ネットワークスペシャリスト試験 ⑩ セキュリティ②

攻撃と防御の実際を扱う分野です。攻撃手法では、サービス妨害攻撃とその増幅、なりすまし、中間者攻撃、各種のインジェクション、標的型攻撃の流れが対象になります。防御ではファイアウォールのフィルタリング方式、DMZの設計、IDSとIPSの違い、WAFの役割、プロキシによる通信制御が中心テーマです。あわせてマルウェア対策、脆弱性管理、ログ管理とインシデント対応の手順が問われます。攻撃と対策を対にして覚えるのが効率的です。

この分野の問題58問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

493CHAPにおいて、ユーザ認証方式として用いられている方式の名称はどれか。

  1. Aチャレンジ/レスポンス方式
  2. Bワンタイムパスワード方式
  3. C公開鍵暗号方式
  4. Dデジタル署名方式
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正解:Aチャレンジ/レスポンス方式

CHAPでは一定周期でチャレンジメッセージを送り、計算値を返信するチャレンジ/レスポンス方式が用いられる。

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494CHAPのレスポンスコード生成に使われるハッシュ関数の入力に含まれない情報はどれか。

  1. ACHAP識別子(ID)
  2. BクライアントのIPアドレス
  3. Cパスワード(P)
  4. Dチャレンジコード(C)
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正解:BクライアントのIPアドレス

レスポンスコードはh(ID+P+C)で生成され、IPアドレスは含まれない。

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495IEEE802.1Xにおいて、MACフレームのデータ部分に直接格納されるフレームはどれか。

  1. AEAPパケット本体
  2. BRADIUSパケット
  3. CEAPOLフレーム
  4. DPPPフレーム
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正解:CEAPOLフレーム

MACフレームのデータ部分にはEAPOLフレームが格納され、その中にEAPフレームが格納される。

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496EAPがサポートしている認証方式として、記載があるものはどれか。

  1. APAPとCHAP
  2. BIPsecとL2TP
  3. CWEPとWPA
  4. DTLSとPEAP
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正解:DTLSとPEAP

EAPがサポートしている認証方式には、TLS、PEAPなどがある。

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497PPPでEAPパケットをカプセル化する場合、プロトコルタイプとして指定される値はどれか。

  1. A0xC227
  2. B0x888E
  3. C0x0800
  4. D0x86DD
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正解:A0xC227

PPPにカプセル化する場合は、プロトコルタイプで0xC227を指定する。

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498RADIUSが提供する「AAAモデル」の3つの機能の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A認証・暗号化・復号
  2. B認証・認可・アカウンティング
  3. C認証・トンネリング・ロギング
  4. D認可・暗号化・アカウンティング
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正解:B認証・認可・アカウンティング

RADIUSは認証・認可・アカウンティングの3機能を提供する。

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499RADIUSパケットにおいて、要求パケットと応答パケットの対応付けに用いられる領域はどれか。

  1. A種別コード
  2. Bアトリビュート
  3. CID
  4. D認証符号
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正解:CID

IDは、要求と応答の対応付けに用いられる識別子である。

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500RADIUSサーバが認証に成功した利用者に対し、コールバックなどのサービスを決定して通知する機能はどれか。

  1. Aアカウンティング機能
  2. Bメッセージ認証機能
  3. Cカプセル化機能
  4. D認可機能
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正解:D認可機能

認可機能は、認証成功者に対してどのようなサービスを許可するかを決定する。

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501RADIUSがアカウンティング要求と応答に使用するトランスポート層のプロトコルとポート番号はどれか。

  1. AUDPの1813番
  2. BTCPの1812番
  3. CUDPの1812番
  4. DTCPの1813番
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正解:AUDPの1813番

アカウンティング要求・応答には1813/UDPを使用する(アクセス要求等は1812/UDP)。

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502IEEE802.1Xにおいて、認証対象となる端末(または認証用ソフトウェア)を何と呼ぶか。

  1. Aオーセンティケータ
  2. Bサプリカント
  3. Cアクセスサーバ
  4. DRADIUSクライアント
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正解:Bサプリカント

