第三種冷凍機械責任者 ⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

実際の装置を動かし、維持するための知識を扱う分野。日常の運転では、圧縮機の吸込み・吐出し圧力と温度、油面と油圧、凝縮温度差、過熱度といった値を読み、正常か異常かを判断する力が問われる。頻出の異常は、不凝縮ガスの混入による凝縮圧力の上昇、冷媒充てん量の過不足、水分混入による膨張弁の氷結、着霜による蒸発圧力の低下、液戻りや液圧縮、油上がり・油戻り不良。長期休止時の冷媒回収(ポンプダウン)や再始動時の手順、冷媒漏えいの点検も出題される。症状から原因を逆算する練習が効くので、「現象→考えられる原因→対処」の形で覚えるとよい。

この分野の問題47問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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318冷凍装置の運転開始前にクランクケースヒータに通電する主な目的はどれか。

  1. A圧縮機の停止中に冷媒が油に溶け込むのを防ぎ、始動時のオイルフォーミングを防止するため。
  2. B運転中の冷媒の蒸発温度を上昇させ、冷凍能力を増大させるため。
  3. C圧縮機のシリンダに付着した霜を溶かし、液圧縮を防止するため。
  4. D冷凍機油の粘度を周囲温度以下に保ち、潤滑性能を向上させるため。
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正解:A圧縮機の停止中に冷媒が油に溶け込むのを防ぎ、始動時のオイルフォーミングを防止するため。

クランクケースヒータは油だめを加温し、冷媒が油に溶け込む割合を小さくすることで、起動時のオイルフォーミングを防止する。

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319圧縮機を始動する際の弁の操作として、正しい手順はどれか。

  1. A吸込み側の止め弁を全開にしてから始動し、その後に吐出し側の止め弁を徐々に開く。
  2. B吐出し側と吸込み側の両方の止め弁を全開にしてから始動する。
  3. C吐出し側と吸込み側の両方の止め弁を全閉にした状態で始動し、同時に徐々に開く。
  4. D吐出し側の止め弁が全開であることを確認して始動し、吸込み側の止め弁を徐々に全開にする。
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正解:D吐出し側の止め弁が全開であることを確認して始動し、吸込み側の止め弁を徐々に全開にする。

圧縮機は重大な破壊事故を防ぐため必ず吐出し止め弁を全開にして始動し、液戻りを防ぐため吸込み止め弁は徐々に開く。

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320冷凍装置の運転を手動で停止する際の操作手順として、正しいものはどれか。

  1. A受液器液出口弁を閉じてしばらく運転し、圧縮機を停止した直後に吸込み側の止め弁を閉じる。
  2. B受液器液出口弁を閉じ、液封が生じないよう直ちに圧縮機を停止する。
  3. C圧縮機を停止してから、受液器液出口弁を閉じる。
  4. D吸込み側の止め弁を完全に閉じてから、圧縮機を停止する。
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正解:A受液器液出口弁を閉じてしばらく運転し、圧縮機を停止した直後に吸込み側の止め弁を閉じる。

液封の発生を防止するため、受液器液出口弁を閉じてしばらく運転してから圧縮機を停止し、その直後に吸込み止め弁を閉じる。

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321運転を休止する際、低圧側の冷媒を受液器等に回収するポンプダウンを行うが、そのときの低圧側の圧力状態として適切なものはどれか。

  1. A完全に真空にする。
  2. Bゲージ圧力で10kPa程度のガス圧力を残しておく。
  3. C大気圧以下の負圧状態にする。
  4. D大気圧と同じゲージ圧力0kPaにする。
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正解:Bゲージ圧力で10kPa程度のガス圧力を残しておく。

大気圧以下にすると漏れがあった場合に空気等の不凝縮ガスが混入するため、大気圧よりやや高い10kPa程度の圧力を残しておく。

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322冷蔵庫に温度の高い品物を入れ、冷凍負荷が増加した場合の運転状態の変化として、正しいものはどれか。

  1. A蒸発温度が低下して圧縮機の吸込み圧力が上昇するため、凝縮圧力が上昇する。
  2. B蒸発温度が低下して冷媒循環量が減少するため、冷凍能力が小さくなる。
  3. C蒸発温度が上昇して圧縮機の吸込み圧力が低下するため、凝縮圧力が低下する。
  4. D蒸発温度が上昇して冷媒循環量が増加するため、冷凍能力が大きくなる。
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正解:D蒸発温度が上昇して冷媒循環量が増加するため、冷凍能力が大きくなる。

