知的財産管理技能検定2級 ⑧ 条約+まとめ

知的財産に関する国際的な枠組みと全範囲の総まとめを扱う分野です。パリ条約の内国民待遇・優先権、特許協力条約(PCT)による国際出願、マドリッド協定議定書、TRIPS協定など主要条約と、全分野を横断した確認問題が頻出です。グローバルな権利取得・管理の基礎を学びます。条約ごとの制度趣旨と、特許・意匠・商標で異なる優先期間などの数値を正確に区別することが得点の鍵です。国際出願の流れを押さえるとともに、この分野で全体を総復習し、知識の抜けを埋める仕上げの位置づけで活用しましょう。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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311パリ条約における「内国民待遇の原則」の説明としてとして正しいものはどれか。

  1. A同盟国の国民に対して、国際事務局を通じて一括で権利の発生を認める原則。
  2. B同盟国の国民に対して、自国の国民と同等の保護及び救済措置を与えなければならないという原則。
  3. C同盟国の国民に対して、自国の国民よりも手続面で一律に優遇措置を講じる原則。
  4. D同盟国の国民に対して、最も有利な条件を提示している国と同等の保護を与える原則。
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正解:B同盟国の国民に対して、自国の国民と同等の保護及び救済措置を与えなければならないという原則。

内国民待遇の原則とは、同盟国の国民に対して自国の国民と同等の保護及び救済措置を与えなければならないという原則です。

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312パリ条約において、同盟国民ではないものの、いずれかの同盟国の領域内に住所又は現実かつ真正の工業上もしくは商業上の営業所を有するものはは、どのように扱われるか。

  1. A特別同盟国民とみなされ、最恵国待遇の適用を受けることができる。
  2. B準同盟国民とみなされ、自国の国民と同等の保護が与えられる。
  3. C非同盟国民とみなされ、パリ条約に基づく優先権の主張のみが認められる。
  4. D外国国民とみなされ、いかなる場合も保護の対象から除外される。
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正解:B準同盟国民とみなされ、自国の国民と同等の保護が与えられる。

このような者は準同盟国民といい、同盟国の国民とみなすとされています。

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313パリ条約の優先権制度において、特許及び実用新案に関する優先期間として正しいものはどれか。

  1. A出願から6ヵ月
  2. B出願から30ヵ月
  3. C出願から12ヵ月
  4. D出願から18ヵ月
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正解:C出願から12ヵ月

特許及び実用新案の優先期間は出願から12ヵ月です。

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314パリ条約の優先権制度において、意匠及び商標に関する優先期間として正しいものはどれか。

  1. A出願から12ヵ月
  2. B出願から6ヵ月
  3. C出願から18ヵ月
  4. D出願から30ヵ月
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正解:B出願から6ヵ月

意匠及び商標の優先期間は出願から6ヵ月です。

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315パリ条約の「特許独立の原則」に関する記述としてとして最も適切なものはどれか。

  1. Aある国で特許権が消滅した場合は、国際事務局によってすべての国の特許が一斉に消滅する。
  2. Bある国で特許権が無効になったとしても、他の国でも特許が無効になることはない。
  3. Cある国で特許が拒絶された場合は、他のすべての同盟国でも拒絶されなければならない。
  4. Dある国で特許が認められた場合は、他の同盟国でも自動的に特許が付与される。
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正解:Bある国で特許権が無効になったとしても、他の国でも特許が無効になることはない。

特許独立の原則とは各国の特許権が独立しており、ある国の特許が他の国の特許に影響を及ぼさないとする原則です。

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316日本に実用新案登録出願をしたAさんが、その8ヵ月後に当該出願を基礎としてパリ条約の優先権を主張し、アメリカに特許出願をしようと考えた場合、の事例に基づくと結果はどうなるか。

