貿易実務検定C級 ⑤ 取引条件IV・V 貨物海上保険・その他の保険

輸送中の事故に備える保険の分野です。貨物海上保険では新協会貨物約款のICC(A)・(B)・(C)と、旧約款のオール・リスクス、分損担保、分損不担保の対応関係を整理し、戦争危険やストライキ危険といった付加危険の扱いを押さえます。CIF価格の一一〇パーセントを保険金額とする慣行、全損と分損、単独海損と共同海損の区別も定番です。さらに輸出保険(貿易保険)やPL保険など、海上保険以外の備えも対象になります。(B)と(C)で担保される危険の範囲がどこで切れるかを混同しやすく、原因別に対応表を作って覚える必要があります。

この分野の問題54問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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230貨物海上保険において、申込人の申込みが保険者によって承諾された時に契約が成立するものを何と呼ぶか

  1. A諾成契約
  2. B要物契約
  3. C公正契約
  4. D不要式契約
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正解:A諾成契約

保険契約は当事者の合意のみで成立する諾成契約である。

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231貨物海上保険申込書において、航空機を利用する場合に記入すべき項目はどれか

  1. AFlight No.
  2. B登録番号
  3. C船名
  4. D船舶番号
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正解:AFlight No.

航空機による輸送の場合は積載船名ではなくFlight No.を記入する。

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232予定保険契約において、不確定な項目が判明した後に切り替える契約を何と呼ぶか

  1. A暫定保険
  2. B本保険
  3. C包括保険
  4. D確定保険
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正解:D確定保険

不確定な項目が確定した際に予定保険から確定保険へと切り替える。

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233個別予定保険契約の際に発行される書類はどれか

  1. A船積証券
  2. Bカバー・ノート
  3. C確定保険証券
  4. D貨物受取証
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正解:Bカバー・ノート

個別予定保険の際や告知事項に未定箇所がある場合にカバー・ノート等が発行される。

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234継続的に貨物を輸出入する場合に、一定期間のすべての船積みについて確定保険を申し込む契約はどれか

  1. A継続確定保険
  2. B個別予定保険
  3. C包括予定保険
  4. D特別約款保険
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正解:C包括予定保険

包括予定保険は一定期間内のすべての船積みについて包括的に契約を結ぶ方法である。

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235貨物海上保険において、通常保険証券の代わりに輸入者に発行される書類は何か

  1. A保険料請求書
  2. B保険承認状
  3. C保険申込書
  4. D貨物引渡書
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正解:B保険承認状

輸入貨物の場合、保険証券の代わりとして保険承認状が発行されるのが一般的である。

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236貨物海上保険における保険金額は、売買契約で特に定めのない限り、CIFまたはCIP価格に利益として何%を加算した金額と定められているか

  1. A5%
  2. B10%
  3. C20%
  4. D15%
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正解:B10%

CIFまたはCIP価格に輸入者の希望利益(Imaginary Profit)10%を加算した金額が原則である。

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237保険料率の設定において、標準規格の船に適さない場合等に必要なものはどれか

  1. A危険割増保険料
  2. B特別割増保険料
  3. C追加担保保険料
  4. D個別設定保険料
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正解:B特別割増保険料

標準規格の船に適さない場合などには各種割増保険料が必要となる。

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238輸入貨物において、税関への申告時に保険料を証明する書類として利用されるものは何か

  1. A保険証券
  2. B保険承認状
  3. C商業送り状
  4. D保険料請求書(Debit Note)
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正解:D保険料請求書(Debit Note)

保険料請求書は税関への輸入申告時に保険料を証明する書類として利用される。

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239新ICC(A)条件でカバーされない免責事項として適切でないものはどれか

  1. A会社の倒産
  2. B海上輸送中の荒天による損害
  3. C核燃料による放射能汚染
  4. D原子力兵器の使用
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正解:B海上輸送中の荒天による損害

海上輸送中の荒天による損害は新ICC(A)でてん補される。

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240新ICC(B)において免責とされているが、わが国では追加特約として自動附帯されることが多いものはどれか

  1. A地震
  2. B悪意ある行為
  3. C海賊行為
  4. D船積み中の全損
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正解:C海賊行為

海賊行為は(B)では免責だが、わが国では自動附帯されることが多い。

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241新ICC(C)でカバーされないが、わが国の保険約款では自動附帯により担保されるものはどれか

  1. A波ざらいによる損害
  2. B労働争議
  3. C噴火
  4. D戦争
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正解:A波ざらいによる損害

波ざらいによる損害は(C)では免責だが、わが国の約款では担保される。

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242保険の目的である被保険貨物が現実に全損した場合や、損傷により本来の用途で使えなくなった状態を何と呼ぶか

