第492問夾雑物除去槽の清掃作業の手順として、誤っている順序のものはどれか。
- A槽内の洗浄を行う前に、変形および破損の有無を確認する
- B清掃完了の最後には水道水などを用いて張り水を行う
- C最初に行うのは、スカムなどの浮上物を全量引き出すことである
- D槽内水の全量を引き出した後で、槽内を洗浄用水で洗浄する
清掃の技術上の基準と、引き出した汚泥の行き先を扱う分野。収録50問では、単位装置ごとに全量を引き出すか適正量にとどめるか、洗浄に使った水を張り水に再使用できない槽、嫌気ろ床槽と沈殿分離槽を清掃する順序、清掃時期の判断目安が問われる。計算はばっ気室のSV30を下げるための引き出し量、張り水の不足量、除去BOD量と汚泥転換率・含水率から出す搬出汚泥量。ほかに浄化槽汚泥濃縮車やバキューム車の仕組み、清掃記録票の記載事項、槽内作業での硫化水素と酸素欠乏への備え、し尿処理施設や汚泥再生処理センターでの受け入れと資源化、コンポスト化が好気性発酵である点も含まれる。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.浄化槽汚泥は、一般にし尿に比べて塩化物イオン濃度やアンモニア性窒素濃度が低い。
浄化槽汚泥は生活排水由来の水が多く含まれるため、し尿に比べて塩化物イオン濃度やアンモニア性窒素濃度が低くなる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.38kg/日
流入BOD量は 200m3/日 × 200mg/L × 10^-3 = 40kg/日。除去率が95%なので、40 × 0.95 = 38kg/日となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.60%
除去BOD=200m3×200mg/L×0.95=38kg/日。搬出汚泥固形物=1140kg×(1-0.98)=22.8kg/日。転換率=22.8÷38×100=60%となる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.スカム底面がホッパーのスロット面からおおむね10cmに達したとき
変形二階タンクの清掃目安は「流入管下端開口部から10cm」または「オーバーラップ下端から10cm」であり、ホッパースロット面基準は通常の二階タンクのものである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ばっ気室に堆積した汚泥は、全量を完全に引き出す。
ばっ気室は生物処理を継続するため、混合液浮遊物質濃度が適正に保持されるよう配慮し、汚泥を全量引き出すことはしない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中間水は反応タンクで処理し、分離液は張り水として槽へ戻す。
濃縮車では、スカム・汚泥は直接汚泥タンクへ、中間水は反応タンクで処理し、得られた分離液を浄化槽の張り水として利用する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.脱離液を一次処理装置へ移送した後、汚泥やスカムを全量引き出す。
汚泥濃縮貯留槽の清掃は、上澄みである脱離液を流量調整槽などの一次処理装置へ移送した後、残りのスカムや汚泥等を全量引き出する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.微生物を自己酸化させるため、処理水量当たりの汚泥発生量は少ない。
長時間ばっ気方式は、MLSS濃度を高め長期間ばっ気することで微生物を自己酸化させ、余剰汚泥の生成量を少なくした方式である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.消毒槽で、沈殿物が生成し、放流水にわずかな濁りが認められたとき
消毒槽の沈殿物生成はそれ単独で清掃時期の判断基準とはならず、他の処理槽の機能低下を総合的に判断する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.汚泥の移送にポンプを使用する場合、ホースは引き出し状況が確認しやすい透明なものが望ましい
ホースは内部の流動状況や詰まりを即座に確認できるよう、透明なものを使用するのが望ましい。
この問題の解説ページを開く →正解:C.0.4m3
残す混合液量をxとすると 0.45 : x = 70 : 10 でxは約0.064m3。引き出し量は 0.45 - 0.064 = 0.386m3 となり約0.4m3となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.接触ばっ気槽の洗浄に使用した水を引き出して沈殿分離槽の張り水として再利用する
使用休止時の清掃では、槽内の洗浄に使用した水はすべて引き出し、張り水として再使用してはならない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.10000mg/L
車内の汚泥総量は18000mg/L×5m3=90000g。元の汚泥は20000mg/L×4m3=80000g。差の10000gが排水1m3分なので10000mg/Lとなる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.汚泥・スカムを適正量引き出し、必要に応じ洗浄し、洗浄水も引き出す。
消毒室の汚泥やスカムは適正量を引き出し、洗浄を行ったうえで、その洗浄に使用した水も引き出すことが定められている。
この問題の解説ページを開く →正解:B.施設への投入量が増加し、処理条件が変動して機能低下を生じることがある。
汚泥濃度が低いとし尿処理施設への投入液量が増加し、処理条件の変動によって機能低下を招くおそれがある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.浄化槽管理者からの個人的な清掃手順の指示を最優先で確認する。
清掃はそれぞれの維持管理要領書に準じて行う必要があり、管理者の個人的な指示を優先するのは不適当である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ヘッド付きワイヤー ―― ホッパーやスロットの付着汚泥を掻き落とす。
ヘッド付きワイヤーは配管洗浄用であり、壁面やホッパーの付着汚泥を掻き落とすにはデッキブラシ等を用いる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.沈殿分離槽の清掃をすべて完了させた後に、嫌気ろ床槽の清掃に着手する。
沈殿分離槽の清掃を先に行うと、嫌気ろ床槽の水位が低下してスカムが嫌気ろ床内に入り込むため、先に嫌気ろ床槽から清掃する。
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