IEEE802.1Xにおいて、認証対象の端末をサプリカントと呼ぶ。

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503IEEE802.1Xの認証において、認証に成功する前の端末が所属するVLANを何と呼ぶか。

  1. A接続許可VLAN
  2. BデフォルトVLAN
  3. C認証用VLAN
  4. D検疫VLAN
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正解:C認証用VLAN

認証に成功する前のVLANを「認証用VLAN」、成功した後のVLANを「接続許可VLAN」と呼ぶ。

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504EAP-TLS認証において、サーバとクライアントの相互認証に用いられるものはどれか。

  1. A事前共有鍵(PSK)
  2. Bワンタイムパスワード
  3. CCHAP識別子
  4. D電子証明書
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正解:D電子証明書

EAP-TLSではサーバ認証とクライアント認証の両方に電子証明書を用いる。

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505無線LAN環境でIEEE802.1Xを使用する場合、有線LANの「ポートへの接続」に相当する動作はどれか。

  1. Aアソシエーションの確立
  2. BPMKの生成
  3. C4ウェイハンドシェーク
  4. DEAPOL開始パケットの送信
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正解:Aアソシエーションの確立

無線LANで認証スイッチと端末のケーブル接続に相当するのが、APと端末のアソシエーション確立である。

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506EAP-PEAPにおけるクライアント認証の方式として、言及されているものはどれか。

  1. A電子証明書認証
  2. Bパスワード認証
  3. CMACアドレス認証
  4. D生体認証
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正解:Bパスワード認証

EAP-PEAPはサーバ認証に電子証明書を用い、クライアント認証にパスワードを用いる例として挙げられている。

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507EAP-TLS認証を導入するために、クライアント端末にインストールする必要がある情報の組み合わせはどれか。

  1. Aサーバの秘密鍵とパスワード
  2. Bクライアントの公開鍵と事前共有鍵
  3. Cクライアント証明書とクライアント秘密鍵とルート証明書
  4. D認証サーバのMACアドレスとIPアドレス
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正解:Cクライアント証明書とクライアント秘密鍵とルート証明書

クライアント証明書、秘密鍵、およびプライベートCAのルート証明書をインストールする必要がある。

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508無線LANのローミング時、以前接続したAPに戻った際にIEEE802.1X認証を省略できる技術はどれか。

  1. A4ウェイハンドシェーク
  2. BSAEプロトコル
  3. CXAUTH
  4. DPMKキャッシュ
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正解:DPMKキャッシュ

PMKキャッシュは、別のAPへローミングした後に元のAPへ戻った際にIEEE802.1X認証を省略する技術である。

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509IEEE802.1Xのプロトコルスタックにおいて、認証スイッチとRADIUSサーバ間でのEAPパケットはどのように転送されるか。

  1. ARADIUSでカプセル化される
  2. BIPsecで暗号化される
  3. CEAPOLでカプセル化される
  4. DTLSで暗号化される
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正解:ARADIUSでカプセル化される

認証スイッチと認証サーバ間のEAPパケットは、RADIUSでカプセル化されて通信される。

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510無線LANの4ウェイハンドシェークによって最終的に生成され、暗号化通信の基となる一時的な鍵はどれか。

  1. APMK
  2. BPTK
  3. CGMK
  4. DPSK
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正解:BPTK

4ウェイハンドシェークによって、PMK等からPTK(Pairwise Transient Key)が生成される。

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511GRE(Generic Routing Encapsulation)の主な役割はどれか。

  1. Aパケットの暗号化を行う
  2. Bデータリンク層のフレームを暗号化する
  3. Cネットワーク層プロトコルのパケットをカプセル化する
  4. Dトランスポート層のペイロードを暗号化する
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正解:Cネットワーク層プロトコルのパケットをカプセル化する

GREは、IPパケットなどのネットワーク層プロトコルのパケットをカプセル化するプロトコルである。

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512GRE over IPsecが利用される主な理由として正しいものはどれか。

  1. AGRE単体ではNATを越えられないため
  2. BIPsecのカプセル化処理を高速化するため
  3. CGREはIPv6に対応していないため
  4. DIPsecはIPマルチキャストパケットを直接カプセル化できないため
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正解:DIPsecはIPマルチキャストパケットを直接カプセル化できないため

