高圧ガス製造保安責任者 乙種機械 ⑥ 保安管理3:電気・保安装置・防災・運転・事故

電気設備・保安装置・防災・運転管理・事故対策を扱う分野です。静電気対策やボンディング、防爆構造、無停電電源装置(UPS)、樹脂製機器の帯電防止など、電気に起因する危険とその対策が頻出します。運転・防災の観点から総合的な保安管理が問われる分野です。静電気の発生メカニズムと具体的な抑制措置を結びつけて理解し、防爆構造や保安装置の役割を整理しておくことが得点につながります。事故を未然に防ぐ視点を意識して学習しましょう。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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251配管や機器に対するボンディングの目的として最も適切なものはどれか。

  1. A絶縁体を間に挟むことで静電気の発生を抑えるため
  2. B設備を大地から絶縁して漏電による火災を防ぐため
  3. C配管内の流体の摩擦を低減して流速を安定させるため
  4. D2つ以上の導体を電気的に接続して相互にほぼ同電位にするため
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正解:D2つ以上の導体を電気的に接続して相互にほぼ同電位にするため

ボンディングは導体同士を電気的に接続し同電位にすることで、電位差による静電気の放電を防止します。

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252非常用電源として用いられる無停電電源装置(UPS)の運用について適切なものはどれか。

  1. A通常時でも常用電源と接続されており停電時に連続して電源を供給する
  2. B停電を検知してから初めて常用電源に接続され電力を供給する
  3. C通常時は完全に切り離し、定期点検時のみ稼働させる
  4. D安全停止には関与せず、非常用照明の点灯のみに用いられる
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正解:A通常時でも常用電源と接続されており停電時に連続して電源を供給する

UPSは通常時でも常用電源と接続されており、停電時に連続的に電源を供給できる装置です。

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253配管内に液体を流す際の静電気発生を抑制するための措置として適切なものはどれか。

  1. A配管内の流速を意図的に速くして滞留を防ぐ
  2. B気体や液体の中の夾雑物をあらかじめ除去する
  3. C絶縁性の高い樹脂配管を優先して使用する
  4. Dノズルから噴出する気体に水滴を混合させる
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正解:B気体や液体の中の夾雑物をあらかじめ除去する

液体や気体の中の夾雑物の除去は、摩擦を減らし静電気の発生を抑制する対策となります。

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254電気設備の非点火防爆構造の特徴として適切なものはどれか。

  1. A可燃性ガスが爆発の危険濃度に頻繁に達する場所での使用に適している
  2. B容器内を保護ガスで加圧し、外部の爆発性ガスの侵入を防ぐ構造である
  3. C通常状態で可燃性物質の発生率が低く、短時間しか存在しない箇所で使用できる
  4. D故障時に電気回路に発生する火花が着火しないようエネルギーを制限した構造である
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正解:C通常状態で可燃性物質の発生率が低く、短時間しか存在しない箇所で使用できる

非点火防爆構造は通常状態で爆発性ガス等の発生率が低く短時間のみ存在する箇所で使われます。頻繁に達する場所には不適です。

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255絶縁状態にあるステンレス製容器とポリエチレン製容器の放電エネルギーの比較について適切なものはどれか。

  1. A蓄積された静電エネルギーが同じ場合、ポリエチレン製からの放電エネルギーの方が大きくなる
  2. B蓄積された静電エネルギーが同じ場合、ステンレス製からの放電エネルギーの方が大きくなる
  3. C材質に関わらず、蓄積された静電エネルギーと放出される放電エネルギーは常に等しくなる
  4. Dポリエチレン製は導体であるため、静電エネルギーのほとんどを放電エネルギーとして開放する
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正解:B蓄積された静電エネルギーが同じ場合、ステンレス製からの放電エネルギーの方が大きくなる

導体のステンレス製はエネルギーの大部分を放電しますが、不導体のポリエチレン製は一部しか放電しないため小さくなります。

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256不導体である樹脂製のホッパーに対する静電気対策として適切なものはどれか。

  1. A静電接地を行っても不導体であるため、静電気を速やかには除去できない
  2. B静電接地を行えば、発生した静電気を速やかに除去できる
  3. Cボンディングを行えば、周囲の金属と同じ速度で静電気が除去される
  4. D樹脂製は帯電しないため、特別な静電気除去の対策は求められない
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正解:A静電接地を行っても不導体であるため、静電気を速やかには除去できない

