試験の基本情報
| 主催 | 中華人民共和国教育部 中外語言交流合作中心(日本国内の実施はHSK日本実施委員会) |
|---|---|
| 出題形式 | 聴力・閲読・書写の3セクション計80問(聴力40問・閲読30問・書写10問)。聴力と閲読はマークシート方式、書写は記述式。各100点で合計300点満点 |
| 試験時間 | 正味約85分(聴力 約35分+解答用紙記入5分、閲読30分、書写15分) |
| 受験料 | 6,600円(税込)※2023年5月試験分より改定 |
| 合格基準 | 300点満点中180点(6割)以上で合格。聴力・閲読・書写それぞれ100点満点で、合計点による判定 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(語彙600語程度・大学第二外国語2年目前期相当が学習目安。全問題文が中国語で、3級から記述式の書写が加わる) |
| 収録問題数 | 全330問(8分野) |
試験について
HSK(漢語水平考試)は、中国教育部直属の機関である中外語言交流合作中心が主催する中国政府公認の中国語能力試験で、日本国内の実施はHSK日本実施委員会が担う。筆記3級は600語程度の常用単語と文法知識を習得した学習者を対象に、聴力・閲読・書写の3セクション計80問で日常中国語の応用能力を判定する。求められるのは「生活・学習・仕事で基本的なコミュニケーションができ、中国旅行でも中国語で対応できる」水準。大学の第二外国語2年目前期相当が学習目安で、留学・就職で中国語力を示したい学習者に向く。
収録問題の分野
合格のポイント
- ✓配点は3セクション各100点の合計300点で、合格ラインは合計180点。セクションごとの足切りではないため、記述式の書写で崩れても聴力・閲読で取り返せる設計になっている。まずは配点の3分の2を占めるマークシート2科目を安定させたい。
- ✓聴力は放送が2回流れるうえ全40問。写真選択・正誤判断・短い会話・やや長い会話と形式が固定なので、形式ごとの聞き取りポイント(数字、時間、場所、人物関係)を先に頭に入れておくと1回目で答えを絞れる。
- ✓書写第1部分の語句並べ替えは、副詞・介詞句・補語・「把」構文の語順ルールがそのまま採点対象になる。文法項目を「意味」でなく「置く位置」で覚え直すと、10問の記述式が得点源に変わる。
- ✓語彙は600語程度に限定されているため、範囲を広げるより既出語の量詞・呼応表現・アスペクト助詞との組み合わせを固めるほうが効率が良い。「了・着・过」や「因为…所以」型の呼応は閲読の空所補充でも繰り返し問われる。
全330問の問題集で合格を目指そう
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HSK3級の最大の壁は書写10問|600語をどう埋めきるか
聴力は2回流れる、閲読は3つの部分で見どころが違う、書写は手で簡体字を書く。セクションごとに求められる作業が別物です。600語という語彙の上限、声調の効きどころ、文法を固める順序をたどります。
読む →読めるのに聞き取れない|HSK3級で日本語話者が削られる場所
300点満点で180点という合格ラインは、セクションごとではなく合計での判定です。つまり苦手を他で補えます。漢字が閲読で効く場面と聴力・書写で裏目に出る場面、中国語検定との性格差を切り分けました。
読む →「把」構文と補語でつまずくHSK3級の文法チェックリスト
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