年金アドバイザー3級 ③ 厚生年金保険・受給権

厚生年金保険の仕組みと受給権の発生・改定を扱う分野です。被保険者資格、標準報酬月額・標準賞与額に基づく保険料、受給権の発生要件や裁定請求の流れを学びます。在職老齢年金による支給調整も頻出です。報酬と保険料・年金額のつながりを意識し、受給権がいつ・どのような条件で生じるかを丁寧に追うことがポイントです。計算問題にも慣れておきましょう。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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76法人の事業所が厚生年金保険の強制適用事業所となるための従業員数の要件として、正しいものはどれか。

  1. A常時1人以上の従業員を使用する
  2. B常時3人以上の従業員を使用する
  3. C常時5人以上の従業員を使用する
  4. D人数にかかわらず任意適用となる
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正解:A常時1人以上の従業員を使用する

法人の事業所は、社長1人だけであっても常時1人以上の従業員を使用していれば強制適用事業所となります。

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77令和4年10月の法改正により、弁護士や税理士などの士業の個人事業所が強制適用事業所となるための要件はどれか。

  1. A常時5人以上の従業員を使用する
  2. B従業員数にかかわらず強制適用
  3. C常時3人以上の従業員を使用する
  4. D従業員の過半数の同意を得る
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正解:A常時5人以上の従業員を使用する

法改正により、弁護士等の士業で常時5人以上の従業員がいる個人の事業所は強制適用事業所に追加されました。

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78任意適用事業所となるための要件として、正しいものはどれか。

  1. A従業員の3分の2以上の同意と都道府県知事の認可
  2. B従業員の過半数の同意と年金事務所長の認可
  3. C従業員全員の同意と日本年金機構の認可
  4. D従業員の2分の1以上の同意と厚生労働大臣の認可
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正解:D従業員の2分の1以上の同意と厚生労働大臣の認可

強制適用でない事業所でも、従業員の2分の1以上の同意を得て厚生労働大臣の認可を受ければ加入できます。

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79常時5人以上の従業員を使用する個人事業の事業主本人の厚生年金保険の被保険者資格について、正しいものはどれか。

  1. A強制的に被保険者となる
  2. B従業員の同意があれば被保険者となる
  3. C任意加入被保険者としてのみ加入できる
  4. D雇用主であるため被保険者になれない
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正解:D雇用主であるため被保険者になれない

個人事業の事業主本人は雇用主であるため、従業員数にかかわらず厚生年金保険の被保険者にはなれません。

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80「日々雇い入れられる人」が厚生年金保険の被保険者となるのは、どのような場合か。

  1. A引き続き14日を超えて使用されることになったとき
  2. B引き続き2ヵ月を超えて使用されることになったとき
  3. C引き続き1ヵ月を超えて使用されることになったとき
  4. D雇用された最初の日から直ちに被保険者となる
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正解:C引き続き1ヵ月を超えて使用されることになったとき

日々雇い入れられる人は原則適用除外ですが、引き続き1ヵ月を超えて使用されることになった時から被保険者となります。

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81パートタイム労働者が被保険者となるための、いわゆる「4分の3基準」の対象となる要件の組み合わせはどれか。

  1. A1週間の所定労働時間と月額の賃金
  2. B1週間の所定労働時間と雇用期間の見込み
  3. C1ヵ月の所定労働日数と雇用期間の見込み
  4. D1週間の所定労働時間と1ヵ月の所定労働日数
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正解:D1週間の所定労働時間と1ヵ月の所定労働日数

「1週間の所定労働時間」と「1ヵ月の所定労働日数」が通常の労働者の4分の3以上であれば被保険者となります。

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82短時間労働者の適用拡大要件における「週の所定労働時間」の基準はどれか。

  1. A20時間以上
  2. B25時間以上
  3. C30時間以上
  4. D15時間以上
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正解:A20時間以上

4分の3基準を満たさない短時間労働者でも、週の所定労働時間が20時間以上等の要件を満たせば適用対象となります。

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83短時間労働者の適用拡大要件における「賃金」の基準はどれか。

