⑤ 親族内承継①(税制・贈与・相続)

事業承継アドバイザー3級178

問題

先代経営者の生前に、先代経営者の債務を連帯保証していた後継者が、先代の死亡後に相続放棄をした場合、自身の連帯保証債務はどうなりますか。

A相続放棄をしたため、連帯保証債務も自動的に免れる。
B相続放棄によって連帯保証債務は他の共同相続人に引き継がれる。
C相続放棄をしても、後継者自身が直接負担している連帯保証債務を免れることはできない。✓ 正解
D連帯保証債務の額が相続財産の額を超える部分についてのみ免除される。

正解

C相続放棄をしても、後継者自身が直接負担している連帯保証債務を免れることはできない。

解説

相続放棄によって免れるのは被相続人から承継する債務であり、後継者自身が債権者との間で直接負担している連帯保証債務は、相続放棄をしても免れることはできません。

分野解説:⑤ 親族内承継①(税制・贈与・相続)

親族内承継の税務を扱う分野です。収録35問では、法人版事業承継税制の一般措置と特例措置の違い(対象株式数の上限、納税猶予割合、雇用確保要件、特例承継計画の提出期限)、個人版事業承継税制の個人事業承継計画の提出期限が問われます。贈与・相続の基本も広く、暦年課税の要件と申告義務、生前贈与加算の期間が相続開始前七年以内へ延長されたことと経過措置、相続時精算課税の選択要件と基礎控除、小規模宅地等の特例の四類型ごとの限度面積と減額割合や併用制限が扱われます。さらに法人契約の定期保険・養老保険の経理処理、預貯金の払戻し制度、熟慮期間、相続放棄と連帯保証債務の関係が出ます。

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合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
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