食生活と栄養検定 中級(旧・家庭料理技能検定4級) ④ 日本の食文化

和食の特徴と、地域や季節に根ざした食の伝統を扱う分野。だしを効かせて素材の持ち味を生かす調理、うま味の考え方、一汁三菜の膳組み、飯を左手前・汁を右手前に置く配膳の約束事などが基本になる。加えて、正月のおせちや雑煮、七草がゆ、ひな祭り、土用の丑の日といった年中行事と行事食、各地の郷土料理、旬の食材、しょうゆ・みそ・漬物などの発酵食品が問われる。「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されている点も押さえておきたい。

この分野の問題39問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

112和食の「一汁三菜」における「菜」の説明として正しいものはどれか

  1. A主菜が1つと副菜が2つ
  2. B副菜が3つ
  3. C主菜が3つ
  4. D汁物が3つ
正解と解説を見る

正解:A主菜が1つと副菜が2つ

一汁三菜の「菜」は、主菜(魚や肉などのおかず)1つと副菜(野菜などのおかず)2つを指す。

この問題の解説ページを開く →

113和食の配膳で、右手前に置くものはどれか

  1. Aごはん茶わん
  2. B汁わん
  3. C主菜
  4. Dはし
正解と解説を見る

正解:B汁わん

右手前には汁わんを置くのが和食の基本である。

この問題の解説ページを開く →

114正しいはしの持ち方として適切な記述はどれか

  1. Aはし頭から1cmのところを親指のつけ根に当てる
  2. B親指・人差し指・中指で2本のはしを同時に動かす
  3. C親指・人差し指・中指で上側のはしを動かす
  4. Dはしの長さは親指と人差し指を開いた長さの2倍とする
正解と解説を見る

正解:C親指・人差し指・中指で上側のはしを動かす

上側のはしのみを動かし、下側のはしは固定して動かさない。

この問題の解説ページを開く →

115食事の際にやってはいけない「嫌いばし」のうち、はしで器を引き寄せる行為はどれか

  1. A持ちばし
  2. Bたたきばし
  3. C迷いばし
  4. D寄せばし
正解と解説を見る

正解:D寄せばし

寄せばしは、はしを使って器を引き寄せる行為でマナー違反となる。

この問題の解説ページを開く →

116食事のあいさつである「ごちそうさま」の語源として正しいものはどれか

  1. A食事の準備で走りまわること
  2. B命をいただくことへの感謝
  3. C皿を空にすること
  4. D神様への供え物
正解と解説を見る

正解:A食事の準備で走りまわること

「ごちそうさま」の「ちそう」は「馳走」と書き、食事の準備で走りまわることを意味する。

この問題の解説ページを開く →

117「ユネスコ無形文化遺産」に登録された和食の特徴に含まれないものはどれか

  1. A多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
  2. B保存性を重視した加工食品の輸出
  3. C年中行事とのかかわり
  4. D自然の美しさや四季の表現
正解と解説を見る

