神社検定2級 ⑨ 古事記神話〔発展〕

『古事記』上巻の神話を発展的に学ぶ分野です。神世七代や造化三神、伊邪那岐・伊邪那美の国生み、天照大御神と須佐之男命の誓約、天岩屋戸、八岐大蛇退治、天孫降臨、天津罪・国津罪などが頻出します。登場する神々の系譜と物語の展開、神名の意味や象徴が問われます。神話は登場神が多く筋も入り組むため、系図と物語の流れを図でつかむのが有効です。神社のご祭神を理解する土台にもなり、他分野とも結びつく発展分野として重視されます。出題数40問。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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261神世七代のうち、最初に独神(ひとり神)として現れた神はどれか。

  1. A豊雲野神
  2. B国之常立神
  3. C宇比地邇神
  4. D於母陀流神
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正解:B国之常立神

神世七代の最初の二柱(国之常立神・豊雲野神)は独神で、以降は男女の対偶神として現れます。

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262国が水に浮いた脂のごとく漂っていたとき、水辺の葦の芽のように勢いよく伸びるものによって出現した神はどれか。

  1. A宇摩志阿斯訶備比古遅神
  2. B天之常立神
  3. C国之常立神
  4. D豊雲野神
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正解:A宇摩志阿斯訶備比古遅神

葦の若芽のごとくすくすくと伸びるものから宇摩志阿斯訶備比古遅神が出現しました。

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263「別天つ神(ことあまつかみ)」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A天之御中主神から天之常立神までの五柱を指し、すべてひとり神である。
  2. B五柱のうち、後に現れた二柱のみが姿を隠した。
  3. C最初に現れた三柱の神は、それぞれ男女の対偶神であった。
  4. D国之常立神と豊雲野神も別天つ神に含まれる。
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正解:A天之御中主神から天之常立神までの五柱を指し、すべてひとり神である。

別天つ神は最初に現れた五柱の神を指し、いずれもひとり神で身を隠しました。国之常立神以降は神世七代です。

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264神世七代の於母陀流神と妹阿夜訶志古泥神の神名が表している意味はどれか。

  1. A泥と砂を神格化し、家の土台の完成を称えたもの
  2. B容貌の整った男神と、それに対して畏れ多いと抱く女神
  3. C男女の陰部を神格化し、万物生成の根源を称えたもの
  4. D水路を造るための杭を神格化し、農耕の基礎を表したもの
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正解:B容貌の整った男神と、それに対して畏れ多いと抱く女神

於母陀流神は「面足」で容貌が整った男神、阿夜訶志古泥神は「畏れ多い」と意識を抱く女神を意味します。

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265伊邪那岐命と伊邪那美命が最初に国生みを行った際、失敗した理由として天つ神の占いで示されたものはどれか。

  1. A女の神から先に声をかけたから
  2. B沼矛で海面をかき回す回数が足りなかったから
  3. C互いの身体の成り合わない処を合わせなかったから
  4. D天の浮橋から降りる順番を間違えたから
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正解:A女の神から先に声をかけたから

天の御柱をめぐり会った際、女神である伊邪那美命から先に声をかけたことが良くなかったと占いで示されました。

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266結婚をやり直した伊邪那岐命と伊邪那美命が、国生みで最初に生んだ島(大八島国の起点)はどれか。

  1. Aおのごろ島
  2. B筑紫島(九州)
  3. C伊予の二名島(四国)
  4. D淡道の穂の狭別島(淡路島)
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正解:D淡道の穂の狭別島(淡路島)

やり直した国生みで最初に生まれたのは淡路島です。おのごろ島は国生みに先立って自ずからできた島です。

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267伊予の二名島(四国)には四つの面があるが、それぞれの国名と神名の組み合わせで正しいものはどれか。

  1. A讃岐国 ─ 飯依比古 / 土左国 ─ 白日別
  2. B粟国 ─ 大宜都比売 / 讃岐国 ─ 飯依比古
  3. C伊予国 ─ 建依別 / 粟国 ─ 大宜都比売
  4. D土左国 ─ 建依別 / 伊予国 ─ 豊日別
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正解:B粟国 ─ 大宜都比売 / 讃岐国 ─ 飯依比古

粟国は大宜都比売、讃岐国は飯依比古です。土左国は建依別、伊予国は愛比売となります。

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268火傷に苦しむ伊邪那美命の尿(ゆまり)から成った、水を司る女神はどれか。

  1. A鳥之石楠船神
  2. B泣沢女神
  3. C弥都波能売神
  4. D金山毘古神
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正解:C弥都波能売神

伊邪那美命の尿からは水の神・弥都波能売神と和久産巣日神が成りました。

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269亡き妻を思って泣き叫んだ伊邪那岐命の涙から成り、香山の畝尾の木の本に鎮まった神はどれか。