  1. A分損
  2. B推定全損
  3. C単独海損
  4. D現実全損
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正解:D現実全損

現実全損とは物理的に全滅または本来の用途で使用不能になった状態を指す。

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243現実全損は確実視されるが証明できない場合や、回収・修理の採算が合わない場合の全損を何と呼ぶか

  1. A共同海損
  2. B単独海損
  3. C推定全損
  4. D現実全損
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正解:C推定全損

回収や修理が不可能または採算が合わない場合の全損を推定全損と呼ぶ。

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244海難を回避するために一部の貨物を投棄するなど、共同の利益のために生じた犠牲や費用を何と呼ぶか

  1. A共同海損
  2. B単独海損
  3. C全損
  4. D特別費用
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正解:A共同海損

共同海損は船と貨物の全損を避けるための共同の犠牲を指す。

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245共同海損費用等として、三大事故(沈没・火災・座礁)に加えられる項目はどれか

  1. A衝突
  2. B波ざらい
  3. C転覆
  4. D荒天
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正解:A衝突

沈没、火災、座礁の三大事故に衝突を加えてSSBCと呼ぶ。

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246事故による貨物の損害の有無や程度を確かめるために支払う費用を何と呼ぶか

  1. A特別費用
  2. B付加費用
  3. C損害防止費用
  4. D鑑定費用
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正解:B付加費用

鑑定人等に支払う費用は付加費用として扱われる。

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247新ICC(A)において保険会社がてん補しない免責事由として適切でないものはどれか

  1. A通常避けることのできない重量の減少
  2. B荒天遭遇による損害
  3. C貨物固有の瑕疵・性質
  4. D被保険者の故意の違法行為
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正解:B荒天遭遇による損害

荒天による損害はICC(A)でてん補される偶発的事故に含まれる。

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248輸出FOB保険において、輸出者が自己の費用と責任で貨物に保険をかける理由として正しいものはどれか

  1. A輸入国の法令のため
  2. B船会社の指示があるため
  3. C輸入者が保険を希望したため
  4. D本船積込までの区間が無保険状態になるため
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正解:D本船積込までの区間が無保険状態になるため

FOB規則では積込までの区間を売主が保険手配する必要があるため輸出FOB保険を利用する。

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249貨物海上保険における「保険期間」の開始時期として正しい記述はどれか

  1. A輸送車両に積み込むために初めて動かされた時
  2. B仕出地の倉庫から搬出された時
  3. C輸出港に到着した時
  4. D船舶への積込完了時
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正解:A輸送車両に積み込むために初めて動かされた時

現代の物流事情に合わせ、積み込むために初めて動かされた時と規定されている。

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250貨物海上保険の保険期間が終了する時点として誤っているものはどれか

  1. A最終仕向地の倉庫での荷卸し完了時
  2. B本船から荷卸し完了後90日を経過した時
  3. C荷卸し後60日を経過した時
  4. D貨物が最終仕向地にある任意の倉庫で輸送車両から荷卸し完了時
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正解:B本船から荷卸し完了後90日を経過した時

海上貨物の場合、最終荷卸し完了後60日を経過した時点で終了する。

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251株式会社「日本貿易保険」が取り扱う貿易保険のうち、主に信用状を伴わない荷為替手形の不払いを対象とする保険はどれか

  1. A貿易一般保険
  2. B知的財産ライセンス保険
  3. C輸出手形保険
  4. D海外事業資金貸付保険
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正解:C輸出手形保険

輸出手形保険は荷為替手形が不払いとなった場合の銀行の損失をてん補する。

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252貿易保険における信用危険と非常危険の区分として適切でないものはどれか

  1. A為替取引の途絶は非常危険
  2. B輸出者の過失による契約解除は信用危険
  3. C輸入国の戦争は非常危険
  4. D取引相手の破産は信用危険
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正解:B輸出者の過失による契約解除は信用危険

輸出者の過失は取引相手の責任ではないため、保険の対象となる信用危険には含まれない。

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253貿易保険を利用するために必要な「海外商社名簿」における格付けについて、誤っているものはどれか

  1. A政府機関には管理区分が設けられている
  2. B海外商社名簿への登録は任意である
  3. C格付けが基準に達していないと信用危険はカバーされない
  4. D信用状態不明者には管理区分がある
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正解:B海外商社名簿への登録は任意である

貿易保険を利用するには名簿への登録が前提となる。

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254輸出手形保険の保険金として設定される手形額面の割合はどれか

  1. A90%
  2. B100%
  3. C95%
  4. D80%
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正解:C95%

輸出手形保険の保険金は手形額面の95%に設定される。

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255製品の欠陥により消費者が被った損害に対し、過失がなくても製造業者が賠償責任を負う責任を何と呼ぶか