  1. A月額6.8万円以上
  2. B月額7.8万円以上
  3. C月額9.8万円以上
  4. D月額8.8万円以上
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正解:D月額8.8万円以上

短時間労働者の適用拡大要件における賃金の基準は、月額8.8万円以上(年収106万円以上)とされています。

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84短時間労働者の適用拡大要件における「勤務期間」の要件(令和4年10月以降)はどれか。

  1. A1ヵ月超見込み
  2. B6ヵ月超見込み
  3. C2ヵ月超見込み
  4. D1年以上見込み
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正解:C2ヵ月超見込み

法改正により、適用基準の勤務期間「1年以上」の要件は「2ヵ月超見込み」へと改正されました。

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85適用事業所以外に勤務する70歳未満の人が任意単独被保険者となる場合の保険料負担について、正しいものはどれか。

  1. A全額を自己負担する
  2. B全額を事業主が負担する
  3. C国が半額を補助する
  4. D事業主と被保険者で折半する
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正解:D事業主と被保険者で折半する

事業主の同意と厚生労働大臣の認可を得て任意単独被保険者となる場合、保険料は労使折半となります。

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86高齢任意加入被保険者となる際、加入について事業主の同意が得られない場合の保険料負担はどうなるか。

  1. A被保険者が全額を負担する
  2. B加入自体が認められない
  3. C事業主が強制的に半額負担させられる
  4. D基礎年金部分のみの負担となる
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正解:A被保険者が全額を負担する

事業主の同意が得られない場合でも本人が保険料の全額を負担することで高齢任意加入被保険者となることができます。

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87国家公務員等に該当する厚生年金保険の被保険者の種別はどれか。

  1. A第2号厚生年金被保険者
  2. B第1号厚生年金被保険者
  3. C第3号厚生年金被保険者
  4. D第4号厚生年金被保険者
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正解:A第2号厚生年金被保険者

一元化後の区分において、国家公務員等は「第2号厚生年金被保険者」に区分されます。

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88厚生年金保険の被保険者資格を喪失する時期として、原則正しいものはどれか。

  1. A退職した日の当日
  2. B退職した日の翌日
  3. C退職した日の前日
  4. D退職した月の末日
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正解:B退職した日の翌日

適用事業所の業務に使用されなくなった日(退職日)の翌日に被保険者の資格を喪失します。

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89厚生年金保険の被保険者が70歳に達した場合の資格喪失日はいつか。

  1. A70歳の誕生日の当日
  2. B70歳の誕生日の翌日
  3. C70歳に達した月の末日
  4. D70歳の誕生日の前日
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正解:D70歳の誕生日の前日

厚生年金保険の資格は、70歳に達した日(誕生日の前日)に喪失します。

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90厚生年金保険の被保険者資格を取得した月に退職し、同一月内に国民年金の資格を取得した場合の被保険者期間の扱いはどうなるか。

  1. A厚生年金保険の資格期間のみが算入される
  2. B最初の資格期間のみが算入される
  3. C両方の資格期間が合算される
  4. D厚生年金保険の資格は算入されない
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正解:D厚生年金保険の資格は算入されない

同一月内に厚生年金の資格を取得・喪失し国民年金の資格を取得した場合、厚生年金の資格はカウントされません。

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91従業員が月末に退職した場合、事業主が給与から控除できる厚生年金保険料として正しいものはどれか。

  1. A退職月の前月分のみ
  2. B退職月の前月分と当月分の2ヵ月分
  3. C退職月の当月分のみ
  4. D退職月の翌月分
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正解:B退職月の前月分と当月分の2ヵ月分

月末退職の場合、資格喪失日は翌月1日となり退職月まで被保険者期間となるため、前月分と当月分の2ヵ月分を控除できます。

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92第1号厚生年金被保険者の保険料率(平成29年9月以降の固定率)はどれか。

  1. A13.58%
  2. B17.35%
  3. C20.15%
  4. D18.30%
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正解:D18.30%

第1号厚生年金被保険者の保険料率は、平成29年9月以降18.30%で固定されています。

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93標準賞与額を決定する際の端数処理として正しいものはどれか。