  1. A泣沢女神
  2. B波邇夜須毘古神
  3. C弥都波能売神
  4. D金山毘古神
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正解:A泣沢女神

伊邪那岐命の涙から成ったのは泣沢女神(なきさわめのかみ)です。他は伊邪那美命の吐瀉物や糞尿から成った神です。

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270伊邪那岐命が火之迦具土神の首を斬った剣の名前はどれか。

  1. A草那芸の大刀
  2. B天之尾羽張(伊都之尾羽張)
  3. C大量(神度剣)
  4. D天之波士弓
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正解:B天之尾羽張(伊都之尾羽張)

迦具土神を斬った剣は天之尾羽張(あめのおはばり)、別名・伊都之尾羽張といいます。

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271迦具土神を斬った際、剣の柄についた血が手の指の間から流れ出て生まれた神の組み合わせはどれか。

  1. A石拆神・根拆神
  2. B闇淤加美神・闇御津羽神
  3. C甕速日神・樋速日神
  4. D建御雷之男神・建布都神
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正解:B闇淤加美神・闇御津羽神

剣の柄についた血からは闇淤加美神と闇御津羽神が生まれました。他の神々は剣の先や元についた血から生まれました。

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272伊邪那岐命が黄泉の国で見た、伊邪那美命の体に成っていた八雷神の配置として「誤っているもの」はどれか。

  1. A左手に土雷がいた。
  2. B胸に火雷がいた。
  3. C腹に黒雷がいた。
  4. D頭に大雷がいた。
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正解:A左手に土雷がいた。

左手にいたのは若雷で、右手に土雷がいました。

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273黄泉の国の醜女に追われた伊邪那岐命が、逃げながら投げつけた髪飾りの蔓草と、右の角髪に刺していた櫛からそれぞれ生なった食べ物はどれか。

  1. A葡萄の実 と 竹の子
  2. B桃の実 と 葡萄の実
  3. C竹の子 と 桃の実
  4. D木の実 と 葡萄の実
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正解:A葡萄の実 と 竹の子

黒御蔓からは葡萄の実が、右の湯津津間櫛からは竹の子が生なりました。桃の実は黄泉比良坂で投げたものです。

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274黄泉の国で伊邪那岐命が、暗闇を照らすため火をともすのに用いたものはどれか。

  1. A葦を束ねた松明
  2. B桃の枝
  3. C左の角髪に刺した湯津津間櫛の歯
  4. D榊の小枝
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正解:C左の角髪に刺した湯津津間櫛の歯

伊邪那岐命は左の角髪に刺した湯津津間櫛の男柱を一つ折り取り、火をともして妻の姿を見ました。

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275神話に登場する黄泉比良坂は、現在の出雲国のどこにあると記されているか。

  1. A稲佐の小浜
  2. B美保の岬
  3. C手間山
  4. D伊賦夜坂(いふやさか)
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正解:D伊賦夜坂(いふやさか)

『古事記』には、いわゆる黄泉比良坂は「今の出雲国の伊賦夜坂です」と記されています。

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276伊邪那岐命が禊で水底・水中・水上をすすいだときに成り、住吉大社に祀られる航海の三神を総称して何というか。

  1. A宗像三女神
  2. B墨江之三前大神(住吉三神)
  3. C綿津見三神
  4. D三貴子
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正解:B墨江之三前大神(住吉三神)

水底・水中・水上の禊から底筒之男命・中筒之男命・上筒之男命が成り、住吉三神(墨江之三前大神)と総称されます。

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277伊邪那岐命が禊祓のために脱ぎ捨てた「御冠(みかがふり)」から成った神はどれか。

  1. A衝立船戸神
  2. B飽咋之宇斯能神(あきぐいのうしののかみ)
  3. C和豆良比能宇斯能神
  4. D道之長乳歯神
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正解:B飽咋之宇斯能神(あきぐいのうしののかみ)

御冠から成った神は飽咋之宇斯能神です。和豆良比能宇斯能神は御衣、衝立船戸神は御杖から生まれました。

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278伊邪那岐命が左の御目をお洗いになったときに成った神はどれか。

  1. A月読命
  2. B建速須佐之男命
  3. C天照大御神
  4. D天之忍穂耳命
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正解:C天照大御神

左目を洗ったときに天照大御神、右目から月読命、鼻から建速須佐之男命が生まれました。

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279須佐之男命が海原を治めずに泣きじゃくっていたのは、どこへ行きたいと言っていたからか。

