終末期ケア専門士 ① 概論・終末期チームケア

終末期ケアの土台となる概念と、多職種チームでの支え方を学ぶ分野です。緩和ケア・ホスピスケア・ターミナルケア・エンドオブライフケアの違い、シシリー・ソンダースが提唱した全人的苦痛(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)の4側面、日本人の死生観、日本の死因や死亡場所の動向が頻出です。あわせてカンファレンスやデスカンファレンスの運営、ファシリテーターの役割も問われます。用語の定義と概念の対比を丁寧に整理することが、以降の実践分野を理解する起点になります。

この分野の問題35問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1日本民俗学の創始者である柳田國男に代表される、日本人の伝統的な死生観はどれか。

  1. A直線的
  2. B個人主義的
  3. C円環的
  4. D唯物論的
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正解:C円環的

故人の霊魂が祖霊となり守護する存在になるなど、輪廻転生的な円環的死生観を指摘しています。

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2医療従事者が持つべきとされる「ネガティブ・ケイパビリティ」の意味として適切なものはどれか。

  1. Aどうにも答えの出ない事態に耐える能力
  2. B痛みを薬物で完全に取り除く能力
  3. C患者の意思を強制的に変える能力
  4. D最新の医療機器を正確に操作する能力
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正解:Aどうにも答えの出ない事態に耐える能力

詩人ジョン・キーツの言葉で、絶対的な答えが存在しない死生の問題を抱え続ける力を指します。

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3全日本病院協会のガイドラインにおける「終末期の定義」として正しいものはどれか。

  1. A患者が意識を失っていること
  2. B家族の同意のみで決定されること
  3. C発症から数日以内であること
  4. D複数の医師が病気の回復が期待できないと判断すること
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正解:D複数の医師が病気の回復が期待できないと判断すること

複数の医師による客観的判断や、患者・家族・関係者の納得などが終末期の定義とされています。

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4WHO(2002年)による「緩和ケア」の定義で、主たる目的とされているのはどれか。

  1. A苦痛を予防し和らげることを通したQOLの向上
  2. B延命治療の推進
  3. C疾患の完全な治癒
  4. D精神的ケアの除外
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正解:A苦痛を予防し和らげることを通したQOLの向上

痛みやその他の問題の早期発見・対応により、患者と家族のQOL向上を目指すアプローチです。

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5緩和ケアの特徴に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. A疾患に罹患した早い時期から適応できる
  2. B先を早めようとしたり遅らせようとしたりするものではない
  3. C生命を肯定し、死にゆくことを自然な過程と捉える
  4. D患者が闘病している期間のみ家族を支援する
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正解:D患者が闘病している期間のみ家族を支援する

闘病期間中だけでなく、死別後も家族が対処していけるように支援する体制を提供します。

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61960年代にイギリスで始まり、キリスト教の理念に基づく人間の尊厳を大切にするケアはどれか。

  1. A緩和ケア
  2. Bホスピスケア
  3. Cターミナルケア
  4. Dエンド・オブ・ライフケア
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正解:Bホスピスケア

ホスピスプログラムを基盤とし、死に行く人への全人的アプローチを目的とするケアです。

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7エンド・オブ・ライフケアの対象として最も適切なものはどれか。

  1. A余命が限られたがん患者のみ
  2. B積極的治療を終了した終末期患者とその家族
  3. C診断名や年齢に関わらず、いつかは来る死について考えるすべての人
  4. D高齢により身体的苦痛を伴う患者のみ
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正解:C診断名や年齢に関わらず、いつかは来る死について考えるすべての人

老いや病に関わらず、すべての人が最善の生を生きることができるよう支援する広い概念です。

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8「全人的苦痛(トータルペイン)」の概念を提唱した人物は誰か。

  1. Aジョン・キーツ
  2. B日野原重明
  3. Cシシリー・ソンダース
  4. D柳田國男
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正解:Cシシリー・ソンダース

英国の医師シシリー・ソンダースが、末期癌患者との関わりを通して提唱した概念です。

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9全人的苦痛において「ADL(日常生活動作)の低下」はどれに該当するか。

