貿易実務検定C級 問題一覧
全625問を11の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。
クイズモードで挑戦 →① 国際貿易体制と貿易の全体像
55問貿易を成り立たせている枠組みと、輸出から輸入までの一連の流れを俯瞰する分野です。GATTからWTOへの流れ、EPA・FTAなどの経済連携、貿易摩擦といった貿易経済知識に加え、ワシントン条約・モントリオール議定書・バーゼル条約など貿易と環境に関わる条約が問われます。直接貿易と間接貿易、仲介貿易といった取引形態や、売買契約から船積み・決済・引取りまでの全体像も基礎として押さえます。略語と条約名が一気に出てくるため、名称と規制対象の組み合わせを取り違えやすい点が最初の関門です。
この分野の55問を解説つきで見る →② マーケティング・取引交渉・契約書
55問取引相手を見つけ、契約を成立させるまでを扱う分野です。市場調査や信用調査(相手の資産状態・支払能力・誠実性を見る観点)から取引先の選定に進み、引合い、申込(オファー)、承諾(アクセプト)という交渉の順序を追います。確定申込と反対申込の関係、承諾によって契約が成立するタイミング、個別契約書と一般取引条件の関係、契約書裏面約款や準拠法・仲裁条項の役割まで含みます。オファーの種類ごとに撤回できるかどうかが変わる点、反対申込を出すと元の申込が失効する点が混同しやすい箇所です。
この分野の55問を解説つきで見る →③ 取引条件I・II 品質/数量/価格・インコタームズ
59問契約書に書き込む条件のうち、品質・数量・価格を決める分野です。見本売買や銘柄売買といった品質決定方法、FAQ・GMQなどの標準品売買、船積品質条件と陸揚品質条件という品質決定時期、重量トンと容積トンの違いや過不足容認条項を扱います。価格条件の中心はインコタームズ2020の11規則で、EXW・FCA・CPT・CIP・DAP・DPU・DDPと、海上輸送専用のFAS・FOB・CFR・CIFに分かれます。危険の移転時点と費用の負担範囲がずれる規則があるため、両者を一枚の表で対にして覚えないと取り違えます。
この分野の59問を解説つきで見る →④ 取引条件III 貿易運送
60問貨物をどう運ぶかを決める分野です。在来船とコンテナ船、定期船と不定期船、FCLとLCLの違い、CYとCFSでの搬入形態、航空運送や国際複合運送までを扱います。書類面では船荷証券(B/L)が中心で、船積船荷証券と受取船荷証券、無故障船荷証券と故障付船荷証券、記名式と指図式といった区分が頻出します。あわせて海上運送状(SWB)や航空運送状(Air Waybill)、バース・タームやFIOなどの運賃条件も問われます。B/Lが有価証券として貨物の引取りに必要なのに対し、SWBやAir Waybillはそうでない、という性質の差が最大のつまずきどころです。
この分野の60問を解説つきで見る →⑤ 取引条件IV・V 貨物海上保険・その他の保険
54問輸送中の事故に備える保険の分野です。貨物海上保険では新協会貨物約款のICC(A)・(B)・(C)と、旧約款のオール・リスクス、分損担保、分損不担保の対応関係を整理し、戦争危険やストライキ危険といった付加危険の扱いを押さえます。CIF価格の一一〇パーセントを保険金額とする慣行、全損と分損、単独海損と共同海損の区別も定番です。さらに輸出保険(貿易保険)やPL保険など、海上保険以外の備えも対象になります。(B)と(C)で担保される危険の範囲がどこで切れるかを混同しやすく、原因別に対応表を作って覚える必要があります。
この分野の54問を解説つきで見る →⑥ 取引条件VI 代金決済
57問代金をどう受け取るかを決める分野です。送金決済(前払・後払)と荷為替手形決済に大別し、信用状のないD/P・D/Aと、銀行の支払確約が付く信用状(L/C)決済を比較します。信用状では発行銀行・通知銀行・買取銀行・確認銀行といった当事者の役割、取消不能信用状や確認信用状、譲渡可能信用状などの種類、そして信用状統一規則UCP600の考え方が中心です。書類の記載が信用状条件と食い違うディスクレも重要語です。あわせてTTS・TTB・仲値といった外国為替相場や先物予約によるリスクヘッジも問われ、輸出側と輸入側でどちらのレートを使うかを取り違えやすい点に注意が要ります。
