第351問カドミウムの化学的性質として適切なものはどれか。
- A塩酸に全く溶けない
- B濃硝酸に不動態をつくる
- C希硝酸に溶ける
- D水酸化ナトリウムに溶ける
第1種の選択科目で、有害金属の化学的性質と分析を学ぶ分野です。カドミウム・クロム・ベリリウム・鉛・マンガンなど規制対象金属の性質、酸化数と化合物の化学式、酸への溶解性、酸化クロム(VI)など特定化合物の性質が頻出です。金属ごとに毒性・化学的性質・分析上の注意点を結びつけて整理し、原子吸光法などの定量法とあわせて覚えると、性質問題と分析問題の双方を効率よく得点できます。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.暗い赤色から橙褐色で還元されやすい
酸化クロム(VI)は暗い赤色から橙褐色で還元されやすく、化学的に不安定な強い酸化剤です。酸化クロム(III)が緑色で安定です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.原子の軌道の基底状態で電子エネルギー準位に相当する光を吸収し励起状態に遷移する現象
吸光光度分析法は、電子が光エネルギーを吸収して励起状態に遷移する現象を利用します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.プラズマ中の高温で金属が励起され、基底状態に戻る際に発光する現象
ICP-AESはプラズマ中で励起された原子・イオンが基底状態に戻る際に発光する現象を利用します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.抽出前にあらかじめ同一条件の水溶液で飽和させておく
抽出時にはあらかじめ同一条件の水溶液で振り混ぜてMIBKを飽和させておきます。水とMIBKは数%相互に溶解します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.中空陰極ランプでは金属原子が封入ガスのイオンと衝突して発光する
中空陰極ランプは金属原子が封入ガスのイオンと衝突して発光します。輝線の線幅は吸収線より狭く、複数金属用ランプもあります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.連続光源の吸収をバックグラウンド吸収とみなして差し引く
重水素ランプからの連続光の吸収を主にバックグラウンド吸収とし、中空陰極ランプの吸収から差し引いて原子吸収のみを求めます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.0.05
空気量300L(0.3m3)。鉛総量0.15μg/mL×100mL=15μg(0.015mg)。濃度は0.015mg / 0.3m3 = 0.050 mg/m3。
この問題の解説ページを開く →正解:B.217.0nmより感度は低いがノイズが小さくS/N比が高いため
217.0nmの方が感度は高いですが光源強度が低くノイズが多いため、S/N比の優れた283.3nmが実用的に用いられます。
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