  1. A実用新案から特許への優先権主張は認められないため、アメリカへの出願は新規性を喪失し拒絶される。
  2. B実用新案登録出願を基礎とする場合の優先期間は12ヵ月であるため、優先権を主張して出願可能である。
  3. C実用新案登録出願を基礎とする場合の優先期間は6ヵ月であるため、既に期間が経過しており出願できない。
  4. D優先期間に関わらず、アメリカへの出願時に追加の国内移行手続を同時に完了させなければならない。
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正解:B実用新案登録出願を基礎とする場合の優先期間は12ヵ月であるため、優先権を主張して出願可能である。

先の出願が実用新案登録出願の場合であっても優先期間は12ヵ月であるため、8ヵ月後であれば優先権を主張して出願可能です。

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317特許協力条約(PCT)に基づく国際出願により、出願人が取得できるものとして正しいものはどれか。

  1. A加盟国のすべてにおいて個別の審査なしに効力を発揮する「世界特許」
  2. B国際事務局による出願審査請求の自動的な免除と特許権の一括付与
  3. C指定したすべての加盟国に対して特許出願したことと同じ効果(出願日の確保)
  4. D出願日から25年間、加盟国全域において独占的に実施できる世界共通の権利
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正解:C指定したすべての加盟国に対して特許出願したことと同じ効果(出願日の確保)

国際出願をしたからといって「世界特許」を取得できるわけではなく、指定した加盟国すべてに特許出願したことと同じ効果を得るにとどまります。

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318特許協力条約(PCT)に基づく国際出願について、日本国特許庁に出願する場合に認められている言語の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aいかなる言語でも提出可能
  2. B日本語、英語又はフランス語
  3. C日本語、英語、中国語又は韓国語
  4. D日本語又は英語
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正解:D日本語又は英語

日本国特許庁に国際出願をする場合には、日本語又は英語で出願することができます。

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319国際出願において、原則としてすべての特許協力条約締約国を指定したものとみなされる制度の名称はどれか。

  1. A一括指定登録制度
  2. B自動加盟国拡大制度
  3. C全締約国優先制度
  4. Dみなし全指定制度
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正解:Dみなし全指定制度

国際出願は原則すべての特許協力条約締約国を指定するものとみなされ、これをみなし全指定制度といいます。

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320国際出願における「国内移行手続」の期限について、原則として優先日から何ヵ月以内に行う必要があるか。

  1. A30ヵ月以内
  2. B18ヵ月以内
  3. C12ヵ月以内
  4. D22ヵ月以内
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正解:A30ヵ月以内

国内移行手続は、原則として優先日から30ヵ月以内に行う必要があります。

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321国際出願において、パリ条約の優先権を利用していない場合の「優先日」はは、どの日のことを指すか。

  1. A国際出願をした日
  2. B最初に出願を思い立った日
  3. C国際調査報告が送付された日
  4. D国内移行手続を完了した日
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正解:A国際出願をした日

パリ条約の優先権を利用していない場合には、国際出願をした日(国際出願日)が優先日となります。

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322国際出願後に実施される「国際調査」に関する記述としてとして正しいものはどれか。

  1. A英語で出願された場合に限り、自動的に欧州特許庁のみが調査を担当する。
  2. B出願人が国際出願日から3年以内に調査請求を行うことで初めて実施される。
  3. C国際事務局が自ら実施し、新規性や進歩性の最終的な拘束力を有する判定を行う。
  4. D出願人の請求等がなくても、すべての国際出願について自動的に行われる。
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正解:D出願人の請求等がなくても、すべての国際出願について自動的に行われる。

国際調査は、出願人の請求等は不要で、すべての国際出願について自動的に行われます。

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323国際調査機関が作成する「見解書」に示される、請求項に記載されている発明に関する見解として、含まれないものはどれか。

  1. A新規性
  2. B産業上の利用可能性
  3. C先行技術の特許権侵害の有無
  4. D進歩性
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正解:C先行技術の特許権侵害の有無

