、スケールの付着による動作不良や、スイッチ接点の摩耗である(錆つきではない)。

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396流量調整槽の移送用ポンプの保守点検に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A低水位で1台が起動し、高水位で2台目が起動し、常に同時運転となるように設定する。
  2. B通常は2台設置し、1台を予備ポンプとして両者を交互に切り替えて運転できるようにする。
  3. C実際の流入状況ではなく、常に設計水量に合わせて移送水量を固定設定する。
  4. D自動脱着式の揚水ポンプでは、水位を下げて運転したとき上部水面に強い水流があることを確認する。
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正解:B通常は2台設置し、1台を予備ポンプとして両者を交互に切り替えて運転できるようにする。

移送用ポンプは故障時に備えて2台設置し、交互に運転できるようにするのが基本である。

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397処理対象人員500人、1人1日当たりの汚水量200Lの施設で、流量調整槽へ脱離液が1日4回(1回500L)、逆洗排水が1日2回(1回3m3)移送される。24時間均等移送を行う場合の1時間あたりの移送水量はどれか。

  1. A5.0 m3/時
  2. B4.0 m3/時
  3. C4.5 m3/時
  4. D5.5 m3/時
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正解:C4.5 m3/時

総流入量は100m3+2m3+6m3=108m3/日である。これを24時間で割ると4.5m3/時となる。

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398標準活性汚泥方式のばっ気槽と、硝化槽、脱窒槽における混合液浮遊物質濃度(MLSS)の大小関係として、正しいものはどれか。

  1. Aばっ気槽>硝化槽>脱窒槽
  2. Bばっ気槽<硝化槽≒脱窒槽
  3. Cばっ気槽<硝化槽<脱窒槽
  4. Dばっ気槽≒硝化槽≒脱窒槽
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正解:Bばっ気槽<硝化槽≒脱窒槽

標準活性汚泥法は1000〜3000mg/L、硝化槽・脱窒槽は3000〜6000mg/L程度であるため、ばっ気槽<硝化槽≒脱窒槽となる。

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399消毒室の保守点検項目として、適切でないものはどれか。

  1. A消毒剤の溶解状況
  2. B薬剤筒の固定状況
  3. C塩化物イオンの測定
  4. D消毒室底部の汚泥等の堆積状況
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正解:C塩化物イオンの測定

消毒効果の確認としては、塩化物イオンではなく残留塩素を測定する。

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400ばっ気室における発泡現象が起こりやすい条件として、正しいものはどれか。

  1. A空気供給量が多く、MLSS濃度が低い場合
  2. B空気供給量が少なく、MLSS濃度が高い場合
  3. C空気供給量が多く、MLSS濃度が高い場合
  4. D空気供給量が少なく、MLSS濃度が低い場合
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正解:A空気供給量が多く、MLSS濃度が低い場合

ばっ気室の発泡は、空気供給量が多い場合や、MLSS濃度が低い場合に生じやすい。

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401ホッパー型沈殿槽の汚泥移送ポンプの運転に関する記述として、適切でないものはどれか。

  1. A生物反応槽の浮遊汚泥が増加した後に、ポンプを自動運転に切り替える。
  2. B沈殿槽底部に汚泥が長時間滞留しないよう、1日に何回かに分けて移送する。
  3. C移送汚泥の濃度が低下したらポンプの運転が停止するよう稼働時間を設定する。
  4. Dポンプの稼働時刻は、できるだけ流入汚水量の少ない時間帯に設定する。
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正解:A生物反応槽の浮遊汚泥が増加した後に、ポンプを自動運転に切り替える。

生物反応槽の浮遊汚泥を増加させるような運転は、脱離液等の流出を招くため不適当である。

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402管きょの異常とそれによって生じる障害の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. Aインバート升の勾配不足 ―― 地下水の混入
  2. B流入管の土かぶり不足 ―― 衛生害虫の侵入
  3. Cトラップ升の封水切れ ―― 汚水の漏れ
  4. D放流管が逆勾配 ―― 放流水路からの逆流や土砂の流入
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正解:D放流管が逆勾配 ―― 放流水路からの逆流や土砂の流入

