⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

第三種冷凍機械責任者319

問題

圧縮機を始動する際の弁の操作として、正しい手順はどれか。

A吸込み側の止め弁を全開にしてから始動し、その後に吐出し側の止め弁を徐々に開く。
B吐出し側と吸込み側の両方の止め弁を全開にしてから始動する。
C吐出し側と吸込み側の両方の止め弁を全閉にした状態で始動し、同時に徐々に開く。
D吐出し側の止め弁が全開であることを確認して始動し、吸込み側の止め弁を徐々に全開にする。✓ 正解

正解

D吐出し側の止め弁が全開であることを確認して始動し、吸込み側の止め弁を徐々に全開にする。

解説

圧縮機は重大な破壊事故を防ぐため必ず吐出し止め弁を全開にして始動し、液戻りを防ぐため吸込み止め弁は徐々に開く。

分野解説:⑧ 冷凍装置の運転・保守管理

実際の装置を動かし、維持するための知識を扱う分野。日常の運転では、圧縮機の吸込み・吐出し圧力と温度、油面と油圧、凝縮温度差、過熱度といった値を読み、正常か異常かを判断する力が問われる。頻出の異常は、不凝縮ガスの混入による凝縮圧力の上昇、冷媒充てん量の過不足、水分混入による膨張弁の氷結、着霜による蒸発圧力の低下、液戻りや液圧縮、油上がり・油戻り不良。長期休止時の冷媒回収(ポンプダウン)や再始動時の手順、冷媒漏えいの点検も出題される。症状から原因を逆算する練習が効くので、「現象→考えられる原因→対処」の形で覚えるとよい。

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第三種冷凍機械責任者について

冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格

主催高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験)
出題形式択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問
試験時間法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40)
受験料9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担
合格基準各科目とも満点の60パーセント程度
難易度★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%)
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