事業承継アドバイザー3級 ② 事業承継関連のガイドライン

国が公表したガイドラインを軸にした分野です。収録33問では、事業承継ガイドライン・中小M&Aガイドライン・中小PMIガイドラインそれぞれの構成と対象範囲、事業承継診断の目的と進め方、後継者候補が見つからない場合の対応が問われます。経営者保証に関するガイドラインとその事業承継時の特則も比重が大きく、法人と経営者の関係の区分・分離、財務基盤の強化、情報開示、株式や経営権が移転した場合の対象債権者への対応が扱われます。M&Aの工程側では、インフォメーション・メモランダム、ファイナンシャル・アドバイザー、M&Aプラットフォーム、クロージング、PMIの経営統合と業務統合が出ます。

この分野の問題33問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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43「事業承継ガイドライン」の構成について正しいものはどれか。

  1. A中小企業向けと支援機関向けに章が分かれている
  2. B中小企業向けと支援機関向けを区分した構成にはなっていない
  3. C基礎編と発展編の構成になっている
  4. D親族内承継のみを対象とした構成になっている
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正解:B中小企業向けと支援機関向けを区分した構成にはなっていない

「事業承継ガイドライン」は中小企業向けと支援機関向けを区分した構成になっていません。また、すべての類型を対象としています。

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44「中小M&Aガイドライン」の構成として適切なものはどれか。

  1. A中小企業向けと支援機関向けを区分した構成にはなっていない
  2. B基礎編と発展編の構成になっている
  3. C譲渡側と譲受側の双方に対する手引のみで構成されている
  4. D第1章が後継者不在の中小企業向けの手引、第2章が支援機関向けの基本事項である
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正解:D第1章が後継者不在の中小企業向けの手引、第2章が支援機関向けの基本事項である

「中小M&Aガイドライン」は第1章が中小企業向けの手引、第2章が支援機関向けの基本事項という構成になっています。

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45「中小PMIガイドライン」の構成として適切なものはどれか。

  1. A基礎編と発展編の構成になっている
  2. B第1章が中小企業向け、第2章が支援機関向けとなっている
  3. C親族内承継と親族外承継の構成になっている
  4. D中小企業向けと支援機関向けを区分した構成にはなっていない
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正解:A基礎編と発展編の構成になっている

「中小PMIガイドライン」は、基礎編と発展編の構成になっています。

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46「事業承継ガイドライン」が対象としている事業承継の類型として適切なものはどれか。

  1. A親族内承継のみ
  2. B親族内承継と従業員承継のみ
  3. C事業承継のすべての類型
  4. D親族外の第三者への引継ぎ(M&A)のみ
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正解:C事業承継のすべての類型

「事業承継ガイドライン」は、親族内承継だけでなく、親族外の第三者への引継ぎなど、事業承継のすべての類型を対象としています。

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47PMI(Post Merger Integration)の主な目的として適切なものはどれか。

  1. AM&A成立前の企業価値評価を行うこと
  2. BM&Aにおける最終契約の決済を行うこと
  3. Cインターネット上で譲渡側と譲受側のマッチングを行うこと
  4. DM&A成立後に統合に向けた作業を行い統合効果を最大化すること
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正解:DM&A成立後に統合に向けた作業を行い統合効果を最大化すること

PMIは、主にM&A成立後に行われる統合に向けた作業であり、統合の効果を最大化するために必要なプロセスのことです。

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48事業承継に向けた本業の競争力強化(磨き上げ)の取り組みとして有効なものはどれか。

  1. A経営承継円滑化法にもとづく「事業承継計画」の認定申請
  2. B中小M&Aガイドラインにもとづく「ノンネーム・シート」の作成
  3. C中小PMIガイドラインにもとづく「基礎編」の実行
  4. D中小企業等経営強化法にもとづく「経営力向上計画」の策定・実行
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正解:D中小企業等経営強化法にもとづく「経営力向上計画」の策定・実行

本業の競争力を強化するためには、中小企業等経営強化法にもとづく経営力向上計画を策定・実行することが有効です。

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49「経営力向上計画」の申請書における「現状認識」で活用される財務状況の分析ツールはどれか。

