⑤ 債権の担保

ビジネス実務法務検定2級193

問題

土地の譲渡担保において、債務者が弁済期に支払いを怠ったため債権者が譲渡担保を実行した。土地の適正評価額が債権額を上回っている場合、債権者が負う義務はどれか。

A土地の所有権を取得することはできず、必ず競売に付さなければならない
B土地の適正評価額と債権額との差額を清算金として債務者に支払う義務を負う✓ 正解
C差額の半額を法務局に供託しなければならない
D差額を清算する義務はなく、土地の価値全額を無条件で取得できる

正解

B土地の適正評価額と債権額との差額を清算金として債務者に支払う義務を負う

解説

譲渡担保の実行において、目的物の適正評価額が債権額を上回る時は、その差額を清算する義務があります。

分野解説:⑤ 債権の担保

債権回収を確実にするための担保、とくに抵当権を中心に学ぶ分野です。抵当不動産の第三者への売却、抵当権の実行に必要な民事執行法上の手続き、更地に抵当権を設定した後の建物建築(法定地上権)、複数不動産への共同抵当が頻出です。物的担保の効力範囲と実行手続きを場面ごとに整理することが重要で、抵当権のほか保証・連帯保証など人的担保との違いも意識すると、担保法全体の理解が深まります。全41問を収録しています。

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