  1. A淡海の多賀
  2. B常世の国
  3. C黄泉比良坂
  4. D根の堅州国
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正解:D根の堅州国

須佐之男命は「わたしは母上の国、根の堅州国に行きたいと思っています」と言って泣き叫びました。

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280須佐之男命に追放を命じた後、伊邪那岐大神はどこにおられると『古事記』に記されているか。

  1. A淡路の多賀
  2. B淡海の多賀
  3. C出雲の伊賦夜坂
  4. D日向の阿波岐原
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正解:B淡海の多賀

『古事記』では「淡海の多賀に坐すなり」とあり、現在の滋賀県の多賀大社に由来します。

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281高天原へ上ってきた須佐之男命に対し、天照大御神は国を奪いに来たと警戒した。その際の天照大御神の武装で正しいものはどれか。

  1. A背中に矢を負い手に弓を持った
  2. B天之尾羽張を腰に佩いた
  3. C十拳剣を振りかざした
  4. D矛を波頭に逆さに刺し立てた
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正解:A背中に矢を負い手に弓を持った

天照大御神は背中に矢を負い手に弓を持ち、庭を蹴散らし雄たけびをして須佐之男命を待ち迎えました。

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282誓約(うけい)で須佐之男命の剣から生まれた三柱の女神について、天照大御神は誰の子であると宣言したか。

  1. Aわたしの持ち物から生まれたのだから、わたしの子である。
  2. B誓約の勝者である、おまえ(須佐之男)の子である。
  3. Cおまえの持ち物から生まれたのだから、おまえ(須佐之男)の子である。
  4. Dわたしが息吹の霧から生み出したので、わたしの子である。
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正解:Cおまえの持ち物から生まれたのだから、おまえ(須佐之男)の子である。

三柱の女神は須佐之男命の持ち物(剣)から生まれたため、天照大御神は「おまえの子だ」と宣言しました。

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283胸形(宗像)の三宮に鎮まる三柱の女神の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A豊宇気毘売神、大宜都比売神、神屋楯比売命
  2. B泣沢女神、弥都波能売神、沼河比売
  3. C須勢理毘売、八上比売、下照比売
  4. D多紀理毘売命、市寸島比売命、多岐都比売命
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正解:D多紀理毘売命、市寸島比売命、多岐都比売命

胸形の三宮に鎮まるのは多紀理毘売命、市寸島比売命、多岐都比売命の三柱の女神(宗像三女神)です。

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284須佐之男命が高天原で犯した「天津罪」のうち、馬の皮を尻のほうから剥ぐことを何というか。

  1. A生剥
  2. B畦放
  3. C頻蒔
  4. D逆剥
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正解:D逆剥

馬の皮を生きながら剥ぐのが「生剥」、尻のほうから剥ぐのが「逆剥」とされています。

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285天石屋戸に隠れた天照大御神を外に出すため、八百万の神々に命じられて打開策を考えた神はどれか。

  1. A伊斯許理度売命
  2. B思金神
  3. C玉祖命
  4. D天児屋命
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正解:B思金神

高御産巣日神の子である思金神(おもいかねのかみ)が知恵を絞って数々の打開策を考え出しました。

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286天石屋戸の前で、桶を伏せてその上に乗り、神懸かりして胸をはだけて舞い踊った女神はどれか。

  1. A布刀玉命
  2. B伊豆能売神
  3. C天宇受売命
  4. D下照比売
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正解:C天宇受売命

天宇受売命(あめのうずめのみこと)が半裸になって舞い踊り、神々の笑い声を誘いました。

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287須佐之男命に殺された大気津比売神(大宜都比売神)の体から生まれた穀物の組み合わせで、誤っているものはどれか。

  1. A目に稲種が生まれた
  2. B耳に粟が生まれた
  3. C鼻に麦が生まれた
  4. D尻に大豆が生まれた
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正解:C鼻に麦が生まれた

鼻に生まれたのは小豆で、麦は陰部から生まれました。

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288斐伊川の川上で八俣大蛇に娘を喰われると泣いていた老夫婦(足名椎・手名椎)は、誰の子であると名乗ったか。

  1. A大山津見神
  2. B大国主神
  3. C神産巣日神
  4. D大綿津見神
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正解:A大山津見神

翁は「わたしは国つ神で大山津見神の子で足名椎、妻は手名椎」と須佐之男命に名乗りました。

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289古事記で八俣大蛇の姿を描写する際、その体に生えているとされたものはどれか。