冷凍負荷が増加すると蒸発温度・蒸発圧力が上昇し、冷媒循環量が増加するため冷凍能力は大きくなり、吸込み圧力・凝縮圧力も上昇する。

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323蒸発温度が上昇したとき、冷凍能力が大きくなる主な理由はどれか。

  1. A温度自動膨張弁の弁開度が大きくなり、冷媒循環量が増加するため。
  2. B蒸発温度の上昇に伴い、冷凍効果が著しく増大するため。
  3. C圧縮機の体積効率が低下し、吸込み蒸気の比体積が大きくなるため。
  4. D凝縮負荷が減少し、凝縮圧力が低下するため。
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正解:A温度自動膨張弁の弁開度が大きくなり、冷媒循環量が増加するため。

蒸発温度が上昇すると膨張弁の冷媒流量が増大し、冷凍サイクルの冷媒循環量が増加することが冷凍能力増大の主な要因である。

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324外気温度が一定の状態で冷蔵庫内の冷凍負荷が減少した場合の運転状態の変化として、正しいものはどれか。

  1. A蒸発温度が上昇し、庫内温度の上昇が抑えられる。
  2. B蒸発温度および圧縮機の吸込み圧力が低下し、凝縮圧力も低下する。
  3. C蒸発器における空気の出入口の温度差が増大する。
  4. D圧縮機の吸込み圧力が上昇し、凝縮負荷が増大する。
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正解:B蒸発温度および圧縮機の吸込み圧力が低下し、凝縮圧力も低下する。

冷凍負荷が減少すると蒸発温度・蒸発圧力が低下し、冷媒循環量が減少するため、吸込み圧力や凝縮圧力も低下する。

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325冷蔵庫の蒸発器(空気冷却器)に厚く着霜した場合の運転状態の変化として、正しいものはどれか。

  1. A空気の流れ抵抗が減少し、空気側の熱伝達率が大きくなる。
  2. B霜の熱伝導率が大きいため、熱通過率が大きくなる。
  3. C熱通過率が小さくなり蒸発温度が低下するため、冷凍能力が小さくなる。
  4. D蒸発温度が上昇し、冷媒循環量が増加して冷凍能力が大きくなる。
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正解:C熱通過率が小さくなり蒸発温度が低下するため、冷凍能力が小さくなる。

着霜すると空気の通り道が狭くなり風量が減少するうえ、霜の熱伝導率が小さいため熱通過率が低下し、冷凍能力は小さくなる。

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326冷蔵庫に着霜した際、庫内温度はどのように変化するか。

  1. A冷凍能力が小さくなるため、庫内温度は上昇する。
  2. B冷凍能力が小さくなるため、庫内温度は低下する。
  3. C冷凍能力が大きくなるため、庫内温度は上昇する。
  4. D冷凍能力が大きくなるため、庫内温度は低下する。
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正解:A冷凍能力が小さくなるため、庫内温度は上昇する。

着霜により蒸発温度が低下して冷媒循環量が減少し、結果として冷凍能力が小さくなるため、庫内温度は上昇してしまう。

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327運転の停止中に、油分離器内で凝縮した冷媒液が圧縮機に流入するのを防止するための操作として適切なものはどれか。

  1. A油分離器の返油弁を全開にする。
  2. B油分離器の均圧弁を半開にする。
  3. C油分離器の冷却水弁を全開にする。
  4. D油分離器の返油弁を全閉にする。
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正解:D油分離器の返油弁を全閉にする。

停止中は油分離器の返油弁を全閉にすることで、内部で凝縮した冷媒液が圧縮機へ流れ込むことを防止する。

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328高圧液配管に設けられたサイトグラス(のぞきガラス)で確認できる事項として、適切なものはどれか。

  1. A圧縮機クランクケース内の潤滑油の油面高さ。
  2. B気泡(フラッシュガス)の発生による冷媒充てん量の不足。
  3. C吸込み蒸気配管内の液戻りの有無。
  4. D凝縮器内の不凝縮ガスの滞留状況。
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正解:B気泡(フラッシュガス)の発生による冷媒充てん量の不足。