  1. A1,000円未満の端数を切り捨て
  2. B100円未満の端数を切り捨て
  3. C10,000円未満の端数を切り捨て
  4. D100円未満の端数を四捨五入
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正解:A1,000円未満の端数を切り捨て

標準賞与額は、原則として被保険者が受けた月の賞与額の1,000円未満の端数を切り捨てた額となります。

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94標準賞与額を計算する際、1ヵ月あたりの賦課対象となる上限額はいくらか。

  1. A100万円
  2. B200万円
  3. C150万円
  4. D上限なし
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正解:C150万円

標準賞与額の上限額は1ヵ月につき150万円と規定されています。

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95育児休業等をしている被保険者の保険料免除について、正しいものはどれか。

  1. A被保険者負担分のみが免除される
  2. B事業主負担分のみが免除される
  3. C労使ともに半額に軽減される
  4. D被保険者負担分・事業主負担分ともに全額免除される
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正解:D被保険者負担分・事業主負担分ともに全額免除される

事業主が申出書を提出することで、本人負担分および事業主負担分の保険料が全額免除されます。

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96令和4年10月の法改正による、1ヵ月以下の期間の育児休業における保険料免除要件はどれか。

  1. A同月内に7日以上
  2. B同月内に14日以上
  3. C同月内に10日以上
  4. D同月内に20日以上
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正解:B同月内に14日以上

1ヵ月以下の期間の育児休業であっても、同月内に14日以上であれば保険料が免除されるよう要件が緩和されました。

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97産前産後休業期間中の厚生年金保険料の取り扱いとして、正しいものはどれか。

  1. A申請により被保険者負担分・事業主負担分ともに免除される
  2. B申請にかかわらず自動的に半額が免除される
  3. C免除制度はなく、休業前と同額を納付する
  4. D被保険者負担分のみが免除される
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正解:A申請により被保険者負担分・事業主負担分ともに免除される

次世代育成支援の観点から、申出により産前産後休業期間中の保険料は労使ともに免除されます。

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98子が3歳になるまでの養育期間中に標準報酬月額が低下した場合の特例措置を受けるための要件はどれか。

  1. A特例申出書を提出する必要がある
  2. B自動的に適用されるため手続きは不要である
  3. C所得が一定水準以下の場合に限り適用される
  4. D育児短時間勤務制度の利用が義務付けられている
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正解:A特例申出書を提出する必要がある

標準報酬月額が下がった場合でも、申出書を提出すれば育児休業前と同額の従前標準報酬月額を用いて年金額が計算されます。

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99厚生年金保険の標準報酬月額の等級区分は、下限と上限でどのように定められているか。

  1. A第1級88,000円から第30級590,000円まで
  2. B第1級98,000円から第35級710,000円まで
  3. C第1級88,000円から第32級650,000円まで
  4. D第1級108,000円から第40級850,000円まで
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正解:C第1級88,000円から第32級650,000円まで

標準報酬月額は、第1級の88,000円から第32級の650,000円までの区分に分かれています。

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100通勤手当の標準報酬月額における取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. A報酬には含まれない
  2. B一定の上限額までは報酬に含まれない
  3. C現物支給の場合のみ報酬に含まれる
  4. D全額が報酬に含まれる
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正解:D全額が報酬に含まれる

通勤手当は労働の対償として扱われ、上限額は設けられず全額が標準報酬月額の対象となります。

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101厚生年金保険において、標準報酬月額(標準賞与額ではない)の対象となる賞与はどれか。

  1. A年1回支払われるもの
  2. B年2回支払われるもの
  3. C年3回支払われるもの
  4. D年4回以上支払われるもの
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正解:D年4回以上支払われるもの

年4回以上支払われる賞与等は標準賞与額ではなく、標準報酬月額の対象として扱われます。

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102住宅や食事などの現物支給があった場合、標準報酬月額の算定においてどのように評価されるか。

