コンプライアンス・オフィサー(銀行コース) ② 金融機関業務共通2

共通分野の第二弾として、銀行員が日常業務で直面する各種法令を横断的に学ぶ分野です。公益通報者保護法による通報者の保護要件、成年後見登記・任意後見などの成年後見制度、弁護士法・税理士法・司法書士法・宅建業法など他士業の独占業務との線引き、著作権や保険業法上の表示規制、労働基準法・男女雇用機会均等法・労働者派遣法・ハラスメント防止といった労務法制が頻出です。銀行員が無償で行っても抵触しうる業務の範囲や、公益通報が保護される条件を具体的な場面で押さえておくと得点につながります。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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43公益通報者保護法において、労働者である公益通報者が処分権限を有する行政機関に通報したことを理由に事業者が行った解雇は、法的にどのような扱いになるか。

  1. A有効である
  2. B無効である
  3. C条件付で有効となる
  4. D裁判所の判断による
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正解:B無効である

公益通報者保護法3条2号により、当該解雇は無効となります。

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44公益通報者保護法において、派遣労働者が公益通報をしたことを理由として事業者が行った労働者派遣契約の解除は、法的にどのような扱いになるか。

  1. A有効である
  2. B条件付で有効となる
  3. C無効である
  4. D裁判所の判断による
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正解:C無効である

公益通報者保護法4条により、当該契約の解除は無効となります。

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45事業者が従業員による公益通報を理由として、降格や減給等の不利益な取扱いをすることは、公益通報者保護法上どのように定められているか。

  1. A原則として許容される
  2. B就業規則の定めで可能
  3. C労使の合意があれば可能
  4. D一切禁止されている
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正解:D一切禁止されている

公益通報者保護法5条1項により、降格等の不利益な取扱いは禁止されています。

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46事業者が、その指揮命令下にある派遣労働者が公益通報をしたことを理由として、派遣労働者の交代を求めることは法的に許容されるか。

  1. A一切禁止されている
  2. B全く差し支えない
  3. C派遣元の同意で可能
  4. D労使の合意で可能
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正解:A一切禁止されている

公益通報者保護法5条2項により、派遣労働者の交代を求める等の不利益取扱いは禁止されています。

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47会社の行おうとしている違法行為をコンプライアンス部署に通報した場合で、その通報目的が会社から口止め料を受領することにあったとき、通報者は保護の対象となるか。

  1. A常に保護の対象となる
  2. B保護の対象とならない
  3. C目的によらず対象となる
  4. D被害がなければ対象となる
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正解:B保護の対象とならない

不正の利益を得る目的である場合等は、公益通報に当たらず保護されません。

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48行員が会社の違法行為をコンプライアンス部署に匿名で通報した場合、その後の調査で通報者が特定されたとき、公益通報者としての保護の対象となるか。

  1. A保護の対象とならない
  2. B懲戒処分の対象となる
  3. C保護の対象となる
  4. D社内規程にのみ依存する
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正解:C保護の対象となる

公益通報者保護法では、匿名か否かによる保護の区別はしていません。

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49行員が上司の違法行為を通報した場合、その事実が会社の業務と無関係な私生活上の違法行為であったとき、公益通報者としての保護の対象となるか。

  1. A保護の対象となる
  2. B民法上の保護対象となる
  3. C労働法の保護対象となる
  4. D保護の対象とならない
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正解:D保護の対象とならない

役務提供先の業務と無関係な私生活上の違法行為は公益通報に当たりません。

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50会社の違法事実を報道機関に通報した場合、公益通報者として保護されるための要件として誤っているものはどれか。

  1. A事前に社内通報を行うこと
  2. B不正の目的なしに行うこと
  3. C事実発生の相当の理由があること
  4. D生命等への危害発生事由があること
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正解:A事前に社内通報を行うこと

一定の事由がある場合は、先に社内通報していなくても報道機関への通報が保護されます。

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51成年後見登記制度が対象としている制度の範囲として、最も適切なものはどれか。

  1. A法定後見制度のみ対象
  2. B法定と任意の両方を対象
  3. C任意後見制度のみ対象
  4. D保佐・補助制度のみ対象
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正解:B法定と任意の両方を対象

成年後見登記は、法定後見制度と任意後見制度の両方を対象としています。

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52任意後見制度において、将来の判断能力低下に備えてあらかじめ締結する任意後見契約は、どのような形式で作成する必要があるか。

  1. A私製証書により作成する
  2. B口頭の合意のみで成立する
  3. C公正証書により作成する
  4. D裁判所の書記官が作成する
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正解:C公正証書により作成する

任意後見契約に関する法律により、公正証書で作成する必要があります。

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53金融機関が取引の相手方について後見登記等の内容を確認するため、法務局等に登記事項証明書の交付を請求することはできるか。