サイトグラスは冷媒液の流れの状態を観察するもので、気泡が発生している場合は冷媒の充てん量不足と判断できる。

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329圧縮機の運転中における正常な油圧の調整値として、一般的なものはどれか。

  1. A吐出し圧力よりも0.15〜0.4MPa高い圧力。
  2. B吸込み圧力と同じ圧力。
  3. C吸込み圧力よりも0.15〜0.4MPa高い圧力。
  4. D吐出し圧力と同じ圧力。
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正解:C吸込み圧力よりも0.15〜0.4MPa高い圧力。

圧縮機の油圧は、吸込み圧力よりも0.15〜0.4MPa高い圧力になるよう調整するのが正常な状態である。

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330水冷凝縮器の冷却水量が減少した場合、冷凍装置の運転状態はどのように変化するか。

  1. A凝縮圧力が低下し、圧縮機吐出しガス温度が上昇する。
  2. B凝縮圧力が低下し、圧縮機吐出しガス温度が低下する。
  3. C凝縮圧力が上昇し、圧縮機吐出しガス温度が低下する。
  4. D凝縮圧力が上昇し、圧縮機吐出しガス温度が上昇する。
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正解:D凝縮圧力が上昇し、圧縮機吐出しガス温度が上昇する。

冷却水量が減少すると凝縮温度・凝縮圧力が上昇し、これに伴い圧縮機吐出しガスの温度および圧力も上昇する。

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331同じ蒸発と凝縮の温度条件における、アンモニア冷凍装置とフルオロカーボン冷凍装置の吐出しガス温度の比較として正しいものはどれか。

  1. Aアンモニア冷凍装置のほうが数十℃高い。
  2. Bアンモニア冷凍装置のほうが数十℃低い。
  3. C両者の吐出しガス温度は常に同じである。
  4. Dフルオロカーボン冷凍装置のほうが100℃以上高い。
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正解:Aアンモニア冷凍装置のほうが数十℃高い。

アンモニア冷媒を使用した冷凍装置の吐出しガス温度は、フルオロカーボン冷媒に比べて数十℃高くなる特性がある。

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332圧縮機の吐出しガス温度が高すぎると潤滑油の劣化を招くため、上限温度が定められている。一般的な上限温度はどれか。

  1. A50〜60℃
  2. B120〜130℃
  3. C80〜100℃
  4. D150〜180℃
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正解:B120〜130℃

吐出しガス温度が上昇するとシリンダの過熱や潤滑油の劣化を招くため、一般に上限温度は120〜130℃程度とされている。

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333蒸発圧力が一定のもとで凝縮圧力が上昇した場合の、圧縮機の運転状態の変化として正しいものはどれか。

  1. A圧力比が小さくなり、圧縮機駆動の軸動力が減少する。
  2. B圧力比が大きくなり、圧縮機の冷凍能力が増加する。
  3. C圧力比が大きくなるため体積効率が小さくなり、冷凍能力が低下する。
  4. D体積効率が大きくなり、実際の成績係数が大きくなる。
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正解:C圧力比が大きくなるため体積効率が小さくなり、冷凍能力が低下する。

凝縮圧力が上昇して圧力比が大きくなると、体積効率が小さくなるため冷媒循環量が減少し、冷凍能力が低下する。

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334凝縮圧力が一定のもとで、圧縮機の吸込み蒸気圧力が低下した場合の運転状態の変化として正しいものはどれか。

  1. A吸込み蒸気の比体積が大きくなるため、冷媒循環量が減少し冷凍能力が低下する。
  2. B吸込み蒸気の比体積が小さくなるため、冷媒循環量が増加し冷凍能力が増大する。
  3. C圧力比が小さくなるため体積効率が増大し、冷凍能力が増大する。
  4. D冷媒循環量が増加するため、圧縮機駆動の軸動力が増加する。
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正解:A吸込み蒸気の比体積が大きくなるため、冷媒循環量が減少し冷凍能力が低下する。

吸込み蒸気圧力が低下すると比体積が大きくなり、圧縮機が吸い込める冷媒質量が減るため、冷媒循環量が減少し冷凍能力が低下する。

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335圧縮機の吸込み蒸気圧力が低下したときの、圧縮機駆動の軸動力と実際の成績係数の変化として正しいものはどれか。