正解:B保存性を重視した加工食品の輸出

和食はユネスコ無形文化遺産であり、自然の尊重、栄養バランス、四季の表現、年中行事とのかかわりなどが特徴とされる。

この問題の解説ページを開く →

118旬の食材に関する説明として、最も適切なものはどれか

  1. A一年中もっとも栄養素が低い時期
  2. B市場にあまり出回らず入手が困難な時期
  3. C収穫量が多く最もおいしい時期
  4. Dハウス栽培だけでとれる時期
正解と解説を見る

正解:C収穫量が多く最もおいしい時期

旬とは収穫量が多く、最もおいしく栄養価も高い時期を指す。

この問題の解説ページを開く →

119だしに含まれるうま味成分のうち、こんぶからとれるのはどれか

  1. Aイノシン酸
  2. Bコハク酸
  3. Cグアニル酸
  4. Dグルタミン酸
正解と解説を見る

正解:Dグルタミン酸

こんぶの主なうま味成分はグルタミン酸である。

この問題の解説ページを開く →

120「合わせだし」の説明として正しいものはどれか

  1. Aこんぶとカツオ節からとる
  2. B煮干しのみからとる
  3. C干ししいたけのみからとる
  4. D貝類のみからとる
正解と解説を見る

正解:Aこんぶとカツオ節からとる

合わせだしは、こんぶとカツオ節など、複数の材料を組み合わせてうま味の相乗効果を得る。

この問題の解説ページを開く →

121東海地方で作られる「豆みそ」の別名はどれか

  1. A西京みそ
  2. B八丁みそ
  3. C田舎みそ
  4. D信州みそ
正解と解説を見る

正解:B八丁みそ

東海地方の豆みそは、八丁みそとも呼ばれる。

この問題の解説ページを開く →

122「精進料理」の説明として適切なものはどれか

  1. A魚や肉をふんだんに使う料理
  2. Bお正月のみに食べる料理
  3. C野菜や芋などで作った料理
  4. D保存食のみで構成される料理
正解と解説を見る

正解:C野菜や芋などで作った料理

精進料理は、魚や肉を使わず、野菜や芋などを用いた料理である。

この問題の解説ページを開く →

1233月3日のひな祭りに供える食べ物として、適切な組み合わせはどれか

  1. Aぼたもち・月見団子
  2. Bおせち料理・お雑煮
  3. Cそうめん・ウナギ
  4. Dちらしずし・ハマグリのすまし汁
正解と解説を見る

正解:Dちらしずし・ハマグリのすまし汁

ひな祭りの行事食には、ちらしずしやハマグリのすまし汁がある。

この問題の解説ページを開く →

124お彼岸に食べる和菓子について、秋のお彼岸に作る小ぶりのものを何と呼ぶか

  1. Aおはぎ
  2. Bかしわもち
  3. Cひしもち
  4. Dちまき
正解と解説を見る

正解:Aおはぎ

春はぼたもち、秋は萩の花に見立てておはぎと呼ばれる。

この問題の解説ページを開く →

125夏の土用の日に、夏バテ防止のために食べる習慣がある食材はどれか

  1. Aそうめん
  2. Bウナギ
  3. Cカボチャ
  4. Dあずき
正解と解説を見る

正解:Bウナギ

土用の日には夏バテ防止のためウナギを食べる習慣がある。

この問題の解説ページを開く →

126おせち料理の「数の子」に込められた願いはどれか

  1. A長寿
  2. B豊作祈願
  3. C子孫繁栄(子宝に恵まれる)
  4. D金運・商売繁盛
正解と解説を見る

正解:C子孫繁栄(子宝に恵まれる)