  1. A自由に請求することができる
  2. B理由を問わず請求できる
  3. C裁判所の許可があれば請求できる
  4. D取引相手を理由には請求できない
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正解:D取引相手を理由には請求できない

証明書の交付請求権者は一定の者に限定され、金融機関は取引相手であることを理由に請求できません。

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54後見等の開始の審判を受けていない者が、自己について交付を受けることができる証明書はどれか。

  1. A登記されていないことの証明書
  2. B登記されていることの証明書
  3. C後見開始見込の証明書
  4. D任意後見契約の証明書
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正解:A登記されていないことの証明書

審判を受けていない者は、自己について「登記されていないことの証明書」の交付を受けられます。

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55成年後見制度において、法律上、成年後見人になることができないとされている者は次のうちどれか。

  1. A配偶者
  2. B未成年者
  3. C4親等内の親族
  4. D社会福祉法人
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正解:B未成年者

民法847条の規定により、未成年者は成年後見人になることができません。

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56民法や老人福祉法の規定において、後見開始の審判を請求できる者として定められていないのは次のうち誰か。

  1. A本人または配偶者
  2. B4親等内の親族
  3. C金融機関の支店長
  4. D必要に応じた市町村長
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正解:C金融機関の支店長

審判請求できるのは本人、配偶者、4親等内親族、検察官、市町村長等に限定されています。

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57成年被後見人が死亡したことを知った場合において、終了の登記を申請しなければならない義務を負うのは誰か。

  1. A成年被後見人の配偶者
  2. B成年被後見人の相続人
  3. C家庭裁判所の裁判官
  4. D成年後見人であった者
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正解:D成年後見人であった者

後見登記等に関する法律により、成年後見人は終了の登記を申請しなければなりません。

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58銀行員が取引先の大口預金先から依頼を受け、金融機関の業務として無償で不動産売買の媒介を行い契約を成立させた場合、法的にどのような問題が生じるか。

  1. A宅地建物取引業法に抵触する恐れがある
  2. B一切法的な問題は生じない
  3. C銀行法上の守秘義務違反となる
  4. D民法の善管注意義務違反となる
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正解:A宅地建物取引業法に抵触する恐れがある

金融機関の業務として行う以上、無償でも宅建業法に抵触するおそれがあります。

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59銀行員が取引先から依頼され、無償で相続税の申告書を作成して渡した場合、法的にどのような問題が生じるか。

  1. A一切法的な問題は生じない
  2. B税理士法に抵触することになる
  3. C銀行法上の誠実義務違反となる
  4. D民法の利益相反行為となる
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正解:B税理士法に抵触することになる

有償・無償を問わず、税務書類の作成は税理士の独占業務であり税理士法に抵触します。

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60銀行員が取引先から依頼され、報酬を得る目的で一般の法律事件である債権回収の交渉を行った場合、法的にどのような問題が生じるか。

  1. A一切法的な問題は生じない
  2. B貸金業法に抵触することになる
  3. C弁護士法に抵触することになる
  4. D民事訴訟法に抵触することになる
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正解:C弁護士法に抵触することになる

報酬を得る目的で法律事件の事務を業とすることは、弁護士法に抵触します。

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61銀行員が取引先の依頼を受け、無償で法務局に提出する登記書類を作成した場合、法的にどのような問題が生じるか。

  1. A無償であれば問題は生じない
  2. B行政書士法に抵触することになる
  3. C公証人法に抵触することになる
  4. D司法書士法に抵触することになる
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正解:D司法書士法に抵触することになる

他人の依頼で法務局提出書類を作成することは司法書士法に抵触します。

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62銀行員が取引先に対して、社会保険に関する相談に応じるコンサルティング業務を行った場合、社会保険労務士法との関係で最も適切なものはどれか。

  1. A同法上の制限は課されていない
  2. B無償であっても同法に抵触する
  3. C有償であれば同法に抵触する
  4. D事前の届出があれば制限はない
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正解:A同法上の制限は課されていない

相談に応じる業務は独占業務ではないため、社労士でない者が行っても制限されません。

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63いつ、どこで、誰が、何をしたかという事実のみで構成された「雑報および時事の報道」は、著作権法上どのように扱われるか。

  1. A著作物として厚く保護される
  2. B著作権の対象である著作物に該当しない
  3. C一定期間のみ著作物として保護される
  4. D著作者の申請により著作物となる
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正解:B著作権の対象である著作物に該当しない

事実の伝達にすぎない雑報および時事の報道は、著作物に該当しません。

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64銀行のチラシ作成において、既存のキャラクター原画の著作権を買い取っていたとしても、著作者の承諾なくデフォルメして描く行為が侵害するおそれがある権利は何か。