  1. A軸動力は増加し、成績係数は小さくなる。
  2. B軸動力は増加し、冷凍能力も増加するため、成績係数は大きくなる。
  3. C軸動力は減少し、成績係数は大きくなる。
  4. D軸動力は減少するが、冷凍能力の減少割合のほうが大きいため、成績係数は小さくなる。
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正解:D軸動力は減少するが、冷凍能力の減少割合のほうが大きいため、成績係数は小さくなる。

吸込み圧力が低下すると質量流量が減るため軸動力は減少するが、冷凍能力の低下割合のほうが大きいため、結果として成績係数は小さくなる。

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336圧縮機の運転中における正常なクランクケース内の油温として適切なものはどれか。

  1. A0℃以下
  2. B10℃以下
  3. C50℃以下
  4. D100℃以下
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正解:C50℃以下

クランクケース内の油温は、正常な運転状態では一般に50℃以下に保たれる。

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337正常に運転されている冷凍装置における、圧縮機の吸込み蒸気温度として適切なものはどれか。

  1. A蒸発温度と同じ飽和温度。
  2. B蒸発温度に3〜8K程度の過熱度を加えた温度。
  3. C凝縮温度と同じ飽和温度。
  4. D蒸発温度よりも1〜2K高い温度。
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正解:B蒸発温度に3〜8K程度の過熱度を加えた温度。

圧縮機の吸込み蒸気温度は、液戻りを防ぐため蒸発温度に対して3〜8K程度の適切な過熱度がついた状態が正常である。

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338開放形冷却塔を使用する横形シェルアンドチューブ水冷凝縮器の正常な運転状態において、凝縮温度の目安となるのはどれか。

  1. A冷却水出口温度よりも12〜20K高い温度。
  2. B冷却水入口温度よりも3〜5K高い温度。
  3. C冷却水出口温度よりも3〜5K高い温度。
  4. D外気の乾球温度よりも10K高い温度。
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正解:C冷却水出口温度よりも3〜5K高い温度。

水冷凝縮器(横形シェルアンドチューブ)では、冷却水出入口温度差は4〜6K、凝縮温度は冷却水出口温度より3〜5K高いのが標準である。

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339空冷凝縮器の正常な運転状態における凝縮温度の目安はどれか。

  1. A外気の湿球温度と比べて12〜20K高い温度。
  2. B冷却水出口温度と比べて3〜5K高い温度。
  3. C外気の乾球温度と比べて3〜5K高い温度。
  4. D外気の乾球温度と比べて12〜20K高い温度。
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正解:D外気の乾球温度と比べて12〜20K高い温度。

空冷凝縮器の凝縮温度は、外気の乾球温度と比べて12〜20K高い温度になるのが標準的な値である。

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340フルオロカーボン冷媒を使用する蒸発式凝縮器の正常な運転状態において、外気の湿球温度が25℃のとき、凝縮温度の目安として最も適切なものはどれか。

  1. A約28℃
  2. B約33℃
  3. C約35℃
  4. D約45℃
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正解:C約35℃

蒸発式凝縮器(フルオロカーボン冷媒)の凝縮温度は外気の湿球温度より約10K高いのが標準であるため、25℃に10Kを加えた35℃となる。

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341冷蔵倉庫に使用される乾式蒸発器において、設定される正常な蒸発温度の目安として適切なものはどれか。

  1. A庫内温度よりも5〜12K程度低くする。
  2. B庫内温度と同じ温度に設定する。
  3. C外気温度よりも5〜12K程度低くする。
  4. D庫内温度よりも5〜12K程度高くする。
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正解:A庫内温度よりも5〜12K程度低くする。

被冷却物から熱を奪うため、冷蔵倉庫の乾式蒸発器では蒸発温度を庫内温度よりも5〜12K程度低く設定する。

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342フルオロカーボン冷凍装置内に水分が侵入し、0℃以下の低温で運転された場合に起こりやすい障害はどれか。

  1. A水分が冷媒と完全に溶解し、異常な高圧を生じさせる。
  2. B膨張弁部に水分が氷結して詰まり、冷媒が流れなくなる。
  3. C水分がアンモニア水となり、配管の銅を腐食させる。
  4. D冷媒の蒸発温度が急激に上昇し、冷凍能力が増大する。
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正解:B膨張弁部に水分が氷結して詰まり、冷媒が流れなくなる。