樹脂製ホッパーは不導体であるため、静電接地をしても発生した静電気を速やかに除去することはできません。

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257液体をノズルから空気中に噴霧した場合の静電気の帯電について適切なものはどれか。

  1. A空気中で拡散するため、液滴が帯電することはない
  2. Bノズルから空気中に噴霧すると、液滴が帯電することがある
  3. C液滴の周囲に水分が付着するため、静電気の発生が完全に抑えられる
  4. D気体に水滴が含まれていると帯電せず、むしろ除電効果をもたらす
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正解:Bノズルから空気中に噴霧すると、液滴が帯電することがある

液体をノズルなどから空気中に噴霧すると液滴が帯電することがあり、気体に水滴が含まれると静電気の発生がみられます。

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258常用電源が停電した場合の非常用電源の設置について適切なものはどれか。

  1. A非常用発電設備が設置されていない場合は、5〜10分間電源を供給できる蓄電池設備が必要である
  2. B非常用発電設備がない場合、約30分間電源を供給できる容量の蓄電池設備が必要である
  3. C設備を安全に停止させるため、非常用発電設備か蓄電池設備のいずれか一方を選択して設置する
  4. D非常用発電設備が設置されている場合は、30分間程度電源を供給できる蓄電池設備が必要である
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正解:B非常用発電設備がない場合、約30分間電源を供給できる容量の蓄電池設備が必要である

非常用発電設備がない場合は約30分間、ある場合は5〜10分間供給できる蓄電池設備が必要であり、蓄電池設備は必須です。

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259破裂板の取り扱いと交換に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A破裂するまで機能が維持されるため、定期的な交換の必要はない
  2. B一度破裂しても部品を再利用できるため、経済的な安全装置である
  3. C雰囲気や温度、圧力などで変質するため、定期的に交換する必要がある
  4. D負圧に対する保護機能はないため、真空状態が想定される設備には用いない
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正解:C雰囲気や温度、圧力などで変質するため、定期的に交換する必要がある

破裂板は雰囲気、温度、圧力などで変質するため、破裂していなくても定期的に交換する必要があります。

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260可燃性ガスや毒性ガスを扱う高圧ガス製造設備に用いる安全弁として適切なものはどれか。

  1. A外部に流体が放出されないようにする密閉型安全弁
  2. B大気中に速やかに放出させるための開放型安全弁
  3. C配管の途中に直接取り付けるスイング式逆止弁
  4. D温度変化で可溶金属が溶解する溶栓式安全弁のみ
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正解:A外部に流体が放出されないようにする密閉型安全弁

可燃性ガスや毒性ガスを扱う設備では、流体が外部に漏れ出ないよう密閉型安全弁を使用します。

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261ポンプの吐出し配管におけるスイング逆止弁の取り付け位置として適切なものはどれか。

  1. A吐出し垂直配管に取り付ける
  2. B吸込み垂直配管に取り付ける
  3. C吐出し水平配管に取り付ける
  4. D吸込み水平配管に取り付ける
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正解:C吐出し水平配管に取り付ける

スイング逆止弁(およびリフト逆止弁)は、ポンプの吐出し水平配管に取り付けます。

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262破裂板とばね式安全弁の比較として適切なものはどれか。

  1. A破裂板はばね式安全弁に比べ、圧力を降下させるまでの時間が長い
  2. B圧力上昇速度が大きい場合は、作動の遅い破裂板よりばね式安全弁が適している
  3. C破裂板は圧力が下がれば自動的に復元して放出が止まる利点がある
  4. D破裂板は内部圧力が降下するまでの時間が短く、圧力上昇が速い場合に効果的である
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正解:D破裂板は内部圧力が降下するまでの時間が短く、圧力上昇が速い場合に効果的である

破裂板は作動後、圧力を降下させるまでの時間が短いため、圧力上昇速度が大きい場合に適しています。

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263溶栓式安全弁の特徴として適切なものはどれか。

  1. A規定温度以上で合金が溶解するため、火災など熱を伴う圧力上昇に有効である
  2. B温度変化を伴わない圧力上昇がある場合の安全装置として単独で有効である
  3. C圧力が下がると溶解した金属が自動的に固まり、再び安全弁として機能する
  4. Dばねの力で弁体を押し付けており、設定圧力で自動的に開閉を繰り返す
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正解:A規定温度以上で合金が溶解するため、火災など熱を伴う圧力上昇に有効である