  1. Aローカルベンチマーク
  2. Bインフォメーション・メモランダム
  3. Cノンネーム・シート
  4. D事業承継診断票
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正解:Aローカルベンチマーク

財務状況の分析ツールとして「ローカルベンチマーク」が活用されています。

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50債務整理等の事業再生を行う必要がある中小企業の事業承継への対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A後継者が確保できないため、ただちに廃業支援に着手する
  2. B事業承継を完了させてから、後継者に事業再生を委ねる
  3. C事業承継のタイミングを契機とし、円滑に承継するため早期に事業再生に着手する
  4. D事業再生が完了するまで事業承継の検討を一切中止する
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正解:C事業承継のタイミングを契機とし、円滑に承継するため早期に事業再生に着手する

債務整理等が必要な場合、放置すると後継者が苦労するため、事業承継を契機として早期に事業再生に着手する必要があります。

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51社外への引継ぎ(M&A)を行う場合のステップとして、合意に至った後に実行される工程はどれか。

  1. A引継ぎ先を選定するためのマッチング
  2. BM&Aの実行(クロージング)
  3. C経営力向上計画の策定
  4. Dローカルベンチマークの活用
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正解:BM&Aの実行(クロージング)

社外への引継ぎでは、マッチング等の工程を実施したのち、合意に至ればM&Aを実行します。

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52事業承継診断の主な目的はどれか。

  1. AM&Aの最終契約に向けた企業価値評価を行うため
  2. B中小企業が経営者保証を解除するための財務状況を監査するため
  3. C債務整理等の事業再生が必要な企業の法的整理を行うため
  4. D後継者問題の相談相手がいない経営者の潜在的な事業承継ニーズを掘り起こすため
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正解:D後継者問題の相談相手がいない経営者の潜在的な事業承継ニーズを掘り起こすため

事業承継診断は、相談予定や相談相手がいない経営者の潜在的な事業承継ニーズを掘り起こすきっかけとして活用されます。

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53事業承継診断の実施方法として適切なものはどれか。

  1. A対象者が膨大であるため、可能な限り簡潔に短時間で実施できる方法をとる
  2. B経営者のプライベートな領域に踏み込むため、数日間かけて詳細なヒアリングを行う
  3. C診断対象を親族内承継が決定している企業に限定して実施する
  4. D外部の公認会計士に依頼して専門的な財務診断として実施する
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正解:A対象者が膨大であるため、可能な限り簡潔に短時間で実施できる方法をとる

日頃の支援活動の中で実施するため、時間を割かず、可能な限り簡潔に短時間で実施できる方法がとられています。

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54「よろず支援拠点」において、事業承継診断の主な対象とされている来訪者はどのような事業者か。

  1. A創業から3年未満の若手事業者
  2. BM&Aでの事業譲受を希望する大企業
  3. Cおおむね60歳以上の事業者
  4. D債務超過に陥っているすべての事業者
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正解:Cおおむね60歳以上の事業者

よろず支援拠点では、経営相談に来訪したおおむね60歳以上の事業者に対して事業承継診断を行うこととしています。

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55事業承継診断において、後継者候補が親族内や社内等にいないことが判明した場合の対応として適切なものはどれか。

  1. Aガイドラインの「社外への引継ぎ」を検討し、事業の売却や譲渡等の相手先候補を探す
  2. B速やかに中小企業活性化協議会へ紹介し、廃業に向けた手続きを進める
  3. C従業員の中から強制的に後継者を指名するよう指導する
  4. Dただちに裁判所へ破産申し立てを行うよう助言する
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正解:Aガイドラインの「社外への引継ぎ」を検討し、事業の売却や譲渡等の相手先候補を探す

後継者がいない場合は直ちに廃業するのではなく、ガイドラインの「社外への引継ぎ(M&A等)」を検討します。

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56経営者保証を提供することなしに資金調達を希望する場合に求められる「法人と経営者の関係」について適切なものはどれか。

  1. A法人と経営者の資産が一体化して運用されている
  2. B役員報酬や配当が社会通念上の適切な範囲を超えて支払われている
  3. C法人の業務、経理、資産所有等に関し、法人と経営者の関係が明確に区分・分離されている
  4. D経営者の個人資産を法人の借入の担保として提供し続けている
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正解:C法人の業務、経理、資産所有等に関し、法人と経営者の関係が明確に区分・分離されている