フルオロカーボン冷媒は水分の溶解度が極めて小さいため、低温運転時には遊離した水分が膨張弁で氷結し流路を閉塞させる。

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343アンモニア冷凍装置への水分の侵入による影響として、適切なものはどれか。

  1. A少量の水分でも直ちに膨張弁で氷結し、装置を停止させる。
  2. B水分と化学反応を起こし、不凝縮ガスを大量に発生させる。
  3. C水によく溶解するため少量の水分では障害は少ないが、多量に侵入すると蒸発圧力が低下し冷凍能力が低下する。
  4. D潤滑油と完全に分離するため、潤滑性能には全く影響を与えない。
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正解:C水によく溶解するため少量の水分では障害は少ないが、多量に侵入すると蒸発圧力が低下し冷凍能力が低下する。

アンモニアは水分によく溶けるため少量では氷結しないが、多量の水分は蒸発圧力の低下や油の乳化による潤滑性能の低下を招く。

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344冷凍装置内に異物が混入し、開放形圧縮機に設けられたシャフトシール(軸封装置)に汚れた潤滑油が入った場合に起こる現象はどれか。

  1. Aシール面を傷つけて、冷媒漏れを起こす。
  2. B圧縮機の体積効率が著しく向上する。
  3. Cシール面の密着性が向上し、冷媒漏れを完全に防ぐ。
  4. D電動機の電気絶縁性能が悪化し、焼損させる。
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正解:Aシール面を傷つけて、冷媒漏れを起こす。

開放形圧縮機のシャフトシールに異物を含んだ油が入ると、摺動するシール面が傷つき、冷媒が外部へ漏れ出す原因となる。

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345冷凍装置内に空気などの不凝縮ガスが混入した場合の運転状態の変化として、正しいものはどれか。

  1. A冷媒側の熱伝達が良くなり、凝縮温度が低下する。
  2. B凝縮に有効な伝熱面積が増加し、凝縮圧力が低下する。
  3. C圧縮機の吸込み圧力が上昇し、冷凍能力が増大する。
  4. D冷媒側の熱伝達が悪くなって熱通過率が小さくなり、凝縮温度・凝縮圧力が上昇する。
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正解:D冷媒側の熱伝達が悪くなって熱通過率が小さくなり、凝縮温度・凝縮圧力が上昇する。

不凝縮ガスが混入すると凝縮器内の熱伝達が阻害されるため、熱通過率が小さくなり、凝縮温度および凝縮圧力が異常上昇する。

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346水冷凝縮器における不凝縮ガスの存在を確認する手順として、正しいものはどれか。

  1. A圧縮機を全負荷で運転し、吐出しガス温度が130℃を超えているかを確認する。
  2. B圧縮機を停止し冷却水を20〜30分通水した後、高圧圧力計の指示値が冷却水温での冷媒の飽和圧力より高いかを確認する。
  3. C圧縮機を停止して冷却水を遮断し、高圧圧力計の指示値が0MPaになるかを確認する。
  4. D膨張弁を全開にして、サイトグラスに気泡が発生しているかを確認する。
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正解:B圧縮機を停止し冷却水を20〜30分通水した後、高圧圧力計の指示値が冷却水温での冷媒の飽和圧力より高いかを確認する。

圧縮機停止状態で冷却水を通水し、凝縮器内の圧力がその水温における冷媒の飽和圧力よりも高ければ不凝縮ガスが存在すると判断できる。

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347フロン排出抑制法に基づく、フルオロカーボン冷凍装置内の不凝縮ガスの適切な排除方法はどれか。

  1. A凝縮器上部の空気抜き弁から直接大気中に放出する。
  2. B水槽などの除害設備に放出し、水に溶解させて処理する。
  3. C装置内の不凝縮ガスを含んだ冷媒を全量回収することによって排除する。
  4. Dガスパージャを使用して、不凝縮ガスだけを大気中に放出する。
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正解:C装置内の不凝縮ガスを含んだ冷媒を全量回収することによって排除する。

フロン排出抑制法により、フロン類を大気中にみだりに放出することは禁止されているため、不凝縮ガスを含んだ冷媒ごと全量回収して処理する。

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348アンモニア冷凍装置内の不凝縮ガスを排除する際の適切な処理方法はどれか。