IPsecはIPマルチキャストパケットをカプセル化できないため、GREでカプセル化した上でIPsecを通す。

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513GREのパケットフォーマットにおいて、オリジナルIPパケットのヘッダの直前に付加されるヘッダはどれか。

  1. AGREヘッダ
  2. B新しいIPヘッダ
  3. CESPヘッダ
  4. DUDPヘッダ
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正解:AGREヘッダ

オリジナルIPパケットの前にGREヘッダが付加され、さらに新しいIPヘッダが付加される。

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514OSPFをインターネットVPNで用いる場合、GRE over IPsecが必要になる理由はどれか。

  1. AOSPFがTCPを用いて経路を交換するから
  2. BOSPFがIPマルチキャストパケットを使用するから
  3. COSPFがデフォルトで暗号化をサポートしているから
  4. DOSPFの通信はNATを通過できないから
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正解:BOSPFがIPマルチキャストパケットを使用するから

OSPFは基本的にIPマルチキャストパケットで経路情報を交換するため、GREでカプセル化する必要がある。

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515GREトンネルにおいて、パケットのカプセル化とカプセル化解除を行う機器はどれか。

  1. A通信を行うエンド端末
  2. Bインターネット上のISPルータ
  3. Cトンネル区間の両端のルータ
  4. D認証サーバ(RADIUS)
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正解:Cトンネル区間の両端のルータ

GREトンネル区間を通過するとき、パケットのカプセル化を行うのは両端のルータである。

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516IPsecの通信モードのうち、通信経路上のルータ同士など、カプセル化する範囲を一部の区間とするモードはどれか。

  1. Aトランスポートモード
  2. Bアグレッシブモード
  3. Cメインモード
  4. Dトンネルモード
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正解:Dトンネルモード

ルータ間などで一部区間だけをカプセル化範囲とするのはトンネルモードである。

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517IPsecのIKEで生成される暗号鍵(共通鍵)を安全に共有するために用いられる鍵交換アルゴリズムはどれか。

  1. ADiffie-Hellman鍵交換
  2. BRSA公開鍵暗号
  3. CAES暗号
  4. DSHA-256ハッシュ関数
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正解:ADiffie-Hellman鍵交換

IKEでは、離散対数問題の困難性を利用したDiffie-Hellman鍵交換を用いて暗号鍵を共有する。

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518IPsecにおけるSPI(Security Parameters Index)の役割はどれか。

  1. ANAT環境下でのポート番号を識別する
  2. BIPsec SAを識別するために用いる
  3. Cトンネルモードとトランスポートモードを切り替える
  4. D暗号化アルゴリズムを決定する
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正解:BIPsec SAを識別するために用いる

SPIは、IPsec通信を行うホストがIPsec SAを識別するのに用いる32ビット長の番号である。

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519IPsecプロトコルのAH(Authentication Header)とESP(Encapsulating Security Payload)の機能の違いとして正しいものはどれか。

  1. AESPはメッセージ認証のみを提供する
  2. BAHはペイロードの暗号化とメッセージ認証を提供する
  3. CAHはメッセージ認証のみを提供し暗号化は行わない
  4. DAHはNAT環境下での通信に特化している
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正解:CAHはメッセージ認証のみを提供し暗号化は行わない

AHは認証のみを行い、ESPは暗号化とメッセージ認証の両方を行うことができる。

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520IPsecのESPトンネルモードにおいて、メッセージ認証の対象範囲に含まれないものはどれか。

  1. AESPヘッダ
  2. BオリジナルIPヘッダ
  3. CESPトレーラ
  4. D新IPヘッダ
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正解:D新IPヘッダ

ESPの認証範囲はESPヘッダからESPトレーラまでであり、外側の新IPヘッダは認証対象外である。

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521リモートアクセスVPNなどにおいて、NAT環境下でESPパケットを通過させるために利用される技術はどれか。

  1. ANATトラバーサル
  2. BPMKキャッシュ
  3. CL2フォワーディング
  4. DALPN
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正解:ANATトラバーサル