  1. A桜と梅
  2. B松と藤の蔓
  3. C葦と茅
  4. D檜や杉、そして苔
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正解:D檜や杉、そして苔

八俣大蛇は目はほおずきのように赤く、体には苔や檜・杉が生え、八つの谷・八つの峰に渡ると描かれます。

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290須佐之男命が櫛名田比売と結婚して宮殿を造った際、「すがすがしい気持ちがする」と言ったことに由来する地名はどれか。

  1. A稲羽
  2. B須賀
  3. C美保
  4. D気多の崎
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正解:B須賀

出雲国の「須賀」の地に宮を造り、すがすがしい気持ちがすると言ったことに由来します。

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291大国主神は複数の名を持つが、須佐之男命が彼を試練にかける際に呼んだ「葦原中国の力強い男」を意味する別名はどれか。

  1. A葦原色許男神
  2. B宇都志国玉神
  3. C大穴牟遅神
  4. D八千矛神
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正解:A葦原色許男神

須佐之男命は「これは葦原色許男(あしはらしこお)という者だ」と言って彼を蛇の部屋に入れました。

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292根の堅州国で大穴牟遅神が野原の火に囲まれたとき、「内はほらほら、外はすぶすぶ」と教えて彼を助けた動物はどれか。

  1. Aねずみ
  2. B雉(鳴女)
  3. C
  4. D
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正解:Aねずみ

ねずみが地面の穴を教え、大穴牟遅神はそこに隠れて火をやり過ごしました。

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293大国主神の別名である八千矛神が、沼河比売に求婚するために出かけて行った国はどこか。

  1. A信濃国
  2. B木国
  3. C高志国
  4. D倭国
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正解:C高志国

八千矛神は高志国(越の国・現在の北陸地方)の沼河比売に求婚するため出かけました。

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294大国主神が美保の岬にいたとき、天のガガイモの船に乗り波頭を伝ってやって来た神はどれか。

  1. A事代主神
  2. B大物主神
  3. C天鳥船神
  4. D少名毘古那神
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正解:D少名毘古那神

神産巣日神の御子である少名毘古那神(すくなびこなのかみ)がガガイモの船でやって来て国作りに協力しました。

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295大国主神とともに国作りを行った少名毘古那神は、誰の手の指の間からこぼれ落ちた御子であると古事記に記されるか。

  1. A大山津見神
  2. B高御産巣日神
  3. C天之御中主神
  4. D神産巣日神
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正解:D神産巣日神

少名毘古那神は神産巣日神(神産巣日御祖命)の手の指の間からこぼれ落ちた御子であると名乗られました。

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296葦原中国の平定のため派遣されたが八年も戻らず、雉の鳴女を射殺した矢が自分に跳ね返って死んでしまった神はどれか。

  1. A天菩比神
  2. B阿遅志貴高日子根神
  3. C天若日子
  4. D建御雷之男神
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正解:C天若日子

天若日子(あめのわかひこ)は天つ神から賜った矢で鳴女を射殺し、その矢が高木神から投げ返されて死にました。

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297天若日子の葬儀に訪れた際、容姿が似ていたため死者が生き返ったと間違えられ、激怒して喪屋を切り伏せた神はどれか。

  1. A事代主神
  2. B建御名方神
  3. C阿遅志貴高日子根神
  4. D天津国玉神
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正解:C阿遅志貴高日子根神

友人である阿遅志貴高日子根神が、死人と間違えられたことに激怒し大量(神度剣)で喪屋を切り伏せました。

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298国譲りを迫る際、建御雷之男神は十拳剣を波頭に逆さに突き立て、その切先の上でどうしたと描かれるか。

  1. A雷鳴をとどろかせた
  2. B舞を舞った
  3. C炎を吹いた
  4. D胡坐(あぐら)をかいて座った
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正解:D胡坐(あぐら)をかいて座った

建御雷之男神は抜いた十拳剣を波頭に逆さに立て、その切先の上に胡坐をかいて大国主神に国譲りを問いました。

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299建御雷之男神に力競べを挑んだが敵わず、信濃国の諏訪の湖に追い詰められて降伏した大国主神の子はどれか。

  1. A八重事代主神
  2. B鳥鳴海神
  3. C御井神
  4. D建御名方神
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正解:D建御名方神

事代主神の次に意向を問われた建御名方神(たけみなかたのかみ)が力競べを挑み、逃走して諏訪に鎮まりました。

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300大国主神のために造られた壮大な宮殿で、料理を司る膳夫(かしわで)となって奉仕した神はどれか。

  1. A天之菩卑能命
  2. B天鳥船神
  3. C櫛八玉神
  4. D事代主神
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正解:C櫛八玉神

水戸神の孫である櫛八玉神が膳夫となり、火を鑽り出して天つ神への献上の料理を調えました。

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