⑦ 親族外承継(従業員)

事業承継アドバイザー3級240

問題

従業員承継において、株式や経営資産の譲渡価格を決定する際の現経営者の心構えとして、適切なものはどれか。

A自身の老後資金を確保するため、客観的な企業価値評価額の3倍以上の価格を要求すべきである。
B後継者の資金負担や不安を軽減するため、現経営者は譲渡価格について一定の配慮をする姿勢が大切である。✓ 正解
C従業員に負担をかけないよう、会社の業績にかかわらず常に1株1円で譲渡しなければならない。
D価格設定はすべて後継者側に一任し、現経営者は一切の交渉に関与すべきではない。

正解

B後継者の資金負担や不安を軽減するため、現経営者は譲渡価格について一定の配慮をする姿勢が大切である。

解説

従業員個人にとって株式取得の資金調達は大きな負担となるため、現経営者は譲渡金額の最大化のみを優先せず、金額面での配慮が求められます。

分野解説:⑦ 親族外承継(従業員)

役員・従業員が引き継ぐ場合を扱う分野です。収録26問では、MBO・EBOを実行するときの留意点、バイアウト・ファンドの投資期間の目安、ファンドを使う場合のアプローチが問われます。資金調達の比重が大きく、特別目的会社を用いたLBOファイナンスの仕組み、買収直後の特別目的会社の貸借対照表に並ぶ項目、担保制限条項や全資産担保の意味、調達資金の使途と買収後の資金繰りが扱われます。税務では株式を無償で譲渡した場合と時価で譲渡した場合の取扱い、受け皿会社へ無償譲渡した場合の法人側の課税が出ます。経営者保証の引継ぎ、納税猶予の活用、後継者の選定と育成も問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
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試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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