  1. A複製権
  2. B翻案権
  3. C同一性保持権
  4. D公衆送信権
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正解:C同一性保持権

著作権譲渡後も著作者人格権である同一性保持権は残り、無断改変は侵害となる可能性があります。

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65他業態の企業が利用しているキャッチコピーについて、思想または感情を創作的に表現したものである場合、無断でチラシに使用するとどうなるか。

  1. A他業態であれば侵害とならない
  2. B一定の文字数未満なら侵害とならない
  3. C営利目的でなければ侵害とならない
  4. D業態を問わず侵害となる可能性がある
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正解:D業態を問わず侵害となる可能性がある

創作的な表現であれば著作物となり、業態にかかわらず著作権侵害となる可能性があります。

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66生命保険キャンペーンにおいて、期間中の加入者にもれなく商品券を贈呈する行為は、保険業法上どのように扱われるか。

  1. A特別の利益の提供として禁止される
  2. B正当な販売促進として認められる
  3. C一定の金額以下であれば認められる
  4. D金融庁の許可があれば認められる
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正解:A特別の利益の提供として禁止される

換金性の高い商品券の配布は「特別の利益の提供」に該当し、保険業法で禁止されています。

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67チラシ等に金利を表示する際、年建て以外の利率または利回りを表示する場合に遵守すべきルールとして最も適切なものはどれか。

  1. A年建てによる利率等の表示は省略できる
  2. B年建てによる利率等も併せて表示する
  3. C必ず月建ての利率等も併せて表示する
  4. D年建てによる利率等の表示は禁止される
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正解:B年建てによる利率等も併せて表示する

年建て以外の利率等を表示する場合は、年建ての利率等を併記する必要があります。

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68労働基準法において、職務内容等の前提条件が同一であるにもかかわらず、女性であることを理由として男性と差別的な賃金の取扱いを行うことはどう規定されているか。

  1. A原則として許容されている
  2. B就業規則に定めがあれば可能
  3. C一切禁止され違反となる
  4. D労使協定があれば許容される
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正解:C一切禁止され違反となる

労働基準法4条により、性別により賃金に差を設けることは禁止されています。

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69労働基準法の時間外勤務手当に関する規定について、使用者と労働者の合意がある場合、使用者は支払義務を免れることができるか。

  1. A合意があれば免れることができる
  2. B就業規則の定めがあれば免れる
  3. C労働基準監督署の許可で免れる
  4. D合意があっても免れることはできない
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正解:D合意があっても免れることはできない

同規定は強行法規であり、労使の合意があっても支払義務を免れることはできません。

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70定額で時間外手当を支払う企業において、実際の時間外労働をもとに計算した額が定額を超えた場合、超過分の支払義務はどうなるか。

  1. A超過分に相当する手当を支払う義務がある
  2. B定額の支払いのみで義務は果たされる
  3. C翌月の定額手当から相殺することができる
  4. D超過分の半額のみ支払う義務がある
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正解:A超過分に相当する手当を支払う義務がある

計算額が定額を超えるときは、超過する部分に相当する手当を支払う義務があります。

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71会社が一方的な就業規則の変更によって賃金の減額改定を行うことは、原則として法的にどのように扱われるか。

  1. A使用者の権限として常に有効となる
  2. B労働条件の不利益変更に当たり原則無効
  3. C労働組合の同意があれば常に有効となる
  4. D業績悪化を理由とすれば常に有効となる
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正解:B労働条件の不利益変更に当たり原則無効

賃金減額等の一方的な不利益変更は原則許されず、その合理性は厳格に判断されます。

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72性別を理由とする配置等の差別は禁止されているが、職場に事実上生じている男女間格差を解消する目的で女性を有利に取り扱う措置はどのように扱われるか。

  1. A差別的取扱いに該当し禁止される
  2. B年齢制限を設けた場合のみ容認される
  3. C均等な機会等確保の目的として容認される
  4. D男性労働者の同意がある場合のみ容認される
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正解:C均等な機会等確保の目的として容認される

格差改善を目的とする積極的措置は、男女雇用機会均等法に違反しないとされています。

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73営業や秘書等の一定の職務への配置にあたり、その対象を男女のいずれかのみとすることは、男女雇用機会均等法上どのように扱われるか。

  1. A業務の性質上やむを得ず容認される
  2. B合理的な理由があれば容認される
  3. C社内規程に明記すれば容認される
  4. Dいずれかを排除するものとして差別となる
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正解:Dいずれかを排除するものとして差別となる

対象から男女のいずれかを排除することになり、差別的取扱いに該当します。

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74コース別雇用管理において、賃金等の処遇が規程で明確に定められていれば、男性のみ・女性のみのコースを設定することは法的に許容されるか。