見解書には、請求項に記載されている発明の新規性、進歩性及び産業上の利用可能性についての見解が示されます。

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324国際出願の出願人が、国際調査報告を受けた後に請求の範囲について1回だけ行うことができる補正の条文番号に由来する名称はどれか。

  1. A562条補正
  2. B19条補正
  3. C34条補正
  4. D22条補正
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正解:B19条補正

国際調査報告を受けた後に、所定の期間内に請求の範囲について1回だけ行うことができる補正は「19条補正」といわれます。

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325国際出願における「19条補正」において、補正することが認められている対象として正しいものはどれか。

  1. A明細書及び図面のみ
  2. B請求の範囲及び明細書
  3. C請求の範囲、明細書及び図面
  4. D請求の範囲のみ
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正解:D請求の範囲のみ

19条補正では、請求の範囲についてのみ補正を行うことができ、明細書や図面については補正を行うことはできません。

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326国際出願の「国際公開」がなされる時期について、原則として優先日から何ヵ月が経過したときか。

  1. A6ヵ月
  2. B12ヵ月
  3. C18ヵ月
  4. D30ヵ月
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正解:C18ヵ月

優先日から18ヵ月が経過すると、国際事務局によって国際公開が行われます。

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327国際出願における「国際予備審査」に関する記述としてとして正しいものはどれか。

  1. Aすべての国際出願について自動的に行われ、加盟国を法的に拘束する。
  2. B国際予備審査を請求しない場合、その国際出願は自動的に取り下げられたものとみなされる。
  3. C出願人の請求によってのみ行われ、示される見解は拘束力を持たない。
  4. D補正の回数は1回のみに制限されており、明細書や図面の補正は認められない。
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正解:C出願人の請求によってのみ行われ、示される見解は拘束力を持たない。

国際予備審査は出願人の請求によってのみ行われ、国際予備審査機関の予備的かつ拘束力のない見解を示すものです。

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328国際予備審査請求をした出願人が、国際予備審査報告が作成される前に行うことができる「34条補正」の対象として、正しい組み合わせはどれか。

  1. A請求の範囲のみ
  2. B請求の範囲、明細書及び図面
  3. C明細書及び図面のみ
  4. D願書及び要約書のみ
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正解:B請求の範囲、明細書及び図面

34条補正では、請求の範囲、明細書、図面について補正を行うことができます。

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329TRIPS協定における原則の規定についてとして正しい記述はどれか。

  1. A最恵国待遇の原則と内国民待遇の原則の両方が規定されている。
  2. B最恵国待遇の原則は規定されているが、内国民待遇の原則は規定されていない。
  3. C内国民待遇の原則は規定されているが、最恵国待遇の原則は規定されていない。
  4. D最恵国待遇の原則、内国民待遇の原則ともに規定されていない。
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正解:A最恵国待遇の原則と内国民待遇の原則の両方が規定されている。

TRIPS協定では、内国民待遇の原則や最恵国待遇の原則、知的所有権に関する紛争解決手続等が規定されています。

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330マドリッド協定議定書を利用して商標の国際出願をする際、基礎とすることができるものとして正しいものはどれか。

  1. A過去に他の国で拒絶された商標登録出願の履歴
  2. B国際事務局に直接提出した新規の商標デザイン
  3. C本国官庁にした商標登録出願又は商標登録
  4. D特許庁に係属している特許出願又は実用新案登録出願
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正解:C本国官庁にした商標登録出願又は商標登録

マドリッド協定議定書を利用して国際出願をする場合には、本国官庁にした商標登録出願又は商標登録を基礎とする必要があります。

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331マドリッド協定議定書に基づく商標の国際登録の存続期間として、正しいものはどれか。

  1. A国際登録日から5年(更新不可)
  2. B国際登録日から20年(更新可能)
  3. C国際登録日から10年(更新可能)
  4. D国際登録日から25年(更新不可)
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正解:C国際登録日から10年(更新可能)