溶栓式安全弁は温度が上がると可溶金属が溶解して作動するため、火災など温度変化を伴う圧力上昇に有効です。

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264リフト逆止弁の構造と取り付けに関する記述として適切なものはどれか。

  1. A弁座に対し弁体が垂直に作動するため、垂直配管に取り付ける必要がある
  2. B弁座に対し弁体が垂直に作動する構造であるが、水平配管に取り付ける
  3. C弁体がピンを支点にして回転するため、垂直配管と水平配管の両方に使用できる
  4. Dポンプの吸込み側に取り付け、流体の逆流を利用してポンプを保護する
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正解:B弁座に対し弁体が垂直に作動する構造であるが、水平配管に取り付ける

リフト逆止弁は弁体が垂直に作動しますが、スイング逆止弁と同様にポンプの吐出し水平配管に取り付けます。

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265貯槽用緊急遮断装置を作動させる操作場所の設置位置として適切なものはどれか。

  1. A貯槽の外面から5m以上離れ、予想される大量流出に対して十分安全な位置とする
  2. B緊急時に直ちに操作できるよう、貯槽にできる限り近い場所に設置する
  3. C漏えいした液化ガスが外部に流出するのを防ぐため、貯槽の防液堤内に設置する
  4. D貯槽から50m以上離れた中央計器室内に限定し、現場での操作盤は設けない
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正解:A貯槽の外面から5m以上離れ、予想される大量流出に対して十分安全な位置とする

貯槽用緊急遮断装置の操作場所は、貯槽の外面から5m以上(コンビ則では10m以上)の安全な位置とします。防液堤内は誤りです。

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266ガルバニ電池式のガス漏えい検知警報設備の用途として最も適しているものはどれか。

  1. A一酸化炭素の検知
  2. B酸素濃度の測定
  3. C塩素ガスの濃度測定
  4. Dメタン等可燃性ガスの爆発下限界の検知
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正解:B酸素濃度の測定

ガルバニ電池式は、検知ガス中の酸素が電解液中へ溶解して電流が流れる原理を利用し、酸素濃度の測定に用いられます。

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267毒性ガスが漏えいした場合の障壁の配置方針として適切なものはどれか。

  1. A漏えいガスが滞留しないように配置し、速やかに拡散・希釈させるようにする
  2. B漏えいガスが周囲に拡散しないよう、障壁内に長時間滞留するように配置する
  3. C可燃性ガスと同様に、点火源となる電気設備を囲い込むように配置する
  4. D防液堤と一体化させ、気化したガスを全て液化回収できるように密閉構造とする
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正解:A漏えいガスが滞留しないように配置し、速やかに拡散・希釈させるようにする

障壁は、毒性ガスが漏えいした場合に漏えいガスを滞留させないように配置する必要があります。

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268エレベーテッドフレアー(フレアースタック)の燃焼状態に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A噴出ガス流速が燃焼速度より過大になると、火炎が吹き消える(ブローオフ)現象が起きる
  2. B噴出ガス流速が燃焼速度より過大になると、逆火現象が起きやすくなる
  3. C噴出ガス流速が燃焼速度より遅くなると、吹き消え(ブローオフ)が起きる
  4. D噴出ガス流速と燃焼速度の大小関係は、燃焼の安定性に影響を及ぼさない
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正解:A噴出ガス流速が燃焼速度より過大になると、火炎が吹き消える(ブローオフ)現象が起きる

フレアースタックでは、ガスの流速が燃焼速度より過大になると吹き消えが起き、遅くなると逆火が起きやすくなります。

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269液化した毒性ガスの貯槽に設置する防液堤の設計方針として適切なものはどれか。

  1. A漏えい時の蒸発を促進させるため、防液堤内にたまる液の表面積をできる限り大きくする
  2. B万一の点火に備えて、防液堤内部に消火用の大量の水を常時蓄えておく
  3. C防液堤内にたまる液の表面積ができる限り小さくなるように高さを設計する
  4. D作業員の避難経路を確保するため、防液堤の高さは30cm以下に制限する
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正解:C防液堤内にたまる液の表面積ができる限り小さくなるように高さを設計する