放流管が逆勾配の場合、放流水路からの逆流や土砂の流入・堆積が認められる。

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403ばっ気槽のSV30に関する記述として、適切でないものはどれか。

  1. A汚泥の沈降性の良否を判断する指標となる。
  2. BSV30が高い場合には、沈殿槽の汚泥界面の位置や処理水のSSを確認する。
  3. C実際の沈殿槽における沈降過程をそのまま再現している。
  4. D汚泥返送率に影響を受ける。
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正解:C実際の沈殿槽における沈降過程をそのまま再現している。

SV30は有効な判断材料であるが、実際の沈殿槽の沈降過程をそのまま完全に再現し得るものではない。

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404凝集分離装置における不具合と対策の組み合わせとして、適切でないものはどれか。

  1. A貯留した凝集剤の効力低下 ―― 溶解させた凝集剤を長期間保存しない。
  2. B薬剤貯留槽でのゼリー状ポリマーの残留 ―― ポリマー粉末を少量ずつ水に溶解させる。
  3. C緩速撹拌槽でのフロックの微細化 ―― 撹拌強度を上げる。
  4. D凝集剤注入配管の閉塞 ―― 定期的に配管系統を洗浄する。
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正解:C緩速撹拌槽でのフロックの微細化 ―― 撹拌強度を上げる。

撹拌強度が大きすぎるとフロックが破壊されて十分に成長しないため、撹拌強度を上げるのは逆効果である。

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405自動荒目スクリーンの保守点検項目として、適切でないものはどれか。

  1. A水路内の固形物の堆積状況
  2. Bし渣の蓄積状況
  3. C排砂ポンプの稼働状況
  4. Dし渣除去装置の作動状況
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正解:C排砂ポンプの稼働状況

排砂ポンプの稼働状況は、ばっ気沈砂槽の保守点検項目であり、荒目スクリーンではない。

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406RC製浄化槽の漏水事故の主な原因と、それを確認して修理すべき施工段階として正しいものはどれか。

  1. A土圧による亀裂 ―― 埋め戻し工事の段階
  2. B浄化槽の浮上 ―― 栗石地業の段階
  3. Cコンクリートの継目の処置不良 ―― 水張り試験の段階
  4. Dコンクリートの打ち込み不足 ―― 試運転の段階
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正解:Cコンクリートの継目の処置不良 ―― 水張り試験の段階

RC製浄化槽の漏水はコンクリートの打ち込みや継目処置の不良が原因となることが多く、水張り試験の段階で確認して修理する。

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407電動機の回転方向が逆転していた場合でも、排気口から空気が排気される送風機はどれか。

  1. Aルーツブロワ
  2. B遠心ファン(シロッコファン)
  3. Cロータリーブロワ
  4. Dダイアフラムブロワ
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正解:B遠心ファン(シロッコファン)

遠心ファンは回転方向に関係なく中央から吸気して外側に排気するが、ルーツやロータリーは容積変化によるため逆転すると排気されない。

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408ルーツ式ブロワの異常とその結果生じる現象として、適切でない組み合わせはどれか。

  1. Aフィルタの目詰まり ―― 吐出空気量の減少
  2. Bタイミングギヤーの破損 ―― 異音の発生
  3. CVベルトの破損 ―― 空気が吐出しない
  4. D防振ゴムの破損 ―― 異常な発熱
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正解:D防振ゴムの破損 ―― 異常な発熱

防振ゴムが破損した場合は振動や騒音が発生するものであり、異常な発熱の直接的な原因とはならない。

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409モータの異常と原因の組み合わせとして、適切でないものはどれか。

  1. Aモータの振動 ―― 取り付けナットの緩み
  2. B回転方向が逆 ―― 端子の誤接続
  3. C起動しない ―― 固定子と回転子の接触
  4. Dモータの過熱 ―― コンデンサの不良
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正解:Dモータの過熱 ―― コンデンサの不良

コンデンサが不良の場合はモータが起動しなくなる。過熱の原因は固定子と回転子の接触や巻線の短絡などである。

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410戸建て住宅に設置されたみなし浄化槽(単独処理浄化槽)の機能低下の原因として、最も考えにくいものはどれか。