  1. A過失責任
  2. B無過失責任
  3. C不法行為責任
  4. D債務不履行責任
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正解:B無過失責任

無過失責任とは過失の有無にかかわらず責任を負うことである。

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256製造物責任法(PL法)が対象とする製造物の範囲に含まれないものはどれか

  1. A未加工の農林水産物
  2. B加工された動産
  3. C原材料
  4. D部品
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正解:A未加工の農林水産物

製造物責任法の対象は製造・加工された動産であり、未加工の農林水産物は含まれない。

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257製造物責任法において、製造業者等として定義される者に含まれないのはどれか

  1. A加工した者
  2. B輸入した者
  3. C製造物として表示をした者
  4. D製品を設計した者
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正解:D製品を設計した者

設計のみを行った者は、製造・加工・輸入・表示者・実質的製造業者とは別途定義されている。

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258国内PL保険において、製造物責任法に定義される製造物に起因する損害以外でカバーされるものはどれか

  1. A機械の設置作業の欠陥
  2. B会社の経営不振
  3. C為替変動による損失
  4. D売買契約の違約金
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正解:A機械の設置作業の欠陥

国内PL保険は有体物に加え、仕事の欠陥に起因する賠償責任もカバーする。

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259輸出PL保険において、保険会社が被保険者を守るために要した費用として適切でないものはどれか

  1. A被保険者の事業継続のための資金
  2. B示談解決のための費用
  3. C裁判費用
  4. D弁護士報酬
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正解:A被保険者の事業継続のための資金

防御費用としての裁判費用等はカバーされるが、事業資金は含まれない。

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260輸出PL保険において、米国等の不法行為訴訟で加害行為の悪質性が高い場合に課される免責項目はどれか

  1. A示談金
  2. B弁護士費用
  3. C裁判費用
  4. D懲罰的損害賠償金
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正解:D懲罰的損害賠償金

懲罰的損害賠償金は輸出PL保険では免責となる。

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261国内PL保険において、事故発生時期の特定が困難な製品について契約可能な条件はどれか

  1. A売上ベース
  2. B請求ベース
  3. C製造ベース
  4. D事故発生ベース
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正解:B請求ベース

通常は事故発生ベースだが、困難な製品は請求ベースでの契約も可能である。

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262輸出PL保険の被保険者として追加できる者として最も適切なのはどれか

  1. A記名被保険者の経営コンサルタント
  2. B記名被保険者の競合他社
  3. C製品の原材料を供給するだけの者
  4. D記名被保険者が製造した製品の流通過程に関わる者
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正解:D記名被保険者が製造した製品の流通過程に関わる者

追加被保険者は記名被保険者の流通過程に関わる者に限定される。

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263輸出手形保険における保険料の負担者は誰か

  1. A保険会社
  2. B買取銀行
  3. C輸出者
  4. D日本貿易保険
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正解:C輸出者

実務上、保険料は輸出者が負担する。

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264貨物海上保険の保険証券の原本を誰が発行するか

  1. A保険者
  2. B輸出者
  3. C輸入者
  4. D税関
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正解:A保険者

保険証券は保険者が発行する。

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265新ICCにおいて(A)条件に相当する旧ICCの条件はどれか

  1. AWA
  2. BFPA
  3. CAll Risks
  4. DFree from Particular Average
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正解:CAll Risks

新ICC(A)は旧ICCのAll Risksに相当する。

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266新ICC(B)において免責とされているのはどれか

  1. A海水等の侵入
  2. B悪意ある行為
  3. C輸送用具の転覆
  4. D脱線
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正解:B悪意ある行為

悪意ある行為は新ICC(B)では免責事項である。

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267PL法において製造業者等に課される責任の対象となる「欠陥」の定義として誤っているものはどれか

  1. A製造物の特性を考慮する
  2. B通常予見される使用形態を考慮する
  3. C通常有すべき安全性を欠いていること
  4. D製品の価格のみを考慮する
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正解:D製品の価格のみを考慮する

欠陥は安全性を基準に判断され、価格は考慮されない。

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268貨物海上保険において、積載船舶が沈没、座礁した際、保険者がカバーする損害の種類はどれか

  1. A物的損害および費用損害
  2. B賠償損害
  3. C物的損害
  4. D費用損害
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正解:A物的損害および費用損害

海上保険は貨物自体の損害(物損)と費用損害の両方をてん補する。

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269貿易保険の「非常危険」として適切でないものはどれか

  1. A輸出者の債務不履行
  2. B内乱による為替取引の途絶
  3. C戦争による輸入不能
  4. D仕向国による輸入禁止
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正解:A輸出者の債務不履行

