第251問配管や機器に対するボンディングの目的として最も適切なものはどれか。
- A絶縁体を間に挟むことで静電気の発生を抑えるため
- B設備を大地から絶縁して漏電による火災を防ぐため
- C配管内の流体の摩擦を低減して流速を安定させるため
- D2つ以上の導体を電気的に接続して相互にほぼ同電位にするため
電気設備・保安装置・防災・運転管理・事故対策を扱う分野です。静電気対策やボンディング、防爆構造、無停電電源装置(UPS)、樹脂製機器の帯電防止など、電気に起因する危険とその対策が頻出します。運転・防災の観点から総合的な保安管理が問われる分野です。静電気の発生メカニズムと具体的な抑制措置を結びつけて理解し、防爆構造や保安装置の役割を整理しておくことが得点につながります。事故を未然に防ぐ視点を意識して学習しましょう。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.通常状態で可燃性物質の発生率が低く、短時間しか存在しない箇所で使用できる
非点火防爆構造は通常状態で爆発性ガス等の発生率が低く短時間のみ存在する箇所で使われます。頻繁に達する場所には不適です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.蓄積された静電エネルギーが同じ場合、ステンレス製からの放電エネルギーの方が大きくなる
導体のステンレス製はエネルギーの大部分を放電しますが、不導体のポリエチレン製は一部しか放電しないため小さくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.静電接地を行っても不導体であるため、静電気を速やかには除去できない
樹脂製ホッパーは不導体であるため、静電接地をしても発生した静電気を速やかに除去することはできません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ノズルから空気中に噴霧すると、液滴が帯電することがある
液体をノズルなどから空気中に噴霧すると液滴が帯電することがあり、気体に水滴が含まれると静電気の発生がみられます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.非常用発電設備がない場合、約30分間電源を供給できる容量の蓄電池設備が必要である
非常用発電設備がない場合は約30分間、ある場合は5〜10分間供給できる蓄電池設備が必要であり、蓄電池設備は必須です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.雰囲気や温度、圧力などで変質するため、定期的に交換する必要がある
破裂板は雰囲気、温度、圧力などで変質するため、破裂していなくても定期的に交換する必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.破裂板は内部圧力が降下するまでの時間が短く、圧力上昇が速い場合に効果的である
破裂板は作動後、圧力を降下させるまでの時間が短いため、圧力上昇速度が大きい場合に適しています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.規定温度以上で合金が溶解するため、火災など熱を伴う圧力上昇に有効である
溶栓式安全弁は温度が上がると可溶金属が溶解して作動するため、火災など温度変化を伴う圧力上昇に有効です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.弁座に対し弁体が垂直に作動する構造であるが、水平配管に取り付ける
リフト逆止弁は弁体が垂直に作動しますが、スイング逆止弁と同様にポンプの吐出し水平配管に取り付けます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.貯槽の外面から5m以上離れ、予想される大量流出に対して十分安全な位置とする
貯槽用緊急遮断装置の操作場所は、貯槽の外面から5m以上(コンビ則では10m以上)の安全な位置とします。防液堤内は誤りです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.噴出ガス流速が燃焼速度より過大になると、火炎が吹き消える(ブローオフ)現象が起きる
フレアースタックでは、ガスの流速が燃焼速度より過大になると吹き消えが起き、遅くなると逆火が起きやすくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.防液堤内にたまる液の表面積ができる限り小さくなるように高さを設計する
液化した毒性ガスの防液堤は、ガスの蒸発量を抑えるためにたまる液の表面積ができる限り小さくなるようにします。
この問題の解説ページを開く →正解:D.行動範囲は比較的自由だが、容器内の空気量により時間的な制約を受ける
空気呼吸器は背負った容器から給気するため行動は自由ですが、充填されている空気量による時間制限があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.そのバルブに適合したハンドル廻しを使用し、過剰な力を加えないよう操作する
操作が困難な場合は適合したハンドル廻しを使用できますが、制限トルクを超える過大な力を加えてはいけません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.支障をきたす恐れがあるため、バルブの内部には潤滑油を使用しない
酸素容器のバルブに潤滑油などの油脂類を使用すると、酸素と激しく反応し発火・爆発の危険があるため使用しません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.飛沫同伴量が増加してフラッディングが発生し、降下液が上段に運ばれる
蒸気速度が過大になると飛沫同伴量が増加し、降下液が上段に運ばれるフラッディング現象が発生して運転が困難になります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.加圧下での増し締めは、片締めやボルトの伸びを招き漏えい量を増やす危険があるため避ける
加圧下での増し締めは、片締めやボルト・ガスケットの損傷を引き起こし、漏えい量が増加する危険があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.微粒子の固形物が生成して配管を閉塞させる恐れがあるため、二酸化炭素は使用しない