  1. A放流先水路の水位が上昇し、槽内への逆流が認められる。
  2. B処理対象人員が5人で、1日当たりの流入汚水量が250Lである。
  3. C流入管路の途中に雨水排除管が接続されている。
  4. D自宅で学習塾を開催し、特定日に便所の使用回数が急増する。
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正解:B処理対象人員が5人で、1日当たりの流入汚水量が250Lである。

単独処理浄化槽の汚水量設定は1人あたり50L/日のため、5人で250L/日は適正範囲であり機能低下の原因とはならない。

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411浄化槽への多量な油脂分の混入による影響として、誤っているものはどれか。

  1. ABOD負荷量を増加させる。
  2. Bスクリーンの閉塞をもたらしやすい。
  3. C全窒素(T-N)負荷量を増加させる。
  4. D臭気の発生をもたらしやすい。
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正解:C全窒素(T-N)負荷量を増加させる。

油脂分の混入はBOD負荷や汚泥発生量、酸素消費量を増加させるが、窒素(T-N)負荷量を増加させるものではない。

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412浄化槽の換気に関する記述として、適切でないものはどれか。

  1. A第1種換気法は、給気・排気とも機械的に行う方法である。
  2. B第2種換気法は、給気と排気を機械的に行うため最も換気効率がよい。
  3. C第3種換気法は、排気を機械的に行う方法であり、室内は負圧となる。
  4. D換気回数は、1時間あたりの換気量を室内の容積で除した値である。
正解と解説を見る

正解:B第2種換気法は、給気と排気を機械的に行うため最も換気効率がよい。

給気と排気とも機械的に行い最も換気効率が良いのは第1種である。第2種は給気のみ機械的に行い室内は正圧となる。

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413衛生害虫とその被害の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

  1. Aユスリカ ―― 皮膚炎
  2. B蚊 ―― デング熱
  3. Cハエ ―― 消化器系感染症
  4. Dダニ ―― つつがむし病
正解と解説を見る

正解:Aユスリカ ―― 皮膚炎

ユスリカは不快害虫であるが、人を刺して皮膚炎などの被害をもたらすことはない。

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414保守点検作業中の感染症予防に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A使い捨ての手袋は感染源となるため、使用してはならない。
  2. B作業終了時に手指の石けんによる洗浄と消毒を実施する。
  3. C体の露出部分を可能な限り少なくする。
  4. D作業着は定期的に洗濯し、日光のもとで十分に乾燥させる。
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正解:A使い捨ての手袋は感染源となるため、使用してはならない。

手指の消毒ができない場合など、使い捨ての手袋を利用することは感染源からの遮断に有効である。

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415塩素消毒に関する記述として、適切でないものはどれか。

  1. A残留塩素濃度から遊離残留塩素濃度を減じたものが、結合残留塩素濃度である。
  2. B結合塩素は、遊離塩素とアンモニアが反応して生成される。
  3. C遊離塩素には、塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンがある。
  4. D結合塩素よりも遊離塩素の方が消毒効果は弱い。
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正解:D結合塩素よりも遊離塩素の方が消毒効果は弱い。

消毒効果は、結合塩素よりも遊離塩素の方が強い。

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416接触ばっ気槽の逆洗手順の順序として、最も適切なものはどれか。(ア. 散気用バルブをもとの開度に戻し、ブロワを稼働させる。イ. 散気用バルブを全閉にする。ウ. ブロワを停止し、沈降汚泥を引き出し水張りを行う。エ. 逆洗用バルブを全開にする。オ. 逆洗用バルブを全閉にする。)

  1. Aエ → オ → イ → ウ → ア
  2. Bイ → エ → ウ → オ → ア
  3. Cエ → イ → ウ → ア → オ
  4. Dウ → エ → イ → オ → ア
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正解:Cエ → イ → ウ → ア → オ

逆洗用全開→散気用全閉→ブロワ停止・引抜→散気用元に戻し稼働→逆洗用全閉→最後に開度調整を行う。

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