  1. A精神的苦痛
  2. B社会的苦痛
  3. C身体的苦痛
  4. Dスピリチュアルな苦痛
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正解:C身体的苦痛

身体の痛みや症状、ADL低下は医療行為として治療対象となる身体的苦痛に分類されます。

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10治療費用などの経済的な問題や、仕事上の問題は、どの苦痛に分類されるか。

  1. A身体的苦痛
  2. B精神的苦痛
  3. Cスピリチュアルな苦痛
  4. D社会的苦痛
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正解:D社会的苦痛

病気により社会や家庭での役割が変化し、今まで通りの生活ができなくなることで生じます。

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11「人生の意味への問い」や「死生観に対する悩み」はどの苦痛に分類されるか。

  1. A精神的苦痛
  2. B社会的苦痛
  3. Cスピリチュアルな苦痛
  4. D身体的苦痛
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正解:Cスピリチュアルな苦痛

生きることそのものに疑問を抱いたり、死への恐怖を感じたりする実存的な苦しみを指します。

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12全人的苦痛における4つの要因の関連性について、最も適切な記述はどれか。

  1. A身体的苦痛を取り除けば精神的苦痛も完全に消失する
  2. B各苦痛は独立しており互いに影響を及ぼすことはない
  3. Cスピリチュアルな苦痛は他者が簡単に答えを出せるものである
  4. D身体的苦痛の完全な除去が困難でも精神的サポートで軽減できることがある
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正解:D身体的苦痛の完全な除去が困難でも精神的サポートで軽減できることがある

4つの苦痛は互いに関連しており、総括的な視点でケアを行う必要があります。

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132021年の日本における死因の第1位はどれか。

  1. A悪性新生物
  2. B老衰
  3. C心疾患
  4. D脳血管疾患
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正解:A悪性新生物

1981年以降、悪性新生物(がん)が死因の第1位であり、2021年は全死亡者の26.5%を占めます。

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142021年の日本の死因で「老衰」は何位となっているか。

  1. A第1位
  2. B第2位
  3. C第3位
  4. D第4位
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正解:C第3位

老衰は2001年以降増加傾向にあり、脳血管疾患にかわり第3位(10.6%)となっています。

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15死亡の場所(2020年)に関する記述で、正しくないものはどれか。

  1. A死亡場所として最も多いのは介護老人保健施設である
  2. B実際に自宅で死亡した人の割合は約16%である
  3. C1974年以降、自宅での死亡割合は50%未満となった
  4. D自宅で最期を過ごしたいと希望する人は約50%を超えている
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正解:A死亡場所として最も多いのは介護老人保健施設である

死亡場所として最も多いのは「病院(68.3%)」であり、次いで自宅(15.7%)です。

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16AYA世代(15歳〜39歳)への緩和ケアの課題としてテキストで言及されているものはどれか。

  1. A対象疾患が老衰のみであること
  2. B精神的苦痛を感じない世代であること
  3. C介護保険の対象外でありサポートを受けにくいこと
  4. Dがんが全く発症しない年代であること
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正解:C介護保険の対象外でありサポートを受けにくいこと

ライフステージが変化する年代ですが、介護保険の対象外のため公的サポートが手薄になります。

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17多職種チームのモデルで、救急医療など人命に関わる緊急な課題に対し、1人の指示で動くのはどれか。

  1. AMultidisciplinary model(多職種チームモデル)
  2. BInterdisciplinary model(相互関係チームモデル)
  3. CTransdisciplinary model(相互乗り入れチームモデル)
  4. DIndependent model(独立チームモデル)
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正解:AMultidisciplinary model(多職種チームモデル)

緊急課題達成のため、専門職としての役割を果たすことに重点を置いた機能方法です。

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18終末期ケアにおいて、多職種が連携・協働するのに最もふさわしいチームモデルはどれか。

  1. AInterdisciplinary model(相互関係チームモデル)
  2. BMultidisciplinary model(多職種チームモデル)
  3. CTransdisciplinary model(相互乗り入れチームモデル)
  4. DIntradisciplinary model(単一専門チームモデル)
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正解:AInterdisciplinary model(相互関係チームモデル)