国際登録の存続期間は国際登録日から10年で、更新することができます。

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332著作権を国際的に保護する条約であり、著作権の発生に登録などの手続を必要としない「無方式主義」を原則としている条約はどれか。

  1. Aパリ条約
  2. BTRIPS協定
  3. C特許法条約
  4. Dベルヌ条約
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正解:Dベルヌ条約

ベルヌ条約は、著作権の発生に登録などの手続を必要としない無方式主義を原則としています。

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333各国の国内手続を統一化、簡素化させるとともに、手続上のミスによる特許権の喪失を回復する等の救済規定を設けた、日本が2016年に加入した条約はどれか。

  1. A商標法に関するシンガポール条約
  2. B特許法条約(PLT)
  3. Cハーグ協定
  4. Dリスボン協定
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正解:B特許法条約(PLT)

特許法条約(PLT)は、国内手続の統一化・簡素化や手続上のミスによる特許権の喪失を回復する救済規定を設けた条約で、日本は2016年に加入しました。

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334無方式主義国と方式主義国を結ぶ懸け橋となる条約であり、記号○C、著作者氏名、最初の発行年の3つを表示することで方式主義国の要件を満たしたものと扱う条約はどれか。

  1. Aベルヌ条約
  2. BTRIPS協定
  3. Cマドリッド協定議定書
  4. D万国著作権条約
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正解:D万国著作権条約

万国著作権条約は、記号○C、著作権を有する者の氏名、及び最初の発行年の3つを表示することによって方式主義国の要件を満たしたものとして扱います。

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335原産地名称の国際的な保護制度について定めた条約であり、日本が締結していない(未加盟である)条約はどれか。

  1. Aハーグ協定
  2. Bマドリッド協定議定書
  3. C特許法条約
  4. Dリスボン協定
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正解:Dリスボン協定

リスボン協定は、原産地名称の国際的な保護制度について定めた条約であり、日本は締結していません。

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336日本の特許法において、出願に必要な書類として「必須の書類ではない」ものはどれか。

  1. A図面
  2. B特許請求の範囲
  3. C願書
  4. D明細書
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正解:A図面

特許出願の書類において、図面は必須の書類ではないと備考欄に記載されています(実用新案では必須)。

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337新規性喪失の例外規定(公知から1年以内に出願)が設けられている法律の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A特許法・実用新案法・意匠法
  2. B特許法・商標法のみ
  3. C意匠法・商標法のみ
  4. D商標法のみ
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正解:A特許法・実用新案法・意匠法

新規性喪失の例外(公知から1年以内に出願)は特許法・実用新案法・意匠法にあります。商標法にはこの制度はありません。

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338国内優先権制度において、先の出願からの優先期間が「1年」と定められている法律の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A意匠法と商標法
  2. B特許法と意匠法
  3. C実用新案法と商標法
  4. D特許法と実用新案法
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正解:D特許法と実用新案法

国内優先権制度の優先期間が先の出願から1年とされているのは、特許法及び実用新案法です(意匠法・商標法は制度自体が「×」)。

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339出願公開制度(出願から1年6か月経過後に公開)が設けられている法律はどれか。

  1. A意匠法
  2. B実用新案法
  3. C特許法
  4. D商標法
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正解:C特許法

出願から1年6か月経過後に公開される出願公開制度は特許法に設けられています。実用新案は無審査登録、意匠・商標にはこの制度はありません。

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340出願審査請求制度(出願から3年以内に請求しないと取下げ擬制)が存在する法律はどれか。

  1. A特許法
  2. B実用新案法
  3. C意匠法
  4. D商標法
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正解:A特許法

出願審査請求制度は特許法のみに存在します。実用新案は無審査登録、意匠・商標は審査請求なしで実体審査されます。

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341実用新案法における補正ができる時期についてとして最も適切なものはどれか。