経営者保証なしの資金調達には、法人と経営者の関係を明確に区分・分離し、資金のやりとりを適切な範囲に収める体制整備が求められます。

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57経営者保証に関するガイドラインが、法人の経理の透明性向上のために名称を明示して挙げている会計ルールはどれか。

  1. A中小企業の会計に関する指針
  2. B上場企業向けの国際財務報告基準(IFRS)
  3. C米国会計基準(US GAAP)
  4. D中小企業の会計に関する基本要領
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正解:D中小企業の会計に関する基本要領

ガイドラインは「中小企業の会計に関する基本要領」等に拠った信頼性のある計算書類の作成を挙げている。

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58経営者保証を提供しない場合における「財務基盤の強化」に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A経営者個人の資産を増やすことで、法人の信用力を補完する
  2. B法人の負債を一時的に経営者個人に付け替えて財務諸表を良く見せる
  3. C財務状況および経営成績の改善を通じ、法人のみの資産や収益力で返済能力を向上させる
  4. D新たな金融機関から借入を行い、手元の現金を増やす
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正解:C財務状況および経営成績の改善を通じ、法人のみの資産や収益力で返済能力を向上させる

経営者保証を提供しないためには、主たる債務者(法人)が自身の財務状況等の改善により返済能力を向上させることが求められます。

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59経営者保証なしの資金調達における「情報開示」について、適切な対応はどれか。

  1. A業績が悪化した場合は、対象債権者への報告を一時的に控える
  2. B対象債権者からの要請に対し、正確かつ丁寧に信頼性の高い情報を開示・説明する
  3. C決算期末にのみ情報を開示し、期中の変動については報告しない
  4. D開示情報の検証は社内の経理担当者のみで行う
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正解:B対象債権者からの要請に対し、正確かつ丁寧に信頼性の高い情報を開示・説明する

対象債権者からの情報開示の要請に対して、正確かつ丁寧に信頼性の高い情報を開示・説明し、経営の透明性を確保することが求められます。

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60経営者保証に関するガイドラインの特則において、事業承継に先立ちガイドラインの要件が未充足である場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A要件が未充足でも、後継者にそのまま経営者保証を引き継がせる
  2. B事業承継を中止し、廃業の手続きに移行する
  3. C後継者の負担を軽減させるため、事業承継に先立ち要件を充足するよう主体的に経営改善に取り組む
  4. D金融機関に要件の免除を強く要求し、そのまま承継を実行する
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正解:C後継者の負担を軽減させるため、事業承継に先立ち要件を充足するよう主体的に経営改善に取り組む

要件が未充足である場合は、後継者の負担軽減のため、事業承継に先立って主体的に経営改善に取り組むことが必要です。

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61経営者保証に関するガイドラインの特則に関連する事業承継計画の策定について、正しい記述はどれか。

  1. A事業承継計画の策定は推奨されているが、計画書の認定までは求められていない
  2. B策定した事業承継計画書は、必ず知事の認定を受けなければならない
  3. C策定した事業承継計画書は、認定経営革新等支援機関の確認が必須である
  4. D計画の策定は不要であり、ただちに代表者交代の手続きを行うべきである
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正解:A事業承継計画の策定は推奨されているが、計画書の認定までは求められていない

ガイドラインにおいて事業承継計画の策定は推奨されていますが、法的な認定(経営承継円滑化法に基づく認定など)までは求められていません。

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62経営者保証の解除等に向けた財務基盤の強化に関する現経営者と後継者の取り組みとして適切なものはどれか。

  1. A現経営者と後継者が対象債権者とも対話しつつ、将来の財務基盤強化に向けた具体的な目標を計画に盛り込む
  2. B対象債権者には知らせず、現経営者と後継者の間だけで密かに計画を検討する
  3. C後継者単独で新たな借入計画を立て、対象債権者に事後報告する
  4. D財務基盤の強化は外部専門家にすべて委託し、経営陣は関与しない
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正解:A現経営者と後継者が対象債権者とも対話しつつ、将来の財務基盤強化に向けた具体的な目標を計画に盛り込む

