菓子検定3級 ③ クリーム・ムース・ゼリー類

菓子に欠かせないクリームや、冷やして固めるお菓子を学ぶ分野です。カスタードクリーム(クレーム・パティシエール)の糊化、ガナッシュやアーモンドクリームの配合、ムースやバヴァロワの仕組み、ゼラチンと寒天の固まり方の違いなどが頻出です。とくにゼラチンは20℃以下で固まり60〜70℃以上で溶けにくくなる、パイナップルなどのタンパク質分解酵素で固まらないといった性質が狙われます。材料の科学的な性質と失敗の原因を結びつけて押さえましょう。出題数は18問です。

この分野の問題18問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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41ガナッシュの基本のつくり方として正しいものはどれか?

  1. Aチョコレートと生クリームを同量ずつ混ぜ合わせる
  2. Bカカオマスと砂糖を練り合わせる
  3. Cチョコレートとバターを湯せんで溶かす
  4. Dメレンゲに溶かしたチョコレートを混ぜる
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正解:Aチョコレートと生クリームを同量ずつ混ぜ合わせる

ガナッシュはチョコレートと生クリームを合わせたクリームで、基本は同量ずつ混ぜ合わせます。

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42フランスで「クレーム・パティシエール(お菓子屋さんのクリーム)」と呼ばれるクリームは何か?

  1. Aホイップクリーム
  2. Bカスタードクリーム
  3. Cアーモンドクリーム
  4. Dバタークリーム
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正解:Bカスタードクリーム

お菓子屋さんにとって重要であるため、カスタードクリームはそのように呼ばれます。

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43カスタードクリームづくりで、小麦粉中のデンプンに粘りが出る現象を何と呼ぶか?

  1. A乳化
  2. B結晶化
  3. C糊化
  4. Dカラメル化
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正解:C糊化

材料をしっかり加熱することでデンプンに粘りが出る「糊化」が起こり、なめらかな食感が生まれます。

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44日本のショートケーキに使われる、生クリームに砂糖を加えて泡立てたクリームを何と呼ぶか?

  1. Aガナッシュ
  2. Bクレーム・アングレーズ
  3. Cカスタードクリーム
  4. Dホイップクリーム
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正解:Dホイップクリーム

スポンジ生地に純白のホイップクリームとイチゴを組み合わせたのが日本のショートケーキです。

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45カスタードプリンを加熱しすぎた際に表面や断面に小さな穴ができる失敗を何というか?

  1. Aすが立つ
  2. B分離する
  3. C糊化する
  4. D乳化する
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正解:Aすが立つ

加熱温度が高すぎたり加熱時間が長すぎたりすると「すが立つ」という失敗が起こります。

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46パンナコッタを冷やし固めるために使われる材料は何か?

  1. A
  2. Bゼラチン
  3. C寒天
  4. D小麦粉
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正解:Bゼラチン

沸騰させた生クリームと砂糖にゼラチンを加え、型に入れて冷やし固めます。

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47お菓子のムースの語源であるフランス語「ムース」がもともと意味していたものは何か。

  1. A
  2. B
  3. C
  4. D
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正解:C

ムースはフランス語で「泡」という意味で、もとは魚や肉などをすりつぶして蒸し焼きにした料理のことでした。

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48コース料理の終盤に供される「グラニテ」の特徴として正しいものはどれか。

  1. A果汁に乳脂肪分をたっぷり含ませて凍らせる
  2. Bメレンゲと合わせてふんわりと凍らせる
  3. Cゼラチンを加えて弾力のある食感に仕上げる
  4. D糖度の低いシロップを凍らせてざらめ糖のような食感にする
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正解:D糖度の低いシロップを凍らせてざらめ糖のような食感にする

グラニテは糖度の低いシロップを凍らせ、固まるまでに何度もかき混ぜてざらめ糖のような食感に仕上げます。

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49フランス菓子「パリブレスト」のリング状のシュー生地に詰められるクリームはどれか。

  1. Aプラリネクリーム
  2. Bマロンクリーム
  3. Cピスタチオクリーム
  4. Dカスタードクリーム
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正解:Aプラリネクリーム

パリブレストには、ローストしたアーモンドなどをキャラメルがけしたペーストと合わせた濃厚なプラリネクリームが詰められます。

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50「クレーム・ブリュレ」の「ブリュレ」が意味するフランス語はどれか。

