⑤ 数値予報

気象予報士153

問題

解析予報サイクルにおける「初期値化(イニシャリゼーション)」の主な目的はどれか。

A観測データの誤差を補正して、格子点上の値を正確に決定するため。
B第一推定値と観測データの中間値を計算し、予報精度を向上させるため。
Cパラメタリゼーションで計算しきれない局地的な現象の初期状態を生成するため。
D現実の気象の場とは異なる慣性重力波などの不要なノイズを取り除くため。✓ 正解

正解

D現実の気象の場とは異なる慣性重力波などの不要なノイズを取り除くため。

解説

客観解析後のアンバランスな初期値による慣性重力波のノイズを除去するために行います。

分野解説:⑤ 数値予報

コンピュータで大気の運動方程式を解く数値予報のしくみを学ぶ分野です。観測データの品質、客観解析における第一推定値と解析予報サイクル、初期値化(イニシャリゼーション)、4次元変分法といった初期値作成の手順が問われます。積雲対流や放射・地表面過程などを近似的に扱うパラメタリゼーションも頻出テーマです。原理が抽象的で理解しづらい分野ですが、観測→解析→予報という一連の流れをイメージし、各手法が何を目的に行われるかを押さえることが重要です。

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気象予報士について

大気を読み解く難関国家資格

主催一般財団法人 気象業務支援センター
出題形式学科(一般知識・専門知識)各15問のマークシート多肢選択式/実技は記述式
試験時間学科 各60分・実技1 75分・実技2 75分
受験料11,400円(学科1科目免除は10,400円・2科目免除は9,400円)
合格基準学科は各15問中11問以上正解、実技は総得点が満点の70%以上(難易度により調整される場合がある)
難易度★★★★★
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