現経営者と後継者が対象債権者と対話しながら将来の取り組みや目標を検討し、計画に盛り込むことで認識を共有することが求められます。

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63事業承継の際、株式や経営権の移転が行われた場合の対象債権者への対応として適切なものはどれか。

  1. A会社の内部情報であるため、債権者への報告は一切不要である
  2. B移転後1年が経過してから事後報告を行う
  3. C対象債権者が適切なタイミングで経営者保証の解除を検討できるよう速やかに報告する
  4. D移転前にのみ報告し、移転後の報告は省略する
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正解:C対象債権者が適切なタイミングで経営者保証の解除を検討できるよう速やかに報告する

対象債権者が保証解除を検討できるように、株式や経営権の移転等が行われた場合は速やかに報告することが求められます。

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64中小M&Aにおける「M&Aプラットフォーム」の説明として適切なものはどれか。

  1. A譲渡側と譲受側の最終契約を対面で締結するための専用会議室
  2. BM&Aに関する専門的な財務デューデリジェンスを実施する機関
  3. Cインフォメーション・メモランダムを自動作成するソフトウェア
  4. Dインターネット上のシステムを活用し、オンラインで譲渡側・譲受側のマッチングの場を提供するウェブサイト
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正解:Dインターネット上のシステムを活用し、オンラインで譲渡側・譲受側のマッチングの場を提供するウェブサイト

M&Aプラットフォームとは、オンラインで譲渡側・譲受側のマッチングの場を提供するウェブサイトのことです。

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65中小M&Aにおけるファイナンシャル・アドバイザー(FA)の役割として適切なものはどれか。

  1. A譲渡側と譲受側の双方と契約し、中立な立場で最終決断を下す裁判官の役割
  2. B譲渡側が特定されないよう企業概要を簡単に要約した書類を作成するだけの機関
  3. Cインターネット上でマッチングサイトのシステム保守のみを行う業者
  4. D譲渡側または譲受側の一方との契約にもとづいてマッチング支援等を行う支援機関
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正解:D譲渡側または譲受側の一方との契約にもとづいてマッチング支援等を行う支援機関

わが国におけるFAは、譲渡側または譲受側の一方との契約にもとづいてマッチング支援等を行う支援機関を指します。

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66譲渡側が特定されないよう企業概要を簡単に要約し、譲受側に関心の有無を打診するために使用される資料はどれか。

  1. Aインフォメーション・メモランダム(IM)
  2. Bノンネーム・シート(ティーザー)
  3. Cインフォメーション・パッケージ(IP)
  4. Dローカルベンチマーク
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正解:Bノンネーム・シート(ティーザー)

譲渡側が特定されないよう簡単に要約したものはノンネーム・シートです。IM(インフォメーション・メモランダム)は秘密保持契約後に提示する具体的な情報です。

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67インフォメーション・メモランダム(IM)に関する説明として適切なものはどれか。

  1. A秘密保持契約を締結した後に譲受側に対して提示される、譲渡側についての具体的な情報である
  2. B譲受側に対して関心の有無を打診するための匿名の要約資料である
  3. C秘密保持契約を締結する前に不特定多数に公開される企業情報である
  4. DM&Aにおける最終契約の決済を証明する契約書面である
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正解:A秘密保持契約を締結した後に譲受側に対して提示される、譲渡側についての具体的な情報である

インフォメーション・メモランダムは、秘密保持契約後に提示される、実名や事業・財務に関する具体的な情報が記載された企業概要書です。

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68中小M&Aにおける「クロージング」が意味する工程はどれか。

  1. A最終契約締結後、株式等の譲渡や譲渡代金の支払いを行う決済の工程
  2. B譲受側へノンネーム・シートを提示する工程
  3. C秘密保持契約(NDA)を締結する工程
  4. D譲渡側と譲受側の経営陣が初めて面談する工程
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正解:A最終契約締結後、株式等の譲渡や譲渡代金の支払いを行う決済の工程

クロージングとは、最終契約を締結した後、株式や財産の譲渡、譲渡代金の支払いを行う決済工程のことです。

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69「中小PMIガイドライン」の目的として適切なものはどれか。

