⑦ 親族外承継(従業員)

事業承継アドバイザー3級239

問題

親族内承継と比較した社内承継(従業員承継)の特有の課題として、適切なものはどれか。

A親族内承継よりも後継者候補の数が圧倒的に少なくなる傾向がある。
B社会通念上、承継の正統性を説明しにくい側面があり、ステークホルダーが納得する能力・資質を見極める必要がある。✓ 正解
C株式の譲渡制限が法律で厳格に定められているため、スキームの構築が不可能に近い。
D後継者が個人的な資産を豊富に持っていることが多く、資金調達の課題はほとんど発生しない。

正解

B社会通念上、承継の正統性を説明しにくい側面があり、ステークホルダーが納得する能力・資質を見極める必要がある。

解説

従業員承継は、親族内承継に比べると社会通念上正統性を説明しにくい側面があるため、周囲が納得する資質の慎重な見極めが求められます。

分野解説:⑦ 親族外承継(従業員)

役員・従業員が引き継ぐ場合を扱う分野です。収録26問では、MBO・EBOを実行するときの留意点、バイアウト・ファンドの投資期間の目安、ファンドを使う場合のアプローチが問われます。資金調達の比重が大きく、特別目的会社を用いたLBOファイナンスの仕組み、買収直後の特別目的会社の貸借対照表に並ぶ項目、担保制限条項や全資産担保の意味、調達資金の使途と買収後の資金繰りが扱われます。税務では株式を無償で譲渡した場合と時価で譲渡した場合の取扱い、受け皿会社へ無償譲渡した場合の法人側の課税が出ます。経営者保証の引継ぎ、納税猶予の活用、後継者の選定と育成も問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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