⑤ 浄化槽の点検、調整及び修理

浄化槽管理士317

問題

空気配管に設けられた電磁弁が作動しなくなった場合の原因として、構造上あり得ない不適当なものはどれか。

Aオイル室の破損✓ 正解
Bコイルの切断
Cケーブルの断線
Dバルブの固着

正解

Aオイル室の破損

解説

電磁弁にはオイル室が存在しないため、オイル室の破損が原因になることはない。

分野解説:⑤ 浄化槽の点検、調整及び修理

収録178問と7分野で最も多い、保守点検の実務を扱う分野。点検を放流側から流入側へ進める順序、使用開始直前の点検、保守点検の技術上の基準が単位装置ごとに求める事項が起点になる。水処理ではSV30・SVI・MLSSからの状態判断、脱窒による沈殿槽の汚泥浮上、放線菌による発泡、接触ばっ気槽の逆洗手順とはく離汚泥の移送、循環比や流量調整比からの移送水量の計算、メタノール添加量の算出が問われる。機器ではルーツ式・電磁式ブロワやフロートスイッチの異常と原因、FRP製浄化槽の応力白化と浮上事故、安全衛生では硫化水素と酸素欠乏、換気方式、衛生害虫、塩素消毒も含まれる。

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浄化槽管理士について

浄化槽の保守点検に従事するための国家資格。午前・午後に分かれた7科目80問の五肢択一試験

主催公益財団法人日本環境整備教育センター(浄化槽法第46条第4項に基づき環境大臣が指定した試験機関)。免状は試験合格者または講習修了者の申請により環境大臣が交付する(浄化槽法第45条)。
出題形式マークシートによる五肢択一式。試験科目は環境省関係浄化槽法施行規則第21条が定める(1)浄化槽概論(2)浄化槽行政(3)浄化槽の構造及び機能(4)浄化槽工事概論(5)浄化槽の点検、調整及び修理(6)水質管理(7)浄化槽の清掃概論の7科目。令和7年度は午前40問に(1)〜(4)、午後40問に(5)〜(7)を出題し、計80問。令和4・5年度は午前50問・午後50問の計100問だった。科目ごとの出題数は、公式ページ・実施要領・問題用紙で確認できませんでした。
試験時間午前2時間・午後2時間の計4時間。令和7年度は午前10時00分〜12時00分、午後1時30分〜3時30分。令和8年度は10月25日(日)午前10時00分から午後3時30分までの日程で、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県で実施する。
受験料23,600円(非課税)。受験申請を受理した後は返還されない。令和8年度の申請は7月1日〜8月6日にオンラインで受け付けた。合格後の免状交付申請には別に収入印紙2,300円が要る。講習ルートの受講料は153,400円(浄化槽設備士が一部免除を選ぶと142,100円)。
合格基準総得点による合格基準で、基準点は年度ごとに発表される。令和7年度は全80問中51問(満点の63.75%)以上、令和6年度は52問(65.00%)以上。100問だった令和5年度は66点以上、令和4年度は64点以上、令和3年度は65点以上。科目別の最低点(足切り)の定めは、令和3〜7年度の合格発表と実施要領で確認できませんでした。
難易度★★★☆☆
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