輸出者の債務不履行は信用危険に該当する。

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270国内PL保険において、保険期間中に発生した事故が対象となる契約方式を何と呼ぶか

  1. A請求ベース
  2. B売上高ベース
  3. C保険料ベース
  4. D事故発生ベース
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正解:D事故発生ベース

国内PL保険は原則として事故発生ベースである。

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271新ICC(A)でてん補される偶発的事故の範囲から除外されるものはどれか

  1. A船積時の落下
  2. B火災
  3. C盗難
  4. D通常避けることのできない消耗
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正解:D通常避けることのできない消耗

自然消耗は保険の免責事由である。

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272輸出PL保険において、保険者が被保険者を防御する義務を有するのはなぜか

  1. A輸入者の指示があるから
  2. B損害賠償金を支払うためだけの契約だから
  3. C輸出者との契約義務であるから
  4. D被保険者の訴訟内容にかかわらず防御権利義務があるから
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正解:D被保険者の訴訟内容にかかわらず防御権利義務があるから

たとえ根拠のない訴訟であっても、被保険者を防御する権利と義務を有している。

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273貨物海上保険における「委付」とは、どのような手続きか

  1. A保険料を減額する手続き
  2. B船名を変更する手続き
  3. C全損とみなして保険金を支払う手続き
  4. D保険条件を変更する手続き
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正解:C全損とみなして保険金を支払う手続き

推定全損の場合、委付という手続きにより全損として保険金が支払われる。

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274保険期間の始期を決定する際に、貨物の危険負担移転時期に従うための約款はどれか

  1. Aオープンカバー
  2. B包括予定保険
  3. C特別約款
  4. Dリスク・アタッチメント・クローズ
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正解:Dリスク・アタッチメント・クローズ

FOB規則等で危険負担が移転する時にあわせるための約款である。

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275包括予定保険契約時に発行される書類はどれか

  1. Aデビット・ノート
  2. Bプロビジョナル・ポリシー
  3. Cオープン・ポリシー
  4. Dカバー・ノート
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正解:Cオープン・ポリシー

包括予定保険ではオープン・ポリシーが発行される。

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276輸出PL保険において、懲罰的損害賠償金が免責となる理由は何とされているか

  1. A過失責任の原則に反するため
  2. B保険契約の費用が高額になるため
  3. C日本国内のPL法に規定がないため
  4. D保険制度の目的から逸脱するため
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正解:D保険制度の目的から逸脱するため

懲罰的損害賠償は主に抑止効果を目的とするため、通常の損害賠償を目的とする保険の範囲外となる。

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277貨物海上保険の保険料率が「自由料率」であるとはどういうことか

  1. A各保険会社で自由に設定できる
  2. Bすべての保険会社が同一料金である
  3. C船会社が設定する
  4. D税関が設定する
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正解:A各保険会社で自由に設定できる

自由料率とは各保険会社が独自に設定できる料率のことである。

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278新ICC(C)でカバーされないが、自動附帯される場合があるのはどれか

  1. A船積み荷卸し中の全損
  2. B戦争
  3. C噴火
  4. D地震
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正解:A船積み荷卸し中の全損

船積み・荷卸し中の海没による全損は本来(C)では免責だが附帯される。

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279貿易保険における信用危険の「相手方が外国政府等の場合」に含まれない事由はどれか

  1. A輸出契約の解除
  2. B輸出代金の支払拒否
  3. C相手方の破産
  4. D契約の一方的破棄
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正解:C相手方の破産

相手方が政府等の場合、経営上の破産は信用危険の分類項目ではない。

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280国内PL保険で対象となる製造物の範囲に含まれるものはどれか

  1. Aコンピュータ・ソフトウェア
  2. B建物不動産
  3. C工業製品
  4. D電気
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正解:C工業製品

工業製品は有体物として国内PL保険の対象となる。

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281輸出PL保険において被保険者を「追加」できるのはどのようなケースか

  1. A海外の弁護士
  2. B記名被保険者の製品流通過程に関わる者
  3. C記名被保険者の親族
  4. D輸入者が指定した場合
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正解:B記名被保険者の製品流通過程に関わる者

流通過程に関わる者に限り、被保険者として追加できる。

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282貨物海上保険で「三大事故」とされるものの組み合わせはどれか

  1. A衝突・火災・座礁
  2. B座礁・転覆・衝突
  3. C沈没・火災・座礁
  4. D沈没・火災・転覆
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正解:C沈没・火災・座礁

沈没・火災・座礁を三大事故と呼ぶ。

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283新ICC約款が初めて制定されたのは何年か

  1. A1995年
  2. B2009年
  3. C1982年
  4. D1970年
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正解:C1982年

1982年1月に従来の保険証券を改定して新保険証券が制定された。

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