アンモニアガスと二酸化炭素が反応すると微粒子の炭酸アンモニウムが生成し閉塞の原因となるため、二酸化炭素は使用しません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.払出し元のポンプの出口弁を閉止した後に、払出し先設備の入口弁を閉止する
液封を防ぐため、払出し先設備の入口弁を閉止する前に、払出し元のポンプの出口弁を先に閉止する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.防爆器具や安全工具を使用し、さらに対象設備周辺の可燃性ガス検知を行う
安全工具等を使用するだけでなく、火気使用許可の手続きや周辺のガス検知を行い、可燃性ガスが滞留していないことを確認します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.設備の安全性だけでなく、生産性や修復期間・費用などの保全性も含めて総合的に判定する
重要度ランクは安全性だけでなく、生産性や修復期間・費用などの保全性も含めて総合的に判定されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.過去の運転実績や同種事例を参考にし、短すぎや長すぎによる弊害を避ける周期を検討する
TBMは周期が短すぎるとオーバーメンテナンス、長すぎると突発故障につながるため、実績等に基づき周期を検討します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.不活性ガスで置換して可燃性ガス濃度を確認した後、空気で再置換し酸素濃度を確認する
不活性ガスで置換して可燃性ガス濃度が基準値以下になったことを確認後、空気で再置換して酸素濃度を確認します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.塔内部を不活性ガス(窒素など)で置換し、配管との遮断用仕切板を撤去して運転再開に備える
内部作業終了後は、塔内部を窒素で置換したうえで仕切板を撤去し、運転再開に備えます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.故障や性能低下をきたしてから修理を行う前提の、重要度ランクの低い設備
計画事後保全(SBM)は寿命まで使い切ることで費用を抑える方式であり、一般に重要度ランクの低い設備に適用されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.温度や振動などの進行状況を監視・把握し、設備の寿命を予測して次回の整備時期を決める方式
CBMは設備の劣化傾向を連続的または定期的に監視し、寿命を予測して次の整備時期を決める予防保全方式です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.金属だけでなく、プラスチックやセラミックスなどの非金属にも適用できる
浸透探傷試験は金属だけでなく、プラスチック、ガラス、セラミックスなどの非金属にも広く適用できます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.材料が変形・破壊するときに放出される音波を検出し、進行中の欠陥をとらえる
AE試験は材料に外力が加えられ変形や破壊が生じるときに発生する音波(弾性波)を検知し、進行中の欠陥を検出します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.導体である試験体を対象とし、熱交換器チューブの割れや腐食の検出などに用いられる
渦電流探傷試験は導体を対象とし、管や棒の表面きず、熱交換器チューブの割れや腐食などの検出に用いられます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.超音波は材料中での減衰が少ないため、放射線よりも厚肉材料の検査に向いている
超音波は放射線に比べて材料中における減衰が少ないため、厚肉の材料の試験に向いています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.染色浸透液を用いた場合は、明るい場所において肉眼で欠陥の形状などを観察する
染色浸透液は明るい場所で肉眼で観察し、蛍光浸透液は暗い場所で紫外線を照射して蛍光を観察します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.非圧縮性流体であっても、ポンプと配管系の固有振動数が共振すると発生する可能性がある
非圧縮性流体であっても、ポンプと配管等の固有振動数が共振した場合に自励振動としてサージングが発生する可能性があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.管の加工時における欠陥の検査を強化し、不良品の混入を防ぐ
加工時のきずが原因で開口した場合、加工時における欠陥の検査を強化し未然に防ぐことが適切な対策となります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ポンプ入口で液体が沸騰しないよう、吸込み側の貯槽の液面を高くする
キャビテーション防止のためには、有効吸込み揚程(NPSH)を大きくする必要があり、吸込み液面を高くするなどの対策をとります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.雨水の滞留を防ぐため、配管サポートと配管との接触面積を減らす
雨水の滞留による腐食を防ぐためには、サポートと配管との接触面積を減らして水が溜まりにくくする対策をとります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.2010年頃にかけて増加し、その後減少に転じるなど増減しており、減少傾向が続いているとは言えない
2000年以降の事故件数は2010年や2011年に大きく増加するなど増減を繰り返しており、一貫して減少しているわけではありません。
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