この分野の57問を解説つきで見る →⑦ 輸出手続I 信用状受領〜船積み
58問輸出者が信用状を受け取ってから貨物を船に積み込むまでの実務を追う分野です。まず信用状の内容を点検し、条件と契約が食い違えばアメンドを依頼します。次に外為法と輸出貿易管理令に基づく輸出承認・輸出許可の要否判定(該非判定)、船腹予約(ブッキング)、貨物の保税地域搬入、輸出申告と輸出許可という通関の流れ、そしてコンテナ貨物ならCYやCFSへの搬入、在来船なら船積指図書による積込みへと進みます。最後に船会社からB/Lを受け取ります。許可・承認・申告といった似た用語の順序と、誰が誰に対して行う手続きなのかが混乱しやすい箇所です。
この分野の58問を解説つきで見る →⑧ 輸出手続II・輸入手続I 代金回収・信用状発行
57問船積み後の輸出者による代金回収と、輸入者側の準備を扱う分野です。輸出者はインボイス、パッキングリスト、B/L、保険証券、原産地証明書などの船積書類をそろえ、為替手形を振り出して銀行に買取(ネゴ)を依頼します。書類に不備があった場合のL/G付き買取やケーブル・ネゴといった対処も出題されます。輸入者側では、信用状発行依頼書の作成、発行銀行に対する担保の差入れ、輸入承認など事前手続きが対象です。書類の名称と作成者・宛先の組み合わせ、そしてディスクレ発生時の選択肢の違いが覚えにくいポイントです。
この分野の57問を解説つきで見る →⑨ 輸入手続II 引取り・関税納付・外国為替相場
55問貨物が到着してから引き取るまでと、税金・為替を扱う分野です。到着案内を受けて船積書類を入手し、B/Lと引換えに荷渡指図書を得て貨物を引き取ります。B/Lが未着のときの保証状(L/G)渡しも定番です。通関では保税地域への搬入、輸入(納税)申告、関税評価による課税価格の決定、基本税率・協定税率・特恵税率・EPA税率という関税率の種類、消費税の課税、納期限の延長、許可後の事後調査までが範囲になります。あわせて課税価格の換算に用いる為替相場も問われ、税率の適用順序と、関税と消費税の課税標準の違いを取り違えやすい分野です。
この分野の55問を解説つきで見る →⑩ 英文ビジネス・レター 基礎・基本表現
60問貿易実務英語のうち、英文レターの型と基本表現を扱う分野です。レターヘッド、日付、受信人住所、件名、頭語、本文、結語、署名という構成要素の並び順と、それぞれの書式上の約束事を押さえます。そのうえで、引合い、申込、注文、注文請け、船積案内、督促、クレームといった場面ごとの定型表現を覚えます。C級では語群選択式で空欄に語を入れる形式が多いため、単語単位ではなく前置詞や動詞との結び付き(コロケーション)ごと記憶するのが有効です。日本語訳は分かるのに空欄に入る語形が選べない、というつまずき方をしやすい分野です。
この分野の60問を解説つきで見る →⑪ 英文ビジネス文書・貿易重要英単語
55問英文の貿易書類そのものを読み解き、専門用語を押さえる分野です。インボイス、パッキングリスト、B/L、信用状といった実際の書類の英文を見て、どの欄が何を示すかを判断する力が問われます。頻出語としてはconsignee、shipper、notify party、drawee、tenor、discrepancy、demurrageなどがあり、CIF、FOB、B/L、D/P、D/A、L/Cといった略語の正式名称もあわせて確認されます。三答択一式で似た語が並ぶため、荷送人と荷受人のように立場が逆になる語の対や、日本語の実務用語と英語表現の対応を意識して整理しておく必要があります。
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