  1. A出願日から1年6ヵ月が経過するまで
  2. B事件が特許庁に係属している場合
  3. C拒絶理由通知書の指定期間内に限る
  4. D登録査定の謄本が送達されるまで
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正解:B事件が特許庁に係属している場合

実用新案法において補正ができる時期は、「事件が特許庁に係属している場合」と規定されています。

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342意匠法において、補正ができる「範囲」に関する規定として、定められている表現はどれか。

  1. A新規事項の追加とならない補正
  2. B意匠の類似範囲を超えない補正
  3. Cシフト補正とならない補正
  4. D要旨変更とならない補正
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正解:D要旨変更とならない補正

意匠法及び商標法において補正ができる範囲は、「要旨変更とならない補正」です。

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343特許権・実用新案権・意匠権・商標権のうち、存続期間の起算日が『設定登録の日』であるものはどれか。

  1. A商標権
  2. B実用新案権
  3. C意匠権
  4. D特許権
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正解:A商標権

起算日が設定登録の日なのは商標権(10年・更新可)です。特許は出願から20年、実用新案は出願から10年、意匠は出願から25年で、いずれも出願日起算です。

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344関連意匠の意匠権の存続期間の起算日として正しいものはどれか。

  1. A関連意匠の意匠登録出願の日
  2. B本意匠の意匠登録出願の日
  3. C関連意匠の設定登録の日
  4. D本意匠の設定登録の日
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正解:B本意匠の意匠登録出願の日

関連意匠の存続期間は、本意匠の意匠登録出願の日から25年で満了します。

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345商標権の更新登録に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A存続期間は出願日から10年である
  2. B更新登録は1回に限られる
  3. C更新登録申請は存続期間の満了前6か月から満了の日までに行う
  4. D更新登録申請は何人でも行うことができる
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正解:C更新登録申請は存続期間の満了前6か月から満了の日までに行う

更新登録申請は満了前6か月から満了の日に行います。更新回数は無制限、起算は設定登録日、申請は商標権者のみです。

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346意匠の物品分類に用いられる国際分類はどれか。

  1. Aロカルノ分類
  2. BFターム
  3. CFI
  4. D類似群コード
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正解:Aロカルノ分類

意匠の国際分類はロカルノ分類です。FI・Fタームは特許、類似群コードは商標の調査に用います。

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347商標調査に用いられるツールのうち、文字商標の「呼び方」で検索を行うためのツールの名称はどれか。

  1. A称呼検索
  2. B区分検索
  3. C類似群コード検索
  4. Dウイーン図形分類検索
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正解:A称呼検索

称呼検索は、文字商標の呼び方で検索を行うためのツールです。

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348著作者人格権には含まれるが、実演家人格権には含まれない権利はどれか。

  1. A公表権
  2. B氏名表示権
  3. C同一性保持権
  4. D上映権
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正解:A公表権

実演家人格権は氏名表示権・同一性保持権のみで公表権はありません。よって著作者人格権にあって実演家人格権にないのは公表権です(上映権は人格権ではなく財産権)。

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349次のうち、著作権の保護期間が原則として『公表後70年』であるものはどれか。

  1. A実名で公表された個人の著作物
  2. B周知の変名で公表された著作物
  3. C個人の共同著作物
  4. D団体名義(法人名義)の著作物
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正解:D団体名義(法人名義)の著作物

団体名義(法人名義)の著作物は公表後70年が原則です。実名・共同・周知変名の著作物は著作者の死後70年が原則です。

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350次のうち、著作権の保護期間の計算が著作者の『死後』を基準としないものはどれか。

  1. A実名で公表された個人の著作物
  2. B個人の共同著作物
  3. C映画の著作物
  4. D変名で公表され変名が周知の著作物
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正解:C映画の著作物

映画の著作物は公表後70年が原則で、著作者の死後を基準としません。実名・共同・周知変名は死後70年基準です。

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