液化した毒性ガスの防液堤は、ガスの蒸発量を抑えるためにたまる液の表面積ができる限り小さくなるようにします。

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270空気呼吸器の特徴として、送気式マスクと比較して適切なものはどれか。

  1. Aコンプレッサからホースで送気されるため、作業時間の制約を受けない
  2. B外部からの送気ホースの取り回しに注意が必要で、行動範囲が大きく制限される
  3. C有毒ガスの種類に合わせて吸収缶を交換する必要があり、酸素欠乏場所には使えない
  4. D行動範囲は比較的自由だが、容器内の空気量により時間的な制約を受ける
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正解:D行動範囲は比較的自由だが、容器内の空気量により時間的な制約を受ける

空気呼吸器は背負った容器から給気するため行動は自由ですが、充填されている空気量による時間制限があります。

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271シアン化水素が漏えいまたは廃棄される際の除害措置として適切なものはどれか。

  1. A消石灰を散布して中和させる
  2. B塩酸水溶液を用いる吸収塔を通過させる
  3. Cボイラの燃焼室で完全に燃焼させる
  4. D炭酸ソーダ水溶液で吸収し亜硫酸ソーダを生成させる
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正解:Cボイラの燃焼室で完全に燃焼させる

可燃性であるシアン化水素(HCN)は、ボイラの燃焼室で完全に燃焼させて無害化する措置が適切です。

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272塩素ガスの除害剤として用いる物質として適切なものはどれか。

  1. Aカセイソーダ(水酸化ナトリウム)水溶液
  2. B消石灰(水酸化カルシウム)
  3. C炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)水溶液
  4. D希硫酸水溶液
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正解:B消石灰(水酸化カルシウム)

塩素の除害剤としては消石灰を保有し散布する装置が用いられます。なお、ホスゲンや硫化水素にはカセイソーダ水溶液が使われます。

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273バルブの開閉操作において、操作が非常にかたくて困難な場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A通常よりも柄の長いハンドル廻しを用い、多勢の運転員で力を合わせて開閉する
  2. Bそのバルブに適合したハンドル廻しを使用し、過剰な力を加えないよう操作する
  3. Cハンマーでバルブのスピンドルを直接叩いて固着を物理的に解除する
  4. D配管内の圧力を定格以上に上昇させ、流体の圧力差を利用してバルブを押し開く
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正解:Bそのバルブに適合したハンドル廻しを使用し、過剰な力を加えないよう操作する

操作が困難な場合は適合したハンドル廻しを使用できますが、制限トルクを超える過大な力を加えてはいけません。

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274酸素容器のバルブ操作において留意すべき事項として適切なものはどれか。

  1. A支障をきたす恐れがあるため、バルブの内部には潤滑油を使用しない
  2. B開閉を円滑にするため、定期的に内部に専用の潤滑油を塗布する
  3. C急速な減圧を防ぐため、バルブの出口にグリスを充填しておく
  4. D操作時は常に柄の長いハンドル廻しを使用し、瞬時に全開にする
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正解:A支障をきたす恐れがあるため、バルブの内部には潤滑油を使用しない

酸素容器のバルブに潤滑油などの油脂類を使用すると、酸素と激しく反応し発火・爆発の危険があるため使用しません。

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275低温装置などの外表面への霜着き現象が示唆する状態として適切なものはどれか。

  1. A外部からの熱侵入が遮断され、断熱性能が極めて良好に保たれている
  2. B大気中の湿度が異常に低下し、静電気が発生しやすい環境になっている
  3. C装置内部の低温ガスが漏えいし、局所的に温度が低下している可能性がある
  4. D配管内部の流体温度が上昇し、結露水が蒸発している過程を示している
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正解:C装置内部の低温ガスが漏えいし、局所的に温度が低下している可能性がある

外表面への霜着き現象は、断熱不良や装置内部の低温ガスの漏えいによって起こることがあります。

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276蒸留塔(棚段塔)内の蒸気速度が大きくなった場合に発生する現象として適切なものはどれか。

  1. A飛沫同伴量が増加してフラッディングが発生し、降下液が上段に運ばれる
  2. B降下液量が急増し、塔底液の抜出量が設計値の2倍以上に増大する
  3. C蒸気が液相に吸収されやすくなり、塔内の圧力が急激に低下する
  4. D塔内の温度分布が均一になり、蒸留の分離効率が飛躍的に向上する
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正解:A飛沫同伴量が増加してフラッディングが発生し、降下液が上段に運ばれる

