第1問わが国の経済のグローバル化が進んだ背景として、1995年春に1ドル約85円前後の円高となり、海外での生産拠点の移転が活発化したことが挙げられる。この円高がわが国の国際競争力に与える影響として最も適切なものはどれか。
- A国内の生産能力が向上し、産業が活性化する
- B国内の雇用環境が改善され、失業者が減少する
- C輸出取引が減少し、国際競争力が弱まる
- D輸出取引が増加し、国際競争力が強化される
貿易を成り立たせている枠組みと、輸出から輸入までの一連の流れを俯瞰する分野です。GATTからWTOへの流れ、EPA・FTAなどの経済連携、貿易摩擦といった貿易経済知識に加え、ワシントン条約・モントリオール議定書・バーゼル条約など貿易と環境に関わる条約が問われます。直接貿易と間接貿易、仲介貿易といった取引形態や、売買契約から船積み・決済・引取りまでの全体像も基礎として押さえます。略語と条約名が一気に出てくるため、名称と規制対象の組み合わせを取り違えやすい点が最初の関門です。
この分野の問題55問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.協定ごとにルールが異なり、サプライチェーン構築のコストが増大する現象
協定ごとに規則が異なると、サプライチェーン構築の際に個別のルールを考慮する必要がありコストが上がる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.WTO体制のもとで、法的にはGATT1994として貿易協定の一部を構成する
GATTはWTO体制のもとで、法的にはGATT1994としてモノの貿易に関する貿易協定の一部を構成している。
この問題の解説ページを開く →正解:D.回路配置利用権を侵害する物品
輸出してはならない貨物の知的財産権侵害物品は特許権・実用新案権・意匠権・商標権・著作権・著作隣接権・育成者権を侵害する物品であり、回路配置利用権を侵害する物品は含まれない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.輸入者が被るおそれのある損害の賠償を担保するため
認定手続で侵害物品ではないと判定された場合に、輸入しようとした者の損害賠償を担保するために供託を命じることがある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.Plan(計画)、Do(運用)、Check(点検)、Act(改善)
PDCAサイクルは、計画(Plan)、運用(Do)、点検(Check)、改善(Act)の頭文字である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.外国為替では、日本銀行の役割をしてくれる特定の銀行がない
外国為替では日本銀行のような役割を担う中央的な銀行がないため、銀行間で個別に清算方法を決める必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.海外メーカーが独自の仕様で製造した製品に、自社のブランドをつけて輸入すること
海外メーカーが独自の仕様で製造した製品に、自社のブランドなどを付して輸入する形態をOEM輸入という。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本人のニーズに合わせて、デザインや品質を独自の仕様書で海外工場に生産委託すること
流通業者などが独自の仕様書に基づき、ニーズに合う製品を海外工場に生産委託して輸入することを開発輸入という。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本のメーカーが海外の自社工場で製造した製品を、日本国内で販売するために輸入してくること
日本のメーカーが海外自社工場で製造した製品を、日本へ販売するために輸入することを逆輸入という。
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