数の子はニシンの卵であり、子宝に恵まれるという願いが込められている。

この問題の解説ページを開く →

127おせち料理の「れんこん」に込められた願いはどれか

  1. A知識が増える
  2. B誠実に働く
  3. C無病息災
  4. D先の見通しがよくなる
正解と解説を見る

正解:D先の見通しがよくなる

れんこんは穴が開いていて向こうが見えることから、先の見通しがよくなる願いが込められている。

この問題の解説ページを開く →

128冬至にかぼちゃを食べるとよいといわれる理由はどれか

  1. Aかぜをひかず健康に過ごせるとされるため
  2. B長生きができるとされるため
  3. Cお金が貯まるとされるため
  4. D豊作になるとされるため
正解と解説を見る

正解:Aかぜをひかず健康に過ごせるとされるため

冬至にかぼちゃを食べるとかぜをひかず健康に過ごせるといわれている。

この問題の解説ページを開く →

1291月7日に食べる七草がゆの七草に含まれないものはどれか

  1. Aせり
  2. Bほうれん草
  3. Cすずしろ
  4. Dなずな
正解と解説を見る

正解:Bほうれん草

春の七草は、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種である。

この問題の解説ページを開く →

130大みそかに年越しそばを食べる理由として、最も適切なものはどれか

  1. A魔よけをするため
  2. B収穫を祝うため
  3. C細く長く長生きであるように願うため
  4. D豆まきをするため
正解と解説を見る

正解:C細く長く長生きであるように願うため

そばのように細く長く、長生きであるようにという願いが込められている。

この問題の解説ページを開く →

131日本茶の種類のうち、「日光を当てないように育てた茶の新芽」から作られるのはどれか

  1. Aほうじ茶
  2. B抹茶
  3. C煎茶
  4. D玉露
正解と解説を見る

正解:D玉露

玉露は日光を当てないように育てた茶の新芽から作られ、甘味と香りが強い。

この問題の解説ページを開く →

132主食の主な栄養素として、正しいものはどれか

  1. A炭水化物
  2. B脂質
  3. Cたんぱく質
  4. Dビタミン
正解と解説を見る

正解:A炭水化物

主食の主な栄養素は炭水化物で、エネルギーのもとになる。

この問題の解説ページを開く →

133牛乳や乳製品に多く含まれ、成長期の体に欠かせない栄養素はどれか

  1. A鉄分
  2. Bカルシウム
  3. Cカリウム
  4. D食物繊維
正解と解説を見る

正解:Bカルシウム

牛乳や乳製品には、じょうぶな骨や歯を作るカルシウムが多く含まれる。

この問題の解説ページを開く →

134食事の際、姿勢として「よくない」とされる行為はどれか

  1. A背筋を伸ばして食べる
  2. B器を手に持って食べる
  3. Cひじをついて食べる
  4. Dよくかんで食べる
正解と解説を見る

正解:Cひじをついて食べる

ひじをついて食べることは、食事の姿勢としてよくないとされている。

この問題の解説ページを開く →

135魚を食べるとき、きれいに食べるために箸を入れる方向はどれか

  1. A尾から頭に向かって
  2. B腹から背に向かって
  3. C身の真ん中から外側へ
  4. D中骨に沿って頭から尾に向かって
正解と解説を見る

正解:D中骨に沿って頭から尾に向かって

魚を食べる際は、頭から尾に向かって中骨に沿ってはしを入れる。

この問題の解説ページを開く →

136乾物を水に戻した際の変化として正しいものはどれか

  1. A重量が増え、見た目の量も増える
  2. B重量は戻す前より減る
  3. C見た目の量は変わらない
  4. D重量は増えるが見た目の量は変わらない
正解と解説を見る

正解:A重量が増え、見た目の量も増える

乾物は水に戻すと重量が増え、見た目の量も増える。

この問題の解説ページを開く →

137梅干しを作る工程のうち、夏の土用のころに行う作業はどれか

  1. A塩漬け
  2. B土用干し
  3. C本漬け
  4. D収穫
正解と解説を見る

正解:B土用干し

土用干しは夏の土用のころ、漬けた梅を天日で干す作業である。

この問題の解説ページを開く →

138だしをとる際に使用する「カツオ節」の製造過程でくり返される作業はどれか

  1. A煮沸と蒸し
  2. B塩漬けと天日干し
  3. Cいぶしとねかせ
  4. D発酵と熟成
正解と解説を見る

正解:Cいぶしとねかせ

カツオ節は、いぶしてねかせる作業をくり返し、最後にカビづけをして作られる。

この問題の解説ページを開く →

139和食のだしに使われる食材のうち、「グアニル酸」を多く含むのはどれか