蒸気速度が過大になると飛沫同伴量が増加し、降下液が上段に運ばれるフラッディング現象が発生して運転が困難になります。

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277運転中のフランジからわずかな漏れが発見された場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A漏れを止めるための最も迅速な処置として、直ちに加圧下でボルトの増し締めを行う
  2. B漏れ箇所にパテ状のシール材を塗布し、その上から直接ハンマーでフランジを叩き込む
  3. Cガスケットの弾力性を回復させるため、バーナーでフランジ周辺を均一に加熱する
  4. D加圧下での増し締めは、片締めやボルトの伸びを招き漏えい量を増やす危険があるため避ける
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正解:D加圧下での増し締めは、片締めやボルトの伸びを招き漏えい量を増やす危険があるため避ける

加圧下での増し締めは、片締めやボルト・ガスケットの損傷を引き起こし、漏えい量が増加する危険があります。

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278アンモニアタンクのガス置換における不活性ガスの使用について適切なものはどれか。

  1. Aアンモニア回収後、安価で入手しやすい二酸化炭素を使用して置換を行う
  2. Bアンモニアと反応して無害な水蒸気を生成するため、二酸化炭素を積極的に使用する
  3. C窒素はアンモニアと爆発性混合ガスを形成するため、必ず二酸化炭素で置換する
  4. D微粒子の固形物が生成して配管を閉塞させる恐れがあるため、二酸化炭素は使用しない
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正解:D微粒子の固形物が生成して配管を閉塞させる恐れがあるため、二酸化炭素は使用しない

アンモニアガスと二酸化炭素が反応すると微粒子の炭酸アンモニウムが生成し閉塞の原因となるため、二酸化炭素は使用しません。

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279液化ガス配管におけるバルブの閉止手順として適切なものはどれか。

  1. A配管内の圧力を抜くため、払出し元の出口弁と払出し先の入口弁を同時に閉止する
  2. B払出し先設備の入口弁を閉止した後に、払出し元のポンプの出口弁を閉止する
  3. C払出し元のポンプの出口弁を閉止した後に、払出し先設備の入口弁を閉止する
  4. D払出し元の吸込み弁を最初に閉止し、ポンプを空運転させてから全バルブを閉止する
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正解:C払出し元のポンプの出口弁を閉止した後に、払出し先設備の入口弁を閉止する

液封を防ぐため、払出し先設備の入口弁を閉止する前に、払出し元のポンプの出口弁を先に閉止する。

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280電気火花や衝撃火花が生じる火気工事における安全対策として適切なものはどれか。

  1. A防爆規格の安全工具を使用すれば火花は出ないため、ガス検知は省略できる
  2. B防爆器具や安全工具を使用し、さらに対象設備周辺の可燃性ガス検知を行う
  3. C作業者が静電靴を着用していれば、火気使用許可の手続きなしで工事を行える
  4. D消火器を設置すれば飛散防止対策は不要となり、通常の工具で作業を進められる
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正解:B防爆器具や安全工具を使用し、さらに対象設備周辺の可燃性ガス検知を行う

安全工具等を使用するだけでなく、火気使用許可の手続きや周辺のガス検知を行い、可燃性ガスが滞留していないことを確認します。

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281設備の保全業務を効率的に進めるための「設備の重要度ランク」の判定基準として適切なものはどれか。

  1. A設備の安全性だけでなく、生産性や修復期間・費用などの保全性も含めて総合的に判定する
  2. B近隣の住民や環境への影響が大きい設備の安全性だけで一律に判定する
  3. C機器の購入価格が高いものほど重要度ランクを高く設定し、優先的に点検する
  4. D過去1年以内に突発故障を起こした設備のみを最高ランクに指定する
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正解:A設備の安全性だけでなく、生産性や修復期間・費用などの保全性も含めて総合的に判定する

重要度ランクは安全性だけでなく、生産性や修復期間・費用などの保全性も含めて総合的に判定されます。

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282時間基準保全(TBM)の周期設定に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A故障の有無にかかわらず、設備導入時から一律で10年の周期を設定する
  2. B周期が長すぎればオーバーメンテナンスになり無駄な費用が発生する
  3. C設備が故障した時点を起点として、次回の整備時期を事後的に決定する
  4. D過去の運転実績や同種事例を参考にし、短すぎや長すぎによる弊害を避ける周期を検討する
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正解:D過去の運転実績や同種事例を参考にし、短すぎや長すぎによる弊害を避ける周期を検討する