  1. AM&A成立前における譲渡側の企業価値を正確に算定すること
  2. B後継者不在の企業に対して早期の廃業手続きを促すこと
  3. CM&A成立後の円滑な引継ぎだけでなく、中小企業でも対応可能なシナジー効果等を実現すること
  4. Dインターネット上のマッチングプラットフォームを構築すること
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正解:CM&A成立後の円滑な引継ぎだけでなく、中小企業でも対応可能なシナジー効果等を実現すること

中小PMIガイドラインは、M&A成立後の事業の円滑な引継ぎや、シナジー効果等を実現するための取り組みを整理したものです。

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70「中小PMIガイドライン」が対象とするM&Aの実施形態について、適切な記述はどれか。

  1. Aもっとも割合の多い株式譲渡の場合に限定して留意点がまとめられている
  2. B株式譲渡だけでなく、事業譲渡、会社分割、合併についての留意点が記載されている
  3. C会社法が定める合併と会社分割のみを対象とし、株式譲渡は除外されている
  4. D従業員に対する事業承継のみを対象としており、外部への譲渡は含まれない
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正解:B株式譲渡だけでなく、事業譲渡、会社分割、合併についての留意点が記載されている

ガイドラインでは株式譲渡だけでなく、事業譲渡、会社分割、合併についての留意点が記載されています。株式譲渡に限定されていません。

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71「中小PMIガイドライン」における「経営統合」の取り組みに該当するものはどれか。

  1. A従業員の給与計算システムの統一のみを行う
  2. Bより一体となった経営に向けた、経営の方向性・経営体制・経営の仕組みを確立する
  3. C譲渡側が特定されないような企業概要を作成する
  4. D法人と経営者の資産の分離状況を対象債権者に報告する
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正解:Bより一体となった経営に向けた、経営の方向性・経営体制・経営の仕組みを確立する

経営統合については、より一体となった経営に向けた、経営の方向性・経営体制・経営の仕組みを確立する取り組みが紹介されています。

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72「中小PMIガイドライン」における「業務統合」の取り組みのアプローチとして適切なものはどれか。

  1. Aシナジー効果を発現させる「攻め」の面のみから取り組む
  2. B攻め(事業機能)と守り(管理機能)の両面から取り組む
  3. C管理機能の改善を目的とする「守り」の面のみから取り組む
  4. D外部専門家にすべて委託し、経営陣は業務に関与しない
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正解:B攻め(事業機能)と守り(管理機能)の両面から取り組む

業務統合については、攻め(事業機能)と守り(管理機能)の両面から取り組みが紹介されています。

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73「中小PMIガイドライン」の「基礎編」で主に想定されている期間はいつか。

  1. AM&Aの検討開始からマッチング完了まで
  2. BM&A成立後3年から5年程度
  3. C最終契約の締結から決済(クロージング)まで
  4. DM&A成立後100日から1年程度
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正解:DM&A成立後100日から1年程度

基礎編では、主にM&A成立後100日から1年程度の、事業の円滑な引継ぎに向けた基礎固めの時期が想定されています。

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74「中小PMIガイドライン」において「信頼関係構築」の取り組みが記載されている箇所はどこか。

  1. A発展編のみに記載されている
  2. B基礎編のみに記載されている
  3. C基礎編と発展編の両方に詳しく記載されている
  4. Dガイドラインには記載されていない
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正解:B基礎編のみに記載されている

相互理解を進め信頼関係を構築するための取り組みは重要性が高く、基礎編のみに記載されています。

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75事業承継時における経営者保証の取り扱いについて、外部専門家による検証の目的として適切なものはどれか。

  1. A開示情報の信頼性を向上させ、対象債権者が保証解除を検討しやすくするため
  2. B経営者が個人的な投資を行うための資金調達力を高めるため
  3. C外部専門家が新たな経営者として事業を引き継ぐ準備をするため
  4. D法人の債務をすべて外部専門家に肩代わりさせるため
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正解:A開示情報の信頼性を向上させ、対象債権者が保証解除を検討しやすくするため

外部専門家による情報の検証を活用することで開示情報の信頼性が高まり、対象債権者が保証解除等を適切に検討できるようになります。

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