緊急性が少なく複雑な課題に対し、各専門職が連携して役割を分担するモデルが適しています。

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19多職種によるケアの4モデルのうち、終末期ケアにおいて多職種のチーム力を発揮しやすいとされるものはどれか。

  1. A連絡モデル
  2. B調整モデル
  3. C統合モデル
  4. D連携・協働モデル
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正解:D連携・協働モデル

連携・協働モデルでチームを編成しマネジメントすることが円滑なケアの実践につながります。

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20カンファレンスの定義として適切なものはどれか。

  1. A医師のみで治療方針を決定する会議
  2. B対人関係の支援過程の中で、多職種で構成されたチームによって開催される会議
  3. C家族だけで患者の今後を話し合う場
  4. D単なる情報交換を目的とした休憩時間
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正解:B対人関係の支援過程の中で、多職種で構成されたチームによって開催される会議

多職種チームで開催され、情報共有や有益な支援方法の検討、チームの成長を目的とします。

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21カンファレンスにおけるファシリテーターの役割として適切なものはどれか。

  1. A自分の意見をチームに押し付けること
  2. B参加者の発言を途中で遮って結論を急ぐこと
  3. Cコミュニケーションの場をつくり、チームの力を引き出すこと
  4. D会議の時間を無制限に延長すること
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正解:Cコミュニケーションの場をつくり、チームの力を引き出すこと

単なる進行役ではなく、多様な人々の思いをまとめ、優れたコンセンサスを生み出す役割です。

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22カンファレンスのルールとして、テキストで推奨されていないものはどれか。

  1. A参加者全員が役割を認識する
  2. Bお互いの価値観の違いを非難する
  3. Cフラットな関係で意見交換をする
  4. D終了時間をあらかじめ設定する
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正解:Bお互いの価値観の違いを非難する

価値観の対立に陥らず、お互いを「非難しないこと」がルールとして強調されています。

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23ファシリテーターに求められるスキルの中で「対立する自他の感情に気づく」ことはどれに該当するか。

  1. A段取りのスキル
  2. B場づくりのスキル
  3. Cリーダーシップのスキル
  4. D論理的思考(構造化)のスキル
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正解:D論理的思考(構造化)のスキル

意見の対立を一つのチャンスと捉え、背景にある価値観を理解し合意形成を図るスキルです。

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24カンファレンスのSTEP1(開会)で行うべきこととして適切なものはどれか。

  1. A支援の方向性の決定
  2. B課題と計画の修正
  3. C残された課題の共有
  4. Dカンファレンスの目的とルールの説明
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正解:Dカンファレンスの目的とルールの説明

最初に目的・到達目標・ルール・終了時間を明確化し、参加者の関心を高めるステップです。

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25デスカンファレンスの主たる目的はどれか。

  1. A亡くなった患者のケアを振り返り、今後のケアの質を高めること
  2. Bスタッフ個人の責任を追及すること
  3. C病院の利益向上策を話し合うこと
  4. D医療ミスの隠蔽方法を検討すること
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正解:A亡くなった患者のケアを振り返り、今後のケアの質を高めること

多職種でお互いのわだかまりを調整し、今後のケアに活かしチーム医療の質を高める場です。

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26デスカンファレンスを開催する際、ファシリテーターが持つべき大切な視点はどれか。

  1. A参加者の悲嘆をケアし、エンパワーメントにつなげること
  2. B担当看護師の不十分だった点を徹底的に指摘すること
  3. C感情を一切排除し、データのみで評価を行うこと
  4. D時間短縮のために発言者を一部の者に限定すること
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正解:A参加者の悲嘆をケアし、エンパワーメントにつなげること

亡くなった方を語ることで悲嘆を回復へ導き、チームとしてエンパワーメントされる場とします。

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27仏教の「諸行無常」に関する死生観の説明として適切なものはどれか。

  1. A人間は死後、自然の一部となり子孫を守護する
  2. B永遠に生きたいという願望を手放し、事実を正しく諦める(明らめる)ことで苦しみを解消する
  3. C死んだら無になり何もないと割り切ること
  4. Dどんな事態でも打開できると信じること
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正解:B永遠に生きたいという願望を手放し、事実を正しく諦める(明らめる)ことで苦しみを解消する