  1. A男女で異なる取扱いとなり法に抵触する
  2. B規程が明確であれば許容される
  3. C労働者の同意があれば許容される
  4. D業務内容が異なれば許容される
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正解:A男女で異なる取扱いとなり法に抵触する

一方の性のみを一定コースに分けることは、男女雇用機会均等法に抵触します。

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752025年4月より、男性の育児休業等の取得率の公表が義務付けられている企業の規模(常時雇用する労働者数)はどれか。

  1. A50人を超える企業
  2. B300人を超える企業
  3. C100人を超える企業
  4. D1000人を超える企業
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正解:B300人を超える企業

法改正により、2025年4月から300人を超える企業に公表が義務化されました。

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76派遣労働に対する賃金支払義務は、労働基準法上、派遣元と派遣先のどちらが負担するか。

  1. A派遣先が負担する
  2. B派遣元と派遣先が折半する
  3. C派遣元が負担する
  4. D労働契約で自由に定められる
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正解:C派遣元が負担する

派遣労働者の雇用契約は派遣元との間にあるため、賃金支払義務は派遣元が負担します。

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77派遣労働者と派遣先の間の契約関係について、最も適切な記述はどれか。

  1. A派遣契約開始と同時に雇用契約が成立する
  2. B一定期間経過後に雇用契約が成立する
  3. C請負契約関係が成立する
  4. D派遣先と派遣労働者の間に契約関係はない
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正解:D派遣先と派遣労働者の間に契約関係はない

派遣労働者と派遣元は雇用契約がありますが、派遣先との間には契約関係はありません。

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78派遣先が派遣労働者に時間外労働を行わせる場合、必要な時間外労働に関する協定(36協定)は誰と誰の間で締結される必要があるか。

  1. A派遣元と派遣元の労働組合等
  2. B派遣先と派遣先の労働組合
  3. C派遣先と派遣労働者本人
  4. D派遣先と労働基準監督署
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正解:A派遣元と派遣元の労働組合等

雇用主である派遣元が、派遣元の過半数労働組合等と締結する必要があります。

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79派遣労働におけるセクシュアル・ハラスメント防止のための雇用管理上必要な措置を講ずる義務は、誰に課されるか。

  1. A派遣元のみに課される
  2. B派遣元と派遣先の双方に課される
  3. C派遣先のみに課される
  4. D労働者派遣事業団体に課される
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正解:B派遣元と派遣先の双方に課される

派遣先も事業主とみなされるため、派遣元・派遣先双方に措置義務が課されます。

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80職場のパワーハラスメントの要件として、労働施策総合推進法に規定されていないものはどれか。

  1. A職場における優越的な関係を背景とする
  2. B業務上必要かつ相当な範囲を超える
  3. C常に身体的な暴力が伴っている
  4. D労働者の就業環境を害する
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正解:C常に身体的な暴力が伴っている

身体的な攻撃だけでなく、精神的な攻撃や過大な要求等もパワハラに含まれます。

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81パワーハラスメントにより労働者に損害が生じた場合、使用者が当該労働者に対して負う可能性のある責任はどれか。

  1. A刑事上の罰則責任のみ
  2. B一切の責任を負わない
  3. C労災保険の支給責任のみ
  4. D民事上の損害賠償責任
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正解:D民事上の損害賠償責任

使用者は安全配慮義務等の違反により、民事上の損害賠償責任を負うことがあります。

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82厚生労働省の指針に示される職場のパワーハラスメントの行為類型(典型例)に含まれないものはどれか。

  1. A業務上必要な指示・指導
  2. B精神的な攻撃
  3. C人間関係からの切り離し
  4. D個の侵害(私的なことへの過度な立ち入り)
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正解:A業務上必要な指示・指導

業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な指示や指導は、パワハラに該当しません。

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83職場外の飲食店での送別会でセクハラが発生した場合、使用者たる金融機関の損害賠償責任はどのように判断されるか。

  1. A職場外のため一切責任を負わない
  2. B目的や関連性から事業の執行とみられれば負う
  3. C参加者が全員同意していれば負わない
  4. D業務時間外であれば一切責任を負わない
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正解:B目的や関連性から事業の執行とみられれば負う

実質的な職場の延長とみられれば「事業の執行」に当たり、使用者責任を負う可能性があります。

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84金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」において、取引における顧客との利益相反の可能性がある場合、金融事業者はどうすべきとされているか。

  1. A当該取引を速やかに停止すべきである
  2. B利益相反の事実を隠蔽すべきである
  3. C当該利益相反を適切に管理すべきである
  4. D金融庁の個別許可を得るべきである
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正解:C当該利益相反を適切に管理すべきである

原則3において、利益相反の可能性がある場合には適切に管理すべきとされています。

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