⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

第三種冷凍機械責任者347

問題

フロン排出抑制法に基づく、フルオロカーボン冷凍装置内の不凝縮ガスの適切な排除方法はどれか。

A凝縮器上部の空気抜き弁から直接大気中に放出する。
B水槽などの除害設備に放出し、水に溶解させて処理する。
C装置内の不凝縮ガスを含んだ冷媒を全量回収することによって排除する。✓ 正解
Dガスパージャを使用して、不凝縮ガスだけを大気中に放出する。

正解

C装置内の不凝縮ガスを含んだ冷媒を全量回収することによって排除する。

解説

フロン排出抑制法により、フロン類を大気中にみだりに放出することは禁止されているため、不凝縮ガスを含んだ冷媒ごと全量回収して処理する。

分野解説:⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

実際の装置を動かし、維持するための知識を扱う分野。日常の運転では、圧縮機の吸込み・吐出し圧力と温度、油面と油圧、凝縮温度差、過熱度といった値を読み、正常か異常かを判断する力が問われる。頻出の異常は、不凝縮ガスの混入による凝縮圧力の上昇、冷媒充てん量の過不足、水分混入による膨張弁の氷結、着霜による蒸発圧力の低下、液戻りや液圧縮、油上がり・油戻り不良。長期休止時の冷媒回収(ポンプダウン)や再始動時の手順、冷媒漏えいの点検も出題される。症状から原因を逆算する練習が効くので、「現象→考えられる原因→対処」の形で覚えるとよい。

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第三種冷凍機械責任者について

冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格

主催高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験)
出題形式択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問
試験時間法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40)
受験料9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担
合格基準各科目とも満点の60パーセント程度
難易度★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%)
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