  1. A冷やした
  2. B焦がした
  3. C泡立てた
  4. D混ぜた
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正解:B焦がした

ブリュレにはフランス語で「焦がした」という意味があり、表面の砂糖を焦がしてキャラメル化させて仕上げます。

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51タルトやパイの詰め物に不可欠な「アーモンドクリーム」を作る際の基本的な4つの材料の組み合わせはどれか。

  1. Aアーモンドパウダーと牛乳と小麦粉とバター
  2. Bアーモンドパウダーと生クリームと砂糖とゼラチン
  3. Cアーモンドパウダーと砂糖とバターと卵
  4. Dアーモンドパウダーとココアとサラダ油と卵白
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正解:Cアーモンドパウダーと砂糖とバターと卵

アーモンドクリームは、アーモンドパウダー、砂糖、バター、卵を同量ずつ合わせて作ります。

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52カスタードプリンなどをなめらかに焼き上げるために用いる、天板にお湯を張って焼く方法を何というか。

  1. A湯通し
  2. B湯引き
  3. C蒸し焼き
  4. D湯せん焼き
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正解:D湯せん焼き

オーブンプレートにお湯を張り、そこに型を入れてゆっくり熱を伝える方法を「湯せん焼き」といいます。

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53カスタードクリームを作る際、加熱が足りないとどのような失敗が起こりやすいか?

  1. A粉っぽさが残る
  2. B表面に小さな穴ができる
  3. C色が黒ずむ
  4. D卵が分離する
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正解:A粉っぽさが残る

加熱が足りないと小麦粉のデンプンが十分に糊化せず、粉っぽさが残ってしまいます。

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54シャーベット(ソルベ)とアイスクリームの基本的な違いとして、解説に明記されているものはどれか。

  1. Aシャーベットはゼラチンを加えて弾力を持たせている
  2. Bシャーベットは基本的に生クリームなどの乳脂肪分を含まない
  3. Cアイスクリームには必ず卵白のメレンゲが使われている
  4. Dアイスクリームは空気を含ませずに凍らせて作る
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正解:Bシャーベットは基本的に生クリームなどの乳脂肪分を含まない

シャーベットは果汁などに空気をふくませながら凍らせたもので、アイスクリームと違い基本的に乳脂肪分を含みません。

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55バヴァロワの本来の定義として、カスタードソースにゼラチンと何を加えて固めたものとされているか。

  1. A泡立てた卵白
  2. B泡立てたバター
  3. C泡立てた生クリーム
  4. D泡立てたクリームチーズ
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正解:C泡立てた生クリーム

バヴァロワは、カスタードソースに泡立てた生クリームを加えてゼラチンで固めたお菓子です。

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56お菓子作りで生クリームを泡立てて使う場合、乳脂肪分が何%くらいのものを使うのが適しているか。

  1. A10〜15%
  2. B20〜25%
  3. C50〜55%
  4. D35〜48%
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正解:D35〜48%

泡立てて使う場合は乳脂肪分35〜48%くらいのものを使います。30%以下のものはコーヒー用で泡立ちません。

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57ゼラチンを使ったお菓子を固める際の温度管理について、正しい説明はどれか。

  1. A20℃以下でないと固まらないため冷蔵庫で冷やし固める
  2. B寒天と同じく室温に置いておくだけで固まる
  3. C一度沸騰させてから急速冷凍しないと固まらない
  4. D40℃程度の温かい場所でゆっくりと休ませて固める
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正解:A20℃以下でないと固まらないため冷蔵庫で冷やし固める

寒天は室温でも固まりますが、ゼラチンは20℃以下でないと固まらないため冷蔵庫を使います。

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58和菓子職人が家庭向けの棒寒天(角寒天)ではなく「糸寒天(細寒天)」をよく使う理由として、適切なものはどれか。

  1. A棒寒天より水で戻す時間を長くとる必要があるため
  2. B棒寒天より煮溶けやすく、和菓子づくりで扱いやすいため
  3. C棒寒天よりも安価で大量生産に向いているため
  4. D棒寒天と違い冷やさなくても固まるため
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正解:B棒寒天より煮溶けやすく、和菓子づくりで扱いやすいため

糸寒天(細寒天)は角寒天に比べて煮溶けやすく扱いやすいため、和菓子職人によく使われます。

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