  1. A都道府県ごとの標準価額によって金銭に換算する
  2. B全国一律の定額で換算する
  3. C実際の購入金額をそのまま算入する
  4. D非課税扱いとし報酬には算入しない
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正解:A都道府県ごとの標準価額によって金銭に換算する

現物支給は、その地方の時価によって都道府県ごとの標準価額が定められており、金銭に換算します。

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103標準報酬月額の「定時決定」を行う際、平均月額を算出するための対象となる期間はどれか。

  1. A1月・2月・3月の3ヵ月間
  2. B7月・8月・9月の3ヵ月間
  3. C4月・5月・6月の3ヵ月間
  4. D10月・11月・12月の3ヵ月間
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正解:C4月・5月・6月の3ヵ月間

定時決定では、4月・5月・6月の3ヵ月間に受けた報酬の平均月額から標準報酬月額を決定します。

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104定時決定によって見直された標準報酬月額が適用される期間は原則としていつからいつまでか。

  1. A当年7月から翌年6月まで
  2. B当年9月から翌年8月まで
  3. C当年8月から翌年7月まで
  4. D当年10月から翌年9月まで
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正解:B当年9月から翌年8月まで

4〜6月の報酬をもとに決定された標準報酬月額は、その年の9月から翌年の8月まで適用されます。

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105標準報酬月額の「随時改定」が行われる要件の1つとして、従前の標準報酬月額と新しい報酬月額との間に生じる等級差はどれか。

  1. A1等級以上
  2. B3等級以上
  3. C額が変動した場合すべて
  4. D2等級以上
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正解:D2等級以上

昇給や降給によって固定的賃金に変動があり、原則として従前と2等級以上の差が生じたときに随時改定が行われます。

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106年金の受給権について、法律で定められた例外を除き、禁止されている行為はどれか。

  1. A他人に譲渡したり担保に供すること
  2. B口座振替による受け取りを指定すること
  3. C受給権の放棄を申し出ること
  4. D代理人による年金請求を行うこと
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正解:A他人に譲渡したり担保に供すること

年金受給権は一身専属の権利であるため、原則として他人に譲渡したり借金の担保に供したりすることはできません。

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107老齢基礎年金や老齢厚生年金に対する課税の取り扱いはどれか。

  1. A全額が非課税となる
  2. B雑所得として所得税が課税される
  3. C事業所得として課税される
  4. D一時所得として課税される
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正解:B雑所得として所得税が課税される

老齢および退職を支給事由とする給付については、原則として雑所得として所得税が課税されます。

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108年金を受給する権利が確定したとき、年金の支給はいつから開始されるか。

  1. A受給権を取得した月の翌月分から支給される
  2. B受給権を取得した月と同月から支給される
  3. C事由発生日から日割りで計算し支給される
  4. D請求手続きを完了した月の翌月分から支給される
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正解:A受給権を取得した月の翌月分から支給される

年金は、受給権を取得した月(発生した月)の翌月分から支給が開始されます。

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109年金の原則的な支払期月(支払われる月)はどれか。

  1. A奇数月(1,3,5,7,9,11月)
  2. B四半期ごと(3,6,9,12月)
  3. C毎年1回(受給権発生月)
  4. D偶数月(2,4,6,8,10,12月)
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正解:D偶数月(2,4,6,8,10,12月)

年金は1年分がまとめて支払われるのではなく、毎年偶数月の6回に分けて前2ヵ月分ずつ支払われます。

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110年金の支払日が15日と定められている場合において、15日が土曜日の場合の実際の支払日はいつになるか。

  1. A13日の木曜日
  2. B16日の日曜日
  3. C14日の金曜日
  4. D17日の月曜日
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正解:C14日の金曜日

支払日の15日が金融機関の休日にあたる場合、支払日はその前営業日(土曜日の場合は14日)となります。

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111各支払期月に支払われる年金額に1円未満の端数が生じた場合、どのように処理されるか。

  1. A端数を切り捨て、翌年2月の支払期に加算する
  2. B常に1円に切り上げる
  3. C四捨五入して支払う
  4. D端数を切り捨てて国庫に納付する
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正解:A端数を切り捨て、翌年2月の支払期に加算する