  1. A煮干し
  2. Bカツオ節
  3. Cこんぶ
  4. D干ししいたけ
正解と解説を見る

正解:D干ししいたけ

干ししいたけの主なうま味成分はグアニル酸である。

この問題の解説ページを開く →

140十五夜と十三夜の説明として正しいものはどれか

  1. A十三夜は豆を主体とするため豆名月と呼ばれる
  2. B十五夜は豆を主体とするため豆名月と呼ばれる
  3. C十三夜は十五夜よりも早く訪れる
  4. D十五夜は収穫を祝わない
正解と解説を見る

正解:A十三夜は豆を主体とするため豆名月と呼ばれる

十三夜は豆を主体としてお供えするため「豆名月」と呼ばれる。

この問題の解説ページを開く →

141七五三で縁起物として食べられるものはどれか

  1. Aちまき
  2. B千歳あめ
  3. Cかしわもち
  4. D月見団子
正解と解説を見る

正解:B千歳あめ

千歳あめは七五三の縁起物として長生きの願いを込めて食べられる。

この問題の解説ページを開く →

142お雑煮のもちの形について、一般的に西日本で多いとされるものはどれか

  1. A四角いもち
  2. Bちまき
  3. C丸いもち
  4. Dすいとん
正解と解説を見る

正解:C丸いもち

一般的に東日本は四角、西日本は丸いもちを使うことが多い。

この問題の解説ページを開く →

143節分に食べる豆について、病気に勝つために食べる量はどう決めるか

  1. A家族の人数分
  2. B10個
  3. C奇数個
  4. D年の数だけ
正解と解説を見る

正解:D年の数だけ

節分に食べる豆は、年の数だけ食べれば病気に勝つといわれている。

この問題の解説ページを開く →

144おせち料理の「黒豆」に込められた願いはどれか

  1. Aまめに健康に過ごせるように
  2. B豊作になるように
  3. C知識が増えるように
  4. D長寿であるように
正解と解説を見る

正解:Aまめに健康に過ごせるように

黒豆は、まめに働き、健康に過ごせるようにという無病息災の願いが込められている。

この問題の解説ページを開く →

145緑茶を出すときに、湯のみ茶わんをのせて使うものはどれか

  1. A茶さじ
  2. B茶たく
  3. Cお盆
  4. D茶筒
正解と解説を見る

正解:B茶たく

お茶を出すときは茶たくに湯のみ茶わんをのせて出す。

この問題の解説ページを開く →

146日本における緑茶の製法(生の茶葉を蒸してから乾燥させる)の特徴はどれか

  1. A中国から伝わったままである
  2. B西洋から伝わったものである
  3. C日本独自のものである
  4. D紅茶と同じ製法である
正解と解説を見る

正解:C日本独自のものである

生の茶葉を蒸してから乾燥させる製法は、日本独自のものである。

この問題の解説ページを開く →

147主菜が血や肉となって体を作るもとになるのは、何という栄養素を多く含むからか

  1. A炭水化物と脂質
  2. B食物繊維とビタミン
  3. Cビタミンと無機質
  4. Dたんぱく質と脂質
正解と解説を見る

正解:Dたんぱく質と脂質

主菜はたんぱく質や脂質を多く含み、体を作るもとになる。

この問題の解説ページを開く →

148副菜の主な役割として、正しいものはどれか

  1. A体の調子を整える
  2. Bたんぱく質を蓄える
  3. Cエネルギーを補給する
  4. D脂肪を分解する
正解と解説を見る

正解:A体の調子を整える

副菜はビタミンや無機質、食物繊維を多く含み、体の調子を整える働きをする。

この問題の解説ページを開く →

149「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつに込める意味として、正しい記述はどれか

  1. A料理を作った人への感謝のみを伝える
  2. B食材の命や準備した人への感謝を込める
  3. Cただの習慣として意味はない
  4. D言わなくても食事は楽しめる
正解と解説を見る

正解:B食材の命や準備した人への感謝を込める

「いただきます」や「ごちそうさま」は、食材の命や準備をした人への感謝の気持ちを込める。

この問題の解説ページを開く →

150お茶を飲む習慣についての説明として、最も適切なものはどれか

  1. Aのどが渇いたときだけ飲むものである
  2. B食事とは関係のない行為である
  3. C心がなごやかになりリフレッシュできる
  4. D特定の時間しか飲んではいけない
正解と解説を見る

正解:C心がなごやかになりリフレッシュできる

お茶を飲むことで心がなごみ、気持ちをリフレッシュすることができる。

この問題の解説ページを開く →
食生活と栄養検定 中級(旧・家庭料理技能検定4級)の全分野一覧へ戻る