  1. A空気抜き弁から直接大気中に一気に放出する。
  2. Bフルオロカーボン用の冷媒回収機を用いて全量回収する。
  3. C圧縮機のクランクケースヒータで加熱し、炭化させて除去する。
  4. D空気抜き弁から水槽などの除害設備に放出し、アンモニアガスを水に溶解させる。
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正解:D空気抜き弁から水槽などの除害設備に放出し、アンモニアガスを水に溶解させる。

毒性のあるアンモニアを大気に放出しないよう、不凝縮ガスを排除する際は水槽等の除害設備に導き、アンモニアを水に溶かして処理する。

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349圧縮機の潤滑油量が不足したり油ポンプが故障して油圧が過小になった場合、どのような不具合が生じるか。

  1. A潤滑を阻害するとともに、摺動部の冷却不良を招く。
  2. B冷媒の蒸発圧力が急上昇し、液圧縮を引き起こす。
  3. Cオイルフォーミングが激しくなり、油面が異常上昇する。
  4. D油の粘度が過大になり、吐出しガス温度が異常低下する。
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正解:A潤滑を阻害するとともに、摺動部の冷却不良を招く。

冷凍機油は潤滑とともに摺動部の冷却も行っているため、油圧が不足すると潤滑不良と冷却不良の両方を引き起こす。

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350フルオロカーボン冷凍装置において、油の乳化とはどのような現象か。

  1. A油が高温で炭化し、黒色の固形物を生成する現象。
  2. B侵入した遊離水分と油が混ざり合って乳状の液になり、潤滑を阻害する現象。
  3. C油に冷媒が溶け込み、粘度が著しく低下する現象。
  4. Dクランクケース内で冷媒液が急激に蒸発し、激しく泡立つ現象。
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正解:B侵入した遊離水分と油が混ざり合って乳状の液になり、潤滑を阻害する現象。

油の乳化とは、装置内に侵入した水分が油と混ざり合って乳状になる現象であり、潤滑性能を低下させる原因となる。

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351圧縮機の停止中などに冷媒液が冷凍機油中に多量に溶け込んだ場合、どのような不具合が生じるか。

  1. A油の粘度が異常に高くなり、油ポンプが過負荷で停止する。
  2. B油が完全に炭化し、シリンダ内にスラッジが堆積する。
  3. C油の粘度が低下して潤滑を阻害するほか、始動時にオイルフォーミングを招く。
  4. Dクランクケース内の圧力が真空になり、外気を吸い込む。
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正解:C油の粘度が低下して潤滑を阻害するほか、始動時にオイルフォーミングを招く。

冷媒が油に溶け込むと油が希釈されて粘度が低下し潤滑不良を招くとともに、起動時の急激な圧力低下によって激しい泡立ちを起こす。

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352一般的なフルオロカーボン冷凍装置における、冷凍装置内の油の処理方法として正しいものはどれか。

  1. A潤滑油を冷媒とともに装置内に循環させ、クランクケース内の液面高さを一定に保つ。
  2. B蒸発器の底部からドレン抜き弁を開いて大気中に放出する。
  3. C高圧側と低圧側の両方から定期的に装置外へ排出する。
  4. D油分離器で分離した油をすべて受液器に貯留する。
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正解:A潤滑油を冷媒とともに装置内に循環させ、クランクケース内の液面高さを一定に保つ。

フルオロカーボン冷凍装置では、潤滑油を冷媒と一緒に循環させ、最終的に圧縮機へ戻るようにして油面を一定に保つ。

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353アンモニア冷凍装置における冷凍装置内の油の処理方法として、一般的なものはどれか。

  1. A潤滑油を冷媒と完全に混合させ、装置内を循環させ続ける。
  2. B吐出しガス温度が低いため油は劣化せず、排出する必要はない。
  3. C低圧側の油だめからのみ、自動的に圧縮機へ返油する。
  4. D潤滑油が劣化しやすいため、通常、高圧側と低圧側の両方から装置外へ排出する。
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正解:D潤滑油が劣化しやすいため、通常、高圧側と低圧側の両方から装置外へ排出する。

アンモニア装置は吐出しガス温度が高く油が劣化しやすいため、油は循環させず、高圧側および低圧側から外部へ排出して処理する。

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354冷凍装置の冷媒充てん量が不足している場合、運転状態にはどのような変化が現れるか。