各支払期月の支払額に1円未満の端数が生じた場合、切り捨てた金額の合計額を翌年2月の支払期に加算します。

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112年金給付などの行政処分に不服がある場合に行う審査請求の期限はいつまでか。

  1. A処分を知った日の翌日から30日以内
  2. B処分を知った日の翌日から60日以内
  3. C処分を知った日の翌日から6ヵ月以内
  4. D処分を知った日の翌日から3ヵ月以内
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正解:D処分を知った日の翌日から3ヵ月以内

審査請求は、その処分を知った日の翌日から3ヵ月以内に地方厚生局の社会保険審査官に対して行う必要があります。

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113年金の未支給年金を請求できる遺族の順位において、配偶者の次に優先されるのは誰か。

  1. A父母
  2. B兄弟姉妹
  3. C
  4. D
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正解:D

未支給年金を受けられる遺族の順位は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順です。

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114平成26年の法改正により拡大された、未支給年金を請求できる遺族の範囲はどこまでか。

  1. A死亡した人と生計を同じくしていた1親等内の親族
  2. B死亡した人と生計を同じくしていた3親等内の親族
  3. C死亡した人と生計を同じくしていた2親等内の親族
  4. D死亡した人の法定相続人全員
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正解:B死亡した人と生計を同じくしていた3親等内の親族

請求できる遺族の範囲は、死亡した人と生計を同じくしていた3親等以内の親族(甥、姪、子の配偶者等)まで拡大されました。

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115公的年金制度における併給調整の基本的な原則を何と呼ぶか。

  1. A1人1年金の原則
  2. B基礎年金優先の原則
  3. C選択受給免除の原則
  4. D複数年金合算の原則
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正解:A1人1年金の原則

2つ以上の受給権を同一の人が取得する場合には、本人の選択により1つの年金を支給する「1人1年金」を原則としています。

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116同一支給事由による給付として、併給が認められる組み合わせはどれか。

  1. A老齢基礎年金と老齢厚生年金
  2. B遺族基礎年金と障害厚生年金
  3. C障害基礎年金と老齢厚生年金
  4. D老齢基礎年金と遺族厚生年金(65歳前)
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正解:A老齢基礎年金と老齢厚生年金

基礎年金と厚生年金は2階建てで1つの年金とされているため、同一の支給事由(老齢と老齢など)であれば併給されます。

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117年金額の物価スライド制の主な目的はどれか。

  1. A受給者の最低生活費を全額保障するため
  2. B現役世代の保険料負担を軽減するため
  3. C経済成長率に合わせて一律に年金額を引き上げるため
  4. D物価変動による年金の実質価値の変動を調整するため
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正解:D物価変動による年金の実質価値の変動を調整するため

完全自動物価スライド制は、物価変動による年金の実質価値の変動を調整し、年金の価値を保つために行われます。

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118国民年金および厚生年金保険の財政計算は、少なくとも何年に一度行われることになっているか。

  1. A1年に一度
  2. B5年に一度
  3. C3年に一度
  4. D10年に一度
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正解:B5年に一度

年金制度では、少なくとも5年に一度の財政計算期ごとに、法改正による保険料と年金額の見直しが行われてきました。

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119年金制度における「旧法」と「新法」の適用を分ける、基礎年金制度が導入された基準日はいつか。

  1. A昭和61年4月1日
  2. B昭和36年4月1日
  3. C平成元年4月1日
  4. D平成12年4月1日
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正解:A昭和61年4月1日

昭和61年4月の基礎年金制度の導入により年金制度が再編成され、導入前を「旧法」、導入後を「新法」と呼びます。

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120昭和61年4月1日の時点で、新法の老齢給付が適用される年齢条件はどれか。

  1. A50歳未満
  2. B65歳未満
  3. C60歳未満
  4. D年齢にかかわらず全員に新法が適用される
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正解:C60歳未満

新法が適用されるのは、原則として法律の施行日である昭和61年4月1日において60歳未満である人です。

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