TBMは周期が短すぎるとオーバーメンテナンス、長すぎると突発故障につながるため、実績等に基づき周期を検討します。

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283可燃性ガスを扱う塔槽の内部作業前のガス置換の手順として適切なものはどれか。

  1. A直ちに空気で置換し、酸素濃度が18〜22 vol%になれば入槽してよい
  2. B不活性ガスで置換して可燃性ガス濃度を確認した後、空気で再置換し酸素濃度を確認する
  3. C水で内部を洗浄した後、可燃性ガス濃度が爆発下限界以下になったかを直接測定する
  4. D不活性ガスで置換し酸素濃度を下げた後、そのまま可燃性ガス濃度を測定せず入槽する
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正解:B不活性ガスで置換して可燃性ガス濃度を確認した後、空気で再置換し酸素濃度を確認する

不活性ガスで置換して可燃性ガス濃度が基準値以下になったことを確認後、空気で再置換して酸素濃度を確認します。

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284可燃性ガス精留塔の内部作業終了後の措置として適切なものはどれか。

  1. A塔内部を空気で満たしたまま仕切板を撤去し、直ちに可燃性ガスを導入する
  2. B仕切板を挿入したまま可燃性ガスを導入し、圧力が規定値に達してから仕切板を引き抜く
  3. C塔内部を不活性ガス(窒素など)で置換し、配管との遮断用仕切板を撤去して運転再開に備える
  4. D可燃性ガスと空気が混合しないよう、塔内を真空状態に保ったまま仕切板を撤去する
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正解:C塔内部を不活性ガス(窒素など)で置換し、配管との遮断用仕切板を撤去して運転再開に備える

内部作業終了後は、塔内部を窒素で置換したうえで仕切板を撤去し、運転再開に備えます。

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285計画事後保全(SBM)の適用対象として一般的なものはどれか。

  1. Aプラント全体を停止させる波及効果を持つ、重要度ランクの極めて高い設備
  2. B故障や性能低下をきたしてから修理を行う前提の、重要度ランクの低い設備
  3. C温度や振動を常時監視し、劣化傾向から寿命を予測して管理する主要設備
  4. Dあらかじめ決められた周期ごとに必ず部品交換を行う必要がある回転機器
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正解:B故障や性能低下をきたしてから修理を行う前提の、重要度ランクの低い設備

計画事後保全(SBM)は寿命まで使い切ることで費用を抑える方式であり、一般に重要度ランクの低い設備に適用されます。

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286状態基準保全(CBM)の概念として最も適切なものはどれか。

  1. A設備が故障してから整備・修理することを前提に管理する方式
  2. Bカレンダーに基づき、劣化の有無に関わらず一定期間ごとに部品を交換する方式
  3. C突発的な故障に備え、予備の機器を常に並列でアイドリング運転させておく方式
  4. D温度や振動などの進行状況を監視・把握し、設備の寿命を予測して次回の整備時期を決める方式
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正解:D温度や振動などの進行状況を監視・把握し、設備の寿命を予測して次回の整備時期を決める方式

CBMは設備の劣化傾向を連続的または定期的に監視し、寿命を予測して次の整備時期を決める予防保全方式です。

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287浸透探傷試験の適用範囲に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A金属だけでなく、プラスチックやセラミックスなどの非金属にも適用できる
  2. B導電性のある金属のみに適用でき、ガラスなどの絶縁体には適用できない
  3. C強磁性体に限定され、オーステナイト系ステンレス鋼には適用できない
  4. D厚肉材料の内部にあるブローホールや微小な空洞の検出に特化している
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正解:A金属だけでなく、プラスチックやセラミックスなどの非金属にも適用できる

浸透探傷試験は金属だけでなく、プラスチック、ガラス、セラミックスなどの非金属にも広く適用できます。

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288定期検査における気密試験の実施時期として一般的なものはどれか。

  1. A配管や計器を取り外した直後の、定期検査の初期段階
  2. B配管や計器などを取り付けた運転開始直前(定期検査の終了段階)
  3. C耐圧試験を実施する前に行い、漏れがないことを確認した上で水圧をかける
  4. D塔槽の内部清掃を行う直前で、内部に堆積物がある状態
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正解:B配管や計器などを取り付けた運転開始直前(定期検査の終了段階)

