HSK(漢語水平考試)3級 問題一覧
全330問を8の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。
クイズモードで挑戦 →① 発音・数詞・量詞
40問中国語の土台となるピンインと四声、数の数え方、量詞の使い分けを扱う分野。HSK3級の聴力は全て中国語の音声で放送されるため、声調を聞き分けられるかがそのまま得点に直結する。閲読・書写では「一个人」「两本书」「三点半」のように数詞と名詞の間へ必ず量詞を挟む語順が問われる。日本語話者は「二」と「两」の使い分け、「个・本・张・件・条」など名詞との相性、日本語の漢字音に引きずられたピンインの思い込みでつまずきやすい。600語レベルでも日付・時刻・年齢・金額は頻出なので、数の表現は音と表記の両方で固めておきたい。
この分野の40問を解説つきで見る →② 疑問文
40問中国語の疑問文の作り方を体系的に押さえる分野。文末に「吗」を付ける諾否疑問文、「什么・谁・哪儿・怎么・为什么・多少・几」を使う疑問詞疑問文、「去不去」の形の反復疑問文、「还是」による選択疑問文、「呢」を使う省略疑問が中心になる。HSK3級では聴力第3・第4部分で会話に続く問いを聞き取り、閲読第3部分でも設問自体が疑問文で示されるため、疑問詞を取り違えると設問の趣旨ごと外す。日本語話者は、疑問詞を答えが入る位置にそのまま置き語順を入れ替えない点に慣れず、英語式に文頭へ出してしまう誤りが起きやすい。
この分野の40問を解説つきで見る →③ 副詞(程度・時間範囲・語気頻度)
42問「很・非常・太・比较・最」などの程度副詞、「已经・正在・才・就・马上」などの時間副詞、「都・也・还・再・又・总是」といった範囲・頻度・語気の副詞をまとめて扱う。中国語の副詞は主語の後、動詞や形容詞の前に置くという位置の規則が厳格で、HSK3級の書写第1部分(語句の並べ替え)ではこの位置取りが正誤を分ける急所になる。日本語話者がつまずくのは、同じ「また」に当たる「再」と「又」(未実現か既実現か)、同じ「もう」に当たる「已经」と「就・才」のニュアンス差で、訳語が重なる語ほど使い分けの根拠を持って覚える必要がある。
この分野の42問を解説つきで見る →④ 介詞・能願動詞・定語と状語
40問「在・从・到・给・对・跟・离・为了」などの介詞(前置詞)、「会・能・可以・要・想・应该」などの能願動詞(助動詞)、名詞を修飾する定語(「的」)と動詞を修飾する状語(「地」)の作り方を扱う。介詞句は動詞の前に置くのが原則で、日本語の語順のまま後ろへ回すと文が成立しない。能願動詞は、日本語の「できる」1語が「会=習得した能力」「能=条件が許す」「可以=許可」に三分される点が難所になる。HSK3級では並べ替えと空所補充で、修飾語の順序と「的・地・得」の書き分けが繰り返し問われる。
この分野の40問を解説つきで見る →⑤ 補語(様態・程度・結果・方向)
42問動詞や形容詞の後ろに置いて意味を補う補語を扱う分野で、「说得很好」の様態補語、「累死了」の程度補語、「听懂・看完・做好」の結果補語、「进来・出去・回来」の方向補語が3級の範囲になる。日本語には対応する構造がなく、動詞の後ろへ情報を足すという発想自体が慣れないため、日本語話者にとって最大の関門になりやすい。特に「得」を使う様態補語は、目的語があるときに動詞を繰り返す(「他说汉语说得很好」)規則があり、書写第1部分の並べ替えで狙われる。結果補語の否定に「不」でなく「没」を使う点も併せて定着させたい。
この分野の42問を解説つきで見る →⑥ 是〜的・存現文・使役と禁止
40問すでに起きた事柄について「いつ・どこで・どうやって」を強調する「是〜的」構文、場所を主語位置に置いて人や物の存在・出現を述べる存現文(「桌子上放着一本书」)、「让・叫・请」による使役、「别・不要」による禁止表現をまとめて扱う。「是〜的」は単なる過去表現ではなく焦点を当てる働きなので、完了の「了」との違いを説明できるかが分かれ目になる。存現文は日本語の「〜がある/いる」と語順が逆転するため、書写の並べ替えで場所を先頭に置けるかが鍵。禁止の「别」は600語レベルの会話文にも頻出する。
この分野の40問を解説つきで見る →⑦ 「把」構文・受け身・比較
44問目的語を動詞の前に出して処置とその結果を述べる「把」構文、「被・让・叫」による受け身、「比・跟…一样・没有」を使う比較表現を扱う。「把」構文は動詞の後ろに結果補語や「了」など何らかの成分を必要とする制約があり、HSK3級の書写第1部分の並べ替えでは定番の出題になる。比較文では「比」の後ろに「很・非常」を置けず、「更・还」や差量(「大两岁」)で程度を示す規則が問われる。日本語話者は受け身を多用する母語の癖から不要な「被」を入れがちで、中国語の「被」が望ましくない出来事に偏りやすい点も押さえておきたい。
この分野の44問を解説つきで見る →⑧ アスペクト・複文
42問動作の局面を表す「了(完了・変化)・着(持続)・过(経験)」のアスペクト助詞と、2つの節をつなぐ複文をまとめて扱う。「了」は過去形ではなく完了や変化を示す標識である点、「过」は経験なので否定が「没…过」になる点が3級の頻出ポイント。複文では「因为…所以」「虽然…但是」「如果…就」「不但…而且」「一边…一边」「先…然后」といった呼応表現が、閲読第2部分の空所補充と書写の並べ替えの両方で問われる。日本語話者は「了」を英語の過去形と重ねて誤用しやすく、接続語も前後セットで覚えていないと片方だけでは選択肢を絞れない。
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