⑦ 浄化槽の清掃概論
浄化槽管理士 第510問
問題
浄化槽管理者が清掃業者に清掃を依頼するに当たり、事前に両者が確認すべき事項として、不適当なものはどれか。
正解
C:シーディングの実施時期
解説
シーディングは正常な処理機能を発揮させるための保守点検の範疇であり、清掃業者との事前確認事項ではない。
分野解説:⑦ 浄化槽の清掃概論
清掃の技術上の基準と、引き出した汚泥の行き先を扱う分野。収録50問では、単位装置ごとに全量を引き出すか適正量にとどめるか、洗浄に使った水を張り水に再使用できない槽、嫌気ろ床槽と沈殿分離槽を清掃する順序、清掃時期の判断目安が問われる。計算はばっ気室のSV30を下げるための引き出し量、張り水の不足量、除去BOD量と汚泥転換率・含水率から出す搬出汚泥量。ほかに浄化槽汚泥濃縮車やバキューム車の仕組み、清掃記録票の記載事項、槽内作業での硫化水素と酸素欠乏への備え、し尿処理施設や汚泥再生処理センターでの受け入れと資源化、コンポスト化が好気性発酵である点も含まれる。
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浄化槽管理士について
浄化槽の保守点検に従事するための国家資格。午前・午後に分かれた7科目80問の五肢択一試験
| 主催 | 公益財団法人日本環境整備教育センター(浄化槽法第46条第4項に基づき環境大臣が指定した試験機関)。免状は試験合格者または講習修了者の申請により環境大臣が交付する(浄化槽法第45条)。 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシートによる五肢択一式。試験科目は環境省関係浄化槽法施行規則第21条が定める(1)浄化槽概論(2)浄化槽行政(3)浄化槽の構造及び機能(4)浄化槽工事概論(5)浄化槽の点検、調整及び修理(6)水質管理(7)浄化槽の清掃概論の7科目。令和7年度は午前40問に(1)〜(4)、午後40問に(5)〜(7)を出題し、計80問。令和4・5年度は午前50問・午後50問の計100問だった。科目ごとの出題数は、公式ページ・実施要領・問題用紙で確認できませんでした。 |
| 試験時間 | 午前2時間・午後2時間の計4時間。令和7年度は午前10時00分〜12時00分、午後1時30分〜3時30分。令和8年度は10月25日(日)午前10時00分から午後3時30分までの日程で、宮城県・東京都・愛知県・大阪府・福岡県で実施する。 |
| 受験料 | 23,600円(非課税)。受験申請を受理した後は返還されない。令和8年度の申請は7月1日〜8月6日にオンラインで受け付けた。合格後の免状交付申請には別に収入印紙2,300円が要る。講習ルートの受講料は153,400円(浄化槽設備士が一部免除を選ぶと142,100円)。 |
| 合格基準 | 総得点による合格基準で、基準点は年度ごとに発表される。令和7年度は全80問中51問(満点の63.75%)以上、令和6年度は52問(65.00%)以上。100問だった令和5年度は66点以上、令和4年度は64点以上、令和3年度は65点以上。科目別の最低点(足切り)の定めは、令和3〜7年度の合格発表と実施要領で確認できませんでした。 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
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