⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)

事業承継アドバイザー3級196

問題

相続開始前に共同相続人の1人が遺留分を放棄した場合、他の共同相続人の遺留分の割合はどうなるか。

A他の共同相続人の遺留分の割合は増加しない。✓ 正解
B他の共同相続人の遺留分の割合が、その分だけ増加する。
C相続財産全体の遺留分の割合が3分の1に縮減される。
D他の共同相続人も遺留分を放棄したものとみなされる。

正解

A他の共同相続人の遺留分の割合は増加しない。

解説

遺留分の放棄は放棄した者の遺留分のみを失わせるものであり、他の共同相続人の遺留分の割合が増加することはない(民法1049条2項)。

分野解説:⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)

株式評価と相続の法律面を扱う分野です。収録40問では、相続税法上の同族株主や中心的な同族株主の判定、配当還元方式が使える要件、類似業種比準方式の比準要素、持株会社を使う場合の効果とリスクが問われます。遺言では撤回、自筆証書遺言の財産目録、検認が不要となる場合、遺言執行者、法務局での保管制度が扱われ、遺留分では割合、侵害額請求権の時効、相続開始前の放棄、相続人への生前贈与を算入する期間制限が出ます。経営承継円滑化法の除外合意・固定合意は、対象者、合意要件、確認と家庭裁判所の許可の期間制限まで問われます。信託の課税関係と役員退職金の退職所得も扱われます。

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