  1. A蒸発圧力が上昇して吐出しガス圧力が上昇し、過熱度が減少するため吐出しガス温度は低下する。
  2. B蒸発圧力が低下して吐出しガス圧力が低下し、吸込み蒸気の過熱度が増大するため吐出しガス温度は上昇する。
  3. C蒸発圧力が低下して吐出しガス圧力が低下し、過熱度が減少するため吐出しガス温度も低下する。
  4. D蒸発圧力が上昇して吐出しガス圧力が上昇し、過熱度が増大するため吐出しガス温度は上昇する。
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正解:B蒸発圧力が低下して吐出しガス圧力が低下し、吸込み蒸気の過熱度が増大するため吐出しガス温度は上昇する。

冷媒が不足すると蒸発器内の液量が減って蒸発圧力が下がり、早く蒸発し終わるため過熱度が大きくなり、結果として吐出しガス温度が上昇する。

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355冷媒が過充てんされた場合、凝縮器ではどのような現象が起こるか。

  1. A凝縮に有効な伝熱面積が増加するため、凝縮圧力が異常低下する。
  2. B冷媒流速が増加するため、凝縮器の冷却水が凍結する。
  3. C余分な冷媒液がたまって有効な伝熱面積が減少し、凝縮温度・凝縮圧力が上昇する。
  4. D気泡が大量に発生し、高圧圧力が低下する。
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正解:C余分な冷媒液がたまって有効な伝熱面積が減少し、凝縮温度・凝縮圧力が上昇する。

過充てんにより凝縮器内に液がたまると、冷却管が液に浸かりガスと接触する有効伝熱面積が減るため、凝縮圧力は上昇してしまう。

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356冷媒が過充てんされたときの、圧縮機駆動用電動機の電力消費量の変化とその理由として正しいものはどれか。

  1. A凝縮圧力が低下して圧力比が小さくなるため、電力消費量は減少する。
  2. B冷凍能力が著しく増加するため、効率が良くなり電力消費量は減少する。
  3. C冷媒液が圧縮機を直接冷却するため、電力消費量は変化しない。
  4. D凝縮圧力が上昇して圧力比が大きくなり、圧縮機駆動の軸動力が増加するため、電力消費量は増加する。
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正解:D凝縮圧力が上昇して圧力比が大きくなり、圧縮機駆動の軸動力が増加するため、電力消費量は増加する。

過充てんにより凝縮圧力が上昇すると圧力比が大きくなり、断熱効率・機械効率が低下して軸動力が増えるため、電力消費量も増加する。

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357圧縮機に冷媒液が戻る液戻りが生じたとき、フルオロカーボン冷凍装置に与える影響として正しいものはどれか。

  1. A吐出しガス温度が低下し、潤滑油に冷媒液が溶け込んで油の粘度が低下するため潤滑不良を招く。
  2. B油の粘度が異常に高くなり、油ポンプが過負荷になる。
  3. C電動機の巻線温度が上昇し、直ちに焼損する。
  4. D吐出しガス温度が異常上昇し、冷凍機油を炭化させる。
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正解:A吐出しガス温度が低下し、潤滑油に冷媒液が溶け込んで油の粘度が低下するため潤滑不良を招く。

液戻りが発生すると圧縮機の吐出しガス温度は低下し、クランクケース内の油に冷媒が多量に溶け込んで粘度低下や潤滑不良を引き起こす。

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358圧縮機におけるオイルフォーミングとはどのような現象か。

  1. A侵入した水分が潤滑油と混ざり合い、乳状の液に変化する現象。
  2. B冷媒液が多量に溶け込んだ状態で始動した際、クランクケース内で冷媒液が急激に蒸発して激しく泡立つ現象。
  3. C吐出しガス温度が高すぎるため、潤滑油がシリンダ内で燃焼する現象。
  4. D潤滑油の温度が低すぎて固まり、油圧ポンプで吸い上げられなくなる現象。
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正解:B冷媒液が多量に溶け込んだ状態で始動した際、クランクケース内で冷媒液が急激に蒸発して激しく泡立つ現象。

停止中に油に溶け込んだ冷媒が、始動時の急激な圧力低下によって一気に蒸発し、油を巻き込んで激しく泡立つ現象をオイルフォーミングという。

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359液戻りが多くなり、圧縮機が液圧縮を起こした場合の危険性として正しいものはどれか。

