⑤ 数値予報

気象予報士154

問題

客観解析で用いられる「4次元変分法」の特徴として、適切なものはどれか。

A定時観測データのみを用い、計算量を極力削減している。
B高度・緯度・経度の3次元のみを考慮し、時間変化は無視する手法である。
C観測データが存在しない領域では第一推定値を破棄し、周囲の観測値のみで補完する。
D前回の予報値を、解析時刻の前後の観測値で連続的に補正し精度を高める。✓ 正解

正解

D前回の予報値を、解析時刻の前後の観測値で連続的に補正し精度を高める。

解説

時間軸の重みを考慮して前後ランダムな時間の観測値も取り込み、予報値の誤差を補正し続けます。

分野解説:⑤ 数値予報

コンピュータで大気の運動方程式を解く数値予報のしくみを学ぶ分野です。観測データの品質、客観解析における第一推定値と解析予報サイクル、初期値化(イニシャリゼーション)、4次元変分法といった初期値作成の手順が問われます。積雲対流や放射・地表面過程などを近似的に扱うパラメタリゼーションも頻出テーマです。原理が抽象的で理解しづらい分野ですが、観測→解析→予報という一連の流れをイメージし、各手法が何を目的に行われるかを押さえることが重要です。

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気象予報士について

大気を読み解く難関国家資格

主催一般財団法人 気象業務支援センター
出題形式学科(一般知識・専門知識)各15問のマークシート多肢選択式/実技は記述式
試験時間学科 各60分・実技1 75分・実技2 75分
受験料11,400円(学科1科目免除は10,400円・2科目免除は9,400円)
合格基準学科は各15問中11問以上正解、実技は総得点が満点の70%以上(難易度により調整される場合がある)
難易度★★★★★
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