生老病死の事実を「明らめる」ことで心を変えるのが苦しみを解消する道と説かれています。

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28ターミナルケアに関する記述として、緩和ケアとの対比で適切なものはどれか。

  1. A治療と並行して早期から介入することを前提とする
  2. B余命わずかの人を対象とし、積極的治療による延命よりも苦痛緩和を優先する
  3. C身体的苦痛のみを対象とし精神的ケアは行わない
  4. D緩和ケアと全く同じ概念であり適用時期に違いはない
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正解:B余命わずかの人を対象とし、積極的治療による延命よりも苦痛緩和を優先する

緩和ケアは早期から並行介入する一方、ターミナルケアは主に終末期での苦痛軽減を目的とします。

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29小児緩和ケアの特徴・課題としてテキストで言及されているものはどれか。

  1. A症状の予測がつきにくく、ケアの実施に困難が多いこと
  2. B両親が比較的高齢であり身体的負担が大きいこと
  3. C対象者が多すぎるため対応が追いつかないこと
  4. D家族に対する支援が必要とされていないこと
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正解:A症状の予測がつきにくく、ケアの実施に困難が多いこと

対象者が少なく提供者が多岐にわたることや、症状予測の難しさが課題として挙げられます。

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30多職種チームの中で、居宅サービスをつなぐ調整役を担いケアプランを作成するのはどの職種か。

  1. A訪問看護師
  2. Bケアマネジャー(介護支援専門員)
  3. C訪問リハビリ
  4. D訪問診療医
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正解:Bケアマネジャー(介護支援専門員)

独居等の環境において、アセスメントに基づき日常生活支援のサービス調整を行います。

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31樋口らによる「在宅看取りケアの質を高めるための条件」に含まれないものはどれか。

  1. A本人・家族が在宅看取りを希望していること
  2. B在宅においても終末期の苦痛が取り除かれる医療が受けられること
  3. C家族が24時間体制で医療行為を行えること
  4. D終末期ケアのプロセスがすべてうまくマネジメントされていること
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正解:C家族が24時間体制で医療行為を行えること

条件は本人・家族の希望、希望するケアの提供、苦痛緩和の医療、プロセスのマネジメントです。

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32カンファレンスにおけるファシリテーターの「場づくりのスキル」に該当するものはどれか。

  1. A議論が偏らないようリーダーシップを発揮する
  2. B対立する意見を論理的に構造化する
  3. C時間管理を意識して進行表を作成する
  4. D机の配置や室温などの環境を整える
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正解:D机の配置や室温などの環境を整える

広すぎない空間や快適な室温、騒音への配慮など、物理的・心理的環境を整えるスキルです。

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33ソンダースが提唱した「全人的苦痛」の4つの分類名称に含まれないものはどれか。

  1. A身体的苦痛
  2. B経済的苦痛
  3. C社会的苦痛
  4. Dスピリチュアルな苦痛
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正解:B経済的苦痛

経済的な問題は「社会的苦痛」に含まれており、「経済的苦痛」という単独の分類はありません。

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34死生学の活用において、臨床現場のケア従事者に求められる姿勢として不適切なものはどれか。

  1. A目の前の人ありきという姿勢
  2. B専門職としての絶対的な権威を保つ姿勢
  3. C全肯定という姿勢
  4. D伴走という姿勢
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正解:B専門職としての絶対的な権威を保つ姿勢

主人公は当事者であり、先行することなく心を寄せて伴走する姿勢が重要とされています。

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35デスカンファレンスを有効に機能させるための工夫として適切なものはどれか。

  1. A否定的な振り返りを中心に行う
  2. B話し合う内容を明確化し、肯定的な振り返りを意識する
  3. C参加者を看護師のみに限定する
  4. D時間の調整をせず業務の合間に手短に行う
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正解:B話し合う内容を明確化し、肯定的な振り返りを意識する

安藤らの研究による工夫として、肯定的な振り返りや発言しやすい環境作りが推奨されています。

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