ESPヘッダにはポート番号がないためNAPTが機能しない。これを解決するためにNATトラバーサルを使用する。

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522NATトラバーサルにおいて、新IPヘッダとESPヘッダの間に挿入されるUDPヘッダのポート番号はどれか。

  1. ATCPの443番
  2. BUDPの4500番
  3. CUDPの500番
  4. DUDPの1812番
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正解:BUDPの4500番

NATトラバーサルではUDPヘッダを挿入し、ポート番号を4500番に変更して通信を行う。

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523IKEv1において、エンティティ認証(機器の認証)が行われるタイミングはいつか。

  1. Aフェーズ2
  2. Bクイックモード
  3. Cフェーズ1
  4. DIKE_AUTH交換
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正解:Cフェーズ1

IKEv1ではフェーズ1でエンティティ認証を行い、IKEv2ではIKE_AUTH交換で行う。

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524IKEv2において、エンティティ認証とIPsec SA(Child SA)のパラメータ交換を行う交換メッセージはどれか。

  1. AIKE_SA_INIT交換
  2. BCREATE_CHILD_SA交換
  3. CINFORMATIONAL交換
  4. DIKE_AUTH交換
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正解:DIKE_AUTH交換

IKE_AUTH交換は、IKEv1のフェーズ1のエンティティ認証とフェーズ2のパラメータ交換に相当する。

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525IPsecにおいて、前方秘匿性(PFS)を有効にした場合、IKEv1のフェーズ2やIKEv2のリキー時において何が行われるか。

  1. A新たなDiffie-Hellman鍵交換
  2. BSPIの再割り当て
  3. Cエンティティ認証の再実行
  4. DNATトラバーサルの再折衝
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正解:A新たなDiffie-Hellman鍵交換

PFSを有効にすると、IPsec SA生成時に新たなDiffie-Hellman鍵交換が行われ前方秘匿性が保たれる。

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526事前共有鍵認証でIKEv1のメインモードを用いる場合の制約として正しいものはどれか。

  1. A送信元IPアドレスで事前共有鍵を特定するため、双方のIPアドレスが固定でないと運用しづらい
  2. B暗号化アルゴリズムとしてAESしか選べない
  3. CNATトラバーサルを一切利用できない
  4. DIPsec SAをトランスポートモードでしか確立できない
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正解:A送信元IPアドレスで事前共有鍵を特定するため、双方のIPアドレスが固定でないと運用しづらい

メインモードはID交換前に送信元IPで事前共有鍵を特定するため、動的IP相手には不向きでアグレッシブモードが用いられる。

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527L2TP over IPsecにおいて、VPNサーバがリモートアクセス端末に対してプライベートIPアドレスを払い出すために利用するプロトコルはどれか。

  1. ADHCP
  2. BRADIUS
  3. CPPP
  4. DEAP
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正解:CPPP

L2TP over IPsecでは、PPPのIPCP機能を利用してリモート端末にIPアドレスを動的に割り当てる。

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528L2TP over IPsecでL2TPパケットをIPsecでカプセル化する際、通常用いられるIPsecの通信モードはどれか。

  1. Aトンネルモード
  2. Bメインモード
  3. Cクイックモード
  4. Dトランスポートモード
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正解:Dトランスポートモード

L2TPで既にトンネリングされているため、IPsecではトランスポートモードが用いられる。

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529IPsecの死活監視において、IKE DPDの代わりに用いることができる、より迅速な障害検知プロトコルはどれか。

  1. ABFD
  2. BGRE
  3. COSPF
  4. DCHAP
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正解:ABFD

IKE DPDの代わりにBFDを用いることで、より短い時間間隔で迅速に検知できる。

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530TLS1.3において、利用が必須となった暗号利用モードはどれか。

  1. ACBCモード
  2. BAEAD
  3. CCTRモード
  4. DRSAモード
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正解:BAEAD

TLS1.3では、暗号化とメッセージ認証を同時に行うAEAD暗号利用モードの利用が必須となった。

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531TLSの暗号スイートにおいて、「ハッシュ関数」が指定する用途はどれか。

  1. A電子証明書の署名アルゴリズム
  2. Bペイロードの暗号化
  3. C鍵生成のための疑似乱数関数
  4. DNATトラバーサルのハッシュ計算
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正解:C鍵生成のための疑似乱数関数

