⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

第三種冷凍機械責任者346

問題

水冷凝縮器における不凝縮ガスの存在を確認する手順として、正しいものはどれか。

A圧縮機を全負荷で運転し、吐出しガス温度が130℃を超えているかを確認する。
B圧縮機を停止し冷却水を20〜30分通水した後、高圧圧力計の指示値が冷却水温での冷媒の飽和圧力より高いかを確認する。✓ 正解
C圧縮機を停止して冷却水を遮断し、高圧圧力計の指示値が0MPaになるかを確認する。
D膨張弁を全開にして、サイトグラスに気泡が発生しているかを確認する。

正解

B圧縮機を停止し冷却水を20〜30分通水した後、高圧圧力計の指示値が冷却水温での冷媒の飽和圧力より高いかを確認する。

解説

圧縮機停止状態で冷却水を通水し、凝縮器内の圧力がその水温における冷媒の飽和圧力よりも高ければ不凝縮ガスが存在すると判断できる。

分野解説:⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

実際の装置を動かし、維持するための知識を扱う分野。日常の運転では、圧縮機の吸込み・吐出し圧力と温度、油面と油圧、凝縮温度差、過熱度といった値を読み、正常か異常かを判断する力が問われる。頻出の異常は、不凝縮ガスの混入による凝縮圧力の上昇、冷媒充てん量の過不足、水分混入による膨張弁の氷結、着霜による蒸発圧力の低下、液戻りや液圧縮、油上がり・油戻り不良。長期休止時の冷媒回収(ポンプダウン)や再始動時の手順、冷媒漏えいの点検も出題される。症状から原因を逆算する練習が効くので、「現象→考えられる原因→対処」の形で覚えるとよい。

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第三種冷凍機械責任者について

冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格

主催高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験)
出題形式択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問
試験時間法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40)
受験料9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担
合格基準各科目とも満点の60パーセント程度
難易度★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%)
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