第201問流動床式反応器の特徴として正しいものはどれか。
- A固体触媒が固定され、ガスが層を通過して反応する。
- B固体触媒粒子が流動化した状態でガスと接触して反応を起こす。
- C原料混合物を塔の中間部に供給し、温度差を利用して分離する。
- D液が充填物表面を流れ、蒸気と接触しながら反応する。
高圧ガスの製造に用いる設備・機器の知識を学ぶ分野です。反応器や蒸留塔、超低温容器・二重殻式貯槽、溶接容器、横置円筒形貯槽などの構造と用途、ポンプやシールの仕組みが頻出テーマです。乙種機械の中核となる分野で、各設備がどんな目的でどう使われるかの理解が問われます。設備の名称・構造・用途を一覧で整理し、なぜその構造が必要なのかを機能面から理解すると、現場をイメージしながら効率よく知識を定着させられます。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.鋼板などを冷間加工で成形し、一般的に低圧の液化ガス容器に使用される。
溶接容器は冷間加工と溶接で製造され、一般に低圧の液化ガス用に使用されます。高圧の圧縮ガス用は継ぎ目なし容器です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ガスを溶解した液から溶解成分を取り除き、液を再利用する塔である。
一般的な吸収塔は、ガスを溶解した液から成分を取り除くことで再生し、再び吸収塔で使うことができます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.適正な熱処理が施されれば、接続される管材料と同等以上の強さとすることができる。
突合せ溶接式管継手は、完全溶込みで適正な熱処理を施せば、管材料と同等以上の強度になります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.配管組立時に故意に熱変位と逆向きの変形を与え、運転時の変位を軽減する。
コールドスプリングは、配管組立時に故意に熱変位と逆向きの変形を与え、運転温度に達した際の最大変位を軽減させます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.支持間隔を縮め、固定バンドを用いて強制的に拘束する。
機械的振動に対しては、固有振動との共振を避けるため支持間隔を縮め、固定バンドで強制的に拘束するサポートを設けます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.振動や腐食の激しい箇所や急激な温度変化が生じる箇所への使用は避ける。
差込み溶接式管継手は、振動や腐食が激しい箇所、急激な温度変化が生じる箇所への使用を避けなければなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.送風量を減少させても、バイパスされたガスが再圧縮されるため動力は削減されない。
バイパス方式は吸込み側に戻したガスを再び圧縮するため、送風量を減らしても動力の削減にはなりません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.1段の吐出し圧力が上昇し、2段の吐出し圧力が低下する。
第2段のピストンリングが摩耗すると、高圧ガスが第1段に逆流するため、第1段の圧力は上昇し第2段の圧力は低下します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.吐出し弁を絞りすぎると、揚程が低い側のポンプの吐出し量がゼロになることがある。
特性が異なるポンプの並列運転で配管集合後の吐出し弁を絞ると、揚程の低いポンプが押し負けて吐出し量がゼロになることがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.蒸気圧に関わらず、液中で蒸気圧より低い圧力が生じれば発生するため考慮が必要である。
蒸気圧が大気圧より高くても、液中でその蒸気圧より低い圧力が生じればキャビテーションは発生するため考慮が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ポンプの緊急停止時に急激に停止しなくなるため、水撃作用を緩和できる。
フライホイール効果を大きくすると、電源停止時にも惰性で回り続けるため流速の急変を防ぎ、水撃作用を緩和します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.全揚程と吐出し量が同じでも、吐出し質量が大きくなるため原動機が過負荷になる可能性がある。
揚程や体積流量が同じでも、液の密度が高くなると質量流量が増大するため、原動機に必要な動力が増え過負荷の恐れがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.利用しうるNPSH > 必要NPSH
キャビテーションを防ぐためには、設備側の「利用しうるNPSH」が、ポンプ固有の「必要NPSH」を上回っている必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.シリンダ数の増加により脈動は平均化され小さくなる。
往復ポンプは液の吸込み・吐出しを間欠的に行うため脈動が生じますが、シリンダ数を増やすことで平均化され小さくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.静止接合面に挿入するものをガスケット、運動部に使用するものをパッキンという。
静止接合部に用いるシール部品をガスケット、往復や回転などの摺動部に用いるものをパッキンと呼びます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.多数のボルトを同時に均一に締め付けることができる。
テンション法はボルトテンショナを使用し、油圧等でボルトを引っ張って多数のボルトを同時に均一に締め付けることができます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.高圧気体がわずかに大気中に漏れることが許される圧縮機の軸封装置
ラビリンスシールは、微細なすき間での圧力損失を利用するもので、気体のわずかな漏れが許容される場合に適しています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.わずかな漏れが許される場合に使用され、可燃性や毒性の液体には使用されない。
グランドパッキンは構造上わずかな漏れを許容して潤滑させるため、可燃性や毒性の液体には不向きです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.金属ガスケットは塑性変形するため、昇温過程で高温増し締め(ホットボルティング)を実施する。
金属ガスケットは締付け後の復元力が小さいため、高温配管では温度上昇過程で高温増し締めが必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.軸とリングのすき間に油膜を形成させ、ガス漏れを防ぐためアンモニア等の可燃・毒性ガスに適用できる。
オイルフィルムシールは油膜で完全にガスを封止するため、漏れが許されないアンモニア等のガス圧縮機に適用されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.上下、左右と対称な順番に徐々に締め付け、最後に全ボルトを一周して確認する。
相対締付け法は、片締めを防ぐために対称な順番(十字等)で均等に締め付けていく方法です。一度で規定トルクにはしません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.常温・低圧では炭素鋼のマシンボルト、高温・高圧ではクロムモリブデン鋼のスタッドボルト
一般に、常温・低圧フランジには炭素鋼の六角ボルトが、高温・高圧には強度の高いクロモリ鋼のスタッド(両ねじ)ボルトが使われます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.機器の故障などの引金事象がどのように拡大していくかをツリー状に表現する手法。
ETAは、ポンプ停止などの引金事象から始まり、安全装置や運転員の操作の成功/失敗で事象がどう拡大するかを追う手法です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.解析者が過去の経験のみに基づいて作成した独自のチェックリストで進める。
HAZOPは経験だけに頼らず、「流量」「温度」などのパラメータと「なし」「多い」等の手引用語を組み合わせて系統的に逸脱を洗い出します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.頂上事象から原因を機器や部品の故障レベルまで掘り下げ、発生確率を推算する。
FTAは特定の事故(頂上事象)からAND/ORゲートを用いて原因を遡り、機器の故障確率などから事故発生確率を推算します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.品質のばらつきなどに影響を与える項目を洗い出し、関連するものを系統的に整理する。
特性要因図は、結果(特性)に対する原因(要因)を整理し因果関係を把握するための図であり、確率の算出には使えません。
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