暗号スイートの「ハッシュ関数」は、HKDFなどの鍵生成のための疑似乱数関数を指定するために用いられる。

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532TLS1.3において、前方秘匿性を損なうという理由から廃止された鍵交換方式はどれか。

  1. ADHE鍵交換
  2. BECDHE鍵交換
  3. CPSKによるセッション再開
  4. D静的なRSA鍵交換方式
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正解:D静的なRSA鍵交換方式

電子証明書の公開鍵を繰り返し使う静的なRSA鍵交換方式は前方秘匿性を損なうため廃止された。

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533TLS1.3のセッション再開において、暗号化通信に先行するやり取りを行わず、ただちに暗号化通信を開始するシーケンスはどれか。

  1. A0-RTT
  2. B1-RTT
  3. C4ウェイハンドシェーク
  4. DSAE
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正解:A0-RTT

0-RTTは先行するやり取りを行わず暗号化通信を開始するが、前方秘匿性を損なうなどの懸念もある。

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534SSL-VPNのリバースプロキシ方式において、使用できるアプリケーションの制限として正しいものはどれか。

  1. Aポート番号が動的に変化するアプリケーションのみ
  2. Bブラウザ上で動作できるアプリケーションに限定される
  3. CUDPを使用するアプリケーション全般
  4. D特定の専用モジュールをインストールしたアプリのみ
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正解:Bブラウザ上で動作できるアプリケーションに限定される

リバースプロキシ方式は、利用者がブラウザを用いるため、ブラウザ上で動作できるアプリに限定される。

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535SSL-VPNのポートフォワーディング方式において、PC内のモジュールがhostsファイルを書き換える目的はどれか。

  1. AVPN装置のIPアドレスを動的に変更するため
  2. BデフォルトゲートウェイをVPN装置に向けるため
  3. CAPサーバのホスト名をループバックアドレスに対応させるため
  4. DSSLの電子証明書の警告を無視させるため
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正解:CAPサーバのホスト名をループバックアドレスに対応させるため

AP通信用ポートを宛先とする通信をPC内でモジュールが受け取るため、ループバックアドレスに名前解決させる。

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536SSL-VPNのL2フォワーディング方式において、VPN装置から割り当てられるIPアドレスが設定される場所はどこか。

  1. A物理NIC
  2. Bデフォルトゲートウェイ
  3. Cループバックインタフェース
  4. D仮想NIC
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正解:D仮想NIC

PC内部に構築された仮想NICに対して、VPN接続用ネットワークのIPアドレスが動的に割り当てられる。

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537TLS通信において、警告やエラーを相手に伝えるためのプロトコルはどれか。

  1. Aアラートプロトコル
  2. BChange Cipher Specプロトコル
  3. Cハンドシェークプロトコル
  4. Dアプリケーションデータプロトコル
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正解:Aアラートプロトコル

アラートプロトコルは、警告やエラーを相手に伝えるための通信である。

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538TLS通信において、クライアントがClientHelloメッセージでアクセス先のFQDNをサーバに伝える拡張機能はどれか。

  1. AALPN
  2. BSNI
  3. CSAE
  4. DCCMP
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正解:BSNI

SNI(Server Name Indication)により、サーバは複数のFQDNの中から対応する電子証明書を返すことができる。

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539HTTP/2で通信するために、クライアントがClientHelloでプロトコルを複数列挙し、サーバが選択する拡張機能はどれか。

  1. ASNI
  2. BAEAD
  3. CALPN
  4. DPFS
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正解:CALPN

ALPN(Application-Layer Protocol Negotiation)を用いて、暗号化対象のアプリケーション層プロトコルを決定する。

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540TLS1.3のハンドシェークにおいて、サーバが送信するパラメータを暗号化して安全に送信するためのメッセージはどれか。

  1. AClient Hello
  2. BServer Hello
  3. CCertificate Verify
  4. DEncrypted Extensions
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正解:DEncrypted Extensions

Encrypted Extensionsメッセージは、暗号化通信の基となる情報が揃った後に、決定したパラメータを暗号化して送信する。

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541WPA2で暗号化プロトコルとして採用されているものはどれか。