気密試験は定期検査の終了段階であり、配管や計器等を取り付けた運転開始直前に実施するのが一般的です。

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289アコースティック・エミッション(AE)試験の特徴として適切なものはどれか。

  1. A放射線を用いて材料内部の静的な欠陥を三次元的に画像化する
  2. B時間変化する磁場を与え、渦電流の変化から表面のきずを検出する
  3. C浸透液を表面に塗布し、紫外線ランプの下で微細な割れを発光させる
  4. D材料が変形・破壊するときに放出される音波を検出し、進行中の欠陥をとらえる
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正解:D材料が変形・破壊するときに放出される音波を検出し、進行中の欠陥をとらえる

AE試験は材料に外力が加えられ変形や破壊が生じるときに発生する音波(弾性波)を検知し、進行中の欠陥を検出します。

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290超音波探傷試験の特性に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A材料中における減衰が放射線に比べて大きいため、薄肉の材料の検査にのみ適している
  2. B材料表面の欠陥の検出には適用できず、内部深くの欠陥のみを検出対象とする
  3. C試験体に直接触れずに検査ができるため、高温稼働中の炉内配管の主要な検査手段となる
  4. D波長の短い超音波を使うと指向性が良くなり、欠陥の位置検出精度が高くなる
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正解:D波長の短い超音波を使うと指向性が良くなり、欠陥の位置検出精度が高くなる

波長の短い超音波は指向性が良く欠陥からの反射率も大きいため、位置検出精度が高くなります。

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291渦電流探傷試験(渦流探傷試験)の対象と用途として適切なものはどれか。

  1. A非導体の試験体を対象とし、樹脂パイプの肉厚測定に広く用いられる
  2. B強磁性体のみを対象とし、オーステナイト系ステンレス鋼の検査には使用できない
  3. C厚肉鋼板の深部にある溶接欠陥を検出するための最も一般的な手法である
  4. D導体である試験体を対象とし、熱交換器チューブの割れや腐食の検出などに用いられる
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正解:D導体である試験体を対象とし、熱交換器チューブの割れや腐食の検出などに用いられる

渦電流探傷試験は導体を対象とし、管や棒の表面きず、熱交換器チューブの割れや腐食などの検出に用いられます。

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292厚肉材料の内部欠陥検査における超音波探傷試験と放射線透過試験の比較として適切なものはどれか。

  1. A放射線は材料中での減衰が少ないため、超音波よりも厚肉材料の検査に向いている
  2. B両者とも減衰の程度は同じであり、厚さに関係なく同じ精度で検査が可能である
  3. C超音波は内部の気孔(ブローホール)を透過してしまうため内部欠陥の検査には不適である
  4. D超音波は材料中での減衰が少ないため、放射線よりも厚肉材料の検査に向いている
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正解:D超音波は材料中での減衰が少ないため、放射線よりも厚肉材料の検査に向いている

超音波は放射線に比べて材料中における減衰が少ないため、厚肉の材料の試験に向いています。

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293浸透探傷試験における浸透液の種類と観察方法の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A染色浸透液を用いた場合は、暗い場所で紫外線を照射して欠陥の形状などを観察する
  2. B蛍光浸透液を用いた場合は、明るい場所において肉眼で発光を観察する
  3. C染色浸透液を用いた場合は、明るい場所において肉眼で欠陥の形状などを観察する
  4. D蛍光浸透液を用いた場合は、専用のX線フィルムを密着させて現像する
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正解:C染色浸透液を用いた場合は、明るい場所において肉眼で欠陥の形状などを観察する

染色浸透液は明るい場所で肉眼で観察し、蛍光浸透液は暗い場所で紫外線を照射して蛍光を観察します。

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294ステンレス鋼配管の溶接部外面における応力腐食割れの再発防止策として適切なものはどれか。

  1. A配管サポートとの接触面積を減らし、応力の集中を緩和する
  2. B溶接部の周囲に保温材を密着させ、温度変化をなくす
  3. C管内に不活性ガスをパージして内部からの腐食を防ぐ
  4. D溶接部に保護塗装を施工して塩化物の付着防止を図る
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正解:D溶接部に保護塗装を施工して塩化物の付着防止を図る