  1. A油分離器の返油弁が詰まり、油面が低下する。
  2. B蒸発圧力が急激に低下し、蒸発器内で冷媒が凍結する。
  3. C液体は圧縮できないためシリンダ内圧力が異常上昇し、弁やシリンダを破壊する危険がある。
  4. D吐出しガス温度が設定値を超え、安全装置が誤作動する。
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正解:C液体は圧縮できないためシリンダ内圧力が異常上昇し、弁やシリンダを破壊する危険がある。

液体は非圧縮性であるため、大量の液を吸い込んで圧縮しようとするとシリンダ内圧力が異常に高くなり、圧縮機の物理的破壊につながる。

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360液戻りや液圧縮を引き起こす原因となる運転状況はどれか。

  1. A冷凍負荷が急激に増大し、蒸発器での冷媒の沸騰が激しくなったとき。
  2. B膨張弁の弁開度を極端に絞りすぎたとき。
  3. C冷凍負荷が急激に減少したとき。
  4. D圧縮機の吐出し止め弁を全閉にしたとき。
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正解:A冷凍負荷が急激に増大し、蒸発器での冷媒の沸騰が激しくなったとき。

冷凍負荷が急激に増大すると蒸発器内で激しい沸騰が起こり、未蒸発の液滴が蒸気とともに圧縮機に吸い込まれて液戻りを生じる。

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361省エネルギー運転と膨張弁の調整、および液戻りの関係について正しいものはどれか。

  1. A蒸発温度を限界まで下げるほど省エネルギーになるため、膨張弁は常に絞り気味にする。
  2. B液戻りを防ぐため、蒸発温度はできるだけ低く設定する。
  3. C過熱度にかかわらず膨張弁を全開にすれば、蒸発温度が上がり最も省エネルギーになる。
  4. D蒸発温度を上げるために過熱度にかかわらず膨張弁を開きすぎると、液戻りを招きかえって省エネルギー運転に反する。
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正解:D蒸発温度を上げるために過熱度にかかわらず膨張弁を開きすぎると、液戻りを招きかえって省エネルギー運転に反する。

省エネのため蒸発温度を高く保つことは重要だが、過熱度を無視して膨張弁を開きすぎると液戻りや液圧縮を招き、装置の正常な運転を妨げる。

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362吸込み蒸気配管の途中に大きなUトラップが存在する場合の悪影響はどれか。

  1. A蒸発圧力が一定に保たれず、ハンチング現象を引き起こす。
  2. B凝縮した冷媒液や油がたまり、始動時や負荷増大時に液戻りや液圧縮を生じる原因となる。
  3. C冷媒ガス中の不凝縮ガスが滞留し、凝縮圧力を上昇させる。
  4. D潤滑油が完全に分離され、圧縮機への油戻りが良くなりすぎる。
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正解:B凝縮した冷媒液や油がたまり、始動時や負荷増大時に液戻りや液圧縮を生じる原因となる。

吸込み配管のUトラップに液や油がたまっていると、起動時などにそれらが一気に吸い込まれ、液戻りや液圧縮の危険性が高まる。

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363冷凍装置における液封現象の説明として、正しいものはどれか。

  1. A蒸発器内に霜が厚く付着し、冷媒液が蒸発できなくなる現象。
  2. B吸込み配管にたまっていた潤滑油が、一気に圧縮機へ戻る現象。
  3. C冷媒液だけで満たされた配管の両端の弁が閉じられ、外部から温められて液が膨張し著しく高圧になる現象。
  4. D受液器内の液面が低下し、膨張弁に気泡が混入する現象。
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正解:C冷媒液だけで満たされた配管の両端の弁が閉じられ、外部から温められて液が膨張し著しく高圧になる現象。

液封とは、配管等に冷媒液が満たされた状態で両端が閉鎖され、周囲の熱で液が膨張し異常高圧となる危険な現象である。

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364液封が生じやすい箇所には安全装置を取り付けるが、アンモニア冷凍装置において使用できない安全装置はどれか。

  1. A圧力逃がし装置
  2. B安全弁
  3. C圧力容器用の安全弁
  4. D破裂板
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正解:D破裂板

液封防止のために安全弁や破裂板を用いるが、可燃性ガスや毒性ガスを冷媒とするアンモニア冷凍装置には破裂板を使用できない。

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