  1. ACCMP
  2. BWEP
  3. CTKIP
  4. DSAE
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正解:ACCMP

WPA2では、暗号化プロトコルとしてCCMP(Counter-mode CBC-MAC Protocol)が規定されている。

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542WPA3から導入されたSAE(Simultaneous Authentication of Equals)の主な目的はどれか。

  1. A電子証明書による相互認証を必須にするため
  2. BPSKからPMKを動的に生成し辞書攻撃耐性を強化するため
  3. CMACアドレスベースのフィルタリングを行うため
  4. D一時的なセッションキーをサーバから直接配布するため
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正解:BPSKからPMKを動的に生成し辞書攻撃耐性を強化するため

SAEは、PSKからPMKを動的に生成し、パスワード推測や辞書攻撃への耐性を強化するために導入された。

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543WPA2のパーソナルモードにおいて、利用者認証を行うために必須となる機器はどれか。

  1. ARADIUSサーバ
  2. B認証スイッチ(オーセンティケータ)
  3. CAP(アクセスポイント)と無線LAN端末のみ
  4. D認証サーバ
正解と解説を見る

正解:CAP(アクセスポイント)と無線LAN端末のみ

パーソナルモードは認証サーバを設置する必要がなく、APと無線LAN端末に同じPSKを設定することで認証する。

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544無線LANのエンタープライズモードにおいて、利用者認証に使用されるプロトコル規格はどれか。

  1. AIPsec
  2. BL2TP
  3. CGRE
  4. DIEEE802.1X
正解と解説を見る

正解:DIEEE802.1X

エンタープライズモードは、IEEE802.1Xを使用して利用者認証を行う方式である。

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545WPA2の暗号化プロトコルであるCCMPが、フレームの暗号化に採用しているモードはどれか。

  1. ACTR(カウンタ)モード
  2. BCBCモード
  3. CAEADモード
  4. DRSAモード
正解と解説を見る

正解:ACTR(カウンタ)モード

CCMPは、フレームの暗号化にCTR(カウンタ)モードを採用し、AESで暗号化する。

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546WPA2までのパーソナルモードにおいて、APと無線LAN端末に設定される事前共有鍵の略称はどれか。

  1. APMK
  2. BPSK
  3. CPTK
  4. DGMK
正解と解説を見る

正解:BPSK

パーソナルモードでは、APと無線LAN端末が同じPSK(Pre-Shared Key)を設定しているときに認証が成功する。

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547WPA3において、暗号化鍵の長さとして定められているビット数はどれか。

  1. A64ビット又は128ビット
  2. B128ビットのみ
  3. C128ビット又は192ビット
  4. D256ビットのみ
正解と解説を見る

正解:C128ビット又は192ビット

WPA3はCNSAを採用し、暗号化鍵の長さを128ビット又は192ビットに定めている。

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548TLSの主体認証において、サーバ証明書を検証する際にブラウザが確認するFQDNが記載されている領域はどれか。

  1. Aシグネチャ
  2. B発行者(Issuer)
  3. Cシリアル番号
  4. Dサブジェクト(またはサブジェクト代替名)
正解と解説を見る

正解:Dサブジェクト(またはサブジェクト代替名)

ブラウザはアクセスしているサーバのFQDNと、電子証明書のサブジェクトに記載されたFQDNが一致しているかを検証する。

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549TLS1.3でセッション再開時に、暗号化通信に先行するやり取りが1往復であるシーケンスを何と呼ぶか。

  1. A1-RTT
  2. B0-RTT
  3. C2-RTT
  4. Dフルハンドシェーク
正解と解説を見る

正解:A1-RTT

TLS1.3のセッション再開で先行するやり取りが1往復のものは1-RTTと呼ばれる。

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550IKEv2において、エラーやステータスの通知、SAの削除などを行うメッセージ交換はどれか。

  1. AIKE_SA_INIT交換
  2. BINFORMATIONAL交換
  3. CIKE_AUTH交換
  4. DCREATE_CHILD_SA交換
正解と解説を見る

正解:BINFORMATIONAL交換

INFORMATIONAL交換は、エラー通知やステータス通知、SAの削除などを行うために使用される。

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