LPIC レベル2 問題一覧
全676問を8の分野に整理しています。各分野のページでは、問題文・4つの選択肢・正解・解説をすべて無料で確認できます。学びたい分野から選んでください。
クイズモードで挑戦 →① キャパシティプランニングとLinuxカーネル
77問リソース使用状況を測って将来の増強時期を見積もる力と、カーネルそのものを扱う力を問う分野。前半はCPU・メモリ・ディスクI/O・ネットワークI/Oの計測で、iostat、vmstat、sar、ss、lsof、top の出力の読み方が頻出。後半はカーネルのバージョン体系、ソースからのコンパイルとinitrd/initramfsの作成、modprobe・lsmod によるモジュール管理、sysctl や udev によるパラメータ制御が問われる。似た用途のコマンドが何を測っているかの区別でつまずきやすい。
この分野の77問を解説つきで見る →② システムの起動とファイルシステム
114問電源投入からログインまでの流れと、ファイルシステム運用を扱う分野。systemd のユニットとターゲット、systemctl の操作、旧来のSysV initとランレベルの対応が中心で、GRUB やUEFIからの復旧、代替ブートローダの知識も問われる。ファイルシステム側は /etc/fstab の書式、UUIDでのマウント、スワップ、ext4・XFS・Btrfs の作成と保守(mkfs、fsck、tune2fs)、autofs、LUKS暗号化まで幅広い。収録数が最多で、systemd とSysVを覚え分ける点が難所。
この分野の114問を解説つきで見る →③ 高度なストレージ管理とネットワーク
75問ソフトウェアRAIDとLVM、ネットワーク設定を扱う分野。RAIDは mdadm によるRAID 0/1/5 の作成・監視・ディスク交換と /proc/mdstat の読み方、LVMは物理ボリューム・ボリュームグループ・論理ボリュームの三層構造と pv/vg/lv 系コマンド、スナップショットや容量拡張が問われる。加えて hdparm、fstrim、iSCSI接続。ネットワークは ip コマンドによる設定、複数NIC環境のルーティング、tcpdump や nmap での切り分け、resolv.conf の不備の見抜き方が中心。
この分野の75問を解説つきで見る →④ システムメンテナンス
74問日々の運用でサーバーを維持する作業を扱う分野。ソースからのビルドでは tar・gzip・xz での展開、configure と make の流れ、patch の当て方が問われる。バックアップは dd・tar・rsync・mt を使った全体/部分バックアップと検証・リストア、Amanda や Bacula などソリューションの位置づけの理解が必要。さらに、メンテナンス時の告知手段として wall、shutdown のメッセージ、/etc/issue と /etc/motd の使い分けも出る。rsync のオプションや issue と motd の表示タイミングの違いで落としやすい。
この分野の74問を解説つきで見る →⑤ DNS
75問202試験の入口となる名前解決サーバーの分野。BIND 9 を軸に named.conf の構造、options や zone ステートメント、forwarders やキャッシュ専用サーバーの設定を押さえる。ゾーンファイルではSOA・NS・A・CNAME・MX・PTR の役割と書式、シリアル番号の更新、正引きと逆引きの対応が頻出。named-checkconf による構文検証、rndc でのサーバー制御、dig や host での確認も定番。セキュリティ面ではchroot 実行、ゾーン転送の制限、TSIGやDNSSECの基礎が問われる。
この分野の75問を解説つきで見る →⑥ Webサービスとプロキシ
91問Apache を中心としたWebサーバーと、キャッシュプロキシ、nginx を扱う分野。Apache 2.4 では設定ファイルの構造、Listen やバーチャルホスト、ディレクトリ単位のアクセス制御、mod_auth_basic と htpasswd による認証、ログ設定が問われる。HTTPSでは証明書と鍵の配置、SNIによる複数サイト運用が対象。Squid はacl と http_access による許可・拒否の書き方、nginx は基本設定とリバースプロキシの proxy_pass が中心。Apache 2.2 と 2.4 でアクセス制御の記法が変わった点が最大の難所。
この分野の91問を解説つきで見る →⑦ ファイル共有とネットワーククライアントの管理
86問ファイル共有とクライアント環境の集中管理を扱う分野。前半は Samba 4(smbd・nmbd・winbindd)の共有設定で、smb.conf のグローバル/共有セクション、ユーザー管理、smbclient や mount.cifs でのアクセス、NFS のエクスポート設定(/etc/exports、exportfs、showmount)が問われる。後半は dhcpd によるDHCP、PAMの仕組みと各モジュールの役割、sssd、OpenLDAP(slapd)の設定と ldapsearch・ldapadd の操作。認証の流れをPAMとLDAPの両面で追えるかが分かれ目。
この分野の86問を解説つきで見る →⑧ 電子メールサービスとシステムセキュリティ
84問メールサーバーと、ルーター・FTP・SSH・VPNを含むセキュリティの分野。メールでは Postfix を中心にMTAの役割、main.cf の主要設定、エイリアスと転送、メールキューの操作、procmail や Sieve による振り分け、Dovecot によるPOP3/IMAP提供が問われる。セキュリティ側は iptables/ip6tables のフィルタリングとNAT、IPフォワーディングによるルーター構成、vsftpd、OpenSSH の鍵認証とポートフォワーディング、fail2ban や nmap、OpenVPN まで及ぶ。iptables のテーブルとチェインで混乱しやすい。
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