外面応力腐食割れの再発防止策として、溶接部に保護塗装を施工し、原因となる塩化物の付着を防止します。

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295ポンプ等で発生するサージングに関する記述として適切なものはどれか。

  1. A非圧縮性流体であっても、ポンプと配管系の固有振動数が共振すると発生する可能性がある
  2. B取り扱う液体が水や油のような非圧縮性流体であれば発生しない
  3. C吐出し弁を全開にして流量を最大にした時にのみ発生する特有の現象である
  4. D液体中に気泡が発生し、それが弾ける際の衝撃によって羽根車が損傷する現象である
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正解:A非圧縮性流体であっても、ポンプと配管系の固有振動数が共振すると発生する可能性がある

非圧縮性流体であっても、ポンプと配管等の固有振動数が共振した場合に自励振動としてサージングが発生する可能性があります。

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296天然ガス再生装置の定常運転中、加熱管の加工時のきずが原因で開口した場合の再発防止策として適切なものはどれか。

  1. A管の加工時における欠陥の検査を強化し、不良品の混入を防ぐ
  2. Bバーナーの燃焼量を下げ、管の表面温度を設計値の半分に保つ
  3. C管の肉厚を薄くし、熱応力が逃げやすい柔軟な構造に変更する
  4. D加熱管内面へのスケール付着を促し、きずを内側から保護する
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正解:A管の加工時における欠陥の検査を強化し、不良品の混入を防ぐ

加工時のきずが原因で開口した場合、加工時における欠陥の検査を強化し未然に防ぐことが適切な対策となります。

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297往復ポンプの流量を増やすための操作として適切なものはどれか。

  1. A吐出し配管のバルブの開度を絞り、背圧を高くする
  2. B吸込み側の液面レベルを下げて、流速を加速させる
  3. Cポンプの回転速度(単位時間あたりの回転数)を上げる
  4. D取り扱う液体の温度を上げて、密度を低下させる
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正解:Cポンプの回転速度(単位時間あたりの回転数)を上げる

容積式である往復ポンプの流量を増やすには、ポンプの回転速度(ストローク数)を上げるのが原則です。

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298遠心ポンプのキャビテーションを防止するための対策として適切なものはどれか。

  1. A液中の気泡を微細化するため、ポンプの回転速度を設計値以上に上げる
  2. B吸込み配管の管径を細くして、ポンプ入口の流速を増加させる
  3. Cポンプ入口で液体が沸騰しないよう、吸込み側の貯槽の液面を高くする
  4. D吐出し弁を完全に閉止した状態で長時間運転し、圧力を蓄える
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正解:Cポンプ入口で液体が沸騰しないよう、吸込み側の貯槽の液面を高くする

キャビテーション防止のためには、有効吸込み揚程(NPSH)を大きくする必要があり、吸込み液面を高くするなどの対策をとります。

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299屋外の炭素鋼配管の配管サポート接触部に雨水が滞留して漏えいが発生した場合の対策として適切なものはどれか。

  1. A雨水を分散させるため、配管サポートと配管との接触面積を増やす
  2. B雨水の滞留を防ぐため、配管サポートと配管との接触面積を減らす
  3. C配管サポートを取り外し、配管を長スパンの空中架線方式に変更する
  4. Dサポート接触部の管厚を削り、水切りを良くする形状に加工する
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正解:B雨水の滞留を防ぐため、配管サポートと配管との接触面積を減らす

雨水の滞留による腐食を防ぐためには、サポートと配管との接触面積を減らして水が溜まりにくくする対策をとります。

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300高圧ガス関係の事故・災害全般の発生推移(2000年以降)に関する記述として適切なものはどれか。

  1. A法規制の強化により、2000年以降現在まで一貫して減少傾向が続いている
  2. B2000年以降は事故件数がゼロに近い状態が維持されている
  3. C2010年頃にかけて増加し、その後減少に転じるなど増減しており、減少傾向が続いているとは言えない
  4. D東日本大震災の年を除き、事故件数は毎年正確に半減している
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正解:C2010年頃にかけて増加し、その後減少に転じるなど増減しており、減少傾向が続いているとは言えない

2000年以降の事故件数は2010年や2011年に大きく増加するなど増減を繰り返しており、一貫して減少しているわけではありません。

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